鍋の魔物

初出:108

ウィームの揚げチーズパイの屋台で、鍋として活躍している魔物。

炊き出しでもできそうな大きな深鍋(揚げ鍋には向かなさそうな形状)で、鍋の斜め右側あたりに、妙に生き生きとした、目鼻立ちのはっきりとした男性の顔がついている。
顔を動かして喋ることができるが、自力で移動することはできない(ディノの推測)。
いつも束子で洗われていて、丈夫で頑強。

店主によると、鍋は男前。
鍋の魔物によると、元は赤毛のいい男だが、今は髪の毛はいつも焦げていて真っ黒。もう焦げ落ちてしまったのかもしれない。

記憶を喪失している。
雪が降る前に道端に落ちていたのを、揚げチーズパイの屋台の店主が拾った。
「拾ってみたら喋るでしょう?深さが使い易いと思ってねぇ」とのこと。

ネアの推理により、元々ネアの転職先候補だった煉瓦の魔物だったのではないか、という結論に達した。

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最終更新:2018年12月06日 02:09