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  • 虹村形兆のドクトリン

児童文庫ロワ

虹村形兆のドクトリン

最終更新:2023年12月05日 03:24

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だれでも歓迎! 編集
「……ねぇ。それ意味ある? どうせお店も商品もアイツらのセットでしょ?」
「おまえは家計簿をつけないタイプか。手に入れたのなら目録を作るのは当然だろう。」
「盗むのは抵抗ないのね……」

 呆れたように言いながら、久遠永遠はコンビニの商品ケースからアイスを取り出し、キャップを回す。凍ってなかなか出てこないアイスを握り潰すように揉みつつ吸いながら、虹村形兆がメモを書いていくのをまじまじと見ていた。

 永遠と形兆。
 公園で出会い共に行動を共にすることにした2人は、まずは武器の調達に来ていた。
 お互い出会って数分、永遠の側からしか簡単な情報を共有していないが、どちらもまずは武装を優先する。永遠としては自分1人だけでなく協力者が得られたことで一か八かの仲間集めの方針を変えたし、形兆も腰を据えて情報を聞き出すためには相応の時間がかかるとみた。ということでまずは目についたコンビニで刃物の一つでも手に入れておくかと思ったら、床に落ちていたショットガンに閉口し、数分後には銃で武装し商品を強奪する強盗コンビの完成となる。

「あの総理、コンビニに銃置いとくか何考えてるんだ。本当に殺し合いさせる気?」

 力がこもり無理やり押し出されたアイスを舐めながら愚痴る。永遠が前に経験したトモダチデスゲームでは一応人は死なないようになっていたが、今回は絶対に殺すという強い殺意を感じるやり口だ。昔、国会で中学生が殺し合う小説が問題になったことがあるらしいが、今は総理大臣が中学生を殺し合わせるようだ。世も末である。
 暗い……あまりにも……そう日本を憂いている永遠の目の前で、形兆は一心不乱にコンビニから集めたもののリストを作っている。几帳面な性格もあって、エコバッグにキチンと物資を詰め込むと、種類ごとに名前や量などを書いていく。武器は銃が手に入ったので良いとして、主なアイテムは医薬品や非常食になりそうなものだ。もちろんぜんぶ盗品。
 しかしながら、彼の行動は単に几帳面さから来るだけのものではない。弟の億泰が見れば、彼のメモの早さから機嫌の悪さを察しただろう。

「先入観は捨てろ。ここにあるのは西側だけでなく東側の装備だ。日本の首相であっても簡単には手に入りはしない。」
「西とか東って何?」
「アメリカを中心とした資本主義国とソ連を中心とした社会主義国のことだ。小学校の教科書にも書いてあっただろう。」
「ああ、アメリカと中国のなんとかってやつ?」
「中国も東側だが……いや、未来では枠組みが変わっているのか? 四半世紀近くあれば国際情勢も変化するはず。だがこの銃は……」

 永遠に醒めた目で見られながら、形兆はまた考察に頭をひねり始めた。
 タベケンを殺したときはさほど動揺しなかったが、永遠という未来人と遭遇したことは、彼に少なくない衝撃を与えている。空条承太郎という時間を止めるスタンド使いを知っているので時間遡行にせよ時間跳躍にせよすんなりと受け止められるが、それゆえに主催者はどれだけ遠い未来からやってきたのかと考えてしまう。霧や空や会場のあれこれは、スタンドによるものだとしても科学技術によるものだとしても規格外のレベルだ。しかし、たかだか10年先には実用化されたアイテムであるスマートフォンですら形兆はスタンドの可能性を考え警戒したほどなのだ。首輪を科学的に解除しようとするのは原始人がパソコンを使おうとするような無謀なことなのかもしれないと思い始める。
 そもそも形兆自身がよくよく考えれば生き返ったかもしれない存在なのだ。よくよく考えれば、というのはその記憶が曖昧だからだ。今まで無意識に考えないようにしていたのもあるが、一度考え出すと自分の記憶におかしいところがある。特にオープニングでの光景、この部分に関しての記憶がいやに曖昧だ。ルールも含め誰が言っていたかや何が起こったかが頭から抜けそうになる。東方仗助が《クレイジー・ダイアモンド》を使っていたおかげで印象に残ったが、もしそうでなければ記憶が思い出せなくなっていた可能性もある。

(スタンドがそうでないのかは不明だが、記憶を操作する能力がこのゲームの主催者にはあるッ。)

 目録を作りながら同時に頭の中で整理した記憶をメモしていく。そうしなければ夢の中の出来事のように記憶は急速に薄れていってしまうという予感がある。
 形兆が苛立たしげに、神経質に目録を作るのは、それを永遠に気取られないためだ。自分の頭を整理するためにメモに没頭しているなどと、そんな隙を殺し合う関係の相手に見せるわけにはいかない。
 それに目録を熱心に作る理由はもう一つ。武器が簡単に手に入る環境だということのストレスが彼にマメな行動をとらせていた。
 形兆の持つ超能力、《バッド・カンパニー》のスタンドはミニチュアの軍隊。同じスタンド使いでなければ目視できないそれは、一般人相手ならば無双できる戦力だ。それが当初想定していた、一般的な日本を舞台に一般的な日本人を相手に行うものならば。だがそこかしこに銃が落ちていては話は別だ。不可視で一方的に攻撃できるとはいえ、形兆自身も銃撃され得るとなれば戦略を練り直さなくてはならない。
 軍隊のスタンドを使っている彼は、当然それの脅威も理解している。屋外を歩けば1キロ先からでも一方的に狙撃や砲撃されかねないとなれば、強いストレスがかかるのは当然だ。

「とにかく、目立つ行動をするなよ。ここは紛争地帯だと思え。どこからミサイルが飛んでくるかわからないからな。」
「ミサイルって、ハリウッド映画で軍人が肩に担いで撃ってるやつ? あんなのまである?」
「コンビニにアサルトライフルを用意するような主催者だぞ。スーパーにはバズーカがあると思え。」

 実際にはバズーカどころか地対空ミサイルや化学兵器もある。形兆の懸念は杞憂どころか甘い想定なのだが、永遠からすればいくらなんでも突飛なものに思えて無言でアイスを飲み込む。
 トモダチデスゲームでは武器を持った大人もいたが、それは永遠でもニュースで見る程度の軽武装であって、金曜ロードショーでムキムキの軍人が化物に向かって撃ってるようなアレで殺し合うというのはなんともピンとこない。あんなものがなくても拳銃ぐらいで充分殺し合いになるだろうと思うのだ。というか実際デスゲームしたわけなので、そんな大層な用意をする必要性を感じ得ない。

(まあ、どこに銃を持った奴がいるかわかんないってのはわかるけどさ。)

 アイスをレジの中のゴミ箱に捨てると、アイテム回収を形兆に任せて資料はないかと漁りはじめる。
 銃があるとわかった以上公園のようには動くわけには行かなくなったが、どうにも形兆は神経質に思えてならない。元からそういう性格なのが気にしすぎなのかはわからないが、適当に付き合って自分は自分のことをする。
 永遠としては、この殺し合いに自分の家族が巻き込まれているかが気がかりだ。前回のことを考えればおそらくその心配はなく、小学校の頃の友人や中学に入ってからの友人も大丈夫だとは思うが、一方で自分を苦しめるためにもしかして、とも思う。やるかどうかならそういうことをやるタイプだろう。特に中学の友人は既に一度ゲームに巻き込まれているだけに心配が募る。たとえば漣蓮は前回の優勝の決定打になった。バスケが上手くてイイ奴だが、永遠から見ても無愛想で人付き合い下手そうなアイツは変な誤解されてそうである。

(ぼくもあんまり人のこと言えないけどね。悪い奴じゃないんだけどな。)

 少なくともあの天地神明よりは断然信頼できるのでここにいたら心強くはあるのだが、その一方でこんな場所には絶対にいて欲しくもなくある。

(……そうじゃなくて、今は手がかりとか集めないと。ホラーゲームとかだと、こういう場所にあるちょっとしたメモとかがなんかのヒントになったりするんだよね。てかこれ何語だ。)

 自分を心配そうに見つめるイケメンを想像したところで永遠はわざとらしく咳払いをする。つい気にしてもどうにもならないことを考え込んでしまったと、カウンターの内側を漁っていこうとする。銃声が聞こえてきたのは、ちょうどそのタイミングだった。

「形兆。」
「ああ。おそらくは拳銃だ。」

 元々外から撃たれないようにしていたため恐怖は感じない。むしろ逆、銃声が聞こえたということは自分たちではない参加者の存在がわかったということ。つまりは銃を持った誰かの存在に気づけたということだ。
 永遠も形兆も闘争性は常人より高い。喧嘩っ早い永遠は元より殺人も厭わない形兆からすれば、銃音は開戦の合図にほかならない。
 永遠はカウンターになぜかあったハンマーをくるりと回すと、両手の間で2、3回飛び交わさせた。軽く何度か素振りして、頷く。これなら割と使いやすそうだ。

「発射したのは屋外だな。音の種類は1種類。撃っているのは1人だ。」
「なんで連射していると思う。」
「さあな。本人に直接聞くほうが早えだろう。」

 形兆から小分けされた包帯やテープなどが入ったポーチをエコバッグと共に受け取ると、慎重に裏口からコンビニを出る。2人とも他の参加者との接触を望んでいる。それが有用な人物ならば友好的に、危険な人物ならば潰せる好機を逃さないために動き出す。永遠はその目的の違いに気づくことはなく、形兆の後に続いた。
 店を出ると聞こえてきたのは、子供の叫ぶ声だった。直ぐに聞こえなくなったが、足音は聞こえる。おそらく複数だろう。それも直ぐに聞こえなくなった。

「どっちから聞こえたかわかる?」
「いや。だがどこから逃げたかはわかる。さっきの公園だ。」
「なんで?」
「複数の人間が出会うのなら見通しの良い場所でなければ難しいだろう。」
「じゃあ公園でバトルがあったかな。広いよ、どうしよう。」
「安全に見えるところだけ偵察だ。こだわる必要もないからなあ。」

 自信を持ってそう言う形兆が気になったが、永遠は異論は言わないでおいた。形兆のこの方針はスタンドを目の前で使っても永遠にはわからないことが前提なのだが、そうは知らないので単に自分より軍隊とかそういうのに詳しいのだろうと解釈している。先のコンビニでの会話や銃の使い方を教えられたこと、それと服装を含めた風貌でミリタリーマニアの不良というのが永遠の中での形兆の評価だった。

(既に《バッド・カンパニー》を先行させているが、誰の姿も確認できないか。)

 一方の形兆の関心は、公園でのタベケン殺しが露見していないかだ。さっき永遠に言ったことはその関心から出た部分が大きい。死体の処理に問題はなかっただろうが、油断はしない。それにうまく行けば銃声を起こした参加者に犯行をなすりつけるような利用方法もあるかもしれない。
 コンビニを漁りながら永遠と情報交換をする中で未来についての知識を得たりはしたが、それでも当初からの方針に変更は無い。すなわち、優勝狙い。わざわざ他の参加者の前でそう言う必要性も無いので永遠には誤解させたままにしているが、参加者は原則サーチアンドデストロイ、彼女に見えないところでスタンドで殺す気である。

(──発見したぞ。)

 永遠と共に公園を伺えそうな高い建物を見つけたところで、感あり。《バッド・カンパニー》のヘリが参加者の一団を捉えた。数は、4。やや数が多い。それは殺さない理由よりも殺す理由になる。永遠と出会った時のように1人だけなら情報を集めてから処遇を判断できるが、人数が増えれば不確実性も奇襲への対応の困難さも増大する。それでも会場に銃器がばら撒かれていなければ考えも変えたが。

(死体の処理は難しそうだが、やむを得ない。)

 《バッド・カンパニー》はスタンド使い本人を守るには向かない攻撃特化のスタンド。隠蔽工作に気を使いたかったがそれは難しそうだ。
 僅かな逡巡の後に、形兆の周囲に小さな兵隊が展開を始めた。



「僕は崇、こっちはネネちゃん。もしかして、今のってドッキリとかじゃなくて、本当に撃たれたの。」
「ハァ……ハァ……英治……疾風……さっき死体を見つけた。死んだフリだったみたいだ。銃持ってるみたいだ、もっと遠くに逃げよう。」
「ちょっと! 男の子だけでわかった感じにならないでよ!」
「悪いけどそうは言ってられないんだよ、走るぞ!」

 音を立てて息をしながら、英治と名乗った少年はそう言って走り出した。疾風と紹介された少年も続き、広瀬崇は桜田ネネをおんぶして続いた。
 崇がネネと出会ったのは今から少し前のこと。全く見覚えのない街に途方に暮れていたところに聞こえてきた、ネネの人を呼ぶ声に引き寄せられてのことだ。
 それはもちろん迷子の子供を助けなければという善意からの行動ではあったが、同時に誰かに今の自分の状況を教えてほしいからでもあった。
 困惑と共にネネと出会い、そして銃声を聞きつけて菊地英治と小林疾風に出会い、今はまた走っている。状況が全く飲み込めていない。
 しばらく移動すると、ようやく疾風たちは足を止めた。どうやらコンビニに逃げ込むことにしたようだ。
 そこは期せずして先程まで形兆達がいたコンビニだ。簡単に内部に入れる屋内が時間的に限られる深夜も、24時間営業には関係ない。鍵を壊したりせずに入れる気軽さもあって必然的に多くの参加者が集まる。

「はぁはぁ……それで、なにがあったの?」
「ああ……はぁ……実は……死んだふりしてたやつに襲わ、れ……」

 ようやく落ち着けると、4人で情報交換を始める。まだお互いの名前すらろくにわかっていないのだ。まずはそこから聞きたいところだが、どう見ても尋常じゃない様子なのでまずはそっちから聞こうとする。
 もっとも、崇にその機会が訪れることは、ネネにも疾風にも英治にもその機会が訪れることは永遠にないのだが。

(──この感覚、は。)


 同じタイミングで、虹村形兆は久遠永遠の目の前で、唐突に一つの言葉を口にしていた。
 「全隊攻撃開始」と。


 そのダメージを形容することは崇にはできなかった。
 自分の脳の中の大切な部分が、生命維持に不可欠な部分が、致命傷を負う感覚。生きている人間では到底理解できない独特な感覚。それを経験して生き延びることが不可避な、後戻りできない感覚だ。

「れ、れ、れれれ、れ……」

 英治のろれつが回らなくなり、膝から崩れ落ちる。それを支えようとした疾風は上半身だけ動くも下半身が動かず、引き倒される銅像のように横転する。
 崇が同じように倒れずに済んだのは、壁に寄りかかっていたからに過ぎない。だがそれも一瞬のこと。同じように体が崩れていくのを止められない。
 何が起こったかわからない。なぜ突然、自分の脳が破壊されたのかわからない。とにかく、何か危険だ。そう考え、せめてネネだけでも逃さなくてはと。

「あ……」

 そのネネが目から眼球の残滓を零しつつ自分に倒れ込んでくると、崇の意識も闇へと落ちていった。



「なんか言った?」
「いや、別に。」

 永遠の言葉に背中越しにそう答えながら。《バッド・カンパニー》からの報告を待つ。少ししてもたらされたのは、敵沈黙の報。奇襲の完全な成功であった。

 《バッド・カンパニー》のヘリから降下した空挺部隊は4人の頭部へと取り付くと、口呼吸のために大きく開いた口や耳の穴から頭部へと侵入する。そして鼓膜付近や口蓋上部、喉仏に爆薬を取り付け離脱する。
 そして形兆の命令と同時に起爆。脳幹を中心に頭部を損壊されたことで、瞬く間に4つの子供の死体が出来上がった。

(これで5人。やはり我が《バッド・カンパニー》は依然として精強な軍団だ!)

 永遠からは見えぬよう、背中越しに薄く笑う。形兆の《バッド・カンパニー》は現実の軍隊のように柔軟に事にあたり、破壊工作さえこなせるのだ。その対象が人体となれば、一見病死にしか見えない殺し方も可能となる。
 そして既に仕上げも行っている。

「形兆、今の!」
「ああ、さっきのコンビニのあたりだな。」
「本当にミサイル?」

 事件現場となったコンビニに本物の手榴弾を放たせ、簡易な証拠隠滅も図る。完璧には程遠いのでスッキリしないがやむを得ない。場所が場所なので永遠に戻ると言わせないためにもしっかりと爆破しておかなくてはならない。幸い、併設された駐車場で周囲の建物とはスペースがある。火事になろうとも形兆たちの今後を妨げるものにはなるまい。
 遠くから聞こえてきた爆音に耳を澄ませ、形兆は作戦が首尾よくなったことを確信した。

「まずは離れるぞ。既に狙われている可能性があるからな。」
「わかった、公園からは離れたほうがいい。」

 2つの事件現場から永遠を引き剥がすことも成功した。まだこの女には使い道がある。
 目の前で殺人を犯しても気づかれないというアドバンテージ、最大限に活かさなくてはならない。



【0107 『東部』住宅地】


【久遠永遠@トモダチデスゲーム@講談社青い鳥文庫】
【目標】
●大目標
 ゲームを潰す。
●中目標
 形兆と共に行動する。
●小目標
 ここから離れる。

【虹村形兆@ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 映画ノベライズ みらい文庫版@集英社みらい文庫】
【目標】
●大目標
 優勝を目指す。
●中目標
 自分の存在を露呈しないように発見した参加者を殺していく。
●小目標
 ここから離れる。



【脱落】

【広瀬崇@泣いちゃいそうだよ (泣いちゃいそうだよシリーズ)@講談社青い鳥文庫】
【菊地英治@ぼくらのデスゲーム(ぼくらシリーズ)@角川つばさ文庫】
【桜田ネネ@双葉社ジュニア文庫 映画ノベライズ クレヨンしんちゃん
ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん(クレヨンしんちゃんシリーズ)@双葉社ジュニア文庫】
【小林疾風@ギルティゲーム(ギルティゲームシリーズ)@小学館ジュニア文庫】

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