第4章 競技会
パラディンのグロウを加えた一行はカインの勧めで冒険者の競技会が開催される町に立ち寄った。
メンバーで協議の結果ギルド名をブレッシングオアシス(祝福の泉)として、個人競技および団体競技に参加することを決める。
1日目
イブキ:ゴーレムファイト
バレル:トラップレース
2日目
グロウ:馬上槍試合(イブキセコンド)
エリシャ:剣闘
イブキはゴーレムファイトにて、参加者も少なかったことから決勝戦まで勝ち進むも、ウッドゴーレムとストーンゴーレム、および支援系呪文のクラス差を克服できず敗退する。
試合後に対戦相手を確認すると、一向に合流するまでグロウと同行していたコード神クレリックのグレーゼンであった。
バレルはトラップレースにて善戦するも最後のダッシュ勝負で破れこちらも2位となった。
グロウはイブキの的確な呪文支援とアドバイスを受け善戦するも、出場者も多く倍率の高い競技であるため3位となる。
エリシャは観客を味方につけ決勝戦まで進出するも、当代随一のソードダンサー、デルゥーシュのゼザラとの圧倒的な実力差の前に決勝戦で敗れる。
競技会二日目終了時に運営側よりデック・オブ・メニー・シングスを引ける権利が与えられることを告げられる。
これに対しイブキ以外の3人が挑戦を表明する。
エリシャ:望む能力地ひとつに体得ボーナス+2
バレル:所持する魔法のアイテムをすべて失う。
グロウ:5万GP相当の宝石を得る
3日目はチームごとに協議用の人口ダンジョンに潜り、いち早くゴールにたどり着いた2チームが戦うというもの。
ダンジョンを進む中で遭遇したダイアアニマルは一匹をカームアニマル呪文によりなだめ、もう一匹はある程度のダメージを与えた上で、継戦の意味が無いことを諭すことで命を奪うことなく、かつ短時間での撃退に成功する。
(イブキはコボルト退治の際に出会い救えなかった狼の群れを思い出し自尊の成長を少し実感する)
しかし、そもそもダンジョンへの進入順が遅く待ち時間を消費してしまったこと、誤った道を進み他の入り口にたどり着いてしまったことから、ゴールにたどり着いた際にはすでに先着2チームによる決勝戦が終わってしまっており、さらには決着の直後に妖魔軍が襲撃してきたという状況だった。
決勝戦の開始時に下げられた鉄格子を持ち上げ襲撃に対処しようとしたとき、目の前に魔方陣が展開する。
魔方陣からは七つの頭を持った蛇のようなクリーチャーが出現したが、地下からあがってきた一行には背を向ける形で招来?招請?されていた。
即座に七頭蛇を取り囲み攻撃を行うも、一度に襲い来る七つの首の攻撃力の前にエリシャとミグカリバーがダメージを受けるも、隙を見せると即座に七つの首が襲い来るため、傷を癒すことができず、次の攻撃を受ければ危ないという状況に陥ってしまった。
そのとき、イブキが今回の武器攻撃主体編成の特性に合わせて準備した、マス・スネーク・スウィフトネスを発動。
七頭蛇を囲むメンバー全員に一回の追加攻撃機会を発生させ集中攻撃をかけることで、一気に倒すことに成功する。
運営側からは妖魔軍の撃退に尽力した功績として、団体競技の第3位相当の褒章を受け取り、再度デック・オブ・メニー・シングスを使用する権利も授かる。
このとき挑戦したのはエリシャとカインだけだったが、エリシャはすべての財産を失うカードを引き、協議会で得た物も含めすべてを失った上、全裸姿を晒してしまう。
一方カインはウィッシュ5回分の活動権を得て筋力に対して+5の体得ボーナスを得た。
妖魔軍撃退の際に魔権の力を解放した反動で動けないカインを馬に乗せ、無事キアードまで辿り着いた一行は国王への謁見準備もかねて、それぞれに装備などを整える。
- イブキはグロウに2000GP借りた
- バレルはグロウに2000GP借りた
- エリシャはグロウに4000GP借りた
現在のPT資金3150GP
ここでイブキは前々から欲しいと思っていた、バッグ・オブ・トリック(タン)を入手する。
需要が少ないため流通量も少なく、見つけたものは一般的なデザインとは少し異なる形状をしていたが、機能的にはまったく問題が無かったため購入した。
(肩に乗せられるような饅頭型をしていて、大きな目と口がついた顔のような模様が描かれている。アイテム起動の合言葉は"キングスカッシャー”らしく、口のように見える部分から球体を取り出して合言葉を唱えながら投げることで玉が動物に変化する)
↑DM不許可なら削除ヨロ
↑良いけど俺はメタコのが好きだなwそれと使う時はちゃんと『叫んで』ね?(DM
国王との謁見中に神託の遺跡で襲撃者の衣服から切り取った紋章を供出し妖魔軍の動きを報告していると、衛兵が駆け込んできて、新たに妖魔軍が侵攻してきているとの報を告げるのだった、、、
最終更新:2009年09月23日 18:48