510 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 12:12:23 ID:ITNokvO.0
>>505
御召艦としての戦艦も悪くないかもしれません。
ただ、天皇は国の現状(備蓄燃料事情)を知っていますから、
「国民が食糧や燃料の節約に苦労して協力してくれているのに、
自分だけ燃料バカ食いの戦艦に乗るのは許されないのではないか」
と言って、リロ王国に訪問するにしても重巡クラスで我慢してしまう可能性も……。
重巡でもこの世界では不沈艦も同然ですし、旗艦設備もそれなりに整っていますから。
> 護衛駆逐艦ならこの世界の海軍に十二分戦えるのでは?
そうなんですけれども、護衛駆逐艦の所属は「海上護衛総隊」であって「本国艦隊」じゃないんですよ。
で、海上護衛総隊が前面に出て戦争やるとなると、本国艦隊としては面白くないわけです。
「敵の主力と戦うのは本国艦隊の役目なのだから、海上護衛総隊は引っ込んでろ」って話になってしまう。
掃海や海賊(国家公認の私掠船も含む)狩りは好きなだけやっていいけど、
敵の戦列艦隊(正規海軍)との戦闘は本国艦隊に譲るべきだという意見が海軍内に結構多いのです。
ただ、この辺の線引きは曖昧で、どこまでが私掠船でどこからが正規海軍なのか、規定が無いのです。
正規海軍も海賊行為をやることがありますが、その場合は
海上護衛総隊が対処すべきなのか、本国艦隊が対処すべきなのか?
勿論、やむをえない状況であれば、戦列艦に対して護衛駆逐艦が戦う事もありますけれど。
> 駆潜艇は海賊退治や海難事故とかに出動かな?
そうですね、海難事故対策も重要な仕事ですからね。
>>506
赤人も、購入した「ご主人様」によって待遇が全然違います。
白人や黄人の平民よりも良い暮らしをしている赤人もいます。
基本奴隷階級の赤人でも、境遇は人それぞれですね。
511 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 12:12:53 ID:ITNokvO.0
>>507
> 軽巡洋艦を建造しているかも
世界中に植民地を持っていた英国、太平洋と大西洋に面している米国と、皇国では「守備範囲」が違いますから。
史実よりは多く建造していますが、それは条約切れ後の大淀型の仁淀と、吉野という
大淀型の拡大発展版で、どちらも多数の偵察機を搭載した艦隊旗艦用という特殊艦です。
あとは新型の阿賀野型を4隻と、その改良型軽巡を4隻を、
5500t型軽巡の代替、水雷戦隊旗艦として整備する予定です。
ただし、5500t型も史実の帝国海軍のような『水雷特化』の軽巡ではなく、汎用軽巡です。
特に改装(という程大規模でも無いですが)によって高角砲や対空機関砲を
多数増設、爆雷兵装も投下型爆雷からヘッジホッグに換装しています(する予定です)。
5500t型よりさらに古い天龍型は、14cm主砲と旧式の76.2mm高角砲、魚雷発射管を
全部撤去して127mm連装両用砲5基10門に換装し、防空巡洋艦のテスト艦になっています。
転移前の皇国海軍で考えられていた任務は、「極東ソ連海軍の封じ込め」です。
史実の太平洋戦争のように、広大な太平洋でドンパチやろうという情勢では
ありませんでしたので、航続距離とかもそれ程気にしなくて良かったんです。
それでも、台湾やフィリピン、グアム、サイパンあたりまでは進出できないと、
西太平洋における米艦隊との共同作戦に支障を来たすので、駆逐艦でも
航続距離を犠牲にしてその分速度や武装を……って程の割り切りはしていませんが。
> 商船改造の仮装巡洋艦
優良商船は西大陸や東大陸との交易の仕事がありますから、これを徴発する事は出来ません。
そうでない商船も、国内航路やリロ王国やオレス王国との交易などに使いますから、
仮装巡洋艦もそんなに多くは配備できないでしょう。
阿賀野型以降の新鋭軽巡、新鋭重巡が十分に生産されて本国艦隊に行き渡れば、
旧式の5500t型を改装して海上護衛総隊に回して航路防衛に使えるかもしれませんが。
あとは、航続距離の関係であれば無理を承知で巡潜型潜水艦を航路防衛に着かせるとか。
>>508
一応、リロ王国には油槽艦が複数隻配備される予定で、東大内洋の
海賊狩りはエウフォス諸島を拠点にする予定になっています。
同じく、西大内洋ではオレス王国が拠点となります。
また、西大陸ではイルフェス王国が、東大陸ではユラ神国が一応友好的な国家ですので、
西大陸近海(東海岸)の航路防衛をする艦隊向けにイルフェスに油槽艦その他支援艦艇を、
東大陸近海(西海岸)の航路防衛をする艦隊向けにユラに油槽艦その他支援艦艇を
新たに手配する検討が始まっています。
石油を節約するため、石炭専焼艦の派遣も検討されています。
514 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 18:41:26 ID:ITNokvO.0
>>512
>>513
今までさっぱり忘れていたのですが「海防艦」ってのがありましたよね。
海賊退治に、排水量1000t未満の海防艦のようなものはどうでしょう。
カタログスペック的には、駆潜艇の倍程度の大きさで、航続距離は倍以上です。
燃費も、艦隊型駆逐艦や護衛駆逐艦よりずっと良いです。
例えば、大きい方で
排水量:950t
出力:4500馬力
速力:20kt
航続距離:16ktで6000浬
武装:127mm連装両用砲×1、127mm単装両用砲×1、40mm連装機関砲×2、20mm連装機関砲×4、爆雷×100個、掃海具一式
乗員:150名程度
小さい方で
排水量:750t
出力:2500馬力
速力:18kt
航続距離:14ktで6000浬
武装:127mm単装両用砲×2、20mm連装機関砲×4、爆雷×100個、掃海具一式
乗員:120名程度
このような感じの海防艦(爆雷については、撤去も可)ならば、大内洋の船団護衛や航路哨戒にも使えるでしょうか。
駆潜艇は既にある程度数が揃っているので生産は大幅縮小し、
輸送船で西大陸に派遣して同盟国の港を拠点に近くの海域を哨戒。
護衛駆逐艦と海防艦で、大内洋の船団護衛やより広い範囲の航路の哨戒。
……このくらいが「経済的」なのかなと考えてみました。
というか、私の頭ではこのくらいが限界なのです。
518 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 21:41:39 ID:ITNokvO.0
>>515
> 所属
護衛駆逐艦も海防艦も海上護衛総隊の管轄です。
史実で「海防艦」にされた旧式戦艦や装甲巡洋艦などは、そのまんま「戦艦(練習戦艦)」籍だったり「装甲巡洋艦(練習巡洋艦)」籍だったりです。
皇露戦争時代の戦艦や装甲巡は、若干ですが訓練用として在籍しています。
現在、それらを引っ張り出してきて前線で使おうかどうか検討中です。
> 線引き
基準排水量1000t以上で、「駆逐艦長」が指揮するのが「護衛駆逐艦」。
基準排水量1000t未満で、「海防艦長」が指揮するのが「海防艦」。
と、私の中では線引きしています。
あと、性能的な違いとして護衛駆逐艦は魚雷を装備(4射線~6射線)しますが、海防艦は魚雷非装備。
最大速力も、護衛駆逐艦が25kt程度なのに対して海防艦は20kt以下です。
>>516
40mm機関砲は、史実の米海軍他が使ってた艦載用のボフォース(のライセンス生産)です。
20mm機関砲は、史実の米海軍他が使ってた艦載用のエリコン(のライセンス生産)です。
519 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 21:42:42 ID:ITNokvO.0
>>517
> 果たしてそれらを(しかも複数)作ることができるのか?
短期間で複数整備するというのは、出来ないでしょう。
無理すれば可能かもですけれど、その分神賜島開発(これは軍の工兵も関わっている)や東大陸の拠点作りが遅れるでしょう。
> 自分の国に他国の基地を置きたいなんて国はないよ
確かに、在日米軍のような恒久的な基地を造るとなれば、イルフェスも「それはちょっと止めてくれませんか」になりますね。
ライランスとの戦争が終われば、皇国陸軍は大陸から撤退する取り決めですし、皇国海軍に関しても、
船団護衛の必要性は認めつつも他国の軍艦がイルフェスの領海を通行するのは正直嫌だという態度です。
イルフェスにとって、付き合いが長く信頼関係もあるオレス王国などであれば、また違った態度だと思いますが、
皇国との関係は1年に満たないわけですし、不気味な兵器群を自分の国の港に常駐させるとなると
拒否感を示す人物は多いでしょうね。
西大陸で第1のイルフェスと第2位のライランスの差は、今回の戦争で広がった(イルフェス有利)わけで、
イルフェス側からしても「普通の貿易関係を続ける価値」はあっても、「軍事同盟を続ける価値」は、下がりますから。
> 防諜の問題
これが一番難関かもしれません。
港での荷役作業では現地の人を雇っていますし、皇国人だってミスの
一つや二つはしますから、いつかは必ず何らかの情報は漏れるでしょう。
食糧輸送のための皇国製の大型輸送船がイルフェスの港にいるのですから、
その船員が上陸したときに何らかの情報が漏れている可能性だってあります。
何も無くても、「鉄製の巨大な動力船」というだけで、皇国の国力を推し量る情報を与えているとも言えます。
防諜の問題を突き詰めれば「鎖国する」という選択肢になりかねません。
しかし、それは実際(ここ数年は)不可能で、他国と付き合う以上は
「完璧な防諜は無理」という割り切りも必要じゃないかと思うのですが。
この考えは甘いですかね。
そもそも、皇国はイルフェスやライランスの領土が欲しくて戦争しているわけではないですよね。
イルフェス産の食糧の安定的な供給のためにイルフェスに協力して陸軍も派遣したわけです。
また海軍の仕事は、例えて言うなら現在のアデン湾のような状況があるから派兵しているだけで、
もし海賊や私掠船がゼロになったならば、海軍を派遣する必要がなくなります。
さすがにゼロになるなんてことはありえませんから、海軍艦艇の派遣はある程度の規模で続けられるでしょうけれど。
525 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 23:00:00 ID:ITNokvO.0
>>520
確かに、元世界での駆潜艇も、本土近海、海軍基地、海峡防衛のために整備されたもので、
旅順とか浦塩とかフィリピンとかサイパンに行く予定は無かったわけですから、
使うなら皇列島近海に限定が身の丈にあっているのかもしれません。
>>521
> 交易品
皇国が食糧を輸入するに当たっての対価は、生糸が中心になります。
絹織物なども、美しい光沢から高値で輸出されています。
皇国産のワインなども輸出していますが、全体から見れば微量です。
少量ですが黒色火薬も輸出されています。
皇国産の火薬は良質なので、相場よりもやや高い値段で取引出来ています。
> 蒸気船を輸出
現地造船業の発展が抑止されるどころか、それを糧にますます発展すると思うのですが……。
全部をブラックボックスにして、アフターケアも全部皇国が面倒見て……なんて現実的では
ありませんから、蒸気船を輸出するなら技術が盗まれる事は当然考えられる事ですので。
鋼鉄製の帆船というのも危険です。
まだ、この世界は「現代的な鋼鉄」の製造技術がありませんので。
ですので、船を輸出するとすれば「木造帆船」以外にありません。
ただし、遠い将来には列強国を中心に蒸気船も独自開発されているでしょうから、
その時になったら「皇国製蒸気船(モンキーモデル)」も輸出品目に載るかもしれません。
575 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/30(月) 00:16:45 ID:ITNokvO.0
>>531
> 細菌学
F世界では、一般的には病気の原因は「瘴気」だと考えられていますから、
細菌学は良くも悪くもF世界の医学界に衝撃をもたらすでしょう。
細菌学を渡したら即細菌兵器が作られるような事はないでしょうが、将来の禍根になる可能性もありますね。
> 血液型
血液型性格占いを輸出するとか……。
> 風土病
東大陸北方の風土病はよく知られていて、皇国人も罹ったら死者続出かもしれません。
576 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/30(月) 00:19:22 ID:ITNokvO.0
>>541
> 皇国の駆逐艦
極東ソ連海軍がそもそも潜水艦主体の歪な編制なので、皇国海軍も「対潜重視」になりますね。
史実の特型や甲型に相当する艦隊型駆逐艦もありますが、予備魚雷の再装填装置がありません。
重雷装艦も存在しませんし、史実ほどの「決戦戦力である水雷戦隊」は整備されていないです。
ただし、極東艦隊にはド級戦艦と前ド級戦艦が、バルト海艦隊や
黒海艦隊にはド級戦艦、超ド級戦艦も複数隻存在します。
バルト海艦隊には、正規空母(2万5000トン級)も2隻存在します。
>>542
> 野生の竜
古生物学者も大はしゃぎですよ。
>>543
その数年を波風立てずに無事に過ごすには、何でもかんでも戦争で解決する方針は賢くないと考えています。
>>544
超弩級戦艦の保有は、史実と同じです。
ただし、弩級以前の艦も別枠で保有を認められています。
WW1後にも、軍縮条約に参加していないソ連海軍が物凄い軍拡をしていくので、
対抗上皇国海軍も戦艦を建造していましたので、長門型2隻は存在します。
軍縮条約は……
1、主力艦(戦艦、巡洋戦艦)の新規建造禁止。
2、主力艦の保有量の制限。
米:英:皇:仏:伊=5:5:3:1.75:1.75
超弩級艦については、米国で50万t
弩級艦については、米国で30万t
前弩級艦については、米国で20万t
3、超弩級艦に限り、艦齢20年以上に達した艦は条約の範囲で代艦建造可能。
超弩級艦:基準排水量……40,000t以下
主砲口径……16in以下
主砲門数……制限なし
弩級艦:基準排水量……30,000t以下
主砲口径……12in以下
主砲門数……制限なし
前弩級艦:基準排水量……20,000t以下
主砲口径……12in以下
主砲門数……4門以下
補助艦艇については、史実のロンドン条約とほぼ同じ基準ですが、
皇国の補助艦艇保有量の対米英比は7割ではなく6割になっています。
つまり、主力艦も補助艦も、皇国の対米英比は6割です。
1万トン級の条約型重巡も建造されています。
これは、『“米オマハ級”→“ソ連の8000t、18cm砲級巡洋艦”→“皇古鷹級”』という連鎖の結果です。
皇国の条約型は、史実ほど重武装(重雷装)でない分、防御が強化されています。
性能的には、史実の英重巡に近い(ただし砲力に勝り航続力は劣る)かもしれません。
昭和12年に、イタリアが脱退したので条約は無効になり、
無条約時代の戦艦として昭和17年3月現在、大和型2隻が建造中です。
まあ、この辺は私のご都合主義(長門型や大和型、重巡も出したい!)です。
577 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/30(月) 00:21:51 ID:ITNokvO.0
>>545
>>546
> 宗教
この世界の先進国では「ユラ教」が国教となっています。
この宗教の総本山は、東大陸の「ユラ神国」です。
「創造の神であるユラを祀る」ものです。
形態的には、多数の神を前提とした一神教となります。
ユラ神国の首都ユラには、ユラ神を祀る神殿があり、巡礼者が多く訪れます。
東大陸発祥の宗教なので、特に東大陸で影響力が強く、西大陸では影響力はやや落ちます。
ちなみに皇国語の「由良」と発音は同じですが、関係性はありません。
> F世界の医学
確かに顕微鏡は存在し、細菌や微生物なども発見されていますが、
それと病気の原因を結びつけるまでには医学は発展していません。
依然、病気の原因は「瘴気」によるものだと考える医師が殆どで、
一部(特に辺境地域)では瀉血療法(?)も行われています。
呪術で病気を治す(プラセボ効果?)地域もあります。
列強国の一般的には、「栄養のある物を食べて、よく休む」
というのが病気の治し方として広まっています。
砂糖が「薬」として用いられる場合も多いです。
重篤な病気の場合「治らないものは治らない。それが定め」と思われています。
>>547
ユラ教は、あまり教義にうるさくないです。
日に何回風呂に入っても、あるいは一週間風呂に入らなくても、教義的には何も問題ありません。
ただ、ユラ教とは関係無いところで「いわゆるホームレスは死刑」という国はあります。
>>548
>>549
『友好のため』に『陛下へ』献上されたので、天皇の世話係の一人としています。
天皇自身も、赤人の彼を傍に置くことでそれに応えたいという気持ちがあります。
まあ、もし彼が暗殺者であったならば大変ですが、天皇と
二人きりにはさせないということで、彼にも納得してもらっています。
勿論、同じ部屋で一緒に寝たりする事なんてありません。
話の内容では二人しか出てこないので、二人きりに見えてしまうんですが、
実際は周りに他の侍従がおります。
観賞用の赤人は、まさに「貴人の装飾品の一部」な扱いです。
社交界などでは、お互いの赤人の髪の毛やら、肉体やらの美しさを褒めあったりするわけです。
>>550
皇国も、台湾やらサイパンやらと、本土以外の海外領土を持っていましたし、
日英関係ではマラッカ海峡より東は日本の防衛担当海域
(英軍主力艦隊が来るまでの期間限定ですが)でしたので、
それらの防衛の為にある程度は航続距離(作戦期間)も気にしています。
自国の領土や植民地を自力で守れなくては「列強」ではありませんから。
特に南洋諸島はWW1でドイツから掠め取ったものですから、そのドイツの
仮装巡洋艦や潜水艦等が、島の奪還に派遣されて来ないとも限らない。
まあ、米軍や英軍のように世界各地に軍隊を派遣する必要があるという意味では、皇国にそんな能力ありませんが。
578 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/30(月) 00:23:04 ID:ITNokvO.0
>>554
ソ連海軍も史実より強化しています。
特に極東アジアや西太平洋の覇権に興味津々でした。
史実では未完成(未着工)に終わった超弩級戦艦なども持っています。
浦塩には、軽巡、駆逐艦、潜水艦以外にも弩級戦艦や装甲巡洋艦がいます。
北極海、バルト海、黒海、太平洋と戦力が分散されているので、個々の戦力では
皇国に劣りますが、全部合わせたら排水量換算で皇国より上です。
「本気で北海道が危ない」くらいに強くなってくれないと、「日米同盟の必要性」や
「皇国が史実の大日本帝国並みの戦力を維持する必要性」が無くなるので……。
>>555
米本土やハワイにいる艦隊、海兵隊、陸軍部隊が準備を整えて
極東アジアに増援として到着するまで、2週間~1ヶ月はかかります。
しかも、極東アジア方面の平和維持に一番責任があるのが皇国ですから、
皇国軍はそれなりの規模と質を維持せねば戦力の空白が生じます。
>>556
> 余力をいくらか残したままソビエトに引き継がれた世界
まさに、このような状況を前提に考えていました。
皇露戦争を終局に導いた対馬沖海戦も、史実ほどのパーフェクトゲームではありませんでした。
というか、史実の方がありえないくらいパーフェクトゲームなんですけれど(まさに、事実は小説より奇なり)。
>>557
米英並みとまではいきませんが、皇国世界でのソ連はそれこそドイツがWW1前の帝国時代に
イギリス海軍に対抗するために大艦隊を整備したような勢いで大艦隊を整備しています。
また、欧州方面では再軍備後のドイツも戦艦や空母を精力的に建造していて、
北海方面での緊張も高まっています。
なので、皇国海軍にも「強大な仮想敵」は存在し、予算獲得は出来ています。
>>558
確かに、陸軍の方が予算多いですが、大陸の陸軍の補給線を確保するのは海軍
というのが皇露戦争での戦訓ですので、海軍の整備もおざなりに出来ません。
一番怖いのが、日本海で大規模な通商破壊が行われて、満州や朝鮮の防衛軍が
弱体化した後にソ連陸軍に撃破され、さらに潜水艦隊に太平洋に出られて、
米国からの支援物資等が海の藻屑になるというシナリオです。
また、欧州方面で英独が遊んでいる間に、バルト海艦隊や黒海艦隊を太平洋に回航されたら……
という、皇露戦争の再現のような事にならないとも限らないので、主力艦の整備も行われています。
>>559
>>560
悪夢ですね。いろいろな意味で。
>>505
御召艦としての戦艦も悪くないかもしれません。
ただ、天皇は国の現状(備蓄燃料事情)を知っていますから、
「国民が食糧や燃料の節約に苦労して協力してくれているのに、
自分だけ燃料バカ食いの戦艦に乗るのは許されないのではないか」
と言って、リロ王国に訪問するにしても重巡クラスで我慢してしまう可能性も……。
重巡でもこの世界では不沈艦も同然ですし、旗艦設備もそれなりに整っていますから。
> 護衛駆逐艦ならこの世界の海軍に十二分戦えるのでは?
そうなんですけれども、護衛駆逐艦の所属は「海上護衛総隊」であって「本国艦隊」じゃないんですよ。
で、海上護衛総隊が前面に出て戦争やるとなると、本国艦隊としては面白くないわけです。
「敵の主力と戦うのは本国艦隊の役目なのだから、海上護衛総隊は引っ込んでろ」って話になってしまう。
掃海や海賊(国家公認の私掠船も含む)狩りは好きなだけやっていいけど、
敵の戦列艦隊(正規海軍)との戦闘は本国艦隊に譲るべきだという意見が海軍内に結構多いのです。
ただ、この辺の線引きは曖昧で、どこまでが私掠船でどこからが正規海軍なのか、規定が無いのです。
正規海軍も海賊行為をやることがありますが、その場合は
海上護衛総隊が対処すべきなのか、本国艦隊が対処すべきなのか?
勿論、やむをえない状況であれば、戦列艦に対して護衛駆逐艦が戦う事もありますけれど。
> 駆潜艇は海賊退治や海難事故とかに出動かな?
そうですね、海難事故対策も重要な仕事ですからね。
>>506
赤人も、購入した「ご主人様」によって待遇が全然違います。
白人や黄人の平民よりも良い暮らしをしている赤人もいます。
基本奴隷階級の赤人でも、境遇は人それぞれですね。
511 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 12:12:53 ID:ITNokvO.0
>>507
> 軽巡洋艦を建造しているかも
世界中に植民地を持っていた英国、太平洋と大西洋に面している米国と、皇国では「守備範囲」が違いますから。
史実よりは多く建造していますが、それは条約切れ後の大淀型の仁淀と、吉野という
大淀型の拡大発展版で、どちらも多数の偵察機を搭載した艦隊旗艦用という特殊艦です。
あとは新型の阿賀野型を4隻と、その改良型軽巡を4隻を、
5500t型軽巡の代替、水雷戦隊旗艦として整備する予定です。
ただし、5500t型も史実の帝国海軍のような『水雷特化』の軽巡ではなく、汎用軽巡です。
特に改装(という程大規模でも無いですが)によって高角砲や対空機関砲を
多数増設、爆雷兵装も投下型爆雷からヘッジホッグに換装しています(する予定です)。
5500t型よりさらに古い天龍型は、14cm主砲と旧式の76.2mm高角砲、魚雷発射管を
全部撤去して127mm連装両用砲5基10門に換装し、防空巡洋艦のテスト艦になっています。
転移前の皇国海軍で考えられていた任務は、「極東ソ連海軍の封じ込め」です。
史実の太平洋戦争のように、広大な太平洋でドンパチやろうという情勢では
ありませんでしたので、航続距離とかもそれ程気にしなくて良かったんです。
それでも、台湾やフィリピン、グアム、サイパンあたりまでは進出できないと、
西太平洋における米艦隊との共同作戦に支障を来たすので、駆逐艦でも
航続距離を犠牲にしてその分速度や武装を……って程の割り切りはしていませんが。
> 商船改造の仮装巡洋艦
優良商船は西大陸や東大陸との交易の仕事がありますから、これを徴発する事は出来ません。
そうでない商船も、国内航路やリロ王国やオレス王国との交易などに使いますから、
仮装巡洋艦もそんなに多くは配備できないでしょう。
阿賀野型以降の新鋭軽巡、新鋭重巡が十分に生産されて本国艦隊に行き渡れば、
旧式の5500t型を改装して海上護衛総隊に回して航路防衛に使えるかもしれませんが。
あとは、航続距離の関係であれば無理を承知で巡潜型潜水艦を航路防衛に着かせるとか。
>>508
一応、リロ王国には油槽艦が複数隻配備される予定で、東大内洋の
海賊狩りはエウフォス諸島を拠点にする予定になっています。
同じく、西大内洋ではオレス王国が拠点となります。
また、西大陸ではイルフェス王国が、東大陸ではユラ神国が一応友好的な国家ですので、
西大陸近海(東海岸)の航路防衛をする艦隊向けにイルフェスに油槽艦その他支援艦艇を、
東大陸近海(西海岸)の航路防衛をする艦隊向けにユラに油槽艦その他支援艦艇を
新たに手配する検討が始まっています。
石油を節約するため、石炭専焼艦の派遣も検討されています。
514 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 18:41:26 ID:ITNokvO.0
>>512
>>513
今までさっぱり忘れていたのですが「海防艦」ってのがありましたよね。
海賊退治に、排水量1000t未満の海防艦のようなものはどうでしょう。
カタログスペック的には、駆潜艇の倍程度の大きさで、航続距離は倍以上です。
燃費も、艦隊型駆逐艦や護衛駆逐艦よりずっと良いです。
例えば、大きい方で
排水量:950t
出力:4500馬力
速力:20kt
航続距離:16ktで6000浬
武装:127mm連装両用砲×1、127mm単装両用砲×1、40mm連装機関砲×2、20mm連装機関砲×4、爆雷×100個、掃海具一式
乗員:150名程度
小さい方で
排水量:750t
出力:2500馬力
速力:18kt
航続距離:14ktで6000浬
武装:127mm単装両用砲×2、20mm連装機関砲×4、爆雷×100個、掃海具一式
乗員:120名程度
このような感じの海防艦(爆雷については、撤去も可)ならば、大内洋の船団護衛や航路哨戒にも使えるでしょうか。
駆潜艇は既にある程度数が揃っているので生産は大幅縮小し、
輸送船で西大陸に派遣して同盟国の港を拠点に近くの海域を哨戒。
護衛駆逐艦と海防艦で、大内洋の船団護衛やより広い範囲の航路の哨戒。
……このくらいが「経済的」なのかなと考えてみました。
というか、私の頭ではこのくらいが限界なのです。
518 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 21:41:39 ID:ITNokvO.0
>>515
> 所属
護衛駆逐艦も海防艦も海上護衛総隊の管轄です。
史実で「海防艦」にされた旧式戦艦や装甲巡洋艦などは、そのまんま「戦艦(練習戦艦)」籍だったり「装甲巡洋艦(練習巡洋艦)」籍だったりです。
皇露戦争時代の戦艦や装甲巡は、若干ですが訓練用として在籍しています。
現在、それらを引っ張り出してきて前線で使おうかどうか検討中です。
> 線引き
基準排水量1000t以上で、「駆逐艦長」が指揮するのが「護衛駆逐艦」。
基準排水量1000t未満で、「海防艦長」が指揮するのが「海防艦」。
と、私の中では線引きしています。
あと、性能的な違いとして護衛駆逐艦は魚雷を装備(4射線~6射線)しますが、海防艦は魚雷非装備。
最大速力も、護衛駆逐艦が25kt程度なのに対して海防艦は20kt以下です。
>>516
40mm機関砲は、史実の米海軍他が使ってた艦載用のボフォース(のライセンス生産)です。
20mm機関砲は、史実の米海軍他が使ってた艦載用のエリコン(のライセンス生産)です。
519 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 21:42:42 ID:ITNokvO.0
>>517
> 果たしてそれらを(しかも複数)作ることができるのか?
短期間で複数整備するというのは、出来ないでしょう。
無理すれば可能かもですけれど、その分神賜島開発(これは軍の工兵も関わっている)や東大陸の拠点作りが遅れるでしょう。
> 自分の国に他国の基地を置きたいなんて国はないよ
確かに、在日米軍のような恒久的な基地を造るとなれば、イルフェスも「それはちょっと止めてくれませんか」になりますね。
ライランスとの戦争が終われば、皇国陸軍は大陸から撤退する取り決めですし、皇国海軍に関しても、
船団護衛の必要性は認めつつも他国の軍艦がイルフェスの領海を通行するのは正直嫌だという態度です。
イルフェスにとって、付き合いが長く信頼関係もあるオレス王国などであれば、また違った態度だと思いますが、
皇国との関係は1年に満たないわけですし、不気味な兵器群を自分の国の港に常駐させるとなると
拒否感を示す人物は多いでしょうね。
西大陸で第1のイルフェスと第2位のライランスの差は、今回の戦争で広がった(イルフェス有利)わけで、
イルフェス側からしても「普通の貿易関係を続ける価値」はあっても、「軍事同盟を続ける価値」は、下がりますから。
> 防諜の問題
これが一番難関かもしれません。
港での荷役作業では現地の人を雇っていますし、皇国人だってミスの
一つや二つはしますから、いつかは必ず何らかの情報は漏れるでしょう。
食糧輸送のための皇国製の大型輸送船がイルフェスの港にいるのですから、
その船員が上陸したときに何らかの情報が漏れている可能性だってあります。
何も無くても、「鉄製の巨大な動力船」というだけで、皇国の国力を推し量る情報を与えているとも言えます。
防諜の問題を突き詰めれば「鎖国する」という選択肢になりかねません。
しかし、それは実際(ここ数年は)不可能で、他国と付き合う以上は
「完璧な防諜は無理」という割り切りも必要じゃないかと思うのですが。
この考えは甘いですかね。
そもそも、皇国はイルフェスやライランスの領土が欲しくて戦争しているわけではないですよね。
イルフェス産の食糧の安定的な供給のためにイルフェスに協力して陸軍も派遣したわけです。
また海軍の仕事は、例えて言うなら現在のアデン湾のような状況があるから派兵しているだけで、
もし海賊や私掠船がゼロになったならば、海軍を派遣する必要がなくなります。
さすがにゼロになるなんてことはありえませんから、海軍艦艇の派遣はある程度の規模で続けられるでしょうけれど。
525 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/26(木) 23:00:00 ID:ITNokvO.0
>>520
確かに、元世界での駆潜艇も、本土近海、海軍基地、海峡防衛のために整備されたもので、
旅順とか浦塩とかフィリピンとかサイパンに行く予定は無かったわけですから、
使うなら皇列島近海に限定が身の丈にあっているのかもしれません。
>>521
> 交易品
皇国が食糧を輸入するに当たっての対価は、生糸が中心になります。
絹織物なども、美しい光沢から高値で輸出されています。
皇国産のワインなども輸出していますが、全体から見れば微量です。
少量ですが黒色火薬も輸出されています。
皇国産の火薬は良質なので、相場よりもやや高い値段で取引出来ています。
> 蒸気船を輸出
現地造船業の発展が抑止されるどころか、それを糧にますます発展すると思うのですが……。
全部をブラックボックスにして、アフターケアも全部皇国が面倒見て……なんて現実的では
ありませんから、蒸気船を輸出するなら技術が盗まれる事は当然考えられる事ですので。
鋼鉄製の帆船というのも危険です。
まだ、この世界は「現代的な鋼鉄」の製造技術がありませんので。
ですので、船を輸出するとすれば「木造帆船」以外にありません。
ただし、遠い将来には列強国を中心に蒸気船も独自開発されているでしょうから、
その時になったら「皇国製蒸気船(モンキーモデル)」も輸出品目に載るかもしれません。
575 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/30(月) 00:16:45 ID:ITNokvO.0
>>531
> 細菌学
F世界では、一般的には病気の原因は「瘴気」だと考えられていますから、
細菌学は良くも悪くもF世界の医学界に衝撃をもたらすでしょう。
細菌学を渡したら即細菌兵器が作られるような事はないでしょうが、将来の禍根になる可能性もありますね。
> 血液型
血液型性格占いを輸出するとか……。
> 風土病
東大陸北方の風土病はよく知られていて、皇国人も罹ったら死者続出かもしれません。
576 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/30(月) 00:19:22 ID:ITNokvO.0
>>541
> 皇国の駆逐艦
極東ソ連海軍がそもそも潜水艦主体の歪な編制なので、皇国海軍も「対潜重視」になりますね。
史実の特型や甲型に相当する艦隊型駆逐艦もありますが、予備魚雷の再装填装置がありません。
重雷装艦も存在しませんし、史実ほどの「決戦戦力である水雷戦隊」は整備されていないです。
ただし、極東艦隊にはド級戦艦と前ド級戦艦が、バルト海艦隊や
黒海艦隊にはド級戦艦、超ド級戦艦も複数隻存在します。
バルト海艦隊には、正規空母(2万5000トン級)も2隻存在します。
>>542
> 野生の竜
古生物学者も大はしゃぎですよ。
>>543
その数年を波風立てずに無事に過ごすには、何でもかんでも戦争で解決する方針は賢くないと考えています。
>>544
超弩級戦艦の保有は、史実と同じです。
ただし、弩級以前の艦も別枠で保有を認められています。
WW1後にも、軍縮条約に参加していないソ連海軍が物凄い軍拡をしていくので、
対抗上皇国海軍も戦艦を建造していましたので、長門型2隻は存在します。
軍縮条約は……
1、主力艦(戦艦、巡洋戦艦)の新規建造禁止。
2、主力艦の保有量の制限。
米:英:皇:仏:伊=5:5:3:1.75:1.75
超弩級艦については、米国で50万t
弩級艦については、米国で30万t
前弩級艦については、米国で20万t
3、超弩級艦に限り、艦齢20年以上に達した艦は条約の範囲で代艦建造可能。
超弩級艦:基準排水量……40,000t以下
主砲口径……16in以下
主砲門数……制限なし
弩級艦:基準排水量……30,000t以下
主砲口径……12in以下
主砲門数……制限なし
前弩級艦:基準排水量……20,000t以下
主砲口径……12in以下
主砲門数……4門以下
補助艦艇については、史実のロンドン条約とほぼ同じ基準ですが、
皇国の補助艦艇保有量の対米英比は7割ではなく6割になっています。
つまり、主力艦も補助艦も、皇国の対米英比は6割です。
1万トン級の条約型重巡も建造されています。
これは、『“米オマハ級”→“ソ連の8000t、18cm砲級巡洋艦”→“皇古鷹級”』という連鎖の結果です。
皇国の条約型は、史実ほど重武装(重雷装)でない分、防御が強化されています。
性能的には、史実の英重巡に近い(ただし砲力に勝り航続力は劣る)かもしれません。
昭和12年に、イタリアが脱退したので条約は無効になり、
無条約時代の戦艦として昭和17年3月現在、大和型2隻が建造中です。
まあ、この辺は私のご都合主義(長門型や大和型、重巡も出したい!)です。
577 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/30(月) 00:21:51 ID:ITNokvO.0
>>545
>>546
> 宗教
この世界の先進国では「ユラ教」が国教となっています。
この宗教の総本山は、東大陸の「ユラ神国」です。
「創造の神であるユラを祀る」ものです。
形態的には、多数の神を前提とした一神教となります。
ユラ神国の首都ユラには、ユラ神を祀る神殿があり、巡礼者が多く訪れます。
東大陸発祥の宗教なので、特に東大陸で影響力が強く、西大陸では影響力はやや落ちます。
ちなみに皇国語の「由良」と発音は同じですが、関係性はありません。
> F世界の医学
確かに顕微鏡は存在し、細菌や微生物なども発見されていますが、
それと病気の原因を結びつけるまでには医学は発展していません。
依然、病気の原因は「瘴気」によるものだと考える医師が殆どで、
一部(特に辺境地域)では瀉血療法(?)も行われています。
呪術で病気を治す(プラセボ効果?)地域もあります。
列強国の一般的には、「栄養のある物を食べて、よく休む」
というのが病気の治し方として広まっています。
砂糖が「薬」として用いられる場合も多いです。
重篤な病気の場合「治らないものは治らない。それが定め」と思われています。
>>547
ユラ教は、あまり教義にうるさくないです。
日に何回風呂に入っても、あるいは一週間風呂に入らなくても、教義的には何も問題ありません。
ただ、ユラ教とは関係無いところで「いわゆるホームレスは死刑」という国はあります。
>>548
>>549
『友好のため』に『陛下へ』献上されたので、天皇の世話係の一人としています。
天皇自身も、赤人の彼を傍に置くことでそれに応えたいという気持ちがあります。
まあ、もし彼が暗殺者であったならば大変ですが、天皇と
二人きりにはさせないということで、彼にも納得してもらっています。
勿論、同じ部屋で一緒に寝たりする事なんてありません。
話の内容では二人しか出てこないので、二人きりに見えてしまうんですが、
実際は周りに他の侍従がおります。
観賞用の赤人は、まさに「貴人の装飾品の一部」な扱いです。
社交界などでは、お互いの赤人の髪の毛やら、肉体やらの美しさを褒めあったりするわけです。
>>550
皇国も、台湾やらサイパンやらと、本土以外の海外領土を持っていましたし、
日英関係ではマラッカ海峡より東は日本の防衛担当海域
(英軍主力艦隊が来るまでの期間限定ですが)でしたので、
それらの防衛の為にある程度は航続距離(作戦期間)も気にしています。
自国の領土や植民地を自力で守れなくては「列強」ではありませんから。
特に南洋諸島はWW1でドイツから掠め取ったものですから、そのドイツの
仮装巡洋艦や潜水艦等が、島の奪還に派遣されて来ないとも限らない。
まあ、米軍や英軍のように世界各地に軍隊を派遣する必要があるという意味では、皇国にそんな能力ありませんが。
578 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/03/30(月) 00:23:04 ID:ITNokvO.0
>>554
ソ連海軍も史実より強化しています。
特に極東アジアや西太平洋の覇権に興味津々でした。
史実では未完成(未着工)に終わった超弩級戦艦なども持っています。
浦塩には、軽巡、駆逐艦、潜水艦以外にも弩級戦艦や装甲巡洋艦がいます。
北極海、バルト海、黒海、太平洋と戦力が分散されているので、個々の戦力では
皇国に劣りますが、全部合わせたら排水量換算で皇国より上です。
「本気で北海道が危ない」くらいに強くなってくれないと、「日米同盟の必要性」や
「皇国が史実の大日本帝国並みの戦力を維持する必要性」が無くなるので……。
>>555
米本土やハワイにいる艦隊、海兵隊、陸軍部隊が準備を整えて
極東アジアに増援として到着するまで、2週間~1ヶ月はかかります。
しかも、極東アジア方面の平和維持に一番責任があるのが皇国ですから、
皇国軍はそれなりの規模と質を維持せねば戦力の空白が生じます。
>>556
> 余力をいくらか残したままソビエトに引き継がれた世界
まさに、このような状況を前提に考えていました。
皇露戦争を終局に導いた対馬沖海戦も、史実ほどのパーフェクトゲームではありませんでした。
というか、史実の方がありえないくらいパーフェクトゲームなんですけれど(まさに、事実は小説より奇なり)。
>>557
米英並みとまではいきませんが、皇国世界でのソ連はそれこそドイツがWW1前の帝国時代に
イギリス海軍に対抗するために大艦隊を整備したような勢いで大艦隊を整備しています。
また、欧州方面では再軍備後のドイツも戦艦や空母を精力的に建造していて、
北海方面での緊張も高まっています。
なので、皇国海軍にも「強大な仮想敵」は存在し、予算獲得は出来ています。
>>558
確かに、陸軍の方が予算多いですが、大陸の陸軍の補給線を確保するのは海軍
というのが皇露戦争での戦訓ですので、海軍の整備もおざなりに出来ません。
一番怖いのが、日本海で大規模な通商破壊が行われて、満州や朝鮮の防衛軍が
弱体化した後にソ連陸軍に撃破され、さらに潜水艦隊に太平洋に出られて、
米国からの支援物資等が海の藻屑になるというシナリオです。
また、欧州方面で英独が遊んでいる間に、バルト海艦隊や黒海艦隊を太平洋に回航されたら……
という、皇露戦争の再現のような事にならないとも限らないので、主力艦の整備も行われています。
>>559
>>560
悪夢ですね。いろいろな意味で。