祝祭
冬告げの舞踏会の祝祭料理
1回目
登場話:579
イブメリアの祝祭の晩餐のような、冬らしい素晴らしい料理の数々。
ネアの好きなものばかりであった。
また、冬告げの舞踏会では、食事を楽しんだ後にダンスが行われる。
以下、メニュー一覧:
- ローストビーフ
- 美味しいローストビーフを贅沢に二枚重ねで食べ、ネアは優しさに満ち溢れた。
- 黒スグリのソースをかけた鴨肉
- フォアグラのパテ
- →食事>パテ一覧
- 無花果のソースの白いソーセージ
- トマトクリームのソースをかけて食べる、宝石のようなゼリー寄せ
- 濃厚なチーズクリームのスープ
- 鮭と香草とジャガイモが入っている。
- 丸鶏
- エーダリア様が見たら喜びそうだとネアが見ていたところ、雪食い鳥のアンナが垂直跳びした。
- ルイザも丸鶏を解体して自棄食いしていた(580)。
- →アンナと鶏肉
- →キノコの呪い
2回目
登場話:946
冬告げの舞踏会では、食事をしてお喋りを楽しんでからダンスが始まる。ネアにとっては大変好ましい。
冬の美しさを堪能する舞踏会であるが故の、温かな料理や飲み物で体を温めて欲しいという主催者側の配慮によるもので、冬というものが、親しい人々と家やお店で美味しいご飯を食べることを尊ぶ季節だからでもある。
ディートリンデ達とネア達は、大きな美しい木の下で季節らしい祝祭の料理の数々に舌鼓を打った。
- パイシチュー包み(945)
- つぶつぶの麦の食感を残すむっちりぎゅうぎゅとした食感の堅めのパンを小さめに切ってペースト状のサラミを塗り、濃密な旨味が素晴らしいトマトのジュレと、一滴ずつ凍らせ常温解凍中のぷちりとした花蜜の滴を乗せた宝石のような前菜
- ネアが衝撃の出会いを果たした、素晴らしい一品。
- ジュレと花蜜は宝石のようで綺麗で、口の中に入れると間違いのない鉄板の味わいとなる。
- ウィリアムが一つネアの皿に移設してくれた。
- 香草の香りが効いたローストビーフ
- 林檎のバターソースのかかった鮭のパイ包み
- 檸檬の効いたカスタードがとろりとこぼれ出るあつあつのパスティチョット
- ネアがお食事系かなと思って齧ったが、デザート系だった。
イベント
バルバ
1回目
登場話:422、423
バーベキューのこと。
会場はウィームの禁足地の森の一角の特設会場。
結界で囲い、万が一ダナエが暴れてもいいようにしっかりと覆いをかけてある。
取り寄せの魔術で立派なテーブルと椅子が設営され、調理用の道具は
アルテアが用意した。大きな翡翠の水盆には、氷が入っていて飲み物が冷やせるようになっている。
422、423のバルバのメニューは以下の通り。
- ・サラダ
- ・マリネ
- あらかじめアルテアが作っておいてくれた。
- ・スパイシーなチーズとトマトの牛煮込み
- 炊き込みご飯と同じ頃に出来上がった。ネアがよそい、残りは鍋ごとダナエとゼノーシュの間に配置された。
- ・ホイルのようなもので、大蒜とアンチョビオイルで蒸し焼きにされた緑のあざみ玉
- シャクシャクしているが、さらりと食べられてとてもおいしい。
- ネアとディノは半分ずつ、ヒルドとエーダリアはそれぞれ1個、ダナエは3個はいただいた。
- ・あざみ玉の炊き込みご飯
- 熟した方のあざみ玉を、皮を剥いてから角切りにして少量の塩を振りお米と一緒に炊いたもの。合宿の炊き出し鍋のよう。ゼノーシュがよそってくれた。
- ・詰め物をした鳥の丸焼き
- 全7個。ダナエは丸ごと齧って、ネア達は切り分けていただいた。
- ・魚の塩釜焼き
- ・ジャガイモ料理
- ・雨の花の蒸し物
- さっぱりしたオレンジのソースがかけられている。
- ・牛肉のタルタル
- ・骨つき肉の香草焼き
- 最高級の棘牛の肉のグリル。
- ・自家製レモネード
- ・白ワイン
- ・ジェラート
- デザート。果物の甘みが素晴らしい。ネアは3種類食べた。
- ▲up
2回目
登場話:548、549
第2回目のバルバ(前回は
こちらを参照)。
アルテアがバルバの神となる(548)。
会場は、通常時は魔術試験会場にもなる温室。中にある暖炉や大きな魔術の炉を利用する。
森水晶と湖の結晶石を硝子代わりにしており、重厚な石化した楓の木で作られた優美で美しい建物である。
この時期に前回のように森でやると、食いしん坊の小さな落ち葉の妖精達がはしゃいで飛び込み、燃えかねないため。
火を通さないお料理や下ごしらえなどは、本来は育成魔術などの作業台にする区画でアルテアがしてくれた。
こういう回に食いしん坊がいるとすごく楽しいし、幸せであるとネアは考えている。
ダナエやゼノーシュなどの食いしん坊がいると、料理の数も多めになり、通常なら少人数では食べられない品数でもぱくぱく食べてくれるので、その隙間で色々なお料理を摘まんで楽しめるため。
ドリーが素敵な食材をたくさん持って来てくれた。
美味しそうな
貝に箱いっぱいの
ロブスター、そして立派な
鯛など。
買い物中には重そうな葡萄酒やシュプリなども持ってくれた。
548、549のバルバのメニューは以下の通り。
- 果実水
- ニワトコの花のシロップで割った美味しい飲み物
- 買い出し前から会場に準備されており、アルテアが準備しておいてくれた軽食と共に、楽しく会談が行われていた。
- ・クネルのバルバ風グラタン
- 濃厚とろとろ系のものが食べたいネアの為に作ってくれた。
- 鶏肉のすり身で、バターや小麦粉や卵と練り上げて形成して茹でられた市販のクネルを使ったグラタン風のもの。
- 謎の魔術で表面のチーズに焦げ目が入れられると、くつくつとチーズが溶けて何とも素晴らしいグラタンになった。
- ふわふわの素朴なクネル団子にチーズとベシャメルソースが絡み、あつあつで幸せ。
- 市販のクネルでも十分おいしいが、アルテアとしてはもう少し手間をかけ、山芋を入れるか、練りを強くしたいようだ。
- ネアもゼノーシュもディノも大好きになったもの。
- ・鯛の塩釜焼き
- ノアの塩を使用。
- 途中から新しいソースが生まれた。
- ・新鮮な帆立のタルタル
- バーレンはダナエに勝手に半分強奪された。
- ・焼き貝
- その他の貝を、お酒とバターでバルバ風網焼きにしたものを、アルテアの特製ソースにつけていただく。
- 自分采配で焼くシステムで、アルテアの用意したソースはテーブルの各所に置かれている。
- ゼノーシュはほぼ無言で貝食べモンスターになっていた。
- ・ロブスターの網焼き
- アルテアが切れ目を入れてから網に乗せてくれているので、焼き上がってすぐフォークで刺してバターソースにつけて食べれる。
- ダナエは立て続けに3個食べ、バーレンのものを半分強奪し、その後ドリーにも分けてもらっていた。
- ・ロブスターのエンダイブを使ったスープ煮
- 琺瑯のお鍋で煮られていた。
- ・秋あざみとキノコの包み蒸し
- たくさんのキノコと一緒に、唐辛子とオイルで蒸し焼きにして、香辛料の入ったお塩か、酸味のあるクリームソースで食べる料理。
- キノコはわざわざアルテアが予約注文してくれており、彩りも形も様々で、黄色いものも、果たして食べてもいいのだろうかという毒キノコのような形状のものもあるが、美味しい味をしっかりと吸い込み、噛み締める程に美味しい。
- 蒸し上がった秋アザミはいい香りで、ほろりと甘い芋のような味。
- ノアはキノコが気に入ったようだ。
- ・セロリのマリネ
- ・葡萄酒
- ・シュプリ
- ・銀色葡萄のお酒
- ノアの持ち込み。満月の夜にだけに収穫される銀色葡萄のお酒。
- 水のような透明なお酒。きりっとした辛口。
- 銀色葡萄は、すぐに月光の妖精に盗まれるため、なかなか流通しない。
- これを飲んだダナエが、ご機嫌で少しだけ歌い出した。
- 竜が喜びに歌うという、滅多にない最高の祝福に預かれるのは光栄だとエーダリア達は嬉しそうで、持ち込みのお酒を褒められたノアも得意げにしていた。
- ・オーロラのお酒
- 雪原に出して凍らせた林檎の上にオーロラが出ると、その林檎にはオーロラの甘さが浸透する。
- そんな林檎を使って作るお酒で、とても珍しいもの。
- 可愛らしいロゼピンクのお酒。
- 爽やかだけれど甘くて、飲みやすいのに奥行きがある。とにかく美味しく、ネア的には今回のお酒の中だと一番好き。
- 塩釜焼きに合う。
- アルテアがネアに出したのを見た途端、反対側にいたノアが慌てて駆け寄ってグラスを差し出し、睨み合うなどという一幕もあった。
- ディノの予兆でもあるものに属するお酒なので、ディノがよく貰うものでもある。
- その告白から、なかなかの年代ものを持っているのだと推定したアルテア、ノア(+ヒルド、エーダリア)、ゼノーシュ(+グラスト)が、わちゃわちゃするなどしたが、ネアの導きにより、みんなで飲む日とディノとネアの二人で飲む日を設定する方向性になる。
- ・ガーサージュ
- 夏闇の竜が作る珍しい竜のお酒。
- 綺麗な水色のお酒で、基本は杏のお酒。
- ダナエが出し、バーレンが、これを飲むとダナエは歌いっぱなしになると青ざめるなどした。
- ゼノーシュ、ノアベルトは初めて飲んだらしく、アルテアもかなり気に入ったらしい。
- ネアによると、食事と一緒に飲むというより、小さなグラスでちびちびと飲む系のお酒の味と強さ。
- 「かなり好きな味だが、こういう場ではなく秋の夜長に、チーズと一緒に読書のお供にでもしたいお酒」とのこと。
- ・棘牛
- お酒が出揃った、バルバの後半から活躍した。
- アルテアがささっと網焼き用のお肉に下味をつけてくれた。
- ・棘牛のタルタル
- ダナエとネアに所望され、アルテアが顔を顰めつつもその場で作ってくれたもの。
- バルバの後半から活躍した。
- ・無花果のコンポート
- 大量に買った無花果に、バルバ用の鍋で砂糖を振りかけて水分を出し、少しのお酒の風味をつけてことこと煮込んだもの。
- デザートのタイミングで食べ頃になるよう設定されており、バニラアイスやパウンドケーキと美味しく食べられる。
- 出来立ての無花果のコンポートは神の味なので、ネアは是非に一番乗りしたい所存であった。
- ・キャラメル林檎
- →キャラメル林檎
3回目
- ドライトマトと、アスパラ、鶏胸肉にフレッシュチーズのバジルソースのサラダ
- 登場話:772、773
- ロマックのフレッシュチーズが使用されたもの。
- 意外に質量がある。モッツァレラとヨーグルトの間という感じのとろりもちもちとしたチーズが、爽やかな酸味と新鮮な風味が、ドライトマトの塩気によく合う。
- →ロマックの実家のチーズ
- 香りのいい月楓の葉に包んで熟成させたチーズ
- 登場話:837
- ロマックの実家のチーズの一種類。そろそろ食べ頃。
- →ロマックの実家のチーズ
アルテアのお誕生日料理
1回目
2回目
登場話:957、958
- 生牡蠣
- リーエンベルクの料理人たちは、アルテアの海鮮好みをちゃんと知ってくれているらしい。
- ケーキの後、アルテアが再び食べていた(958)。
- とろりとした海老の濃厚なビスク
- 生クリームで優美な模様が描かれている。
- 濃厚なのに後味がさっぱりしていてしつこくない。パンと合わせると永久運動になってしまいそうな美味しさ。
- グラストが珍しく積極的にスープを注ぎ足していた。気に入ったようだ。
- 燻製の香りの素晴らしいサーモンと香草のムースを、さくさくと焼いた小麦のビスケットでいただくもの
- 薄く切って下味をつけからりと唐揚げ風に揚げた蛸
- 透けるような薄い衣のお陰で赤い色が引き立ち、氷苺の花の食べられる黄色の花びらと合わせて華やかに盛り付けられている。
- ゼリー寄せ
- 小海老とバジルのソースの入った小さなパイ包み
- 鶏の香草焼き
- クラヴィスの晩餐の定番。丸々一羽を皮目をぱりっとさせて焼かれている。
- エーダリアとネアの間では、毎年この鶏皮を巡っての戦争が起こるが、今年は丸鶏の皿が複数あったため、狙いが分散されたようだ。
- 余談だが、鶏肉にも祝福があることが明らかにされた。
- エーダリアは残ったらサンドイッチにしてまた後日楽しむつもりだったが、全てなくなってしまったため、万感の思いを込めて眺めていた。
- シュタルトの湖水葡萄のメゾンの戦前の葡萄の当たり年のシュプリ
- ノアが持ち込んだ、珍しいシュプリ。とても美味しい。
- シュタルトの湖水葡萄のメゾンの、戦前の葡萄の当たり年のもの。
- アルテアも目を瞠ったほど珍しいもので、気に入ったようだ。
- ノア曰く「ほら、これから妹がお世話になる訳だから、そろそろこれくらいの賄賂は贈らないとね」とのこと。
- ウィームの土地の祝福を受けた、古くからある葡萄畑で育てられた葡萄を使っているため、泡がとても綺麗で、しゅわりとはじけると雪の結晶に見える。
- ▲up
最終更新:2022年05月09日 01:13