「ジョージとかいうオッサン、いなかったぜ」

そうホルマジオに告げられるや否や、ジョルノはジョージの服の切れ端を取り出し自らのスタンドを出現させた。
ゴールド・エクスペリエンスによって生命を与えられた布片は『元のところへ戻れ』という命を受け、飛行を始める。
その指し示す方角は、やや東寄りの北。

便利な能力だな、と評価しながらも顔には出さず、リゾットが口を開く。

「捜索へ向かうというなら構わないが」

構わないが…
ジョージという人物には利用価値を見出していない。
ここを無人にするつもりはない。
言外の真意を、彼はあくまでも口に出さない。

それより、ただ往復して来ただけではあるまい?とリゾットがホルマジオに視線を投げかけた。
当然、だからこそ困る、とホルマジオは肩をすくめて見せる。

「コロッセオの南側っていうんで結構捜したんだがよ
 人影も戦火もさっぱりだったぜ?」

「誰かに襲われてその場を離れた、とか?」

グェスが尤もらしい意見を述べるが、推測の域を超えるものではない。
何が起きたのか、今どこにいるのか、彼女には知りようがないのだから。

「ジョルノ、追跡能力を持つお前が決めてくれ
 二人との情報交換は任せてくれてかまわない
 ジョージさんが揃ってから、再び話をすればいいだろう」

それはブチャラティにとっても同じことだった。
そして、ジョルノにとっても『同じこと』であるはずだった。

「その必要はありません」

だが、ジョルノはきっぱりと言い放った。
四人の視線がジョルノに集まる中、てんとう虫はジョルノの周囲で飛行を続けていた。
北を目指し、壁に当たっても前進を続けていた姿はすでにない。
まるで『目標を見失った』かのように飛び回っている。

「ジョルノ……?」

真意を探ろうとブチャラティがジョルノを見つめるが、その視線はかち合わない。
ジョルノの視線は飛び回るてんとう虫をぼんやりと追っていた。

「僕達があの人と別れてから何時間経ちました?
 僕達は知っている
 あの人の息子達が殺し合いを肯定したことを。あの人がそれを止めたいと思っていたことを
 時間を無駄には出来ない以上、『その』可能性があれば十分なんです
 一瞬で、わかりますから………」

ジョルノが俯いたまま語る。その語調は重く、鈍い。

「ブチャラティにとっては直近の出来事だから覚えているでしょう?
 僕がズッケェロというギャングとの戦闘でどんな能力を使ったか」

「…………!!」

ジョルノが何をいわんとしているのか、ゆっくりとだが確実に理解し、ブチャラティの目が見開かれる。
事情を知らぬ三人には状況が飲み込めず、二人の顔を見比べるほかない。
故に彼らには止められなかった。ジョルノの悲痛な告白を。

「ジョージ・ジョースターはすでに亡くなっています
 だから、捜しに行く必要はないんです……」



  *  *  *  *  *



「あたしの知ってる情報はこんなもんかな
 ホルマジオとも結構かぶっちゃってたけど……」

グェスが喋りつかれたのか水をグイとあおる。

ジョルノの能力によってジョージ・ジョースターの『死』が確定的になり、
彼らが行ったことはもちろん死体の捜索、犯人の洗い出しなどではない。
仲間内での情報の共有、整理。時間はかかるが手を抜けば必ず綻びの生じる作業だった。

「あぁ、ありがとう、グェス」

ホルマジオとグェスの語った情報、意外にも核心に触れるものが多い。
それが聞き手側の率直な感想であった。
特にグェス。荒木との接触、謎の日記の存在、首輪の解体実験。
小心を絵に描いたような彼女が、結果的にそうなっただけかもしれないが、これほど情報を得ているとは。

どの話題から話し合うべきか、二人のリーダーは思案したが先に口火を切ったのはリゾットだった。

「案外、荒木と接触した人物は多いようだな」

直接対峙した際にも、荒木は手を下そうとしなかった。
その事実からリゾット達は荒木に関して、こうして『会話』によって議論している。
まだ核心に触れることはできていないという事実の裏返しでもあったが。

「最初に舞台で姿を現して以降、
 グェス、花京院、フーゴ、ジョルノ、岸辺、一応シーザー、ジョージ
 加えて、参加者になったというテレンス
 他にもいる可能性があるが、これだけで計8人だな」

同じように思っていたブチャラティも言葉を繋いだ。
ここが舞台であるなら荒木は司会者。
ここが牢獄であるなら荒木は監視者。
それらの認識を覆すほど、奴は積極的に介入をしている。

「この中で気になるのは、支給品から接触に繋がった二組と異なる……」

コツコツと筆記具を打ち、リゾットが名簿を指し示す。
ジョルノ、ブチャラティと同列に並ぶ彼の名。
どちらに傾くこともできず彷徨っていたところ武器を支給されたという“パンナコッタ・フーゴ”の名を。

ホルマジオとグェスから話を聞いていた時点で苦い顔をしていたブチャラティが自らの部下を名指しにされ、はっきりと当惑の表情を浮かべた。

将来の自分はフーゴを一人残し組織を離反したと、グェスは告げた。
リゾットの肯定もあり、理解した。それは将来の『事実』なのだろう。
組織のあり方、自らの正義に対する疑念は元よりあった。
もしも「きっかけ」となるなにかが起きたなら……、想像することは容易い。
その話が本当だとして、ついてこなかったフーゴを責める気持ちはブチャラティにはない。
むしろ彼に『自分だけがついていけなかった』という禍根を残しただろうことを心苦しくも思う。

だが、大勢の人間を傷つけたこと、それを庇う理由にはならない。

荒木にそそのかされ、二人を撃とうとした。
疑わしきを許せず、料理人を殺害した。
その後も再びグェスが撃たれそうになったという。
今まさに他の誰かが傷を負わされている最中かもしれない。

「フーゴに会ったとき、お前はどうするつもりだ?」

リゾットは問うている。
殺してもかまわないのかと。
それは、一度は優勝を目指したホルマジオを許したからこその問い。
本来の彼ならば、問おうとすらしなかった。

『裏切り者には死を』

それが彼らの生きてきた世界。自らに、他人に敷く掟。
そこに護衛チーム、暗殺チームという違いはない。
ならば、ブチャラティの答えは……。


「……できれば、対話によって解決したい」


不可能ならば、手にかけることもやむなし。
チームを背負う者が仲間を進んで傷つけるわけにはいかない。
今、仲間はこのゲームからの脱出を共に目指す者達。

「と、いうわけらしい、ホルマジオ」

話をふられた彼はしょうがねぇなーとぼやいたが、自身への後悔もあるのだろう、概ね賛成のようだった。


「“日記”の存在は奴の隙となりうるだろうか」

荒木のフーゴへの接触がイレギュラーだということは疑いようがない。
支給品による『お遊び』とも、所在を見破られたことによる『種明かし』とも違う。
しかしその目的は、日記の奪還か、殺し合いの加速か、あるいはその両方だったのか。

「“日記”とはいっても白紙だったのだろう?」

うんうんとグェスが頷く。

「けれどわざわざ取り返すために動いたということは、荒木にとって大事なものなんでしょう
 まぁ、二度も取られるような馬鹿な真似をするとは思えませんが」
「そうだろうな……」

自分達をただ殺すためにここへ集めたわけではない。
その違和感はここへ来てから誰もがずっと感じている。

殺し合いを強要する首輪の存在・禁止エリア。
ばらばらの時間から集められた参加者達。
圧倒的な力を持ちつつも、『駒がゲームの中で死ぬ』ことを望む荒木。

「荒木の『目的』…か……」

すべての疑問は荒木に通ず、とでもいうべきか。
巨悪の思想は参加者達に状況の断定を許さず、その思考さえも殺させる。

「……僕は、ここで出会った露伴さんが荒木に少し似ていると感じました
 もちろんあの人にはあの人なりの正義やこだわりがあって、荒木なんかとは比較したくないんですが
 すべてに興味を持ち、すべてを愉しむ姿勢というんでしょうか
 許しがたい、吐き気を催す邪悪であると同時に、
 損得を考えない純真さのようなものを奴には感じたんです」

グェスさんはどう思います?
そう尋ねられたグェスは自分への質問を予想していなかったらしく、あたふたと答えた。

「そ、そういわれたらそうかもしれないけど、あたしはほとんど話してないし
 必死だったし、よく覚えてないかも……」

予想通りといえば予想通りの反応にリゾットは溜息を漏らした。
あくまでチームの和を乱すことのないよう、ひっそりと。
ブチャラティもジョルノもその様子に気付かなかったが、付き合いの長いホルマジオは
リーダーの思うところを鋭く察知し、グェスに助け舟を出す。

「とりあえず、テレンス・T・ダービーの拉致…っあー保護っつー方がいいか
 それが先決じゃねえか?」

グェスが同じ能力だからとか、女だからとかいう理由で贔屓してやるつもりはない。
だが彼女をここへ連れてきたのは自分。
そうしたからには彼女の発言、彼女の行動に対して自分が責任を持つ。

「賛成です。彼が死んでしまえば『勝負』を挑むことすらできなくなりますからね」


こうして当面の目標が打ち立てられた。

1、テレンス・T・ダービーの保護
2、首輪無力化の情報・技術を持っている者との協力
3、荒木と直接接触した人物との情報交換

そして、組織と関わりがある可能性の高いディアボロとの接触。

「テレンスと面識のある3人に捜索を頼みたい
 入り口を封鎖し合図によって判別するから見張りはいい」
「ジョルノを介して追跡、生死の判別はできるが、次の放送を目安に戻ってきて欲しい」

不測の事態に備え、ジョルノが『探知機』に変えた小石がそれぞれに配され、
さらに保険として各人の衣服の一部がジョルノに集められる。
所持品をすべて失っていたグェスにはペッシのデイパックが手渡された。
黒くシミの残るそれを正視できずに受け取ったグェスだったが、やがて神妙そうな顔でそれを背負い込む。
自分のものと交換してやろうかと準備をしていたブチャラティの好意は無用だったようだ。


「では、次の放送前に、また」



急に人が減り、静かになったナチス研究所で、向かい合う二人。

「協力者はここへ集うと思うか?」

3人の出ていった方向を見つめていたブチャラティはリゾットの深い瞳へ向き直った。
全く別の意志を持っているかのように右手が紙片へ文字を綴る。


『俺のスタンドで首輪の解除を試したい』


「信頼できるやつに情報拡散を頼んだ
 そろそろ効果が出てくる頃とは思うが……」

『了解』と答えるリゾットにとって、どちらも本心には違いない。
音石明も山岸由花子も乱入者を恐れて、あるいは実験が失敗したと見て、逃げ出したらしいが
首輪の設計図と妨害電波発信装置はまだここにある。
まだ首輪に関して不確定の事項が多く、音石を手放したくはなかったが、あの実験は決して無駄でなかった。

「いまは待ちか……」

「だろうな」

その後も荒木について、テレンスについて、それとない会話をしながらも
二人が見据えているものは次なる標的。超えるべき壁。

ほどなくして2人の眼前には、実験用工具と3つの銀環が並んだ。
スージー・Q、ワンチェン、そしてペッシを縛っていた首輪。


…ペッシ、側にいながらお前を死に追いやったのはエシディシという怪物でも荒木でもない、この俺だ。
『責任を取る』などと宣言するつもりはない、すべてが終わった後、報告してやる。
だからそこで心待ちにしているがいい、『俺達』の勝利を……!!



  *  *  *  *  *



ナチス研究所を発ち、5分余り。
ジョルノの横には、別の方向へ向かったはずのグェスが並んでいた。

「どうして僕についてきたんです?」

出発の直前、グェスはブチャラティに耳打ちされていた。
『ジョルノについてやって欲しい』と。

 ジョージさんを一人残したことも、俺達がすぐに迎えに行かなかったことも
 あの時点では最上の選択を選んだつもりだ。俺自身に後悔はない。
 だが、それに従ったジョルノにとっては別だ。辛い感情を表には決して出さないだろうがな。
 君のような下手に事情を知らない人間の方が一緒にいて楽だろうと思う。
 それに、君もその方が安全だと思うが。

「えっ…と、あたしホルマジオみたいに自分のこと小さくしたりとか、できないし
 でもリゾットのいるところであんたについていきたいっていったら
 効率が悪いとかなんとかいわれて絶対反対されそうだったから…その……
 ホルマジオとは能力が同じだから、一緒にいても、あれだし……」

ブチャラティの配慮をジョルノに悟られぬよう必死で考えた『ジョルノについてきた理由』。
緊張した自分の様子は、能力不足を不安がる一般女性に見えるだろうか。

「あそこでブチャラティ達と一緒に待機していたほうがいいんじゃないですか?
 先ほど話に出たように、エシディシが今どこにいるかはわからないんです
 奴とはブチャラティと二人がかりでも優勢にはならなかった
 あなたを庇いながら戦って、『絶対』を約束することはできません」

ジョルノは自分の傷心をおくびにも出さずに言う。
どんな痛みも彼を止めることなど、不可能であるかのように。

「覚悟はできてる……とは言えないかな……
 やっぱり、死ぬのは怖いし……」

別々の目的を持っていた二つのチームが、強大な敵を前にして意志を一つにした。
その様子には奮い立たされるものがあったし尊敬したけど、自分もそこに肩を並べられるとは思ってない。
あたしなんかが決心したところで、ジョルノの持ってる能力に比べたら
ほんっと悲しいくらいに役立たず。でも……。

「ホルマジオに怒られたんだよね、『“死にたくない”じゃなくて“生きたい”だろう』って
 で、その後、ペッシって人が死んでるのを見つけて、
 あたし思わず考えたんだよね、あの人は“死にたくなかった”のかなって
 そりゃ死にたかったはずないよね。すごく悔しそうな顔してた
 でも自分が死ぬってわかったとき、仲間に、敵だったあんたたちにも言葉を遺した……
 それって“死にたくない”じゃなくて“生きたい”ってことなんじゃないかなって思って」

「………………」

「あー…、いや、何言ってるのかわかんないってのは自分でわかってるんだけど
 ともかくっ、自分が大切だと思う誰かのために頑張ってみるってのが“生きたい”ってことかなって…
 死にたくないだけだったら地図の端っこの方にいれば済む話だし
 最後にはやっぱり、死んじゃうかもしれないけど……
 だから死にたくはないんだけど、なんの役に立てないのも嫌で……」

言ってるうちに訳がわからなくなってきて、尻切れ蜻蛉になってしまう。
ジョルノの反応が気になって見てみると、彼は寂しそうに微笑んでいた。

「『意志』は届くと、僕も信じていますよ」

ジョルノの意志は届くことなく、ジョージは亡くなった。
ドキリとする同行許可の意志表示だった。

「あっ、あたしが気にしてるのは別に花京院とか、徐倫のことだけじゃなくて
 このチーム、あんたとか、ホルマジオとかの役にも立てればいいなって思ってるし
 …その……、フーゴのことも、助けてあげられたらいいなって、思ってる」

フーゴは泣いていた。
誰のことも信用できず、自分自身を憎悪する。
彼と同じ感情を、自分も抱いたことがある。
正直、怖い。二度も撃たれた。(幸か不幸か、当たってないけど)
でもブチャラティやジョルノがフーゴを殺すしかなくなったら……。
その場面は、見たくない。
仲間を失う辛さは、もうどちらにも体験して欲しくない。


「行きましょうか、グェスさん」



彼女は小さな希望にすがりついて、恐怖する本心を押さえつけている。
並んで歩くグェスを横目に、ジョルノ・ジョバァーナは考える。
裏切られ、頼れるものなどなにもなかった彼女を奮い立たせる希望。
再会を望む意志。
それを自分は、眩しく思っている……。

ジョージ・ジョースターの死を知って以来、胸にできた『しこり』が消えない。

生まれてこのかた、両親からの愛情を覚えた日はなきに等しい。
母親も義父も人の親として最底辺の人間だった。
名も知らぬギャングに憧れ、心を救われてからは『親』のことなど気にもかけなかった。
それなのに、ここへ来てから『ディオの血統』に翻弄され続けている。

ある人は神を愛するかのように全幅の信頼を預けた。
ある人はDIOの息子と協力は出来ないと吐き捨てた。
ある人はディオの息子ならば自分の孫だと慈愛の視線を向けた。

それに……、とジョルノは左肩に意識を集中させる。

この肩にある『星型の痣』はジョースターの血統の証だとプッチ神父は言った。
実の父親を写真でしか見たことのなかった自分の前に、突然現れた大勢の『祖先』達。
『気配』を発したドナテロ・ヴェルサスも、グェスの話した空条徐倫も自分の血族なのだろうか。

結局、プッチ神父はすべてを語らず亡くなった。
なぜ自分の父親である写真の『DIO』に痣があり、現在のディオにはそれがないのか。
ディオはジョースター卿を義父だと言っていた。
ジョースター卿も血の繋がった孫だとは思っていなかった。
その謎について聞いておいたほうがよかったのだろうか。

ジョースター卿はどのようにして亡くなったのだろう……。

リンゴォに聞かされたディオの話が頭から離れない。

  スタンド使いに… DIOの館で……。

愛情深いあの人も、忘れてはいなかっただろう。
すぐにでも息子の元へと向かおうとしていた人を残し、別行動をとったことが過ちだったのか。
あるいは、別の殺人鬼と遭遇し、助けを呼ぶ暇もなく殺されたのかもしれないが……。

『これから知ればいいさ』と言われて、あの人のことも知っていければいいと、
期待してしまった自分を待っていたのは、その『祖父』を『父』が殺したのではないかという疑惑。


もし、そうだったとしたら、僕は…、僕は………!!


荒木の居場所をも見破った黄金の精神は、――若干15歳の少年の張り詰めた心は――、意外にも、脆い。




【F-2 ナチス研究所 研究室/1日目 夜中】

【新生・暗殺護衛チーム(現在メンバー募集中)】

【ブローノ・ブチャラティ】
[スタンド]:『スティッキー・フィンガーズ』
[時間軸]:護衛指令と共にトリッシュを受け取った直後
[状態]:トリッシュの死に後悔と自責、アバッキオ・ミスタ・ジョージの死を悼む気持ち、リゾットの覚悟に敬意
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、シャーロットちゃん、スージーの指輪、スージーの首輪、ワンチェンの首輪
    包帯、冬のナマズみたいにおとなしくさせる注射器、ジョルノの『探知機』となっている小石
[思考・状況]
基本行動方針:打倒主催、ゲーム脱出
0.スティッキー・フィンガーズを用いて首輪の無力化実験。
1.ここで首輪解除・打倒荒木の協力者を待つ。
2.フーゴ……。
3.いずれジョナサンを倒す。(殺害か、無力化かは後の書き手さんにお任せします)
4.ダービー(F・F)はいずれ倒す。
5.ダービー(F・F)はなぜ自分の名前を知っているのか?
6.スージーの敵であるディオ・ブランドーを倒す→ジョルノの父親…?
[備考]
※パッショーネのボスに対して、複雑な心境を抱いています。
※波紋と吸血鬼、屍生人についての知識を得ました
※ダービー(F・F)の能力の一部(『F・F弾』と『分身』の生成)を把握しました。
※参加者が時を越えて集められたという説を聞きました。納得済みです。
※エシディシの頭部に『何か』があると知りました。
※リゾット・ホルマジオ・グェスと詳細な情報交換をしました。
※ブチャラティが持っている紙には以下のことが書いてあります。
①荒木飛呂彦について
 ・ナランチャのエアロスミスの射程距離内にいる可能性あり
  →西端【B-1】外から見てそれらしき施設無し。東端の海の先にある?(単純に地下施設という可能性も) →G-10の地下と判明
 ・荒木に協力者はいない?(いるなら、最初に見せつけた方が殺し合いは円滑に進む) →協力者あり。ダービー以外にもいることが確実。
②首輪について
 ・繋ぎ目がない→分解を恐れている?=分解できる技術をもった人物がこの参加者の中にいる?
 ・首輪に生死を区別するなんらかのものがある→荒木のスタンド能力?
  →可能性は薄い(監視など、別の手段を用いているかもしれないが首輪そのものに常に作用させるのは難しい)
 ・スティッキィ・フィンガーズの発動は保留 だか時期を見計らって必ず行う。
③参加者について
 ・知り合いが固められている→ある程度関係のある人間を集めている。なぜなら敵対・裏切りなどが発生しやすいから
 ・荒木は“ジョースター”“空条”“ツェペリ”家に恨みを持った人物?→要確認
 ・なんらかの法則で並べられた名前→国別?“なんらか”の法則があるのは間違いない
 ・未知の能力がある→スタンド能力を過信してはならない
 ・参加者はスタンド使いまたは、未知の能力者たち?
 ・空間自体にスタンド能力?→一般人もスタンドが見えることから

【以下はリゾットのメモの写し】

[主催者:荒木飛呂彦について]
荒木のスタンド → 人間ワープ…見せしめの女の空中浮遊、参加者の時間軸の違い(並行世界まで干渉可能)
         → 精密機動性・射程距離 ともに計り知れない
開催目的 → 不明:『参加者の死』が目的ならば首輪は外れない
           『その他』(娯楽?)が目的ならば首輪は外れるかもしれない 
※荒木に協力者がいる可能性有り


【リゾット・ネエロ】
[スタンド]:『メタリカ』
[時間軸]:サルディニア上陸前
[状態]:頭巾の玉の一つに傷
[装備]:フーゴのフォーク
[道具]:支給品一式、首輪の設計図(ジョセフが念写したもの)、ダービーズ・チケット、妨害電波発信装置
    ペッシの首輪、重ちーが爆殺された100円玉(一枚)、ジョルノの『探知機』となっている小石
[思考・状況] 基本行動方針:荒木を殺害し自由を手にする  
0.殺し屋として、前を向いて歩く
1.ブチャラティと共に首輪の解除実験
2.首輪を外すor首輪解除に役立ちそうな人物を味方に引き込む。
  カタギ(首輪解除に有益な人材)には素性を伏せてでも接触してみる(バレた後はケースバイケース)。
3.荒木に関する情報を集める。他の施設で使えるもの(者・物)がないか、興味。
[備考]
※盗聴の可能性に気が付いています。
※フーゴの辞書(重量4kg)、ウェッジウッドのティーセット一式が【F-2 ナチス研究所】に放置。
※リゾットの情報把握
承太郎、ジョセフ、花京院、ポルナレフ、イギー、F・Fの知るホワイトスネイク、ケンゾー(ここまでは能力も把握)
F・F(能力は磁力操作と勘違いしている)、徐倫(名前のみ)、サウンドマン、山岸由花子(名前のみ)
※ブチャラティ(ジョルノ)・ホルマジオ・グェスと詳細な情報交換をしました。
※リゾットのメモには以下のことが書かれています。
[主催者:荒木飛呂彦について]
荒木のスタンド → 人間ワープ…見せしめの女の空中浮遊、参加者の時間軸の違い(並行世界まで干渉可能)
         → 精密機動性・射程距離 ともに計り知れない
開催目的 → 不明:『参加者の死』が目的ならば首輪は外れない→この線は薄い
           『その他』(娯楽?)が目的ならば首輪は外れるかもしれない 
※荒木に協力者がいる可能性有り

【以下ブチャラティのメモの写し】

①荒木飛呂彦について
 ・ナランチャのエアロスミスの射程距離内にいる可能性あり
  →西端【B-1】外から見てそれらしき施設無し。東端の海の先にある?(単純に地下施設という可能性も) →G-10の地下と判明
 ・荒木に協力者はいない?(いるなら、最初に見せつけた方が殺し合いは円滑に進む) →協力者あり。ダービーにもいることが確実。
②首輪について
 ・繋ぎ目がない→分解を恐れている?=分解できる技術をもった人物がこの参加者の中にいる?
 ・首輪に生死を区別するなんらかのものがある→荒木のスタンド能力?
  →可能性は薄い(監視など、別の手段を用いているかもしれないが首輪そのものに常に作用させるのは難しい)
 ・スティッキィ・フィンガーズの発動は保留 だか時期を見計らって必ず行う。
③参加者について
 ・知り合いが固められている→ある程度関係のある人間を集めている。なぜなら敵対・裏切りなどが発生しやすいから
 ・荒木は“ジョースター”“空条”“ツェペリ”家に恨みを持った人物?→要確認
 ・なんらかの法則で並べられた名前→国別?“なんらか”の法則があるのは間違いない
 ・未知の能力がある→スタンド能力を過信してはならない
 ・参加者はスタンド使いまたは、未知の能力者たち?
 ・空間自体にスタンド能力?→一般人もスタンドが見えることから



【F-2 ナチス研究所を出たところ/1日目 夜中】

【ジョルノ・ジョバァーナ】
[スタンド]:『ゴールド・エクスペリエンス』
[時間軸]:メローネ戦直後
[状態]:背中にダメージ(小)、精神疲労(大)、トリッシュの死に対し自責の念 、リゾットの覚悟に敬意、ジョージの死に衝撃
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、不明支給品0~3(確認済)、ジョージ・ブチャラティ・リゾット・ホルマジオ・グェスの衣服の一部
[思考・状況]
0.グェスと共にテレンスを見つける。
1.首輪解除・打倒荒木の協力者を捜す。
2.『DIO』は吐き気を催す邪悪で、『祖父』は『父』に殺されたのでは?
3.フーゴ……。
4.トリッシュ……アバッキオ…ミスタ…!
5.他のジョースター一族が気になる。
6.エシディシと吉良と山岸由花子とジョナサンとF・Fをかなり警戒
[備考]
※ギアッチョ以降の暗殺チーム、トリッシュがスタンド使いであること、ボスの正体、レクイエム等は知りません。
 →リゾットとの情報交換によって暗殺チーム、リゾットの知っている護衛チームの将来を知りました。
※ジョナサンを警戒する必要がある人間と認識しました。
※参加者が時を越えて集められたという説を聞きました
 (他の可能性が考えられない以上、断定してよいと思っています。ただし、ディオが未来の父親であるという実感はありません)
※ラバーソウルの記憶DISCを見、全ての情報を把握しました。
※ダービーズアイランドに荒木がいることを知りました。
※ディオがスタンド使いになった事を知りました(能力は分かっていません)
※エシディシの頭部に『何か』があると知りました。
※リゾット・ホルマジオ・グェスと詳細な情報交換をしました。
※どこへ向かうかは次の書き手さんにおまかせしますが、ホルマジオとは別の方向です。


【グェス】
【時間軸】:脱獄に失敗し徐倫にボコられた後
【状態】:精神消耗(中程度まで回復)、頬の腫れ(引いてきた)
【装備】:なし
【道具】:基本支給品(デイパックにペッシの血のシミ)、ジョルノの『探知機』となっている小石
【思考・状況】基本行動方針:ゲームに乗った? → 生きたい、生きていたい
0.ジョルノと共にテレンスを見つける。けどちょっとジョルノが心配。
1.首輪解除・打倒荒木の協力者を捜す。
2.花京院・徐倫(会話可能ならフーゴも)に再会したら、関係を築いていく努力をしたい。
【備考】
※フーゴが花京院に話した話を一部始終を聞きました。
※ダービーズアイランドを見ましたが、そこに何かがあるとは思ってません。→ダービーズアイランドが遠巻きに見た島だとは分かっていません。
※ホルマジオの持っている情報(チームの存在、行動の目的など)を聞きました。
※リゾット・ブチャラティ(ジョルノ)と詳細な情報交換をしました。
※役に立ちたい、頑張ってみたいと思っていますが、本心では再び裏切られること、死ぬことを恐れています。


【ホルマジオ】
[時間軸]:ナランチャ追跡の為車に潜んでいた時。
[状態]:精神的疲労(小)
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、万年筆、ローストビーフサンドイッチ、不明支給品×3(確認済)、ジョルノの『探知機』となっている小石
[思考・状況]
基本行動方針:荒木を『ぶっ殺す』!
0:テレンスを見つける。
1:首輪解除・打倒荒木の協力者を捜す。
2:踊ってやるぜ、荒木。てめえの用意した舞台でな。だが最後は必ず俺らが勝つ。
3:リーダーが決めたんなら、ブチャラテイたちとの決着は荒木を殺した後でいい。ペッシのことも勘違いだったし。
4:ボスの正体を暴く!だがその処置は仲間と協議の上決める。
[備考]
※首輪も小さくなっています。首輪だけ大きくすることは…可能かもしれないけど、ねぇ?
※サーレーは名前だけは知っていますが顔は知りません。
※死者とか時代とかほざくジョセフは頭が少しおかしいと思っています。→時間軸のずれについては納得しました。
※チョコラータの能力をかなり細かい部分まで把握しました。
※グェスの持っている情報(ロワイアルに巻き込まれてから現在までの行動、首輪に関する情報など)を聞き出しました。
※リゾット・ブチャラティ(ジョルノ)と詳細な情報交換をしました。
※どこへ向かうかは次の書き手さんにおまかせしますが、ジョルノ達とは別の方向です。


【備考】
※ペッシの死体は研究所の一室に横たえられています。
※現在ナチス研究所の地上側入り口、地下鉄側入り口は封鎖されており、
 「用があるなら声をかけるように」との紙が貼られています。


投下順で読む


時系列順で読む


キャラを追って読む

189:暗殺者は笑う ジョルノ・ジョバァーナ 202:さようなら、ギャングたちⅠ
189:暗殺者は笑う ブローノ・ブチャラティ 202:さようなら、ギャングたちⅠ
189:暗殺者は笑う リゾット・ネェロ 202:さようなら、ギャングたちⅠ
189:暗殺者は笑う グェス 202:さようなら、ギャングたちⅠ
189:暗殺者は笑う ホルマジオ 202:さようなら、ギャングたちⅠ

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最終更新:2011年02月05日 00:23