ネタ切れまどか
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homuhomu_tabetai
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作者:p0bp7lU6o
874 名前:ネタ切れまどか[sage] 投稿日:2011/08/12(金) 07:03:23.96 ID:p0bp7lU6o
まどか「うーん……」
白まど「マドマド♪」イチャイチャ
リボほむ「ホムホム♪」イチャイチャ
知久「お、白まどとリボほむじゃないか」
まどか「あ、パパ。うまく餌付けして捕まえたんだけどね……」
知久「だけど?」
まどか「なんかもうネタ切れというか……」
知久「なるほど。食べるにしてもいじめるにしてもやりつくしちゃった、なんてところかな?」
まどか「うん。でもせっかく捕まえたのに逃がすのも勿体無くて……。なにか新しい方法ってないかな?」
知久「あらゆる人に開拓されてきたジャンルだからね。たしかに更に工夫を凝らすとなると難しいかもしれない」ヒョイ
白まど「マドッ!?」バタバタ
リボほむ「ホムッ!?マドカァー!!」
知久「でもね?まどか。そんな煮詰まってしまったときこそシンプルに、だよ」ナデナデ
白まど「マ、マドォー///」ウットリ
リボほむ「マドカァー!?ホムム!ホムッ!!」ペチペチ
まどか「シンプルに?」ヒョイ
リボほむ「ホムッ!?ホムーッ!」バタバタ
知久「そう。例えばこうやって撫でてやるだけでも十分なんだ」ユビサシダシ
白まど「ミャドォー///」チュ ペロペロ
まどか(すごい……。あの白まどがもうメロメロだ……。私もできるかな……?)ナデナデ サシダシ
リボほむ「ホムッ!」ガリッ
まどか「痛っ」パッ
リボほむ「ホッ ホムムム ホムッ!ホムムム!!」スタッ テテテ ペチペチペチ
まどか「うう……。噛まれたよ……」
知久「ありゃりゃ。まどかにはまだ難しかったかな?さて、リボほむに催促もされてることだし、そろそろ白まどを離してあげよう」ナデナデ ハナシ
白まど「ミャドミャドォ///マド?マドマド!!」ギュッ
リボほむ「ホムムッ!?マドカァー!?」
まどか「あれ?せっかく離してあげたのにリボほむのところに行かないね?」
知久「白まどは普通のまどまどより精神的に発達してるからね。なつき度が高いと本能より友情を選ぶことがあるんだ」ナデナデ マドォ///
まどか「友情?この白まどは発情してるんじゃないの?」
知久「もし発情しているのだとしたら、今すぐにリボほむのところに行くだろうね」ナデナデ マドマド///
まどか「あっ、そっか」
知久「……実はね。白まどはある一定の時期じゃないと発情しないんだ」ツンツン マドッ!?マデョ-
まどか「えっ!?そうなの!?」
知久「といってもだいたい一週間と少しでその時期は来るから、妊娠期間が過ぎたらすぐ子作りに励むんだよね」プニプニ ミャドミャド
まどか「それじゃあ端から見たらいつでも発情期なのと同じことだよ……」
知久「あはは、その通りだね。でも時期が合う固体としか子作りしない、というのは白まどの気高さを示している気がしないかい?」ミョーン ミャ-デョ-
まどか「そう言われてみたら……、そうかもしれない……」
知久「とにもかくにも、白まどにとって発情期以外の、しかもつがいでない者とのスキンシップは愛情というより、どちらかというと友情に近いものだとされている。まぁ人からしたらどっちでもいいけどね」グリグリ ミャミャミャ
まどか「人になつくのが愛情でも友情でも、変わらないよね」
知久「ところが、だ。そうもいかない」ハガシ ポト
白まど「マドォ~」テヲフリフリ
まどか「え?」
知久「まどか、水槽の中をごらん」
白まど「マドマド♪ホムラチャーン♪」テクテク
リボほむ「ホムン!」プイッ
白まど「マドッ!?!?マドマド、ホムラチャーン!!」
リボほむ「……」フリムキ テクテク
白まど「ホムラチャーン♪」テテテ
リボほむ「ホムッ!!」バキッ!
まどか「ええっ!?」
白まど「マデョッ!!……ホ、ホムラチャーン……?」フルフル
リボほむ「ホムッ!ホムホム!!ホムムーン!!!ホムッ!」バキッ!
白まど「マデョッ!!……マド!?マドマド!?!?マドッ!」ベチッ!
リボほむ「ホムンッ!?ホムホムホムッ!!ホムーン!!」バキバキッ!!
まどか「えっ!?えっ!?けんか始めちゃったよ!?どうして!?」
知久「実はリボほむに発情しない時期なんてないんだよ」
まどか「ええっ!?いや、だって、白まどには……えっ!?」
知久「ははは、白まどにあるからといってリボほむにあるとは限らないだろう?」
まどか「限ろうよっ!?」
知久「年中発情期のリボほむに友情なんて概念ないんだ。つまり……」
まどか「……白まどのスキンシップは全て愛情表現に見える?」
知久「正解だよ。リボほむからしたらさっき初めて見た相手との浮気現場をまざまざと見せつけられているようなものだ。しかも当の本人は悪びれる素振りも見せず、ごきげんで帰宅。まぁ怒るよね」
まどか「でも発情期じゃない白まどにとっては友達と遊んでたのを浮気だと思われて、しかも殴られてる……」
知久「自分の愛情を疑われたばかりか、友達のことも悪く言われて怒らないほうがおかしいね」
まどか「ええー……。じゃあ同じことを普通のほむほむ、まどまどにしたらどうなるの?」
知久「これはある程度知能が高く、精神的にも発達した上位種同士だからこそできるんだ。普通のほむほむはつがいにこだわりなんてないよ。結局子作りできればそれでいいような生き物にはできない芸当だろうね」
まどか「へぇー……(刺が……。何か嫌なことでもあったのかなぁ?)」
知久「ちなみにどちらも普段から戦ってるから、結構な体力がある。このけんかは相当時間がかかるよ?」
まどか「その間に仲直りはしないの?」
知久「だからぼくは二匹から見える位置に居続ける必要があるんだ。それにもし仲直りしてもどちらも疲れ切って立つことすらできなくなってるだろうね。期待してていいよ、まどか」
まどか「ということは、もしかして……。おいしいの?」
知久「もちろん!幸せ、怒り、嫉妬、悲しみが混ざった普通では味わえない味だよ」
まどか「やった!……なんかだんだんやる気がでてきたよ!!」
知久「それはよかった。いいかい?コツはね、行き詰まったらシンプルに『食べたい味を考えること』だよ!」
白まどリボほむ「「ミギャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」」
おわりです
まどか「それにしても、白まどが発情期でないのを見破ったり、あっというまにメロメロにしたり、パパって何者……?」
- なら見るな
- また食う話かよ
つまんねー