人が。全ての営みを動かす無数の人々が、この黄都には暮らしているのだ。
登場話
第一・第二・第三部各所
書籍版 Ⅰ~
略歴
本物の魔王の脅威が過ぎ去った新しい時代。
その時代の中心の都、
黄都で暮らす、あるいは働く者達。
人物
メズデ:千里鏡のエヌの配下の兵。エヌに率いられて黒曜討伐のためにイターキ高山都市へ赴く。
ユティ:鍛冶をしている人物。
ディラ:黄都に連なる商店の息子。淡々とした口調の、無表情気味な青年。
杯堂のユバルク:北東六区住民会副理事。細身の中年女性。
ハギワ:鉄貫羽影のミジアルが雇っている家政婦。主人の栄養バランスを考えた料理を作っているようだが、当の主人は野菜を残しているようだ。
イスヤ:黄都兵。
鎹のヒドウ配下と思われる。マリ荒野第五連絡塔よりの緊急連絡に伴い、兵を集めるよう指示された。
ミリー:同上。イスヤと共に兵の招集に当たるよう指示された。竜族警戒、即時出撃有り、指示があるまで絶対待機。
晶波のユハフェム:マリ荒野の第五連絡塔に詰めていた黄都兵。中枢議事堂へ長距離通信によって緊急事態を伝えた。
千地のプオル:魔王自称者に黄都が襲撃された際の、
白織サブフォム率いる救出部隊の一員。農園方面にて
森人の子供を二名救出、同住所より三家族を誘導し、避難させた。
銅の爪先のユーナ:第九試合の観戦席を巡って石摩のウェズムと争った人物。くじの色は、
赤。
石摩のウェズム:第九試合の観戦席を巡って銅の爪先のユーナと争った人物。炭鉱労働者。くじの色は、
緑。
イコ:黄都からリチア新公国へ潜入していた工作員。
赤い紙箋のエレア配下の精鋭諜報部隊十名、その中では後輩にあたる。行商に紛れて順調に任務をこなしていたのだが――。
ネクオ:黄都からメイジ市に派遣された正規兵の哨戒部隊の一員。頻発する野党の警戒・討伐のためという体裁で巡回任務にあたるが――。
リータ:同上。思いがけない接敵で、ネクオと他後方三名を連れて砦に戻り本部に報告するよう命じられるが――。
風紋のチイナ:黄都南東郊外、三十八番城砦に動員された
山人の新兵の女性。魔王自称者襲撃の可能性に伴い、放棄区画方面の警戒・観測を担当していたのだが――。
紅水のカタラ:エルプコーザ行商組合本部長の男。禿頭の老紳士。かの摩天樹塔への交易路を開拓する偉業を成したらしい。つまりはすでに
毒の魔弾を製造している
山人との交易路が存在しているということか?
ティカ:黄都の商店街にある酒場“青い甲虫亭”で朝番を務めている人物。とはいえ四歳年下の幼馴染が下記の年の頃だと思われるため、二十歳位の年齢だと思われる。
ネイン:ティカの四歳下の幼馴染の少女。「年頃」「酒も飲めない」と評されているため10代前半から中ごろを過ぎた位の年かと思われる。
ニカエ:書籍版Ⅷにて判明した
イスカの母親の名。東外郭二条で工員として働いていた女性。『青い甲虫亭』の店長とは下積み時代からの気心の知れた友人であったらしい。
占見のマルテル:黄都建設省の官僚。
小潜りのロウキ:サガサ旧市街で密輸屋をして生活している楽観的な性格の少年。秘密裏に移動していた
遠い鉤爪のユノらと同じくらいの年頃のようである。
レッタとナビ:ロウキの二人の妹。
デルガー:サガサ旧市街の住人。嫌な成金野郎のおっさんであったが――。
イーミ:サガサ旧市街の住人。優しくっていい人だったそうだが――。
ノグイ:サガサ旧市街の住人。雑貨屋を営んでいるらしい。
ギルザ:サガサ旧市街の住人。水車小屋の、という話なのでその管理人か?
最終更新:2025年05月24日 00:27