ほむら「ちょっと何よこれ!どういう事?」 その1

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homuhomu_tabetai

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551 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/06/16(木) 16:02:15.96 ID:kxKQ17vS0

あんこ「くーかい?」ホラ
ほむら「えぇ、いただ…く…」ファサ
ほむら「ちょっと何よこれ!どういう事?」ガタッ
あんこ「何って、ただのほむほむだろ?いらないのか?」キョトン ポリポリ ホムーホムー
ほむら「ほむほむって…しかも生きてるじゃない…」アゼン

あんこ「アハハ、好き嫌いしてるからそんななんだよ」ヒョイパク ホミュゥ!! ボギュ…
ほむら「ぐぬぬ、あなただって似たようなモノじゃない…」ジトッ
あんこ「べ、別に胸なんかなぁ!あれだ、ほら!魔女と戦う時に邪魔になるし!」アセアセ///
ほむほむs「ホムップゥ」クスクス
あんこ「あ、てめぇ!今ほむほむのクセに笑いやがったな!」カァッ///
あんこ「こうしてやる!」ビターン ホギュー!!
ほむら「や、やめなさい佐倉杏子」ガシッ
あんこ「す、すまん…あたしとした事が食物を粗末にしちまうなんて…」オチコミ
ほむら「いえ、そうじゃなくて…」アタフタ
あんこ「踊り食いが苦手ならあたしが締めてやるよ」グッ ホ…ホグゥ…
ほむら「そ、それには及ばないわ」オオアワテ

ほむら「あの場の勢いで連れ帰ってきてしまったけど、どうしたものかしら…」ウーン
ほむほむs「ホムーホムー」ワイワイガヤガヤ
窓から覗く影「ウェヒヒ」

ほむら「なんだか疲れたわ。今日はもう寝ましょう」ファ~
ほむら「あなた達はここね」ダンボール
ほむほむs「ホムーホムー」ワーイ フトンアッタカ
ほむら「こうして見ると結構可愛いわね」ホホエミ ナデナデ
ほむほむs「ホムン!! ホムゥ!! 」オキテ-
ほむら「う…ん。おはよう…」マダネムイワ
ほむほむs「ホムゥッ!! ホムゥッ!! 」オナカヘッター ゴハンゴハンー
ほむら「この子達は何を食べるのかしら?気は進まないけど、佐倉杏子に聞くしかないわね」テレパシー

あんこ『おう、昨日のほむほむはうまかったろ?え?ほむほむは何を食うかって?熟成させてから食うなんてほむらは通だな』
ほむら『茶化さないでちょうだい』
あんこ『あー、あたしはそういうの待ってられないからやった事ないんだ。さやかが得意だから聞いてみな。』
ほむら『美樹さやか…嫌な予感しかしないわ』
あんこ『そう言うなよ。ドライバーとか爆竹とか貸してく…』ブチッ
ほむら「聞いた私が愚かだったわ」ゲンナリ
ほむら「とりあえず昨日の残りの春巻きでもあげてみようかしら」
ほむほむs「ホムン!! ホムーホムー!! 」ウマウマ
ほむら「ふふ、おいしい?良かったわね。こんなに可愛いのに食べるなんてどういう神経してるのかしら」ナデナデ

ほむら「私は学校に行ってくるからおとなしくしてるのよ。お昼ご飯は置いておくから、時間まで我慢する事」
ほむほむs「ホムー」
中沢「ぼ、僕は唐揚げがいいと思います」オソルオソル
先生「このド素人がァーっ!ほむほむは踊り食い一択だろォがァーっ!」ドガァッ
中沢「」ピクピク
先生「みなさんもほむほむの踊り食いを選べない様なドサンピンなんかとは付き合ってはいけませんよ」ダン
さやか「そんでほむほむを瓶詰めにしてやったらさー」
仁美「あらあら、それは楽しそうですこと。今度わたくしにも見せて下さいまし」
クラスメイト1「今日のお弁当はほむ飯なんだ」ジャーン
クラスメイト2「わたしはデブほむ饅頭」ドーン
クラスメイト3「そういえば暁美さんってほむほむに似てる」ジュルリ
ほむら「いったいこのループでは何が起こっているの?」ガクブル

ほむら「はぁ、疲れた…こんな時はお気に入りのまどパンでも…」ソワソワ
ほむら「無い!そんなバカな!確かにこの額に入れて飾っておいたのに!」
ホムッフゥ!! ホムッフゥ!!
ほむら「まさかっ!」ダッ
ほむほむs「ホフゥ!! ホフゥ!! マロカァ/// ホムッ!! フゥ…」
ほむら「あなた達…私が学校に行ってる間淋しかったのね」シカタナイワネー
ほむほむs「ホムーホムー」ハラヘッター
ほむら「はいはい。今用意するから」ヤレヤレ
ほむら「でも…次また私のまどパンにイタズラしたら…わかってるわよね?」ジャキッ
ほむほむs「ホ!! ホムン!! 」ビクン

深夜
窓から覗く影「ウェヒヒ」ガラガラ
ほむほむs「ホム?」ナンダロ
まどまど「ホムホムー!! 」
ほむほむs「マドマドォ///」
まどほむs「ホムマド/// マドホム///」ギシアンギシアン
ほむら「う…ん。今日は起こされなかったわね」ファ~ エッ!?
ほむら「ナニコレ…テンシガ…テンシガイルワー!!!」ガバッ
まどまど「マドォ? ホムラチャン!! 」
ほむら「い、今ほむらちゃんって!名前!あなた私がわかるの!やはり天使!!」ヒャッハー
ほむら「はい、まどまど。今日のご飯はあなたが好きな物ばかり集めたわ」ニコニコ
ほむら「あなた達はこれでも食べてなさい」ポイ
まどまど「ホムラチャン」スリスリ
ほむほむ「ホ…ホムゥ…」カクサシャカイダー
ほむら「あなた達文句でもあるの?嫌なら美樹さやかの家にでも行きなさい。私はまどまどがいてくれればそれでいいの」ファサ

ほむら「早く学校終わらないかしら。まどまどを連れてきても良かったのだけど、美樹さやかに見つかったらどうなるかと考えると…」ソワソワ

ほむら「ただいま、まどまど!」
まどほむs「マドホム/// ホムマド///」ギシアンギシアン
ほむら「そ、そんな…私のまどまどが…」ソウルジェムジワジワ
ほむら「は、離れなさい!今すぐ私のまどまどから離れなさい!」キーッ
ほむほむs「マドマドォ!! マドマドォ!! 」ジタバタ
まどまど「ホムホムゥ!! 」ヤダヤダ
ほむら「そんな!私よりもこんな虫ケラの方が良いというの…!」ワナワナ ソウルジェムジワジワ
まどまど「ホムホムゥ…」ナミダメ
ほむら「」パァン
ほむほむs「」グチャッ
ほむら「フ…フフ…」
ほむら「…フフフ…フフ…」
ほむら「アーハハハハハッハハハハハハハッッッハハハハハハハハッッッッッハハハハアッハガジャジャジャガガハハハ…」

ほむら「ねぇ、まどまど…」
まどまど「ホムホムゥ…」シクシク
ほむら「まどまど…私を見て?」
まどまど「マドッ」ニラミ
ほむら「どうして!どうしてわかってくれないの!私は!私はこんなにあなたの事を!」
まどまど「マ…マドォ…」アトズサリ
ほむら「うふふ…そうだ、まどまど…いい事思い付いちゃった…」
まどまど「マドォ…マドォ…」イヤイヤ
ほむら「私達…こんなに愛し合っているんですもの…」
まどまど「マ…マド…」ガタガタ
ほむら「ふふ…怖がらなくていいのよ…」
ほむら「一つになりましょう」
        パク
その日ワルプルギスの夜を超える魔女が誕生した


まどか「ほむらちゃん最近学校にこないね…」
さやか「だ、大丈夫だって!きっと隣町にでも魔女退治に行ってるんだよ」
まどか「魔女…マミさんがあんな事になっちゃったばかりなんだよ!なおさら心配だよ!」
さやか「それには及ばないわ。まどかは私が信じられないのかしら」バサッ
まどか「ふふ、さやかちゃん似てないよ」
さやか「そうそう、笑って笑って!まどかがそんな顔してたらわたしが転校生に怒られちゃうよ」ギュー
まどか「ありがと、さやかちゃん」
まどか(でも、ほむらちゃんが何も言わずに私の前からいなくなるなんて…)

まどか「ここがほむらちゃんのお家…」オジャマシマス
まどか「う…何この臭い…」
死にほむの残骸「」プーン
まどか「何だろうこれ…」
残骸の中「マドォ…」
まどか「何か聞こえた…」
まどまど「マ…ドォ……」」パタ
まどか「これは…まどまど…」シンジャッタ
まどか「まだ何かいる…」
残骸の中「マロ…マロカァ…」ガサゴソ
まどか「こども?まどまどが産んだのかな」ヨイショ
仔ほむ「ホ…ホミュゥ!! ホミュゥ!! 」オギャーオギャー
まどか「ほむらちゃん…ほむらちゃんだよね…」
まどか「…この子は…私が育てるよ!」
―――完―――
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