巷のうわさ話
豆知識(PCが知ってるかどうかは知識判定が必要クラスの情報)
略語関連
冒険者は様々な略語を使う。それは暗号化のためだったり、戦闘中わずかな単語で意思疎通を行う為であったり、単純に長すぎる言葉を省略する為や格好をつける為だったりする
鉱物系(ギルドの略称)
主にギルドの名を指すことが多い。この時代、最も有名な冒険者ギルド「完璧な黄金」に憧れた者や対抗意識を持った者が類似する名前をつけたことが多いためである。
黄金:
一般的には「完璧なる黄金」を指す。が、他に「混沌なる黄金」など幾つか“黄金”を含むギルドが多いため、あまり使われない。
最近はあまり活動を聞かない為に引退したのでは?との噂も流れている。
銀:
「完璧なる黄金」に憧れたものの、同じ黄金を名乗るにはおこがましい。と考えたメンバーたちで創設されたギルド「銀」の事。
現在は「完璧なる黄金」に並ぶほどの知名度であるが、残念ながら解散している。
一人は、旅の途中に知り合った某国姫と結婚。入り婿として国王になっている。一人は新たなギルドを設立、現在も活躍中。
一人は吟遊詩人として、かつての仲間の詩を歌いながら旅を続けている。その他のメンバーのその後は謎とされている。
銅:
さらに「銀」に憧れて出来た、最近知名度を上げているギルド。バランスよく構成され、どんな仕事もソツなくこなすが逆にこれと言った話題性がなく、吟遊詩人たちからはあまり好まれていない。
鋼:
主に前衛系のメンバーばかりで構成された非常に珍しいギルド。秘術士も僧侶も鎧を着込んで敵と切り結ぶ事で有名。探索よりは戦闘を得意とする。
黄金の夜明け:
最近、帝国領を中心に名を挙げている新興ギルド。確かな実力で数々のミッションを達成している。
報酬にうるさいとの噂もあり、依頼人はもっぱら金持ちや貴族ばかりだという。
報酬のほとんどは必要経費及び次のミッションへの先行投資(装備やマジックアイテムの購入)に充てられているらしく、
リーダーのクレリックを始め、メンバー装備が頻繁に代わることでも有名。
Bright Wings:
最近名を挙げている新興勢力の一つ。
奇異な特徴を備えたメンバーの外見(少年騎士、神官少女、半鬼に中年男性)と裏腹に実戦で鍛えたチームワークで数々の依頼をこなしている。
それぞれが異なる目的の為に旅をしており、一時的に行動を共にしてるとのことだが、並のギルドよりもずっと息が合っていると評判である。
etc
宝石系(ジェムの英雄)
本来の職業とかけ離れた力を持つ異能者達を指すことが多い。神々の寵愛を受けた、悪魔の血を引いてる、単なるマルチクラスを隠しているだけ、など様々な説がある。
なお、ほとんどは伝承上で語られるのみで目撃されたと言う話はあまりない。また、その名の宝石からのイメージと合わないと言われる者も多く、謎に包まれた存在である。
翡翠(ジェイド):
毒の象徴。特に一般的ではない特別な効能を発揮する毒の使い手たちに関せられることが多い。
歴代の「翡翠」の中には、“能力値にダメージを与えた”、“どんな薬も高位の癒しも通用しない傷口を作った”など恐るべき伝承が伝わっている
紫水晶(アメジスト):
先の大戦を休戦に持ち込んだ英雄の一人。(その後、この名を関するものはいない)名は伝わっていないが、“素手で異界の不死者を打ち倒した”
“たった一人で対立する善竜と悪竜の前面衝突を収めた”“白い羽を生やして空を飛んだ”“あらゆる魔法に抵抗できた”等、
現在の冒険者の力量ではとても考えられない伝説を残しているが名前や生い立ち、最期など不明な点が多い。
最も有名な“空想上の人物”とされている
琥珀(アンバー):
キアードの神官戦士団に代々一人いると言われ、神々から預かりし宝玉を使い、天変地異を起こすといわれる聖戦士。
が、正体は公にされておらず、教会のプロパガンダの為の作り話とも言われている。
蒼玉(サファイア):
「嵐の乗り手」とも言われ、飛行乗騎に乗り、雷を操る能力者と言われる。この話を聞いてすぐに浮かぶのはストームロード上級クラスであるが、
このクラスで得られる力を遥かに超える威力や全く異なる能力を使うことも多く、「ストームカイザー」の別称でも呼ばれている。
数少ない、現在存在が確認されている存在。現在この名を関するのは青竜の乗り手“蒼玉の暴君 ライザー”である。
藍玉(アクアマリン):
最も優れた弓手に与えられる称号。大戦期にその名を残す吟遊詩人にして弓の達人、アクアの名から取られたと言われる。
彼女の放つ矢は狙った敵にに合わせて最適な属性に変化し、常に最大ダメージを与える力により王国建国を支えた一人として名を残している。
現在はアマルガム王国正規軍遊撃部隊、通称「ファントム隊」隊長ジル氏(バレルの父)がこの名を継いでいる。
幻の秘宝
いわゆる伝説の武器や強力な魔道具など、名は良く聞くが、実物にお目にかかった者は居ないとされる唯一無二の存在。
少数ながらその存在が確認されいてる物もあるが、話に聞くような「真の力」を目撃した者は居ないために、それが本物であるとの証明はされていない
“オーブ”(元素の宝珠):
過去数度に渡り歴史に顔を出した神々が作り出したとされる宝珠。4種類の宝珠があり、それぞれ地・水・火・風に対応しており、
神々に認められた勇者が願えば、その元素の力を自在に操れたと言う。水の宝珠はたった一人で敵の船団を大渦潮に飲み込ませ、
風の宝珠は生み出した竜巻でドラゴン達の翼を易々と切り裂き、地上に落下させたと言う。
かつての「妖魔大戦」すらも、実はこのオーブを欲した者同士の大陸を巻き込んだ奪い合いであり、「宝珠大戦」と呼ぶべきだとの、
持論を語る学者もいる。
基本的には宝珠(オーブ)とはその中に魔力を宿した宝石全般を指すが、特別に“宝珠”と言うときはこの元素のオーブを指す。
なお、現在は全ての宝珠の行方が不明である。
ペルペテュエル(蘇る角):
大陸全土にその名を轟かす英雄レナードの所持するレリック(神々からの贈り物)にして、伝承では炎の巨人続の王がその証として持ち続けたと言われる大型のランス。
彼が何処でこの武器を入手したかは定かではないが、その穂先から噴き出す炎を身にまとい、愛馬と共に敵陣に突撃する姿は伝説の再現と言われており、
この槍を贋物だと否定するものはほとんどいない。
だが、その名の由来である真の能力(老赤竜の角を材料に作り出されたこの槍には強い生命力が宿っており、どれほどひどく折られ、曲げられようと時が経てば元通りに戻る)
の発現を見た者はいない。レナードの手にあって、この槍を折れる者など皆無だからである。
大通連・小通連(対なる御刀):
昔、とある戦巫女が所持していたと言う神剣。彼女が使える凶ツ神が与えたと言う。如何なる力を持っていたかは不明である。
まゆつば話
いわゆる作り話。根拠も無く、どう考えても妄想の域を出ないにもかかわらず、なぜか語り継がれている。実在が確認できれば大いなる発見となるだろう。
(ただし、その瞬間に世界が滅亡するようなモノも含まれているのだが…)
???(成長する武器):
この世界のどこかには、持ち主の技量や技に応じて姿や性能を変化させる武器があると言う噂がある。
使い手の技量が高ければ高いほど、より強い効果を発揮すると言われているが…目撃例も過去の記録にも残っていないそれらの武器の効果は、
常識で考えれば現存するあらゆる魔法道具はおろか、伝承に名を残すレリックやアーティファクトにも存在しないことを考えればありえない存在である事は明らかである。
恐らくは、同じ武器でも使い手の腕次第で異なる結果を及ぼせること、特殊な力を武器に付与する英雄がいた事を元に作られた御伽話であろう…
イクスブラウ(無限の空):
???(北方に住むエルフの少数民族に伝わる伝承。彼らの危機に際し、信仰する女神がもたらす救いの力と言われているがそれがどんなものであるかは不明。)
パラダイス・ロスト(失楽園):
妖魔大戦の終戦間際にまことしやかに流れた噂で妖魔軍の切り札だったと言われている。結局使われることは無く、休戦を迎えたわけだが
この言葉を口にした妖魔の指揮官の自信に溢れた態度から、ただのはったりでは無かったと推測されている。
法王庁は休戦直後から今日に至るまで「かの存在」の正体を暴き、その脅威を取り除くための調査を続けていると言う。
ミッシングX(失われし王の遺産):
アマルガム王国は帝国制崩壊直後、皇帝の遠縁の貴族(とその支持者達)が立ち上げた国とされているが、その影で一部の勢力が暗躍したと言われている。
その理由として、(帝国の)最終皇帝崩御から(新王国の)初代国王誕生までに空白の数年間があると言う説がある為である。
大陸全土が揺れていた時代、様々な情報操作や混乱が招いた結果の記録のズレと言われているが。今なお、その間に立ち両者を繋いだ知られざる王の存在を
根強く肯定する者たちがいる。
彼らが言うにはそれは天の御使いであり、とあるアーティファクトを用いて帝国を滅ぼした脅威を払い、新たなる国を興して去っていったのだ、と。
そしてそのアーティファクトは、この国のどこかで今も王国の流れを見守り続けているのだ、とも。
最終更新:2009年09月15日 23:33