【五代雄介】
[名前]五代雄介(ごだい-ゆうすけ)
[出典]仮面ライダークウガ
[異名]2000の技を持つ男、未確認生命体第4号、クウガ
[俳優]オダギリ・ジョー
[性別/年齢]男性/24歳→25歳 1975年3月18日
[一人称]俺 [二人称]君、あなた [三人称]あの人、あの子
「見ててください、俺の…変身!」
仮面ライダークウガになった冒険家。2000の技を持つ男を自称し、「最初の技」は笑顔で、「2000番目の技」はクウガへの変身である。
常に誰かを笑顔にしようとしており、そのためにクウガに変身する。しかし、本来暴力は好まないため、戦うことでしか人を幸せにできないことを悲しんでいる。
小学生の頃、戦場カメラマンである父親を喪い、その時の恩師である神崎に古代ギリシャに伝わる「サムズアップ」というジェスチャーを教わり、以後それを好んで使う。
このころから、同じように父の死を悲しむ母や妹を笑顔にするために技を身に着けており、「2000の技」や「笑顔にする」という行為は全て神崎の言葉に感銘を受けて始めたことである。
当初は、その飄々とした性格から、生真面目な一条とは折りが合わなかったが、だんだんと一条の信頼を獲得していき、共に笑いあうほどの友情を築いていく。
[外見]
中の人の身長は176cm。
顎のやや右側にあるホクロがトレードマークとなっており、当人の名刺などにもそこが強調されて書いてある。
髪型は作中通して変動し、初期は凡庸なものだったが、後半に近づくにつれパーマがかってボリュームアップしている。
古代リント文字のクウガのマークを気に入っており、それを衣服などに刺繍している。
[性格]
基本的に飄々とした変わり者という印象が強い。楽天的でつかみどころがないが、たくさんの人を寄せ付ける性格でもあり、交友関係は非常に広い。桜子曰く、「呑気で元気」。
他人を笑顔にすることを信条にしていると同時に、自分も笑顔でいる。たとえ他人から反発されても、笑顔を崩すことはないため、結果的に他人と仲良くなることが多い。
また、茶目っ気もあり、初登場時は沢渡桜子を驚かせるために魔除けのお面をつけながら怖がらせようとしていたほか、大学の学舎をビルクライミングで上るなど、非常識な変わり者としての面も持つ。
本来は暴力が嫌いで、グロンギとの戦いも嫌っている。しかし、それ以外の手段で戦えない相手だと五代自身もよく知っており、内面では苦しみながらも、周囲には笑顔を振りまき続けた。
高校生に対して「死の宣告」を行って恐怖させ続けてから殺すゴ・ジャラジ・ダとの戦いの際には、流石に強い怒りを見せ、馬乗りになって血が出るまで殴り続けた事もある。
最終回では、泣きながらダグバを殴り続けるシーンもあった。
子供好きで面倒見がよく、よく妹の務める保育園に顔を出して子供たちの前でパフォーマンスをしている。
空港で迷子の面倒を見ていたり、家出した少年を諭したり、子供との絡みはかなり多い。
年長者でも、おやっさんなどの友人がいる。
[他キャラとの関係]
一条薫は彼をサポートする相棒として、だんだんと絆を深めていった相手である。
当初は、五代の飄々とした態度に一条は苛立っていたものの、最終的には無二の親友となった。
ズ・ゴオマ・グ、ゴ・ガドル・バ、
ン・ダグバ・ゼバとは敵同士である。
[能力]
仮面ライダークウガに変身することができる。
さまざまな特技を持ち、世界中のあらゆる言葉を話し異文化も詳しく知っているほか、体力もかなりのもの。主にロッククライミングやビルクライミングを得意とする。
喫茶店でアルバイトしている描写もあり、料理や雑用も得意。
そのほか、宙返り、ジャグリング、高度なバイクテクニック、ペイント、イラスト、刺繍、ストンプなどが可能。海で石を投げ、7連続でバウンドさせている。
流石に剣道の腕は一条より下だったが、ノーガード戦法で打ち勝った(もちろん試合なら完全な敗北)。
ブレスレットに使われている貝を一瞬で判別したり、警察に言われた場所へすぐに向かったり、知識が広く、少なくとも貝や地理については博識。
クウガに変身してからも、拳法風の技を使っていたり、棒やボウガンや剣を華麗に使いこなしたり、五代によるものかは不明だが多くの業を使っている。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
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開示する |
五代雄介の本ロワにおける動向
基本情報
初登場 |
021:ゲゲル ゾ ザジレス |
最終登場 |
094:「親友」(4) |
参戦時期 |
第46話、ゴ・ガドル・バに敗れた後電気ショックを受けている最中 |
スタンス |
対主催 |
変身回数 |
仮面ライダークウガ(3) |
所持品 |
アークル(体内) |
支給品 |
スパイダーショック+スパイダーメモリ、ミカヤ・シェベルの居合刀、プラカード+サインペン&クリーナー |
参加者関係表
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
2000の技を持つ男にして仮面ライダークウガ。人を笑顔にすることを目的としており、本人も作中ほぼ笑顔を絶やさない。
勿論、今回もその信条は変わらず、加頭に対しても強い憎悪を感じたりはしていない。
開始直後、いきなり背後から銃を突きつけられ、多少戸惑うも、相手に敵意がないと聞き、クウガに関する情報を相手に公開する。その相手は悪名(?)高き西条凪である。
互いの世界について把握すると、この場に集められた人間は記憶処理を施されたか、パラレルワールドの住人であると考察。支給品の確認を行っていた最中にバイオレンスドーパント=溝呂木眞也に襲われ、クウガに変身した。
マイティフォームで応戦するも、バイオレンスの命乞いに戦意が薄れ、彼を見逃す。
その後、彼女に叱咤されるが、あくまでその信条は崩さなかった。凪と「もし互いが怪物になったら容赦なく相手を殺す」という約束を取り決めたが、彼にそれができるかは不明。
雄介はバイオレンスを止めるために彼を追おうとするが、その行き先の教会で美樹さやかと出会う。
照井竜の死体を埋葬した後、自分が化け物であると思い悩む彼女を励ます。
その後、さやかを同行者に加えて北の村へと向かった。
第二回放送まで
その途中で第一回放送を聞き、途中で良牙と村雨に遭遇。情報交換をした後、さやかがファウストに覚醒したため、クウガに変身して彼女を止めることとなった。
なんとか撃退するも、その際にトドメを刺さないことで凪に責められ、チーム決裂となった。更にそこに溝呂木が現れてさやかを回収。彼がバイオレンスだったことを知る。
彼は良牙と村雨の道案内となってしまった。また、村雨の口から出た言葉により、今後は仮面ライダーと名乗ることを決めた。
道中、溝呂木ことメフィストに再び遭遇し戦闘になる。戦いは優勢だったが、そこへさらにサイクロン・ドーパントが乱入。五代はドーパントを村雨に任せて良牙と共に溝呂木を追う。しかし、良牙の方向音痴に巻き込まれて溝呂木を見失ったため、再び村雨の所に戻ることになる。
村雨の所に戻ると、村雨がまどかに擬態した少女を襲っているのを見て彼を止める。すぐに村雨の言により彼女こそサイクロン・ドーパントの正体だと知るが、彼女は隙をついて逃げ出してしまう。五代は彼女を止めるべく後を追う。
しかし、その様子を見ていたさやかが、まどかが襲われていると誤解し、彼女によって致命傷を負わされることとなってしまう。
死が近づく中、彼は一条薫と再会する。親友との最後の会話を終えた彼は、笑顔で永遠の眠りについた。
彼の死後、体内に埋め込まれていたアークルが摘出され、五代雄介の仮面ライダークウガとしての戦いは幕を閉じた。
称号:【青空のもと、笑顔になる】
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最終更新:2013年09月20日 15:49