さざめきのヴィガ

登場話

第一部

第二部

  • 「第四試合 その2」(台詞のみ)

略歴

  • 読み:さざめきのヴィガ
  • 種族:人間(ミニア)

ロスクレイ派閥。
ロスクレイの遠隔支援要員の一人であり、熱術により空中に電荷を発生させ、相手の行動を阻害する。

また、第四試合では楽隊の砲声を遅らせる現場指揮をしている様子だった。
他の詳しい情報は現在不明――。




+ ――であったが……(書籍版Ⅶ以降ネタバレ有り)
――であったが……





「特別に、二人目も作って(・・・)あげましょうか?」



  • クラス:看護師(ナース)

CV - 小松奈生子
書籍版Ⅶにて、女性であり、ロスクレイの支援をする裏でイリオルデに協力する魔王自称者だという衝撃の事実が判明。

さらに、詞術の本来の専門分野は生術であり、彷いのキュネーの製造者であることも明かされた。

人物

穏やかな雰囲気をもち、常に微笑を絶やさない女性。
それ以外の表情が、存在しないのではないかと思わせるほどに。

外見

30代前半ほどの外見だが、実年齢はもう少し上であるらしい。
長く伸びた、緑がかった炭色の髪。長身で、成人男性ほどにも高い。

能力

医師。生術士。魔王自称者。
詞術医療だけでなく、技術医療にも極めて長けている。
――にもかかわらずロスクレイの支援は熱術担当。専門外でも全く遜色なく支援をこなしているあたり、相当詞術の能力は高いと思われる。

屍魔(レヴナント)造人(ホムンクルス)の製造が可能で、劇中では彷いのキュネーの製造者であることが語られ、回収された燻べのヴィケオンの亡骸を屍魔(レヴナント)として蘇らせた。
また、ヴィケオンを屍魔(レヴナント)化する際に地群のユーキスと協力の上で菌魔(ファンギ)を体内に仕込んで疑似的な再生能力を付与したり、その活動に時間制限を設けたりと なかなかに悪辣な手腕 高い技術力を示して見せた。

非常に高い能力を有する魔族精製者であるが、その人格・精神は作品登場人物で最も破綻している部類であり、上記の様な倫理的に極めて問題のある生の冒涜行為や残虐行為を何の苦悩も葛藤も感情もなく平然と興味本位で研究意欲の赴くままに実行する、異常極まる感覚を持つ狂人。
その感性は人族というよりはるかに魔族のそれに近く、人族の命を正しく小動物や虫と同列にしか考えていない。すなわち実験動物に対するそれである。
ロスクレイ陣営から国防研究院へ鞍替えしたのも、ただより自由に自分の研究が可能な環境に移動しただけであるという。


余談

危険度のみで測るならかなり上位に食い込む要注意人物であり、状況証拠から何体かの起源不明の存在の製造者疑惑もある。
今後の伏線回収がやばそうな女性である。

+ 書籍版Ⅷ情報(重大ネタバレ有り)
書籍版Ⅷにて、やはりというかなんというか、とある魔族の製造者であったことがほぼほぼ確定*1
この事実により彼女が『かつて黄都一方面軍を滅ぼした魔族を率いていた魔王自称者』その人であることも、まず間違いないと思われる。

また、国防研究院に所属していた理由の一端がロスクレイ側に情報を流すための潜入員であったことも明らかに。
(ただ、彼女にとって研究と諜報のどちらが主であったのかは定かでないが……)
本格的登場から僅か二巻でトップクラスの重要危険人物に浮上である。

人倫を逸脱した一族の申し子であるが、一族の、そして本人の目的としては「世界の平和」の実現である。
魔王認定されたのも“本物の魔王”によって混迷した時代を平定するための手段だったらしい。



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最終更新:2025年04月27日 23:52

*1 書籍版Ⅸ冒頭にて確定。