Megumi Alumiscotch Blackbarrel
【性別】女性 【年齢】16歳 【出身】アメリカ合衆国 サンフランシスコ州
【身長】151cm 【体重】39kg
【肌色】北方人種系統 【髪色】亜麻色 【瞳色】橙色
【属性】風 中立・善
【好きなもの】仕事、コーヒー、電子音楽 筋肉質な男性、ルージュの似合う女性、誠実な人
【苦手なもの】休暇、酒、ハードロック 軽薄な男性、タバコを吹かす男性、暑苦しい男性
【サーヴァント・クラス】
バーサーカー
【真名】ニーズヘグ
■人物
聖堂教会に所属する代行者の少女。通称「
鉄仮面のメグ」。
戦闘後の処理や後始末、魔術協会との小競り合いの隠蔽を行う特務機関『屑拾い(スカベンジャー)』に所属する。
同じく聖堂教会に属する男性「ラスティール」とは腐れ縁。円滑な仕事を行うためにコンビを組み、彼が仕留めた「異端」を素早く処理し点数化して彼へと伝える。
16歳としては比較的小柄。顔立ちは整っている方。仕事の時とプライベートの時で表情が一変するが、基本は二つ名の通り無表情。喜怒哀楽がないわけではない。
綺麗な亜麻色のセミロング。髪には自信があるらしく、勝手に触ると即座に回し蹴りが飛んで来る。一方服装のセンスはまちまちで、シンプルなスーツからゴスロリまで色々と。
母方の祖父が日本人なためクォーターとなる。仕事に熱心……というか病的なほどの仕事への執着ぶりは日本人の血を引いているからだと言うが、果たして……。
聖杯戦争ではラスティとバディを組み参加。聖杯戦争を勝ち進むのではなく、伴って引き起こされるであろう「災害」や「戦闘」の痕跡を隠蔽するのが主な任務となる。
彼女の仕事は「あらゆる神秘の秘匿」「情報拡散の阻止」「戦後処理」「死体隠蔽」等多岐に渡る。聖杯戦争中は実質働き詰め。面倒な案件だと無言で頭を抱えていたりする。
ラスティの言では「小せぇ。何がとはいわんが、全体的に」。しかしアメリカ人的な視点からの発言であり、バストサイズは比較的優れた部類に入るだろう。まあ、「大きい」と断ぜる程ではないが。
令呪のデザインは「不格好な竜の牙」。メグミ本人の魔力というよりは、サーヴァントである
ニーズホッグの魔力に影響されたものと思われる。
【一人称】ワタシ 【二人称】アナタ、キミ、~~サン 【三人称】アナタ達、キミら
○性格
冷静。相手に重苦しさを感じさせない砕けた敬語が現すように真面目で誠実、仕事に熱心な性格。ラスティール曰く「仕事が恋人のつまらんガキ」。
どのような状況にあっても俯瞰した視点を保つことが出来、咄嗟の状況判断や周囲の状態、自陣営の戦況などを数値化してシュミレートする処理能力を有する。
ワーカーホリックの気質があり、常に何かしらの仕事を執り行っている。その仕事柄か人の「死」に慣れており、同時に血の香りや戦闘の痕跡、規模を推測する事が得意。
仕事と私情をキッチリと分けるタイプ。プライベートな時にラスティが近寄ってきた際には最大出力の風魔術で吹き飛ばしたこともあったほど。
プライベートでは一転して明るく年相応な少女といった性格になるものの、本人曰く「周りに合わせてるだけ、ぶっちゃけ相当キツイし疲れるっス」とのこと。
実際の年齢よりも若く見られがち。16歳として多少大人を気取っているようで、子供扱いされると意外に落ち込む。なお無表情だがジェスチャーなどの感情は豊か。
○動機・サーヴァントへの態度
普段の活躍(と目に余る不良さ)を見出されて聖杯戦争に於ける「情報隠匿係」に抜擢。
頻発するであろう神秘の秘匿を第一とし他組織からの介入も阻止した上で、聖杯戦争を不自由無く成り立たせよというお達しが下る。
魔術の儀式に関して疎い彼女は「それほど大規模な儀式でもないだろう、オランダだし…」程度の感覚で挑んだがびっくり仰天。そこは英霊たちが鎬を削る決闘の儀式であったのだ。
「ラスティさん……ワタシ達、とんでもない仕事を押し付けられたのでは」「言うな!考えたくねェ……F*ck!クソッタレめ!」……想像を遥かに超える戦を前に、二人は頭を抱えて運命を呪う。
メグミの仕事は上述の通り情報の隠蔽、また拡散の阻止。つまり戦闘の痕跡を全て跡形もなく素早く処理し、一般人にとっての「日常」を維持するのがお仕事。
地面が捲れていれば即座に修復、爆発の痕跡があればガス会社に裏回し、既にSNSで取り上げられていたらそれはデマだ映画の撮影だと火消しに走る……その仕事内容は多種多彩。
ここ数年の間で「一般人」が情報を拡散させられる世の中となったため、彼女のような神秘を秘匿し誤魔化す者達の負担は大幅に増えた。ネットの力は神秘よりも恐ろしいものである。
もし聖杯戦争に関連したツイート、レスに大量の批判や罵倒があったならばそれはメグミの仕業。聖堂教会の意地と執念の賜であり、メグミが頭を絞って捻り出した反論郡。暖かく見守ろう。
なお彼女自身が率先して情報を取り上げることもある。例えば爆発が起こったなら、情報が出回る前に自ら「【速報】オランダ市内でガス爆発か!?」といったようなツイートを流したりなど。若干エミュの精度は低い。
○役どころ
ラスティ同様聖杯戦争の後始末を担当。影の立役者、縁の下の力持ち。聖杯戦争をひた隠すために走り回ります。
基本的に対軍宝具レベルの爆発であれば容易に対処可能。それ以上だと厳しかったり、一般人にも情報が漏れかねないが。
まあその場合はラスティのサーヴァント、
タナトスが始末を行う。そうして始末された人々の亡骸をメグミのサーヴァント、ニーズホッグが喰らい証拠隠滅。完璧な役回り。
コンビの中で接点が多そうなのはメグミの方かも…?ラスティは狙撃地点で待機するのが基本なのに対してメグミは現場を行ったり来たりする。なのでバッタリ出くわすことも。
服装は現地の学生のものなので、彼女自身オランダ周辺の欧州系の血を引いているため違和感は(あまり)無い。マスターやサーヴァントに遭遇しても無関係を貫くだろう。
それでも戦闘が避けられない場合、そして自分の所属が発覚した場合にのみ防衛を行う。とはいえ、サーヴァントを抜きとした本人の戦闘力は中の下がせいぜいなのだが。
後始末を任せるなら基本的にメグミ。なんかやり過ぎたなって思った時はメグミに押し付けようね!明日の朝刊に(ガス会社の不祥事が)載ったゾテメーーーッ!
○台詞
「メグミ・A・ブラックバレルっス、どうぞよろしく」
「こう……なんか、常に目標がないと不安になるんスよね。休暇とか貰っても何したら良いのか全然分からないっスし……」
「うぇ…………これは、随分と散らかってるっスね……今日のお昼ごはん、ネギトロだったのに……」
「ワタシは別に勝ち残るつもりはないっスよ。なんでその剣を収めてくれると助かるっス……どうしても、って言うならこちらも応じるっスけどね」
「え、中学っ……い、いや、これでもワタシ高校生なんスけど。そんなに子供っぽいっスかね、ワタシ……」
「任務っスか。了解っス、ラスティさん。えーっと……「ちょ、オランダでガス爆発!?もまいら拡散汁」……っと。こんなもんっスか?え、古い?」
「ラスティさん、今日の評価は……10点。精彩さに欠けてたっス。狙撃は集中が命っスよ?」
「胸が大きくったって得することなんかないんスよ!それにワタシだって無いわけじゃないっス!何なら揉んでみるっスか!?」
「……バーサーカー。これ、全部食っちゃっていいっスよ。存分に食べ尽くすがいいっス」
「ま、言葉は通じなくとも意思は通じるというか……なんかこう、ペットみたいなもんスよ。ちょっと大きな犬みたいな。たまに腕とか齧られるっスけど」
■来歴
魔術師の家系と言うわけではなく、先天的に魔術の素養を有していた奇特な存在。
とは言え宿す魔力回路は平凡以下のもので、質も量も一般的な魔術師としては比べるべくもない程のモノ。
それでも魔術の才能が有るのであればと、親の反対を押し切って一人魔術を学び尽くし、やがて一端の「魔術師」を名乗れるほどに成長。
名門家系が持つプライドや神代、神秘への拘りも持ち得なかったため、型に捕らわれない常識外れな魔術を使いこなす異端児となった。
ある日、そんな珍しい才能を見初めた聖堂教会から直々にスカウトが訪れ二つ返事で承諾。生まれたばかりの魔術師は、初代にして代行者となったのである。
初めの内はその業務内容に苦しみや恐怖、驚嘆を抱くことも多かったが、次第に「仕事」と「私情」を切り離す事でその血腥い仕事を受け入れ馴染んで行く。
やがて「仕事」が「私情」を凌駕する程にまで大きなモノとなり、こうしてあらゆる私情を挟まずに業務を行う鉄の女……「鉄仮面のメグ」が産声を上げたのだ。
なお非情ではあるが無感情ではない。むしろ人並みの感情を残しながら非情に徹せられるからこその「異端」とされた。本人はこの二つ名にご不満の様子。
■魔術・礼装
強風に指向性を持たせ、衝撃を吸収する緩衝材や跳躍・疾走時のブースターとする風属性魔術の使い手。
例え高層ビルから飛び降りようとも無傷でいられ、ビルの壁を縫うようにして蹴り回り、挙句風のようなスピードで走り抜けるなど超人の域に達している。
しかし攻撃性は皆無であるため戦闘能力は低め。一応白兵戦に備えて極東の武術「カラテ」を嗜み、同競技の有段者でもあるが……マスターはともかくサーヴァント相手には……。
基本的には戦闘が行われている場からの離脱、また目標地点への素早い移動のために魔術を使用。こと移動に関してであれば他の追随を許さない。
最終更新:2016年09月21日 23:04