691 :創る名無しに見る名無し:2014/05/25(日) 20:21:58.15 ID:pSf7oLyQ
突如日本領空に現れた巨大な浮島は、そのまま福井県から東京都を突き抜けるコースで進行を続けていた。
「あの浮島の詳細な情報は届いていないのか?」
「はっ、どうやら太古の昔から存在するもので、日本が転移する前からこのコースを通っている様です。」
「それだけか?」
「大陸の国々は、浮島に住民たちとは基本的に交流が無い様で、ただ頭上を通り過ぎるだけの存在という認識しか無い様です。」
「ふむ、向こうの方から接触がないうえに、特に何をする事も無く唯通り過ぎるだけならば、問題はないのか?」
「ただ、気になる情報が・・・。」
「言ってみろ」
「その浮島の住民たちは、腕が翼の様な形状をしており、飛行能力を有するらしいです。」
「何だと!?」
「その気になれば、あの浮島から自由に降りてくることが可能かと思われます。」
「それをなぜ先に言わない!」
「このままやり過ごすか、浮島の住民と接触してみるか・・・。」
「難しい賭けだな・・・。」
「はっ、どうやら太古の昔から存在するもので、日本が転移する前からこのコースを通っている様です。」
「それだけか?」
「大陸の国々は、浮島に住民たちとは基本的に交流が無い様で、ただ頭上を通り過ぎるだけの存在という認識しか無い様です。」
「ふむ、向こうの方から接触がないうえに、特に何をする事も無く唯通り過ぎるだけならば、問題はないのか?」
「ただ、気になる情報が・・・。」
「言ってみろ」
「その浮島の住民たちは、腕が翼の様な形状をしており、飛行能力を有するらしいです。」
「何だと!?」
「その気になれば、あの浮島から自由に降りてくることが可能かと思われます。」
「それをなぜ先に言わない!」
「このままやり過ごすか、浮島の住民と接触してみるか・・・。」
「難しい賭けだな・・・。」
空の国は、突如出現した未知の大陸の調査のために、自警団の中から有志を募り、千数百年ぶりに下界への接触を試みようとしていた。
「・・・・どういうつもりだ?ミーティア」
「私も行かせてください、お父様、下界の、それも未知の領域の探索なんて、またと無い機会です。」
「駄目だ、危険過ぎる。」
「何でも、例の怪鳥の目撃証言の中に、人らしきものが乗っていたと言う物があるではないですか。」
「俄かに信じ難い事だが、似たような証言が多く寄せられてきたので、信憑性はあるのだろう。」
「巨大な鳥の翼を借りて、空を舞う・・・リクビトの中で初めて私たちの領域に挑んだ者たちが居る大陸なのです。」
「そうだ、外界からの接触を断つ為に、我らは大地を捨てたのだ・・・しかし、それもここまでなのかも知れん。」
「だからこそ、私は彼らに会ってみたい、私たちに追いつき、手が届く程の力を持った大地の民に!」
「ミーティア、お前も歴史くらいは学んだのだろう?我々は太古の昔、他種族から度々襲撃を受けて続けてきたのだ、
もし、リクビト達が空の領域に手を伸ばす様になった場合、再び我らは危機を迎えるだろう。」
「大地を捨てる前の私たちは、多くの敵も居ましたが、多くの友も居ました、彼らが敵であると誰が決められましょうか?」
「しかしだな・・・・・。」
「領主様!大変です!未知の大陸から巨大な羽虫の大群が!!」
「何だと!?」
「私も行かせてください、お父様、下界の、それも未知の領域の探索なんて、またと無い機会です。」
「駄目だ、危険過ぎる。」
「何でも、例の怪鳥の目撃証言の中に、人らしきものが乗っていたと言う物があるではないですか。」
「俄かに信じ難い事だが、似たような証言が多く寄せられてきたので、信憑性はあるのだろう。」
「巨大な鳥の翼を借りて、空を舞う・・・リクビトの中で初めて私たちの領域に挑んだ者たちが居る大陸なのです。」
「そうだ、外界からの接触を断つ為に、我らは大地を捨てたのだ・・・しかし、それもここまでなのかも知れん。」
「だからこそ、私は彼らに会ってみたい、私たちに追いつき、手が届く程の力を持った大地の民に!」
「ミーティア、お前も歴史くらいは学んだのだろう?我々は太古の昔、他種族から度々襲撃を受けて続けてきたのだ、
もし、リクビト達が空の領域に手を伸ばす様になった場合、再び我らは危機を迎えるだろう。」
「大地を捨てる前の私たちは、多くの敵も居ましたが、多くの友も居ました、彼らが敵であると誰が決められましょうか?」
「しかしだな・・・・・。」
「領主様!大変です!未知の大陸から巨大な羽虫の大群が!!」
「何だと!?」
あとがき
輸送用の大型ヘリコプターですねー。(あのバナナみたいな形の奴
でも、ここら辺で大分知識不足が響いてきました・・・うーむ、少しでも盛り上がらせようと頑張りましたが、ちょいと煮詰まってきました。
でも、ここら辺で大分知識不足が響いてきました・・・うーむ、少しでも盛り上がらせようと頑張りましたが、ちょいと煮詰まってきました。
あと、資源の問題で日本を困らせたくないので、無限万能資源と言う形で魔法と魔鉱石を考えてみたのです。
とある大学研究室
本当にこの魔鉱石と言う物質は、今までの常識を覆す物質だ。
様々な用途が期待される中でも需要が高いのが発電だ、従来の発電施設では、発電するときに水蒸気タービンを回すのに燃焼させなければならないが、この魔鉱石は直接発電が可能だ。
また、高純度なものほど発電力が高く、特殊な刺激を与えると大量のエネルギーを放出し続ける。
この世界に当たり前の様に存在する物質ながら、これ程の万能性を持つのならば、将来的に化石燃料に置き換わる可能性が高いだろう。
ちなみに、この物質が原因で地球から日本が切り離されたという説があるが、どうにもこの物質はほかの次元に、ちょっかいをかける程度の事ならば可能らしい。
この性質から、質量に見合わない莫大なエネルギーを多次元から取り入れている可能性がある。
もしかしたら、我々は核エネルギーに代わる危険な物質に手を出そうとしているのかもしれない・・・。
様々な用途が期待される中でも需要が高いのが発電だ、従来の発電施設では、発電するときに水蒸気タービンを回すのに燃焼させなければならないが、この魔鉱石は直接発電が可能だ。
また、高純度なものほど発電力が高く、特殊な刺激を与えると大量のエネルギーを放出し続ける。
この世界に当たり前の様に存在する物質ながら、これ程の万能性を持つのならば、将来的に化石燃料に置き換わる可能性が高いだろう。
ちなみに、この物質が原因で地球から日本が切り離されたという説があるが、どうにもこの物質はほかの次元に、ちょっかいをかける程度の事ならば可能らしい。
この性質から、質量に見合わない莫大なエネルギーを多次元から取り入れている可能性がある。
もしかしたら、我々は核エネルギーに代わる危険な物質に手を出そうとしているのかもしれない・・・。
今日はここまで