ネーデルガンダム NETHER GUNDAM |
登場作品 |
機動武闘伝Gガンダム |
型式番号 |
GF13-066NO |
全高 |
17.0m |
重量 |
8.1t |
所属 |
ネオオランダ |
武装 |
巨大風車 メガビーム砲 |
必殺技 |
ネーデルタイフーン |
搭乗者 |
ルドガー・バーホーベン |
【設定】
ネオオランダ代表のモビルファイター。
胸の風車に顔と手足が付いたような形をしており風車型と人型を使い分けて戦う他、脚部を収納して機体下部に羽根を展開することで飛行も可能。
【武装・必殺技】
巨大風車
胸部に装備されている巨大な風車。
風車小屋にカモフラージュする、飛行するためのプロペラ代わり、など様々な機能を持つ。
メガビーム砲
全身の各部に10門装備する。
ネーデルタイフーン
巨大風車を高速回転させて竜巻を発生させる必殺技。
【原作の活躍】
サバイバルイレブンの11か月間では風車群に紛れて風車小屋形態で偽装しファイトを回避するという、ガンダムファイトの規模やファイター達が背負って戦う物を考えると普通なら思いつかないコロンブスの卵的な作戦で生き残る。
このような奇策で決勝進出を目指した理由は劇中では語られなかったが、サバイバルイレブンは生き残る事自体が困難であり、公式サイトでは「損傷を回避し、決勝への体力を温存するという作戦」と説明されている。代理戦争という見方では合理的かもしれない。
今川監督監修、作画キャラデザ原案の島本氏による「超級!」では「決勝トーナメント進出して目立つことに意義を見出す国もある」という事になった。
…が、さすがに実力で勝ち残った他国ファイターには叶わず決勝トーナメントであっさり敗退。
その唯一の見せ場も優勝候補筆頭のゼウスガンダムに必殺のネーデルタイフーンを完璧に受け流されつつ撃破されるという見事なまでの噛ませっぷりであった。
終盤の
デビルガンダムコロニー戦ではネオオランダコロニーに存在したMk-2〜Mk-40の同型機が登場して一斉に出撃した。
前述したサバイバルイレブンでのネオオランダ陣営の作戦を考えると、もしかしたら本戦で機体が損傷した時の予備で、こっそりすり替えるつもりだったのかもしれない。
【搭乗者】
ルドガー・バーホーベン
CV:岡 和男
ネオオランダ代表のガンダムファイター。
予選を戦わず決勝にコマを進める策略家であったが、武道家としては未知数。
【VS.シリーズの活躍】
ガンダムVS.ガンダム
本編では全く絡みがない
ゴッドガンダムのアシストとして登場。
2体のネーデルガンダムがゴッドガンダムの左右に出現しネーデルタイフーン(見た目は旋風)を飛ばす。
迎撃によし、着地取りによし、追撃をかけて高火力コンボを叩き込める、使用回数が多い等ゴッドが7強に入る理由の一つとなっている。
ガンダムVS.ガンダム NEXT
ガンダムVS.ガンダム NEXT PLUS
NEXT-PLUSモードでCPU専用機として登場するが特に何もしない。
「制限時間内に
ステージ全体に大量に設置された本機を破壊する」というミッションでは、一定時間棒立ちだがだんだんと空に向かって離脱を図ってくる。
デビルガンダム戦を意識したのだろうが大量の本機が一斉に空に飛んでいく様は結構シュール。
あと、ここに核やライザーソードのような広範囲攻撃をぶち込んだ時の爽快感も結構なもの。
【その他の活躍】
第45話「裏切りのグエン」にて
グエン卿が月から奪った黒歴史のデータにネーデルガンダムらしき画像が映る(他には
風雲再起も)。
場面としては一瞬なのだがネーデルガンダムのインパクトのあるデザインでGガンを知っている人なら間違いなく気づくはず。
もしグエン卿の計画が上手くいっていたら∀ワールドで活躍するネーデルガンダムが見れたかもしれない。
第12話の第7回ガンプラバトル選手権世界大会予選第2ピリオドのバトルロワイヤルにて、
スタービルドストライクガンダムが1/48メガサイズモデルの
ザクIIに立ち向かう姿を、
戦国アストレイ頑駄無の
ニルス・ニールセンが「愚かだ…風車に挑むドン・キホーテのような行為」と例える。
その際、ドン・キホーテがスタービルドストライクにフェードチェンジしたのだが、
風車こと風車形態のネーデルガンダムがザクIIに変化するという謎の演出役として登場。
「いやまぁ確かに風車だけどさwww」という感想で溢れ返ったのは言うまでもない。
ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ
暴走した人工結晶体に操られたガンプラとして登場。
ベアッガイPの腕部ビーム砲で撃墜され、羽根を
高機動型ザクII等を撃墜するためのブーメランとして利用された。
【余談】
ネーデル(NETHER)の名はオランダの公式英語表記である「Netherlands」が由来となっている。
国名そのものはいけなかったのか、英語版では「Hurricane Gundam(ハリケーン
ガンダム)」という名称に変更された。
上記の活躍のようにちょっと目立つくらいのネタガンダムだった…のだが、2016年夏に長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」においてガンダム関連のアトラクションを設置した際にオランダ繋がりでパーク全体に隠された10体のネーデルガンダムを探す「ネーデルガンダムを探せ!」というイベントの主役(?)に抜擢された。
世の中何が注目されるかわからない物である。
最終更新:2023年08月13日 01:20