恭介「おや、今日はほむほむを連れて来てくれたのかい?」

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homuhomu_tabetai

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作者:ylhVWY4IO

30 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/02/16(木) 02:52:19.81 ID:ylhVWY4IO



さやか「恭介、お見舞いにきたよー」 ホムー ホムホムー

恭介「おや、今日はほむほむを連れて来てくれたのかい?」 カワイイネ

さやか「うん、CDじゃなくてゴメンね。 今食べやすい様に切ってあげるから」 ブチッ ホギャァァ

恭介「え… 食べ…… え?」 オロオロ

さやか「えへへ、お見舞いに来てリンゴを]Rいてあげるってちょっと憧れてたんだよね///」 ブチッ ホビャァァ

恭介「いや… あの…… リン… ゴ……?」 ドンビキ

さやか「はい、あーん///」 つホムホム ノ ヒダリウデ

恭介「さやかは…… さやかは僕を虐めているのかい……!!」 ドン! ホグェェ

恭介「あ……!! ///」 ホ ホムゥ…

恭介(なんだ…… コレは……!!)

 その時、今までに感じた事のない快感が僕の身体を貫いた
 この音色……
 初めてヤッシャ・ハイフェッツの弾くシャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より)を聴いた時以上の感覚だ
 あぁ、さやか……!
 僕は君に謝らなければならない……!
 諦めろと言われた音楽を聞かせ続け、僕を更なる絶望の深淵に突き落とす無慈悲な存在
 目の前で小動物を ―よりにもよってその腕を― 千切るのを見せつける悪魔
 君の事をそんな風に思っていた
 でも、違ったんだね
 あぁ、さやか…… 君はなんて素晴らしいんだ
 君は僕にとってのムーサだ!
 この腕ではもうヴァイオリンを弾く事は叶わないかもしれない……
 でも、ヴァイオリンだけが音楽ではない! 僕は音楽を続けられるんだ!
 勝手に塞ぎ込んで、こうして気に掛けてくれている人にまで酷い事を言おうとしていたなんて、僕は自分が恥ずかしいよ
 あぁ、さやか……! 僕のムーサ!!

さやか「どしたの?」クビカシゲ

恭介「あ、あはは…… あーん///」

さやか「はい、あーん///」 ホ ホミュゥ

恭介「ん、おいしい///」 モグモグ ホビャァァアァァ

恭介「あのさ、さやか。 もしよかったらなんだけど…… これからはま、毎日来てくれないかな///」 ポリポリ

さやか「う、うん…… ///」 ウワメヅカイ

夕陽の射し込む病室の壁が重なる二つの影を映していました


       HAPPY☆END 





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