ソレイユ

ソレイユ
SOLEIL
登場作品 ∀ガンダム(作品)
所属 ディアナ・カウンター
搭乗員 ディアナ・ソレル
フィル・アッカマン
ミラン・レックス
艦載機 ゴールドスモー
シルバースモー
ウァッド
武装 メガ粒子砲
対空機銃
ビーム砲
特殊武装 Iフィールド・バリア


【設定】

ディアナ・カウンターの旗艦。
ディアナの移動王宮であり、地球における本営の役割をはたしている。地球帰還作戦が計画された数百年前からナノマシンによる構築が始まっており、建造開始から実際に作られるまでの期間は歴代でもトップクラスに時間がかかっていると思われる。

見た目は亀の背中に艦橋をのっけたような少しかわいいデザイン。ガンダムシリーズでは異色の戦艦だがIフィールド・バリアを搭載していたりと、かなりの高スペックである(∀の設定を考えれば当然だが)。大気圏内の移動は出来るようだが、衛星軌道に進出するには外付けのブースターが必要である。

ちなみにソレイユはフランス語で太陽の意味。月の女王の乗る船が太陽とは何とも皮肉だが、ディアナ様は皆の太陽ということだろう。


【武装】

メガ粒子砲

艦橋全面から発射するメガ粒子砲。ゲームなどでは虹色の様な他のガンダム作品では見た事のないエフェクトがかかっている。

対空機銃

艦のいたるところに設置されている対空機銃。

ビーム砲

艦の4か所(亀の手足)に設置されているビーム砲。

【特殊武装】

Iフィールド・バリア

∀ガンダムと同様にビーム以外も防御可能と思われ、月光蝶に対してもある程度は対応できる模様。


【原作での活躍】

かわいい見た目からは似つかわしくない位の武装を持つ戦艦だが、戦闘への参加はディアナが平和的な作戦を望んだためほとんどなく、最後のギンガナム隊との対戦位である。その際はディアナ・カウンターとミリシャとの連合軍の旗艦の役割を果たしており、ターンXの月光蝶をバリアで防いでいる。


【搭乗員】

ディアナ・ソレル

CV:高橋 理恵子

月を統治する女王にして、ソレル家の当主。
見た目は若いが、1~2年の公務と100年単位のコールドスリープを繰り返している為、実際は長い時を生きている。
地球帰還民のロラン・セアックが仕えていたハイム家の令嬢キエルと瓜二つであるが、血縁関係などは一切ない(本編では肌や瞳が若干違うがこれは視聴者のためのものであり設定上はその違いもない)。

女王様らしく高潔で神々しい感じもするがお茶目な一面もある(そもそもそうでなければキエルと入れ替わらない)。過去にも地球に来たことがありその際にはウィル・ゲイムと恋仲になっており、本編では彼の子孫に会っている。
世間知らずなところもあるが実際に自分で現場を見て学び変われる人である。また民を思う気持ちは本物で地球帰還作戦も出来る限り平和的に行おうとしていた。

最後はキエルと入れ替わり地球で隠居生活を送ることを選ぶが、これは冷凍睡眠を繰り返し既に体が限界を向かえていたためと言われている。また一緒に余生を過ごす人としてロランを選んでいる。隠居後ディアナは左手薬指に指輪しており(ロランはしていない)最後の二人の関係を含めてその後どうなったかの考察は人それぞれ色んな考えを膨らませたくなるだろう。

【原作名台詞】

  • 「よしなに」
    • 「良い具合になるように」「よろしく」という意味の言葉。

  • 「ガンダムにおヒゲがありますか? ありません! 時代は違ったのですから、お前の任務は終了しております。命令に従わないなら私が処刑します」
    • ∀ガンダムをロランごと溶岩の底へ叩きこもうとしたコレンを止めるべく叫んだ台詞。∀以前からあるSDガンダムシリーズには髭を生やしたガンダムが多いのだが

  • 「私は、今度の地球帰りで死にたかったのです。年を取り、死ぬ人生だからこそ、生の喜びがある…その喜びを、一人でも多くのムーンレイスに知らせたかった…私のエゴだったのでしょうか…」
    • ディアナが語る地球帰還作戦の真意。人工冬眠を繰り返し生き続けるムーンレィス達に「自然に触れて、人間としてごく当たり前の人生を送り、生きる喜びを感じてほしい」というものだった。

  • ディアナ「私は地球で、花を咲かせるにも血と肉が必要なのだと学びましたが、私は300年前に大罪を犯したのでしょう」
    キエル「ならば、ここでもうひとつの大罪を犯し、地球人とムーンレィスの暴走の果ての無残さを示しましょう」
    ディアナ&キエル「死にませい!
    • 「地球帰還作戦のせいでムーンレィス達の闘争本能が刺激され、戦争が引き起こされた。そんな連中は排除するしかない」と批判する穏健派のアグリッパ・メンテナーと対立。仮に月に居続けてもいずれ地球人達との接触は避けられなかった事を分かっていたディアナとキエルは、責任を認めたうえでアグリッパとの和解を諦め彼を殺害しようとする。
    • ディアナもキエルも決して清廉潔白ではなく、万が一の時は自らの手を汚す事も厭わない強い覚悟を持っている人物である事が窺える場面だが、妙に上品な言い方が印象に残る。
    • 結局、アグリッパはディアナが罪を犯す事を良しとしないミーム・ミドガルドが、アグリッパへの報復を兼ねて射殺した。

  • 「ソレイユは落ちてもよい、全バリアーを放出。月光蝶の拡散を少しでも食い止めよ!」
    • 最終決戦。黒歴史の再来とそれにより引き起こされる悲劇を止めるために、自らの犠牲も覚悟の上で月光蝶の被害を抑えるべく尽力する。

  • 「美味しかったわね…」
    • 月には戻らず、地球でロランとの隠居生活を選んだディアナ。そんなロランの作ったスープの感想。
    • 人工冬眠の後遺症で身体は衰えており、声も掠れてしまっている。ディアナももう余命幾許もない事を示唆している、なんとも悲しい台詞である…


フィル・アッカマン

CV:小山 剛志

第1次帰還船団の現場指揮官。「部下のポゥ・エイジとよく一緒にいる怖そうな人」と説明すれば本編を見た人は分かるはず。
こんな彼だが、ポゥには不器用ながら優しさを見せている。

ミリシャとの和平交渉の途中で上官が暗殺され、代わって指揮官となった彼は地球人を「蛮族」とみなし、徹底抗戦の姿勢を取る。
穏健派のディアナに反目し造反するが、再び忠誠を誓う。

ちなみにこのキャラクター、今では有名声優の小山氏のデビュー作である。
ロランの朴氏といい何かと凄い作品である。


ミラン・レックス

CV:曽我部 和恭(TV版)、松永 英晃(劇場版)

ディアナの副官で執政官。
フィル達と共にディアナを裏切るが再び忠誠を誓う。

前述のフィルもそうだがディアナカウンターは裏切ったにもかかわらず特に目立ったお咎めもなく、皆何食わぬ顔で再びディアナに忠誠を誓っておりモヤっとする人も多いはず。


【ゲーム内での活躍】

ガンガン、NEXT

ステージの背景で登場している。


【その他の活躍】

SDガンダムGジェネレーション

後のアークエンジェルプトレマイオス2改と同様、高額だがIフィールドによるビームバリアを持つ高性能艦として登場。5×5の正方形になっている。

『DS』ではディアナ達は黒歴史の発生を未然に防ぐために未来からやってきた未来人というトンデモ設定を引っ提げて登場。
モードによって変わるが、バスク・オムが放った核ミサイルを消滅させたり、星の屑作戦コロニーを押し戻して消滅させるという衝撃の展開を見せながら現れる。
ただ、ディアナ達が現れる前に派遣されたムーンレィスの先遣隊がギレン・ザビに捕まり、黒歴史のデータの一部を奪われたため、多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた強化人間レギオン達と専用機センチュリオが生み出される事になった。
平成ガンダムルートではフィル・アッカマンを生存させないとソレイユが使用不能になり母艦がアルマイヤーに変わる。


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最終更新:2023年08月30日 18:19
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