【コロスケ・ハラグロンの なぜなに精霊!】

※注:かなり偏った見解を基に繰り広げられています。ホントはもっとフレンドリーだよ!※


「コロスケ!」
「ハラグロンの」
「「なぜなに精霊、はっじまっるので御座いますよ~!」」

コロスケ・ハラグロンの なぜなに精霊!


「みんな~! 試練してる~? 試練に飢えるアナタの御供、超試練シンデレラ、コロスケちゃんが華麗に登場! キラッミ☆」
「一日一種、欠かさず搾取してますか? してない子は肥料です。 本日の講師役を仰せつかりましたハラグロンに御座います」
「本日は諸事情あっていつもの進行役が不在ですので、代わりに私達がご案内いたしますよ!」
「そうなのですか? 私、種の保存と交配による種の進化について実技を交えて講義を行うので講師をして欲しいと聞いていたのですが」
「流石にそれは@wikiの規約的にマズいのでやめておきましょう」
「そうですか・・・誤報を流した輩は後で肥料」
「というわけで、本日の御題は『精霊』についてで御座いますよ」
「小さき小姓どもですね。 アレは肥料にならないのであまり好きではないのですが」
「まぁか弱きヒトどもには重要な存在らしいので、ここいらでかわゆい私たちが民草にひとつ知恵を授けてやりましょう!」
「成程、ここでウケを良くすることで、貴方は試練奴隷、私は肥料を得る訳ですね」
「そういうことです!」


Q:そもそも精霊って何なの?
「精霊というのは、<こちら側>における自然現象が具体的な存在を得たもの、という認識で問題御座いませぬ」
「発火という現象には火精、流水という現象には水精という具合に、ですね」
「それらに働きかけることで、民草は暮らしから争い、試練にまで精霊を活用しているわけですよ」
「所詮は現象なので肥料にならない、という点では無価値に等しいですが」
「<こちら側>のあらゆるところに精霊は存在しております故、入用な時に呼べば来るあたりが民草には大人気なのです」

Q:精霊にはどんな種類がいるの?
「精霊には原則として火精、水精、風精、土精、光精、闇精の6種がおりますな」
「貴女のところの試練の精霊は違うのかしら」
「試練の精霊は区分としては精霊とは厳密には違うので御座いますよ。 試練は数多の自然現象の一つで御座いますが、精霊として顕つために太陽神ラー様が地上に影響をお与えになられた結果生まれた、かわいい私のファン達に御座いますれば」
「左様ですか」
「この他にも、特に自然現象の発生が顕著な土地には相応の精霊がおりまする。 水精の仲間で氷壁牢獄の氷河が生んだ氷精や、土精の仲間で南蛮石樹林という特異環境に育まれた岩精や鋼精らが該当いたしますよ」
「氷精は確か貴方の御友達にいたわよね」
「あああああああああああああああんな野蛮で凶暴なケダモノがオトモダチなわけがないじゃないですかぁ!」

Q:精霊には名前はあるの?
「所詮は現象から発生した具象存在。 固有の名前は基本的に御座いませぬ」
「呼べば湧く程数がいる訳ですし、肥料にも為らぬ小姓に名など不要でしょう」
「まぁ中には、呼び出した精霊と密な関係を結ぶにあたり、固有名を授ける者もおるようですが」
「酔狂な肥料も居たものですね」
「ところがそうでもないのですよ。 命名とはその通り『名を命ずる』行為に御座います」
「成程。 して、命名にどのような意味があるのでしょう」
「固有名を持たぬ精霊に名を授けることで、唯の現象具象とは違う固有存在へと変わり、精霊一匹を占有できるのみならず、親密の具合によっては本来発生させうる現象を越える力を発揮しうることも有り得るのです」
「現象に名を付けて子飼いにしようなどと、よくもまぁ民草が考えそうなことです」
「私達は既に父より名と使命を与えられておりますから、その遠大さは桁違いに御座いますな」

Q:精霊と付き合うにはどうしたらいいの?
「先にも申した通り、精霊はどこにでも居ります故、手近にいる必要な属性の精霊に呼びかければ事足りるので御座います」
「随分と軽い扱いなのね。 だからこそ使い捨てるのかしら」
「所詮民草などその程度に御座いますれば。 そんな民草も、敬虔な者たちになると精霊のために奉納を行い、より関係を密にすることを目論む輩もおりまする」
「奉納ですか。 我が国の民草が種を父祖に献上するようなものですね」
「概ねその通りに御座いますな。 主に用いられる奉納は舞や歌唱。 演劇仕立てなど民草なりに手の込んだ方法を取ることもあるようですが」
「小姓如きにそこまでする割に、私達には何の奉納もないことに苦言を呈せざるを得ませんね。 肥料にしましょう」
「まぁまぁ、私達は民草には遠大過ぎて理解できないので御座いましょう」

Q:精霊と仲良くなるとどんないいことがあるの?
「精霊は民草の生活のあらゆる場面で活躍するもの。 生活を安定させ、豊かにするために精霊との関係強化が欠かせないので御座いますよ」
「使い走りにするための体面を良くしようという魂胆のために、先に述べた奉納などするわけですね」
「全くもってその通りに御座いますな。 <向こう側>でも『じちんさい』などと呼ばれる奉納を行うことで農作や建立について土精の協力を得たり、川の氾濫を防ぐために土精で堤防を作り流水自体を水精と制御したり」
「食事のために火を起こす、という程度のことにも民草は奴隷のように小姓を扱き使うのですし、見返りに奉納があって然るべきではありますね」
「民草が愛して止まない戦事にも、火計のために火精の助力を得る、砂塵を起こしたり矢を防ぐために風精に働かせるなどで使役しておりますな。 そられの大事を成すには、時に都合を無視した使役を行う故、事前に兵どもが総出で奉納などするのです」
「民草には自らの力のみで事を成そうという気概がないのですね」
「だからこそ試練という素晴らしい自然現象をより体験し、体感することで高みを目指すべきなのです」
「一理ありますね」
「何をするにも精霊頼みの民草が、より大きなことを成すために、精霊との関係を密にする必要があるわけですよ」

Q:精霊の凄さを間近に見られるオススメスポットってある?
ラ・ムール国境線以外に御座いますまい! 数多の試練の精霊が星の数ほどの試練を携え、貴方をお出迎え致しますよ! さぁ貴方も今すぐ御来訪下さいませませ!」

Q:試練の精霊以外の精霊の凄さを間近に見られるオススメスポットってある?
「・・・延国南国境線の『塞王』にでも行けばよろしいんじゃないでしょうかね? あれは時の延王が延国全土に撒いた躍字の力で土精の力を一点集中させて一瞬で建立した、躍字と精霊が織りなす奇蹟の城塞に御座いますれば」
「あの壁、我が父祖の縁樹であるデュロコダマーの発育を阻害しているようで。 邪魔なので肥料どもに潰させたいのですが」
「他にはオルニトの浮遊岩盤都市も、ハピカトル様の神気に当てられて浮いているものもあれば、風精の力で浮いているものも御座ますな」
「その国も我が父祖の縁樹クレウェボルが育む森林を古来から荒らしておりますな。 やはり肥料にすべき」
「まぁまぁ、民草如きの雑事に苛立っていても仕方ありますまい」

Q:国ごとに精霊の数とか扱いやすさってやっぱり違うの?
「それは国によっては火は付かないの?と聞いているのと同じことに御座いますね。 先も申したように精霊は現象と一体。 土地的相性というものこそあれ、何処に行っても精霊は存在するものに御座います」
「我が父祖の足元に住まう肥料達の国エリスタリアは、土精の相が強く出ていますね」
「そのようで御座いますな。 一般的には土地の相としては
 火精:ラ・ムール 大延国
 水精:ミズハミシマ ドニー・ドニー
 土精:エリスタリア クルスベルグ マゼ・バズーク
 風精:オルニト イストモス
 光精:ラ・ムール
 闇精:スラヴィア マゼ・バズーク
 が良いとされておりまする」
「イストモスが食料自給に憂いを持っているというのも、風精の相が強く土精の相が薄いからという理屈がある、ということですね」
「その様ですな。 扱いやすさ、という点も相の影響は少なからずあるようで」
「でもこれは、あくまでも相つまりは扱いやすさというだけの話で、相克の精霊が弱い或いは存在できないというわけではないのですよね」
「そうなので御座います・・・あの忌々しき毛玉の野獣めがラ・ムールの地でのうのうとしていられるのも、そういうわけで御座いますですよ」

Q:ところでオマエらさっきから随分と上から目線だが、何様のつもりだ?
「私共は『神霊』と呼ばれる、精霊よりも格上の存在に御座いますよ」
「父祖たる主神から命を授かり現界し、主命を全うするために奔走する存在。 それが神霊というもの」
「基本的には普通の民草には見ることすら叶わない存在ですが、神の御力を宿した者には見ることが出来るのですよ」
「尚、神霊という存在に関しましては、シリーズ未来王独自の設定でございます。 あくまでも公式ではございませんので、お間違いの無いよう」
 「あのな、そういう事が聞きたいんじゃねぇんだっての」
「やや、これは猫助助手殿! 随分お早いお戻りで御座いましたな!」
 「んあこたぁどうでもいい。 テメェらなんでそんな偉そうに講釈垂れてんだってことが聞きたいんだが?」
「それは当然、我らは神の御使いにも等しき存在にございますれミギャー! 毛玉はやめてくださいませぇ――――――――!」

「というわけで、講師を騙る羽虫が一匹消えたので〆は猫助助手が代行するぞ。 今回の講義、概ねスレの現状に即した内容ではあるが、冒頭にも言ったようにどうしようもない偏屈な二人の語り草だから、あまり真に受けないように」
「失礼な。 私達の講義に肥料が不満を漏らすとでも?」
「ああ不満が募るだろうな。 いずれクウリ老師をゲストに迎えて改めて講義したい位にな」
「左様ですか」
「すぐにという訳にはいかんのだが、再講義希望の旨が挙げられるようなら交渉してみるからな」
「ところで、コロスケちゃんに毛玉ちゃんが甘噛みしてますが、あれは一般的には仲が良いという表現が適当ではないかと思うのですが」
「全くもってその通りだな。 んじゃ、次の講義でまた会おうな!」




「またしてもフォロー無しで御座いますれば・・・」

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最終更新:2012年09月09日 04:10