【重巡リュークハイム】

クルスベルグ空軍 重巡洋艦リュークハイム プラモデル
ビスキーム 1/350 飛行船シリーズ No.03119 スケール:1/350
メーカー希望小売価格¥13900(8000リブレ)

▼『クルスベルグ空軍 重巡洋艦リュークハイム』を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット!

▼クルスベルグ空軍において航空爆撃によってスラヴィア戦争中、最も勝利に貢献した重巡洋艦

▼100%新規金型!

▼全長590mm 全幅68mm

▼このキットに猫はついていません



リュークハイムはクルスベルグ空軍の重巡洋艦。
ゲート解放415年に設計され、スラヴィア戦争で活躍した。

艦名の由来はクルスベルグ連邦の同名の州から名付けられた。



第3共和政が倒れ第4共和政が樹立したクルスベルグの軍需省と航空省は新政府の国威高揚のため強力な空軍を組織すること、
そのために新兵器を建造し、他国に優越することで国民の支持を得ようというセダル・ヌダ職工党の強兵政策により、
終戦までに2000以上の超大型飛行船を建造することを計画した。

これらは戦闘艦だけでなく、通常の貨物輸送船から旅客機まであらゆる飛行船が設計されたが、
戦争末期にほとんどがスラヴィアに亡命した政治家、軍人が強奪、同国において戦闘艦に改造され、戦闘で撃墜された。



前ゲート解放413年1月12日(星月12日)に仮称艦名112番艦は「リュークハイム」と命名された。
建造はオーザルベルグ州空軍造船所。起工日は前年の12月某日(渾月)とされているが仔細不明。
同年同月20日に正式に就役する。

リュークハイムは重巡洋艦ビュートハイムと同じ週に完成した。
この頃、クルスベルグは平均して毎日どこかで大型艦が一隻は完成していることになるようなハイペースだった。

当時、飛行船の実戦記録はないため参考になるものは当然なく、過去の設計図から無作為に引っ張り出して来ただけで、
どのような戦術思想によって運用され、どのような設計思想によっていたのか誰にも分らなかったらしい。

そんな中、リュークハイムとビュートハイムは同じ時期に起工し、同じ時期に完成したが、
リュークハイムは偵察や指揮能力を重視し、搭載できる爆弾の量は3分の1程度だったという。
逆にビュートハイムは恐ろしく重装備であり、同じ大きさの他の飛行船より強力な物だった。

のちの空中戦艦の先駆けとなったビュートハイムに対し、リュークハイムは「脇役」という印象が強かったのである。

この頃はワイバーン、ドラゴン、飛行型蟲人、大型鳥人の攻撃を想定し、防御力に心血が注がれた。
国威をかけ、巨額の投資を費やした飛行船が撃墜されることをセダル・ヌダ職工党が恐れたからである。

しかし前ゲート解放408年、満を持してクルスベルグ連邦がスラフ島のドニー・ドニー領を攻撃したアスコリ戦役、
ラ・ムールに侵攻する「赤色の場合作戦」「青色の場合作戦」では地上兵器ではまったく歯が立たない空中艦隊は無敵であり、
軍も政府も自分たちの完全勝利を確信した。

リュークハイムも初期の電撃的な侵攻作戦に従軍する。
「青色の場合作戦」でスラフ島ラ・ムール領のホルヘ空爆に参加し、ホルヘの都市城壁を破壊して陸軍の侵入を支援した。
また市近郊のルギー城を攻撃して兵舎などを爆撃、城の尖塔「モン・パンの塔」を完全に破壊した。



同年4月1日(樹月1日)、リュークハイムは装甲、武装の殆どを撤去し、爆撃による地上攻撃能力を拡充する。
攻撃される危険がないと判断された為である。

しかし技術的に精密爆撃ができないからといって落とす爆弾の数が10倍になっても戦果には、
あまり変化がないと判断された為、代わってリュークハイムは速力の向上が図られた。

当時、クルスベルグはただ過去の知識から学ぶだけではなかった。
長い間、帝国時代の技術を封印し、技術革新を禁忌として来たクルスベルグだったが、
部品の工作精度や強度などは帝国時代を逆に上回っていたため、性能を発展させることに成功した。

各処の小型化、改良が加えられ、新しく瑞々しいアイディアが職人たちから持ち寄られた。
無謀無意味な戦争の時代だったが、腕の良し悪しが全てというクルスベルグ、ドワーフ民族の歴史にあって、
発想の豊かさや斬新な試みが寛容に受け入れた、ある意味では自由で幸福な時期だった。

それが大量殺戮に使用されたことに目をつむれば。



同年8月(鉄月)にはクルスベルグ連邦はドニー・ドニーと開戦する。
「紫色の場合作戦」である。

アーティ島戦役にリュークハイムの所属するクルスベルグ空軍第2軍も参加した。

この時、スラヴィアのキエム候が乗艦し、精霊通信で各艦との連絡をとったと言われており、
侯爵を艦橋に迎えるために太陽光を遮る暗室が用意されたと記録に残っている。

前ゲート解放407年、オルニトに上陸したクルスベルグ連邦の前にオルニトは歴史的大敗を喫する。
伝説の再来、「三日限りの同盟」によってマセ・バズークも協力した上での惨敗だった。

この頃、クルスベルグ空軍は戦艦80隻、重巡洋艦200隻を超え、新兵器・小型飛行艇ツェッペリン、
ドラゴンの一派、ジョージ一族などが加わり、オルニト、マセ・バズーク連合軍の航空戦力であっても、
まるで歯が立たない状況になっていた。

リュークハイムは記録に残っている、はじめての空中戦に参加し、生き残った飛行船のうちの1隻となった。

5月27日(龍月27日)の「ポラリーティエの空中会戦」は史上初、飛行船対飛行亜人の戦闘であり、
その後の各国の軍事事情において無視する事の出来ない戦闘となり、研究の対象となったのである。

この戦いにおいてリュークハイムの指揮能力はいかんなく発揮され、
優れた速力も戦局のなかでこの艦を優位に立たせることに貢献したと記録されている。

ただクルスベルグ側の被害も甚大であったため、空対空戦闘を想定するべきであるという意見が起こったが、
オルニト、マセ・バズークを下したクルスベルグ空軍は、その必要はないと決定する。



こうして各国との戦争に勝利したクルスベルグ連邦だったが、
もともと「俺たちはこれだけ強いんだぞ!」と言いたいだけだった一連の戦争は、まったく無益なものだった。

各国の占領統治は失敗し、賠償金どころか駐留する陸軍は激しい抵抗を受け、
生きて帰って来られた者は多くなかった。

リュークハイムはドニー・ドニー駐留艦隊としてドニー・ドニー国内での戦闘に参加したとされているが、
この間の記録はクルスベルグ軍のドニー・ドニー撤退時に駐留艦隊司令本部が破壊され、残っていない。



前ゲート解放401年、イストモス軍がクルスベルグ領内に侵攻する。
国内での戦いに、無敵クルスベルグ空軍は役に立たなかった。

これまでのように敵の街を無差別爆撃し、降伏を迫ると言った雑な戦い方は防衛戦争では当然できず、
空を埋め尽くすほどの飛行船団も陸軍の兵員移動にしか役に立たなかった。

しかしそれさえイストモス騎兵の圧倒的な進撃速度には抗しきれず、意味を持たなかったのである。

同年2月1日(風月1日)、クルスベルグ連邦はイストモスに降伏する。
首都フォンベルグは制圧され、シフ・ヒルシャー大統領は自殺したと発表された。
多くの飛行船を建造したオーザルベルグ州も攻撃を受け、造船所、兵器工廠は破壊された。

これらによってリュークハイムを始めとするクルスベルグ空軍の飛行船は、
今後一切の修理、装備の補充すら困難になったのである。

イストモスは各国に駐留するクルスベルグ連邦陸軍・空軍、
さらに占領下のミズハミシマ、ドニー・ドニーから供出した兵力で編成した海軍の撤退を要求する。

同年3月9日(石月9日)、「第2次モルガーアナの戦い」が勃発。
リュークハイムはドニー・ドニー駐留艦隊に所属する戦闘艦として、この戦いに参加する。

熟練の空軍兵士が操るリュークハイムは、ドニー・ドニー海軍のガレオン船12隻を撃沈。
攻撃してきたオルニト軍ワイバーン戦闘団をも対空装備で撃退した。

しかし21日に艦隊旗艦エリスベルグが撃墜され、連邦空軍第2軍司令長官トルコロル中将が戦死すると
モルガーアナの戦いはクルスベルグの敗北となり、3日後、駐留艦隊はミズハミシマまで撤退する。

続く6月9日(陽月9日)にはミズハミシマはバンハ大島で
オルニト、ドニー・ドニー、ミズハミシマ連合の「南風作戦」が発動し、2週間の戦闘に突入する。

リュークハイムは艦橋が大破し、対空装備の8割を喪失して味方の艦隊と共に大スラフ島に撤退した。
艦橋が破壊されてもなおリュークハイムが操船可能だったのは、船員たちの努力の賜物であると讃えられ、
吸血姫サミュラはその栄誉に報いて生き残った120名の船員を全員食べた。

11月21日(死月21日)、各国に駐留していたクルスベルグ連邦軍の兵士や将校たち、
禁忌である帝国時代の技術を復活させ、国民を扇動した戦争犯罪者として非難を受けるセダル・ヌダ職工党の党員などが
大スラフ島に逃亡しようと一斉に動き始めた。

サミュラも残った残存兵力をかき集めて脱出者の受け入れを始める。



前ゲート解放401年11月30日(死月30日)、
サミュラは大スラフ島の全域を統治するスラヴィア君侯国の建国を宣言する。

これに対し、前ゲート解放400年1月1日(星月1日)に各国は対スラヴィア連合を形成し、大スラフ島を攻撃した。
俗にいう「スラフ戦役」である。

リュークハイムは戦艦レスリーベルグを旗艦とするスラヴィア空軍連合艦隊に編入される。
駆逐艦800隻、巡洋艦200隻、重巡40隻、戦艦はレスリーベルグと
クルスベルグ空軍最後の戦艦にして最大最強と呼ばれた新型戦艦ヴィルヘルミナである。

空軍総司令官として骸骨王ヴェルルギュリウス伯が、連合艦隊司令長官としてガルヴァンディアが就任したが、
両名の反駁からガルヴァンディアが更迭され、骸骨王が実働部隊をも掌握することになってしまう。

海軍はアドミラ伯が総司令官に就任したが、指揮できる海洋艦船はほとんど残っておらず、
やむなく飛行できなくなった飛行船を突貫工事で帆船に改造して戦列に加えている。

この時、リュークハイムも帆船に加えるべきか協議されたが、
優れたこれまでの戦績から空で戦うことが好ましいとキエム候が判断したため飛行船のまま修理を続けた。

この頃、キエム候とバーバルディア候が爵位が同格ということでどちらが軍の最高指揮権を握るかで争っており、
最終的にキエム候が陸軍最高司令官と全軍の総指揮権を、バーバルディア候が首都総司令に就いた。

このような段もあって、リュークハイムの修理に関してバーバルディア候は
「審議候は、リュークハイムはご自身が乗艦された思い出の艦ということで特別な思い入れがお有りなのだ。」
とキエム候の判断が私情にまみれていると部下たちにもらしたといわれる。

対してキエム候は、
「傀儡候は、いつから船大工になったのか?」
とバーバルディア候が無理矢理、飛行船を海上兵力に回そうと提案したと考えて批判した。

が、実際はアドミラ伯がサミュラに泣き付いて、このようなことになったと伯自身が証言している。
また「当時は審議候も傀儡候も若かったので、あんなことになったのだと思う。」と発言し、
さらに「私のせいでふたりがいさかいになって申し訳なく思った。でも怖くて言い出せなかった。」としている。



3月7日(石月7日)、マン・オル半島沖海戦においてスラヴィアと連合軍の両軍は激突する。
この戦闘は2ヶ月間続いた。

8日、新型戦艦ヴィルヘルミナが撃沈された。

11日、リュークハイムは敵側についたドラゴンの一派、ジョージ一族の盲目公こと暗い目のジョージ率いるドラゴン部隊、
オルニト軍のワイバーン戦闘団と激しい戦闘になったものの、これを見事に撃退した。

4月2日(樹月2日)、マセ・バズーク空軍の攻撃によって艦橋が小破。
艦長のセエンラー・セーカー伯爵は太陽光を浴びて戦死、副長が艦の指揮を引き継いだ。

しかし次に右舷にワイバーン5頭が取り付き、船員21名が死傷。
加えて艦の対空装備が4割減すると、もはや戦闘に参加することはできなくなっていった。

それでもリュークハイムは戦闘空域から脱出し、このマン・オル半島沖海戦から生還する。

6月29日(陽月29日)、連合軍の攻撃が激しくなり、リュークハイムは
船員の補充も修理もままならない中、最後の出撃命令を受ける。

リュークハイムは先の戦闘で破壊され、完全に修復されていなかった右舷に攻撃を受け、
ついに撃墜される。



『艦歴』
起工:前ゲート解放414年12月某日(渾月某日)
完成:前ゲート解放413年1月12日(星月12日)
就役:前ゲート解放413年1月20日(星月20日)
撃墜:前ゲート解放400年6月29日(陽月29日)

乗員:200名前後

全長:206m
全幅:23m
全高:102m

機関:超蒸気汽缶9基、ルートロイン型トゥーレ機関3基、
重巡用大型ヘリコローター20基、重巡用羽ばたき翼40基

最大速:35ノット
燃料:あんぱん4,800トン
航続距離:18ノットで約8000海里(14,816km)

装甲(起工時)
舷側:420mm
甲板:100mm

装甲(最終)
舷側:100mm
甲板:撤去

兵装
620㎜21口径砲×2門(船首)
302mm20口径砲×14門(両舷)
70mm70口径砲×32門(船首、両舷、艦尾に8門ずつ)
対ドラゴン用超大型バリスタ砲×20門(両舷)
爆弾5000kg



『付録』

「リュークハイム」
クルスベルグ連邦、ゼーガベルク州の街。
飛行船・重巡洋艦リュークハイムの名付けの由来。



「ビスキーム工房」
2010年にクルスベルグで誕生したプラモデル会社。
主に地球への輸出用に作っており、異世界の金銭感覚からすると商品はどれも非常に高価である。

もとは射出成型などで車のプラスチック部品を製造する会社だったが、
社長は自分の手でプラモデルを販売したいという情熱を長年持ち続けていたという。



「リブレ」
クルスベルグの通貨でやや小さな金貨。市場で出回るものではなく国家予算を組む時などに使われる。
この下に銀貨のリキュという単位があり、1リブレは4000リキュとなる。
現在、日本円に対して約1.7リブレ=1円。



「超蒸気汽缶」
スーパースチームパンクエンジン。

神聖ドワーフ帝国時代に普及した蒸気機関。そのメカニズムは不明。
ただクルスベルグの職人たちの腕自体は、帝国時代から落ちていなかったため、
図面さえあれば仕組みは理解できずとも再現し、量産することはさほど難しくなかった。

”あんぱん”が燃料で水を沸騰させる代わりにオーザルベルグの永久凍土から掘り出した超々活気液エルチニウムを使う。

なおエンジンと呼んでいるが、「汽缶」は「ボイラー」のことであり、
これ自体は過熱蒸気となったエルチニウムを排出するだけの装置である。
細かいことは気にしなさんな。



「トゥーレ機関」
トゥーレエンジン。

重力制御動力機関。超蒸気汽缶を動力に、反重力場を発生させ、飛行船を浮遊させる。
クルスベルグ空軍の飛行船の中身の半分近くが、このトゥーレ機関になるほど大きい。

超蒸気汽缶と同じく、メカニズムは解明されていなかった。



「あんぱん」
おいしいよ!



「装甲」
装甲は、冶金技術が不十分であるため、地球の20世紀に活躍した装甲艦とは比べ物にならないほど脆弱。
駆逐艦クラスであっても厚さは戦艦大和もびっくりするぐらいの装甲を施しているが、実際の防御力は推して知るべしである。

上記の通り、攻撃を受けることは想定していなかったわけではないものの、
酷く不誠実で、いい加減な対応をしていたらしい。

建造に当たって使われた材料も青銅やブリキなど、とにかく金属で覆っただけであった。
理由はふたつあって、ひとつは最初に上げたように技術力不足と、二つ目は資源不足であった。

クルスベルグに金属鋼材が足らないというのも驚きだが、あまりに一度に大量の兵器が生産され始め、
これまでの想像を上回る速度で消費され続けたことがある。

特にクルスベルグでは金銀に限らず、鉄などの卑金属そのものに実物資産としての価値があった。
そこに加えて経済の混乱で銀行が潰れ、新たに資材を購入する資金繰りに困ったこともあって、
どこの工房でも備蓄している金属をおいそれと使う訳にはいかなかったのである。

また技術不足で鋼板が分厚くなったところで余計に資材が必要になり、
すぐに手に入る質の悪い鋼材を使うという悪循環であった。



「パッシレシオ砲」
大砲職人で軍人であったパッシム・パッシレシオ大佐が考案し、製造させたという野戦砲。

鋳造砲とはいえ地球世界最大の戦艦として知られる「戦艦大和」の46cm砲よりも口径は大きい。
ただしいうまでもなく「戦艦大和」の主砲とは全く技術レベルが違うので性能は完全に劣る。

飛行船・重巡洋艦リュークハイムに装備された620㎜21口径砲がこれである。
説明するまでもなく、いかなる要塞の城壁も粉砕することが出来た。

このサイズの大砲は、地球では18世紀の半ばに完成しているため、200年近く時代を先行している。
しかも21口径なので砲身長は13mになり、このような巨大な鋳造砲は地球世界にはない。

当然、異世界でこのような超兵器に対抗することは不可能であり、圧倒的な破壊力を誇った。

しかし巨大な砲身に直径60㎝、重さは100kgを超える巨大な砲弾を装填することは、極めて危険な作業であり、
当然ながら飛行船での運用は困難なものだった。

そのため戦艦クラス、重巡クラスの飛行船であっても装備は出来ても、戦闘中には再装填は行われず、
ここぞというタイミングで使用された。

スラヴィア戦争後は多くの飛行船は解体され、要塞などに半分の大きさの10口径砲が置かれた。
これらは初期のスラヴィアの国防に置いていうまでもなく守護神と呼ぶべき働きを見せた。



「ダレダン砲」
ダレダン大砲工房が開発して売り出していた野戦砲。艦砲としても使われた。
飛行船・重巡洋艦リュークハイムに装備された302mm20口径砲が、これ。砲弾は石製。

重巡洋艦の副砲としてはありきたりな装備である。
ただし14門という数は、他の重巡と比べると少ない。



「コルニ砲」
クルスベルグ飛行船に、対ワイバーン、ドラゴン用に搭載された70mm70口径砲。

これだけでもドニー・ドニーの海賊たちが使うガレオン船程度ならば紙細工のように破壊できる。
海上戦闘では爆撃は有効ではなかったこともあり、水面ギリギリまで降下して使用することもあった。



「スラヴィア戦争」
サミュラの建国宣言によって突如発生したスラフ島戦役をスラヴィア建国の流れとする公式設定に対し、
ゆるやかにスラヴィアという勢力が異世界に勃興していったとする【盲目公記】独自の世界観において提唱されるスラヴィア建国戦争。

約10年近い大小の戦乱、武力衝突、小康状態からの再戦からなりスラフ島戦役は、
その中では後期に起こった戦争の一局面に過ぎないと見做されている。



「クルスベルグ空軍の艦名名付けの法則」
戦艦:州の名前。~ベルグ。
重巡:町の名前。~ハイム。
軽巡:町の名前。~ブルク。
駆逐:~クーゲル。球体という意味。
小型:小型飛行艇ツェッペリン。~ヴィント。風という意味。


  • ドワーフ=山って印象が強いけどイレゲのドワーフって空や海とか活動範囲アグレッシブ。組み立てて愛でるだけの玩具って余裕と豊かさの象徴だと思うわ -- (名無しさん) 2015-10-09 20:13:09
  • 空戦力が豊富に存在するイレヴンズゲートでは大きな戦艦はそれらからの攻撃に対する防御手段が充実していたからこそ名艦として語り継がれてきたとかありそう -- (名無しさん) 2015-10-10 01:18:51
  • 異世界の海戦となると種族の動きも気になるがどんな艦がどんな動きをするのか気になる -- (名無しさん) 2015-10-13 23:33:06
  • 職人立国のクルスベルグなら過去から生産してきたモノの資料詳細があれこれ残ってそうで地球サイドの異世界研究対象にできそう -- (名無しさん) 2017-01-14 18:55:58
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最終更新:2015年10月09日 20:11