あらすじ

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あらすじ - (2020/03/22 (日) 19:32:28) の1つ前との変更点

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&font(b,#555){日本国召喚の世界} ---- 突然、すべての通信が途絶し、人工衛星の信号すら探知不能となった[[日本>日本国]]は、異常事態の原因を探るべく迅速に調査を開始する。事態把握のために哨戒機を四方に飛ばした結果、あらゆる状況から日本が国家ごと別の惑星に転移した事を知る。 資源、食料、日本は一国ではまかなえず生きていくことが出来ない。この転移危機を打開すべく日本国政府は、調査中に南西1000km先の大地で発見した文明とその主催者であると思しき民族と交渉を持つため、一縷の望みをかけ、海上自衛隊護衛艦『&link_anchor(いずも,page=いずも型護衛艦){いずも}』に外交官を搭乗させ、彼の地へ派遣した。 一方、[[ロデニウス大陸]]北部に位置する豊穣の国[[クワ・トイネ公国]]は混乱の極みにあった。正体不明の銀色の大飛竜が王都上空を堂々と侵犯した事件のあと、所属不明の巨大船が北方海洋上に出現したのだ。 公国海軍第2艦隊所属の軍船ピーマ船長[[ミドリ]]は、山または城塞ほどある巨体に圧倒されつつも、決死の覚悟でこれを臨検する。ここにおいて日本国と新世界人最初の接触がなされ、紆余曲折を経て[[日本]]、[[クワ・トイネ公国]]は国交を樹立。同時に日本は、地下資源豊かな[[クイラ王国]]との接触を成功させ、転移危機は一応の収束を迎えたかに見えた。 しかしこの世界は、文明力が序列に直結し、力ある国は力なき国を望むままに蹂躙する。日々幾多の国家が興り、滅亡する。世界的な協定や組織が存在せず、地球の国際常識がまったく通用しない、弱肉強食の世界であった! この物語は、国家の姿を借りた巨大な暴力の荒波に立ち向かう日本国と、意図し、または期せずして日本と関わることとなった新世界諸国の、また神話に語られる1万年以上もの太古よりつづく因縁の、大いなる物語である。 //------ //編集者注意 //このものすごい改行量は初見のネタバレを嫌う人に向けた配慮です。 //意図してやったものなので消さずにこのままにしてください。 //------- &u(){&sizex(5){!以下ネタバレ注意!}} #contents(fromhere=true) &anchor(導かれし太陽){} #center(){ *「導かれし太陽」編 } [[クワ・トイネ公国]]、[[クイラ王国]]との国交を樹立し、両国との平和と友好を深めつつあった[[日本>日本国]]。しかし[[ロデニウス大陸]]統一と亜人殲滅の野望に燃える[[ロウリア王国]]が侵攻を開始し、再び危機が訪れる。 日本国政府は憲法遵守の理想か、国民と"友人"を救うかの二者択一を迫られる。 一度は憲法遵守の道を選ぶも、クワ・トイネ公国国境の町[[ギム]]で起きた戦闘と、それに続く住民大虐殺を知った日本は、"友"を救うべく自衛隊派遣を決意する。 この戦後初の大規模な軍事行動は、日本が新たに生きてゆく新世界の秩序を揺らす端緒となることを知ることもなく――。 &anchor(滅びゆく栄光){} #center(){ *「滅びゆく栄光」編 } [[ロウリア王国]]を打ち倒し、[[クワ・トイネ公国]]と[[クイラ王国]]、そして自国民を救った[[日本>日本国]]。 過酷なこの世界で、新たな友を得るべく[[フェン王国]]と接触中、『[[列強]]』たる[[パーパルディア皇国]]の[[ワイバーンロード]]が、フェン王国を"懲罰"すべく襲来する。 己を守るためこれを撃墜した日本は、しかしこの事件により、パーパルディア皇国の怒りを買ってしまう。 皇国と平和のうちに国交を樹立しようとする日本の努力もむなしく、日本を辺境の弱小蛮族とさげすみ、力こそが全てであり、その行使こそが慈悲であるとする皇国は、日本国外交官の前で、邦人観光客を虐殺し、その様子を日本国に見せつける暴挙を行う。悲嘆と憤怒に包まれる日本。そして日本人の民族浄化を宣言したパーパルディアの一方的な正義による本格的な侵略が始まる。 日本は国民を守り抜けるのか? &anchor(崩れる均衡){} #center(){ *「崩れる均衡」編 } 『[[列強]]』[[レイフォル]]をわずか5日で滅ぼした謎の新興国、[[グラ・バルカス帝国]]。突如轟いたその名に全世界が注目した。 その一方で、より強力な列強[[パーパルディア皇国]]を打ち負かし、こちらも全世界から注目を浴びる[[日本>日本国]]。ついに先進11ヵ国会議から呼び声がかかる。どの参加国も「護衛」と称し最新鋭の艦隊を送り込んでくる中、日本は海上保安庁所属、巡視船『[[しきしま]]』だけを護衛につける。それが悲劇を引き起こすとは露知らず、外交にいそしむ日本国使節団。彼らに[[グラ・バルカス>グラ・バルカス帝国]]の野望が迫る… &anchor(新世界大戦){} #center(){ *「新世界大戦」編 } 先進11ヵ国会議で[[グラ・バルカス帝国]]は全世界に向けて宣戦を布告し、その覇道を開始した。 [[神聖ミリシアル帝国]]は『世界連合軍』を呼びかけ、自ら先頭に立ちグラ・バルカス帝国の狂気に立ち向かう事を宣言。世界大戦への準備が着々と進められた。そしてついにバルチスタ沖において対立の火蓋は切られた。 しかしグラ・バルカス帝国の力の前に世界連合は瞬く間にその数を減らし、神聖ミリシアル帝国は対魔帝戦のための秘蔵の発掘兵器「[[パル・キマイラ]]」を出動させるまで追い込まれてしまう。 一方、[[日本>日本国]]の技術を注ぎ込んで改修した[[ラ・カサミ改]]をムーまで無事に引き渡すための護衛としてマイカルに寄港していた海上自衛隊第4護衛群のもとに「世界連合撤退」の凶報がもたらされる。 そこにグラ・バルカス帝国占領地護衛艦隊、通称「死神イシュタム」の魔の手が迫りつつあった。 &anchor(魔王降臨){} #center(){ *日本国召喚外伝 新世界異譚 魔王降臨 } 日本国が新世界に召喚される遥か以前の時代―― 光翼人の圧政とラヴァーナル帝国の転移から100年、突如として現れた[[魔王ノスグーラ]]と、彼の者が率いる異形の軍勢により、全ての種族は危機的状況にあった。それまでの互いの争いを乗り越え『種族間連合』を以て対するも、魔王軍の力の前に撤退に次ぐ撤退を余儀なくされ、今や僅かに残った人類は、その全てをロデニウス大陸の[[神森]]に集結させ、最後の抵抗を行っていた。 全種族の命運はいまや風前の灯火であり、今際の時が間近に迫りつつあったそのとき、エルフの大老らの呼びかけに、大いなる神が応え、救いの手を――、[[太陽神の使い]]の軍勢を遣わした。 &anchor(竜の伝説){} #center(){ *外伝:竜の伝説 } 日本の北東へ3000km、衛星写真には興味深いものが写っていた。火山のカルデラのようにリング状の山脈、高さは約1500m。リングの中にも海、そして全周断崖絶壁の島…その島には3つの国があった。政府は彼らと国交を結ぼうとするが、当然船舶でも航空機でも接触できない。頭を悩ませた外務省は、[[ワイバーン]]と竜騎士の借用を決めた。 第二の人生を歩み始めていた竜騎士[[ムーラ]]は、政府の依頼により再び相棒の背に跨ることとなる。 [[カルアミーク王国]]を目指し、彼は外交官と共に[[竜母]]から飛び立って行った。まもなく、壮大な伝説と勘違いの幕が開く。 &anchor(孤独の戦士たち){} #center(){ *日本国召喚外伝 新世界異譚Ⅱ 孤独の戦士たち } 太古の昔、種族間連合は[[世界の扉]]の先に封じられた[[魔王>魔王ノスグーラ]]を討つべく魔王討伐軍を暗黒大陸に派遣するも、過酷な大地に拒まれ、四英雄はやむなく己以外の全軍を帰還させる。 しかしエスペラント率いる討伐軍は人類圏への帰途で遭難し、途中発見した天然の要害に身を寄せ、幾年月が過ぎた。 彼らは「勇者は魔王討伐に失敗し人類は滅ぼされた」と考え、要害を人類最後の砦として[[エスペラント王国]]を建国する。それから一万の時が流れた―― ――日本国はトーパ王国以北の観測不能地域を写した衛星写真に奇妙な「人工的な光点」があるのを発見した。 政府は文明の有無を調査すべく、自衛隊先遣調査隊を編成し彼の地に派遣するも、突如襲い掛かる強烈な磁気嵐とバードストライクに見舞われ、調査隊を載せた輸送機『C-2』は墜落してしまう。 同刻、嵐の最中、魔軍との南門防衛線にからくも勝利し帰途についていた[[エスペラント王国]]第5遊撃隊は、恐ろしい唸りをあげ火に包まれた何かが墜ちて来るのを目撃する。 墜落現場に急行した彼らが見たものは、砕け散った正体不明の鉄の乗り物と大勢の死体であった。 その中で唯一の生き残りを発見――、陸上自衛隊隊員、[[岡 真司]]は療養院のベッドで目を覚ます。 彼の意図せぬ来訪は、王国の人々とその命運を大きく変えていくのだった。 ---- ''※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。'' [[過去のコメント>コメント/あらすじ]] #pcomment(reply,enableurl,20) &link_edit(text=ここを編集,page=あらすじ) 〔最終更新日:&date(j)〕
&font(b,#555){日本国召喚の世界} ---- 突然、すべての通信が途絶し、人工衛星の信号すら探知不能となった[[日本>日本国]]は、異常事態の原因を探るべく迅速に調査を開始する。事態把握のために哨戒機を四方に飛ばした結果、あらゆる状況から日本が国家ごと別の惑星に転移した事を知る。 資源、食料、日本は一国ではまかなえず生きていくことが出来ない。この転移危機を打開すべく日本国政府は、調査中に南西1000km先の大地で発見した文明とその主催者であると思しき民族と交渉を持つため、一縷の望みをかけ、海上自衛隊護衛艦『&link_anchor(いずも,page=いずも型護衛艦){いずも}』に外交官を搭乗させ、彼の地へ派遣した。 一方、[[ロデニウス大陸]]北部に位置する豊穣の国[[クワ・トイネ公国]]は混乱の極みにあった。正体不明の銀色の大飛竜が王都上空を堂々と侵犯した事件のあと、所属不明の巨大船が北方海洋上に出現したのだ。 公国海軍第2艦隊所属の軍船ピーマ船長[[ミドリ]]は、山または城塞ほどある巨体に圧倒されつつも、決死の覚悟でこれを臨検する。ここにおいて日本国と新世界人最初の接触がなされ、紆余曲折を経て[[日本]]、[[クワ・トイネ公国]]は国交を樹立。同時に日本は、地下資源豊かな[[クイラ王国]]との接触を成功させ、転移危機は一応の収束を迎えたかに見えた。 しかしこの世界は、文明力が序列に直結し、力ある国は力なき国を望むままに蹂躙する。日々幾多の国家が興り、滅亡する。世界的な協定や組織が存在せず、地球の国際常識がまったく通用しない、弱肉強食の世界であった! この物語は、国家の姿を借りた巨大な暴力の荒波に立ち向かう日本国と、意図し、または期せずして日本と関わることとなった新世界諸国の、また神話に語られる1万年以上もの太古よりつづく因縁の、大いなる物語である。 //------ //編集者注意 //このものすごい改行量は初見のネタバレを嫌う人に向けた配慮です。 //意図してやったものなので消さずにこのままにしてください。 //------- &u(){&sizex(5){!以下ネタバレ注意!}} #contents(fromhere=true) &anchor(導かれし太陽){} #center(){ *「導かれし太陽」編 } [[クワ・トイネ公国]]、[[クイラ王国]]との国交を樹立し、両国との平和と友好を深めつつあった[[日本>日本国]]。しかし[[ロデニウス大陸]]統一と亜人殲滅の野望に燃える[[ロウリア王国]]が侵攻を開始し、再び危機が訪れる。 日本国政府は憲法遵守の理想か、国民と"友人"を救うかの二者択一を迫られる。 一度は憲法遵守の道を選ぶも、クワ・トイネ公国国境の町[[ギム]]で起きた戦闘と、それに続く住民大虐殺を知った日本は、"友"を救うべく自衛隊派遣を決意する。 この戦後初の大規模な軍事行動は、日本が新たに生きてゆく新世界の秩序を揺らす端緒となることを知ることもなく――。 &anchor(滅びゆく栄光){} #center(){ *「滅びゆく栄光」編 } [[ロウリア王国]]を打ち倒し、[[クワ・トイネ公国]]と[[クイラ王国]]、そして自国民を救った[[日本>日本国]]。 過酷なこの世界で、新たな友を得るべく[[フェン王国]]と接触中、『[[列強]]』たる[[パーパルディア皇国]]の[[ワイバーンロード]]が、フェン王国を"懲罰"すべく襲来する。 己を守るためこれを撃墜した日本は、しかしこの事件により、パーパルディア皇国の怒りを買ってしまう。 皇国と平和のうちに国交を樹立しようとする日本の努力もむなしく、日本を辺境の弱小蛮族とさげすみ、力こそが全てであり、その行使こそが慈悲であるとする皇国は、日本国外交官の前で、邦人観光客を虐殺し、その様子を日本国に見せつける暴挙を行う。悲嘆と憤怒に包まれる日本。そして日本人の民族浄化を宣言したパーパルディアの一方的な正義による本格的な侵略が始まる。 日本は国民を守り抜けるのか? &anchor(崩れる均衡){} #center(){ *「崩れる均衡」編 } 『[[列強]]』[[レイフォル]]をわずか5日で滅ぼした謎の新興国、[[グラ・バルカス帝国]]。突如轟いたその名に全世界が注目した。 その一方で、より強力な列強[[パーパルディア皇国]]を打ち負かし、こちらも全世界から注目を浴びる[[日本>日本国]]。ついに先進11ヵ国会議から呼び声がかかる。どの参加国も「護衛」と称し最新鋭の艦隊を送り込んでくる中、日本は海上保安庁所属、巡視船『[[しきしま]]』だけを護衛につける。それが悲劇を引き起こすとは露知らず、外交にいそしむ日本国使節団。彼らに[[グラ・バルカス>グラ・バルカス帝国]]の野望が迫る… &anchor(新世界大戦){} #center(){ *「新世界大戦」編 } 先進11ヵ国会議で[[グラ・バルカス帝国]]は全世界に向けて宣戦を布告し、その覇道を開始した。 [[神聖ミリシアル帝国]]は『世界連合軍』を呼びかけ、自ら先頭に立ちグラ・バルカス帝国の狂気に立ち向かう事を宣言。世界大戦への準備が着々と進められた。そしてついにバルチスタ沖において対立の火蓋は切られた。 しかしグラ・バルカス帝国の力の前に世界連合は瞬く間にその数を減らし、神聖ミリシアル帝国は対魔帝戦のための秘蔵の発掘兵器「[[パル・キマイラ]]」を出動させるまで追い込まれてしまう。 一方、[[日本>日本国]]の技術を注ぎ込んで改修した[[ラ・カサミ改]]をムーまで無事に引き渡すための護衛としてマイカルに寄港していた海上自衛隊第4護衛群のもとに「世界連合撤退」の凶報がもたらされる。 そこにグラ・バルカス帝国占領地護衛艦隊、通称「死神イシュタム」の魔の手が迫りつつあった。 &anchor(激動のムー大陸){} #center(){ *「激動のムー大陸」編 } バルチスタ沖大海戦に勝利した[[グラ・バルカス帝国]]の恐怖は世界中に伝播し、その軍門に降る国々は増えつつあった。 勢いづいたグラ・バルカス帝国はムーへの侵攻を本格化させる。[[日本国]]は自衛隊展開までの時間を稼ぐため、外交官[[朝田]]をレイフォルに派遣し、敵国外交官に日本の力の一端を垣間見せ最後通牒を突きつける。 各地で戦線を拡大し、虐殺と蹂躙をまるで狩りを楽しむかのように進めるグラ・バルカス帝国軍。日本はムー国とともに連携し、この脅威を退けるべく動き始める。 一方、エスペラント事変によってその介入が疑われたアニュンリール皇国を探るべく日本国外務省は先進11ヵ国会議にも出席した外交官[[近藤俊介]]と[[井上一巳]]を当地へと派遣した。 &anchor(魔王降臨){} #center(){ *日本国召喚外伝 新世界異譚 魔王降臨 } 日本国が新世界に召喚される遥か以前の時代―― 光翼人の圧政とラヴァーナル帝国の転移から100年、突如として現れた[[魔王ノスグーラ]]と、彼の者が率いる異形の軍勢により、全ての種族は危機的状況にあった。それまでの互いの争いを乗り越え『種族間連合』を以て対するも、魔王軍の力の前に撤退に次ぐ撤退を余儀なくされ、今や僅かに残った人類は、その全てをロデニウス大陸の[[神森]]に集結させ、最後の抵抗を行っていた。 全種族の命運はいまや風前の灯火であり、今際の時が間近に迫りつつあったそのとき、エルフの大老らの呼びかけに、大いなる神が応え、救いの手を――、[[太陽神の使い]]の軍勢を遣わした。 &anchor(竜の伝説){} #center(){ *外伝:竜の伝説 } 日本の北東へ3000km、衛星写真には興味深いものが写っていた。火山のカルデラのようにリング状の山脈、高さは約1500m。リングの中にも海、そして全周断崖絶壁の島…その島には3つの国があった。政府は彼らと国交を結ぼうとするが、当然船舶でも航空機でも接触できない。頭を悩ませた外務省は、[[ワイバーン]]と竜騎士の借用を決めた。 第二の人生を歩み始めていた竜騎士[[ムーラ]]は、政府の依頼により再び相棒の背に跨ることとなる。 [[カルアミーク王国]]を目指し、彼は外交官と共に[[竜母]]から飛び立って行った。まもなく、壮大な伝説と勘違いの幕が開く。 &anchor(孤独の戦士たち){} #center(){ *日本国召喚外伝 新世界異譚Ⅱ 孤独の戦士たち } 太古の昔、種族間連合は[[世界の扉]]の先に封じられた[[魔王>魔王ノスグーラ]]を討つべく魔王討伐軍を暗黒大陸に派遣するも、過酷な大地に拒まれ、四英雄はやむなく己以外の全軍を帰還させる。 しかしエスペラント率いる討伐軍は人類圏への帰途で遭難し、途中発見した天然の要害に身を寄せ、幾年月が過ぎた。 彼らは「勇者は魔王討伐に失敗し人類は滅ぼされた」と考え、要害を人類最後の砦として[[エスペラント王国]]を建国する。それから一万の時が流れた―― ――日本国はトーパ王国以北の観測不能地域を写した衛星写真に奇妙な「人工的な光点」があるのを発見した。 政府は文明の有無を調査すべく、自衛隊先遣調査隊を編成し彼の地に派遣するも、突如襲い掛かる強烈な磁気嵐とバードストライクに見舞われ、調査隊を載せた輸送機『C-2』は墜落してしまう。 同刻、嵐の最中、魔軍との南門防衛線にからくも勝利し帰途についていた[[エスペラント王国]]第5遊撃隊は、恐ろしい唸りをあげ火に包まれた何かが墜ちて来るのを目撃する。 墜落現場に急行した彼らが見たものは、砕け散った正体不明の鉄の乗り物と大勢の死体であった。 その中で唯一の生き残りを発見――、陸上自衛隊隊員、[[岡 真司]]は療養院のベッドで目を覚ます。 彼の意図せぬ来訪は、王国の人々とその命運を大きく変えていくのだった。 ---- ''※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。'' [[過去のコメント>コメント/あらすじ]] #pcomment(reply,enableurl,20) &link_edit(text=ここを編集,page=あらすじ) 〔最終更新日:&date(j)〕

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