【DnD4e】罠と危険要因

D&D4版用、オリジナルの罠および危険要因。

+ レベル14 標準 罠 物体 血招きの浮遊水晶
  この石は台の上に鎮座する磨き上げられた水晶、あるいは洞窟に生える結晶体といったかたちでみられる。近くで生物の血が流れると、たちまちそれを吸い取りぎらりと輝く。
  難易度29の〈魔法学〉に成功したキャラクターはこの罠を識別できる。
血招きの浮遊水晶
レベル14 標準 罠 物体
感知:自動的に気付く イニシアチブ+7
hp:96
AC23; 頑健26、反応24、意志――
抵抗:ダメージ種別を有するすべてのダメージ5
完全耐性:[死霊]、[精神]、[毒]、強制移動、すべての状態、継続的ダメージ

▼特徴
作動条件
  この水晶はブラッド・ドリンクが合計2回トリガーされるまでは自身のターンを持た
  ない。ブラッド・ドリンクが合計2回トリガーされた段階でイニシアチブをロールする。
▼標準アクション
(近接範囲)アンステーブル・フローテーション/不安定な浮揚◆無限回
  攻撃:近接範囲・爆発3(爆発内のクリーチャーすべて); +17対“頑健”
  ヒット:目標を地面から垂直な方向へ1d4マス横滑りさせる。すなわち、この攻撃の
    終了にともなって目標は落下することとなる。この横滑りを踏みとどまること
    はできない。
▼トリガー型のアクション
ブラッド・ドリンク/血をすする◆無限回
  トリガー:水晶から3マス以内で、(人造)でない生きたクリーチャーが種別を持たな
    いダメージを受けた。
  効果(機会アクション):この水晶は1回のアンステーブル・フローテーション攻撃を
    行う。

▼対抗手段
 ◆無効化:難易度29の〈盗賊〉または難易度21の〈魔法学〉判定。
    成功:水晶は次の自身のターンの開始時までブラッド・ドリンクを使用できない。
      この判定に合計3回成功したなら、この罠はすべての機能を失う。
    失敗:この罠は1回のフリー・アクションとして、判定に失敗したクリーチャーを
      3マス押しやる。

+ レベル30 精鋭 罠 物体 永劫の守護球
  取り扱いについて:冒険の最大のボスとなる単独クリーチャーを守らせる。30レベル・キャラクターは、ともすれば単独クリーチャーさえ1ラウンドのうちに斬り伏せてしまうことがあるが、少なくとも1ターン、ボスに行動させれば、ボスの恐ろしさをゲーム的に表現することはできるだろう。この罠はかなり高難度に設定しているため、レベル30以上のクリーチャーが登場する遭遇、またはそうしたクリーチャーの居城にのみ配置するくらいにしたい。そのうえで、以下のような下方修正をかけるのもよい:ブレインウォッシングは1回ずつしか使わない、抵抗を削除する、後効果を削除する、ヒット・ポイントを減らす。

  この守護球は神秘の魔力によって“あるじ”とつながり、その受けるダメージを肩代わりする。
  難易度42の〈宗教〉または〈魔法学〉に成功したキャラクターはこの罠を識別できる。
永劫の守護球
レベル30 精鋭 罠 物体
感知:自動的に気付く イニシアチブ+15
hp:260
AC38; 頑健38、反応40、意志――
抵抗:すべてのダメージ10
完全耐性:[死霊]、[精神]、[毒]、強制移動、すべての状態、継続的ダメージ

▼特徴
マジック・バンド/魔術的絆
  この守護球は特定のクリーチャーと魔法的な絆を持ち、あるじとする。
  クリーチャーは1時間の儀式を行い、〈魔法学〉判定を行うことで球のあるじとなる
  ことができる。前のあるじとの絆が残っている場合、(そのあるじの〈魔法学〉判定
  の結果+5)以上であれば、絆を上書きすることができる。
▼標準アクション
(遠隔)ブレインウォッシング/洗脳◆無限回
  効果:以下の攻撃を2回行う。
  攻撃:あるじと敵対しており支配状態でない、疑似視覚20内のクリーチャーから
    ランダムに選んだ1体; +34対“意志”
  ヒット:目標は支配状態になる(セーヴ・終了)。
    後効果:目標は幻惑状態になる(セーヴ・終了)。
▼トリガー型のアクション
プロテクティング・マジック/守護の魔術◆無限回
  トリガー:20マス以内にいるあるじが攻撃のヒットまたはミスを受けた。
  効果(アクション不要):守護球はあるじの代わりに、あるじが望まないすべての
    ダメージと効果をこうむる。そのうえで、あるじを2マスまで横滑りさせる。

▼対抗手段
 ◆無効化:難易度32の〈魔法学〉判定。3回成功すると、この守護球は魔力を失い、
    機能しなくなる。成功かつ42以上:成功回数に関係なく、即座に守護球は魔力を
    失う。この判定を行うキャラクターの味方は、〈宗教〉、〈盗賊〉、〈魔法学〉
    のいずれかを用いて援護を行える。
 ◆取り外し:難易度32の【筋力】判定(標準アクション)。成功したクリーチャーはこの
    守護球を台座から力ずくで引きはがす。引きはがされたオーブは持ち運び可能な
    物体となる。引きはがされても守護球は機能を続ける。この判定を試みるたび、
    オーブはフリー・アクションとして、判定を試みたキャラクターに対して即座に
    ブレイン・ウォッシングによる攻撃を1回だけ行う。
















































最終更新:2018年11月13日 16:54