【一条薫】
[名前]一条薫(いちじょう-かおる)
[出典]仮面ライダークウガ
[異名]
[俳優]葛山信吾
[性別/年齢]男性/25歳→26歳。1974年4月18日生まれ
[一人称]私、俺 [二人称]君、あなた、お前 [三人称]あの人
「こんな寄り道はさせたくなかった…君には、冒険だけしていてほしかった」
長野県警の刑事だったが、警視庁未確認生命体合同捜査本部(広域指定)に所属。
最初期からクウガの正体を知り、当初は五代が未確認生命体と戦うことに抵抗を示していたものの、五代の覚悟を知り積極的に行動するようになる。
厳格でクールな刑事という印象が強いが、五代との信頼は厚く、後半からは頻繁に彼に笑顔を見せている(笑顔を見せると他人から驚かれるほど、笑顔とは無縁の男だった)。
階級は警部補。
名古屋出身であるため、母親を相手には名古屋弁で話している。
五代と同じく、父親が死亡している(こちらは父も警官であり、薫の誕生日に水害から市民を救って殉職した)。
後に小説版では主人公となり、13年後の彼の姿が描かれる。
彼に焦点を当てて把握したいのなら、本編以上に役立つ資料なので、必読。
[外見]
中の人の身長は176cm。
厳格そうな表情をした若い刑事であり、なかなかの美青年。基本的にはネクタイやシャツの上から地味な色のコートを着ている。
[性格]
生真面目でクール。どこまでも熱心で、責任感と正義感が強い。しかし、いわゆる熱血系ではなく、どちらかというと無口。それでいて、未確認を倒すためには無茶も辞さない。
恋愛関係の人間はおらず、仕事一筋という感じであるが、警察の銃やトライチェイサーを無断で五代に渡してしまうという社会人としての失態も平気で犯しており、誰かを守るためには免職さえ辞さない覚悟を持っている模様。小説版によると、生真面目かつ成績優秀な優等生であるが、理不尽な事を言う気に入らない先生には黙って反抗する事もあったので、自分の信念のためには組織の秩序とは無関係なところで行動する部分は強いだろう。
本編終盤になると少し柔らかくなっており、ダジャレを言い出して周囲に笑われる事もあった。
2013年の段階でも結婚しておらず、そのため同性愛者の疑惑を署内で建てられているが、本人は否定している。ただし、周囲の女性の誘惑をぶった切って五代の事ばっかり考えているあたり、下手したら本当に…。
[他キャラとの関係]
五代雄介は当初こそ彼への反発心があったものの、回を重ねるごとに信頼で結ばれた親友であり、彼の理解者である。
ズ・ゴオマ・グ、ゴ・ガドル・バ、
ン・ダグバ・ゼバなどの敵とは敵対し、警察として未確認生命体を容赦なく倒す。
[能力]
射撃能力が高く、劇中で射撃練習をしているシーンではほぼ的を当てている。コルト・パイソンという扱いにくい銃を平然と使いこなし、作中では
ラ・バルバ・デを葬っているほか、ゴ・ガドル・バまで気絶に追いやっている。
車両やバイク、モーターボートを操縦している。
高所から突き落とされても階段にしがみついて助かり、ガドルに至近距離で吹き飛ばされても(しかも数メートルの高さから)生きているなど、明らかに超人すぎる頑丈さも有名。
肋骨が折れても戦うナイスガイで、車に下敷きにされても生きてる超人。
また、推理力も高く、かなり複雑な方法でゲゲルを行ったゴ・ベミウ・ギの殺害の法則性を解いており、楽譜が読めるということも判明。小説版もほとんど彼らが推理をし続ける内容。高校時代ものちに医者になる椿と首位争いをするほどの秀才だった。
おそらく、平成ライダーシリーズにおける生身の一般人では玄海老師の次くらいに強い。
ただし、携帯電話をマナーモードにすることができない(病院でもマナーモードにしておらず、携帯が鳴ってグロンギに気付かれたことも…)。電子機器が苦手な模様。
一応、今ロワの貴重な一般人枠。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
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開示する |
一条薫の本ロワにおける動向
基本情報
初登場 |
001:使命 |
最終登場 |
164:冒険者の物語 |
参戦時期 |
少なくともゴ・ガドル・バの死亡後 |
スタンス |
対主催 |
変身回数 |
滝ライダー(1)、仮面ライダークウガ(3)、女体化(1)、猫(1)、童子化(1)、狼(1) |
所持品 |
警察手帳 |
支給品 |
滝和也のライダースーツ、まどかのノート、『長いお別れ』 |
参加者関係表
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
クウガに協力する刑事。本編後半の参戦。
作中でも変身しない人物であるため、今回も非変身者枠として登場しているが、変身能力なしにもその精神力や意志や正義感はヒーロー並。
開始直後に冴島鋼牙と遭遇い、警察として鋼牙を保護することにしたが、彼の持つ魔戒剣は銃刀法違反なのではないか、と警察らしい悪い癖も出ている。
ある程度時間が経ち、鋼牙が魔戒騎士という特殊な職であることを語られ、各世界の細かい部分まで情報交換。保護されるされないなどではない、平等な関係になったが、未確認生命体の扱いなどについて対立したこともあった。
しばらくして冴島邸を発見し、鋼牙が中に入っている間の番人を引き受けた。
第二回放送まで
放送後、新たな決意を固め、滝のライダースーツを着用して戦いに備える。
戦いの音を聞きつけ、元来た道を引き返すと、そこにいたのはまさに死が目前に迫った五代雄介の姿だった。彼は五代との最後の会話を交わし、そしてその死に慟哭した。
五代の死後、彼の最期の願いである殺し合いの打破を果たすべく、鋼牙・村雨と共に再び行動を開始する。さやかの行方を追っている最中、響良牙、花咲つぼみ、志葉丈瑠(アヒル)と遭遇。さやかの死を知り死んだ五代に詫びる。情報交換の後、村へ向かう鋼牙と別れて他のメンバーと共に冴島邸へ引き返す。
道中、バイオレンス・ドーパントとトリガー・ドーパントが襲ってきて、一条は良牙から預かった丈瑠(アヒル)と共に後方へ下がる。
そんな中、続けて筋殻アクマロと井坂深紅郎も巻き込まれる形で戦闘に介入し、彼ら二人の放つ雷撃が一同を襲う。その雷は一条のもとへも向かってくるが…間一髪のところで人間に戻った丈瑠がその身を犠牲にし、一条を救う。
その後、良牙の指示により村雨を残して撤退することになるが、その道中仮面ライダーエターナルこと大道克己と遭遇する。そしてつぼみが迷いにより離脱した後、良牙を助けたい一心でアークルを装着し、仮面ライダークウガとなり、克己と戦闘を続ける。
第三回放送まで
タイタンフォームやドラゴンフォームに変身して戦うも、まだまだ未熟で戦闘にも慣れていなかったこともあって手痛い一撃をくらって白のグローイングフォームになってしまう。ピンチの所へつぼみ、鋼牙、村雨と合流して仕切り直しとなるものの、グローイングフォームにより2時間変身不可となってしまったためその後の戦闘には参加できなかった。
戦闘が終わり村雨を看取った後、良牙と共に呪泉郷へと向かう。その途上、グロンギ遺跡にてプロトタイプアークルを発見する。
呪泉郷に辿り着いたがあかねは見つからず、市街地へ向かう事に。その途上で泉京水と遭遇し、彼が克己の仲間だと知り警戒するが、そこへバラゴが現れ、京水と共に戦うことに。
クウガとなって戦う中、冴島鋼牙、さらに相羽タカヤがやってきて戦闘に参加するが、バラゴは手強く、さらに京水が致命傷を負ってしまう。遅れて現れたつぼみや良牙・鋼牙と共に京水の死を看取ると、彼の最期の言葉に従いその場を離れる。
呪泉郷に戻ってくると、突然走りだした良牙をつぼみと共に追い、良牙が泉に飛び込んだ際に自らも水をぶっかけられる羽目になってしまった。その結果、娘溺泉の水をぶっかけられた一条は女性化してしまう。ちなみに女性になった一条はディケイドのクウガの世界に出てきた八代藍に似ているらしい。
全員びしょ濡れになってしまったため風呂に入ることになり、つぼみや良牙が風呂に入っている間に支給品のチェックをする。そして全員が風呂に入り終えて良牙から呪泉郷についての説明を聞くと、良牙と共に男溺泉を探すこととなった。猫、子供化、狼などに変身し、良牙と違ってサボらずに探し続けていたため他にもいろんなものに変身した可能性がある。やがて男溺泉を見つけ、良牙ともども元の身体に戻ることができた。
その後、タカヤの支給品として入っていたメモリーキューブを村雨のもとに届けるため、彼の死体が安置されている場所へと戻ることとなった。その道中、良牙の提案で緑のクウガに変身し、そこで泣き声を聞きつけてそちらに向かう。そこで出会ったマッハキャリバーの話を聞いてスバルの真実に辿り着き、その真実に良牙がマッハキャリバーに怒りをぶつけようとするが、直前で思いとどまったため事なきを得る。その後マッハキャリバーやビートチェイサー、その他の荷物を回収し(回収した荷物はほとんど一条が持つこととなった)、再び村雨の死地へと向かう。
第四回放送まで
放送後、村雨の身体にメモリーキューブをはめ、殺し合いの打倒への想いを強くする。
その直後、血祭ドウコクと遭遇。いきなり襲ってこずに会話から始めてきたドウコクに、戦わずにすむかもしれないと期待を寄せたが、話を聞いてドウコクが倒さなければならない敵と判断。交渉は決裂となり、戦闘となる。
圧倒的な力を持つドウコクを相手に苦戦を強いられたが、一条の変身したクウガはアメイジングマイティフォームへと覚醒し、ドウコク相手に互角の戦いを繰り広げる。さらに仲間のキュアブロッサムと、仮面ライダーエターナルへの変身を果たした響良牙の援護によりドウコクを追い詰め、エターナルとのダブルライダーキックによって見事ドウコクを退けることに成功した。
休憩をはさんだ後仲間との合流の為市街地を目指すが、そこへダークプリキュアが現れる。戦うつもりはないというダークプリキュアに油断はせず警戒する中、続けて現れたのは一条の世界の敵である46号ことゴ・ガドル・バだった。クウガとの決着を望むガドルとは当然戦闘となるが、エターナルに変身してガドルと交戦した良牙による雷攻撃によりガドルがパワーアップしてしまう。
一条は良牙とつぼみに、先に逃走したダークプリキュア同様ここから離れるように言い、一人で強化されたガドルを相手に戦う。黒の金であるアメイジングマイティで戦い、激戦の末にお互いの必殺技をぶつけ合い、その結果立っていたのはガドルの方であった。もはやここまでと一条は諦めかけるが、自分を励ます五代の声に最後の力を振り絞って立ち上がり、究極の闇、アルティメットフォームに変身した。究極の力に飲まれることなく、優しい警察官としての理性を残したまま最後の攻撃をガドルに叩きつけると、今度こそ力尽きた。
ガドルを倒すことは出来なかったが、最後に彼に一矢を報いた一条は、自らの冒険の成功を確信し、五代のもとへ旅立っていった。
称号【伝説を塗り替えた男】
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最終更新:2014年06月17日 20:33