仔さやあんの成長
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homuhomu_tabetai
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作者:gTh8oGeDO
957 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/10/15(土) 03:46:58.18 ID:gTh8oGeDO
『食事』
仔さや「チャヤー」オナカスイター
仔あん「アニャー」ゴハンー
あんあん「アンアン!」カエッタゾー
さやさや「サヤー」オカエリナサイ
さやさやとあんあんの仔供達は非常に食欲旺盛である。
身体こそ非常に小さいが、なんと一個体が1日に1匹の成ほむを摂取するのだ。
ほむほむs「ホギャァ!!ホギャァァァァ!!!」
まどまど「マドォォォォ!!!」イヤイヤハナシテ
あんあん「アンアン…アン、アン!」ガシッ ブチッ
ほむほむ1「ホギェェェェェェ!!!!」ジタバタ
あんあん「アムアム…ンー」サ、タベナ
仔さや「ンー……チャグチャグ」ウマウマ
仔あん「アニャァ!アニャァ!」アタチニモチョーダイ!
あんあん「アンアン、アーン」ワカッタワカッタ ブチィッ ホギャァァァァァァァァァァァァァ
仔あん「アグアグ」オイチイオイチイまどまど「ホムラチャーン……」ポロポロ
とは言え幾らほ食種といえど、産まれて間もない赤子にまだ肉を噛みちぎる力は無い。
その為親が少量の肉を噛みちぎり咀嚼し、柔らかくしたモノを仔に口移しで与えるのだ。
肉も皮も臓物も脳味噌も、残さず綺麗に平らげさせる。それが仔の成長への糧となるのだ。
ちなみに1日に食事は2回、1回1匹のほむほむを仔2匹で消費し、残ったほむほむは手足を縛り、夜を迎えるまで穴の中へ放り込んでおく。
ほむほむ2「ホムゥ……マドカァ……」ポロポロ
『運動』
食事を終え睡眠から目覚めた後は身体を動かす時間である。食べて寝るだけではやがて醜いでぶほ食種に成り果ててしまうので、それは避けなけねばならない。
ある程度成長するまでは運動も巣の中で行うのだが、その際に使うのがまどまどである。
まどまど「マドォ…マヒィィ……」ビクビク
餌であるほむほむに対しサンドバックのまどまどで身体の動かし方を身につける訳だ。
さやさや「サヤァ」ヨクミテテネ
仔さや「チャヤー」ハーイ
さやさや「サヤァ……サヤァ!!」ハラパンドスッ!!
まどまど「マグフッ!!?!ン"マ"ッ、マ"ァアッ……」
さやさや「サヤッ!サヤッ!!」ガンメンパンチ ローキック
まどまど「マギュェッ!!!ッマ"ッ!!!」
仔あん「アニャー!!」オモシローイ!
仔さや「チャヤー…………チャヤ、チャヤァ!!」パンチ ガンキュウブチュッ
まどまど「マ"ア"ア"ア"ア"!!!!マドァァァァ!!マヒッ……マヒィッ……」ピクピク
あんあん「アンアン!」スゴイスゴイ
さやさや「サヤー」リッパナコニソダツネ
仔あん「アニュアニュ!アァム!!」ガッシボカ
マビャァァァァァァァァ
『狩り』
一人で食事も出来るようになれば、狩りを覚える時期に入る。
たかがほむまども狩れないほ食種などほ食種にあらず。来たる自立の日に備え、何としてもマスターしなければならない。
仔ほむ「ホミュゥ…ホミュゥ…」ビクビク コワイヨ
捕獲した仔ほむを巣の中で解放させると、親は入口付近で待機をしつつ仔供達に指導する。
あんあん「アンアン」マズハサヤカラダ
仔さや「チャヤー♪」ガンバル
仔あん「アニャアニャ」ワクワク
仔さや「チャヤァ!」タタタタ
仔ほむ「ホミュッ!?ホミュゥゥゥゥ!!」タタタタタタ
仔さや「チャヤー」タタタタ ヒュッ スカッ
仔ほむ「ホミュゥゥゥゥ!!」タタタタ ピタッ ビクビク
さやさや「サヤサヤー!」スミニオイコミナサイ
仔さや「チャヤ?チャヤァ!」ワカッタ
仔ほむ「ホ…ミャドカァ…」オネーチャン オカーサンタチ
仔さや「チャヤチャヤァ!!」ダダダダ
ホミュゥゥゥ!! ダダダダ チャヤァ マワリコミ
ホミュ!?ホミュゥ!!ダダダダ チャヤチャヤー! ササッ ホミュ!?ホ、ホミュゥ…… ジリジリ
仔ほむ「ホミャァァ……」ビクビク
仔さや「チャヤァ……」ジリジリ
仔ほむ「ホミュッ!!」ダダダダ
仔さや「! チャヤヤー!!」ダダダダ ガシッ
ホミュゥ!? ドテッ
仔ほむ「ホミュゥ!!ホビャァァァ!!」ハナシテ ハナシテ
仔さや「チャヤー!」ツカマエタヨ!
仔あん「アムー!!」スゴーイ!
さやさや「サヤサヤ」ヨクデキタネ ニコニコ
あんあん「アァンアン」コウタイダ ソイツヲハナシテヤリナ
チャーヤ ハーイ パッ !! ホビャァァァァァ!!! カベピトッ ホッ…ホォ…
仔あん「アンムァァァァ!!!」ダダダダダダ
ホビャァァァァァァァァァァァ
『巣立ち』
若さや・若あんにまで成長すれば遂に巣立ちの日がやってくる。
いつまでも群れる烏合のほむ衆とは違い、さやあんは番いを作るその日まで一人で生きていかなければならない。
餞別の仔ほむまどセットを携え、別れの挨拶を交わす。
さやさや「サヤァ…」ゲンキデネ
あんあん「アンアン…アン」イイヨメサンヲミツケルンダゾ
若さや「サヤッサヤッ!」ダイジョーブダイジョービュ゙!
若あん「アンアン…」サヤネエハコレダカラ ヤレヤレ
若さや「サヤァ!?」ナンダトー!
アハハハ ワイワイ
サヤァ!アァンアァン!
サヤー! フリフリ アンアン! フリフリ
2匹並んで住み慣れた地を離れ、歩いて行く。
巣が見えなくなった所で姉妹同士も、別れの時がやってくる。
若あん「アンアン」ジャーナ ゲンキデナ!
若さや「サヤッサヤ!」アンタコソ!
ガシッ ギュッ
若さやと若あんの人(?)生はまだまだ始まったばかりである。
肉親の温もりをいつまでも忘れずに、2匹は背を向け旅立って――――
グシャッサギャアギャッ
さやか「うっわやっば、靴汚れちゃったよ……ばっちぃ」
終わほむ
- これは自然の無常さをほむ達で端的に現わしていて、なかなか面白いと思うけどね。
- ほむまどを玩具扱いするからバチが当たったな
- ざまぁみろ