こんにちは、私は柊かがみ。
あの日から約6日ほど経った。
あの日はまぁ……あの日だ。
あの日はまぁ……あの日だ。
現状は、さながら悪夢だろうか……ううん、状況としては天国みたいなんだけど。
何て言うんだろうか。
そう、丁度
『ハムスターを2匹飼ってたんだけど、いつの間にかいっぱい増えてたわ。あっはっは』
みたいな感じだろう。
あんなことになるなんて、誰が予想できただろうか。
いや、予想(というか期待)していた人が……一人だけいたっけ……
何て言うんだろうか。
そう、丁度
『ハムスターを2匹飼ってたんだけど、いつの間にかいっぱい増えてたわ。あっはっは』
みたいな感じだろう。
あんなことになるなんて、誰が予想できただろうか。
いや、予想(というか期待)していた人が……一人だけいたっけ……
なってしまったのは仕方がない。これからどうにかしていけばいいんだから、そこは別に問題ないんだ。
問題なのは家族全員が、その状況を楽しんでいるということだ。
もちろん私も含めて。
対策をとろうとしないのだ。誰一人として。
もちろん私も含めて。
っていうかもうこのままでいいんじゃないかとすら思ってきてしまっているようだ。
もちろん私も含めて。
もちろん私も含めて。
対策をとろうとしないのだ。誰一人として。
もちろん私も含めて。
っていうかもうこのままでいいんじゃないかとすら思ってきてしまっているようだ。
もちろん私も含めて。
流石にこのままではまずいというのは分かっているんだ。
でも……あぁ~また絡んできたわ。
そろそろこの仮想世界から出ないと……
――現実逃避してる場合じゃないのよね
でも……あぁ~また絡んできたわ。
そろそろこの仮想世界から出ないと……
――現実逃避してる場合じゃないのよね
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『こな☆フェチ ~ こなたんず after 柊さん家のこなたんず~』
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右袖が引っ張られていることに気づき、その方へと目を向けると、小さな少女が袖を掴んでいた。
「なによこなた?」
「かがみあそぼー」
またか、さっき遊んであげたでしょ……ってこの子じゃないほうか、それは。
「ごめんね、ちょっと今から用事があるから」
「えー……じゃあまつりさんのところ行こっと」
そう言い残して部屋を出て行くこなた。
一人残された私は、大きな溜息をついてベッドに腰掛ける。
「なによこなた?」
「かがみあそぼー」
またか、さっき遊んであげたでしょ……ってこの子じゃないほうか、それは。
「ごめんね、ちょっと今から用事があるから」
「えー……じゃあまつりさんのところ行こっと」
そう言い残して部屋を出て行くこなた。
一人残された私は、大きな溜息をついてベッドに腰掛ける。
「ふぎゅ」
っと。
「ご、ごめん。気づかなかったわ」
「いーけどねぇー。気をつけてね」
「ごめんごめん」
ベッドに横たわるようにして、こなたが漫画を読んでいた。
おかしいなぁ、さっきはいなかったはずなのに……
まさか……
「ちょっとみんなのところ行ってくるわね」
「ういうい、いってらー」
軽く返事が返ってきたのを確認して、部屋を出る。
そして妹の部屋のドアをノックした。
コンコンという軽快な音が廊下に響く。
そしてそれを聞きつけたかのように、こなたが3人2階に上がってきた。
「かがみだぁー」
「かがみぃ~♪」
「かがみあそぼー」
そしてお決まりのスキンシップ。
袖を引っ張ってきたり、お腹に抱きついてきたり、ほっぺたをすりすりしてきたり……死ねる。
あぁ~気持ちいいなぁ……じゃなくて!!
っと。
「ご、ごめん。気づかなかったわ」
「いーけどねぇー。気をつけてね」
「ごめんごめん」
ベッドに横たわるようにして、こなたが漫画を読んでいた。
おかしいなぁ、さっきはいなかったはずなのに……
まさか……
「ちょっとみんなのところ行ってくるわね」
「ういうい、いってらー」
軽く返事が返ってきたのを確認して、部屋を出る。
そして妹の部屋のドアをノックした。
コンコンという軽快な音が廊下に響く。
そしてそれを聞きつけたかのように、こなたが3人2階に上がってきた。
「かがみだぁー」
「かがみぃ~♪」
「かがみあそぼー」
そしてお決まりのスキンシップ。
袖を引っ張ってきたり、お腹に抱きついてきたり、ほっぺたをすりすりしてきたり……死ねる。
あぁ~気持ちいいなぁ……じゃなくて!!
「ちょ、ちょーっとすることあるから、待っててね?」
「「「はーい」」」
元気な返事をして、再び一階に下りていくこなた達。
子供か。だがそれがいい!!……前にも同じことを言った気がする。
3人が一階に下りていく。
私はつかさの部屋のドアノブを捻った。
「「「はーい」」」
元気な返事をして、再び一階に下りていくこなた達。
子供か。だがそれがいい!!……前にも同じことを言った気がする。
3人が一階に下りていく。
私はつかさの部屋のドアノブを捻った。
「つかさぁ?入……うおぁ!!」
部屋の中心に、青い毛の塊がでんと構えていた。
なんだこれ、毛のお化け? んなわけあるか。
こなたがひしめき合ってるだけだ。
「……こなた、つかさ知らない?」
「「「「「「「かがみだぁ~♪」」」」」」」
一種の衝撃波だ。
ごった返していたこなた達が、次々と私のほうに駆け寄ってくる。
そしてこなた達がいたところには、可愛そうなものが。
部屋の中心に、青い毛の塊がでんと構えていた。
なんだこれ、毛のお化け? んなわけあるか。
こなたがひしめき合ってるだけだ。
「……こなた、つかさ知らない?」
「「「「「「「かがみだぁ~♪」」」」」」」
一種の衝撃波だ。
ごった返していたこなた達が、次々と私のほうに駆け寄ってくる。
そしてこなた達がいたところには、可愛そうなものが。
「つかさ……大丈夫?」
左右のこなたの頭を撫でながら、息も絶え絶えな妹に声をかける。
ただ圧し掛かられただけでは、こうはならないだろう。
相手が悪かった。
「こ、こなちゃんで死ねるなら……本望だよ」
まずいわ、出血がひどい……鼻からの。
ティッシュを数枚掴み取って、つかさの鼻の周りを拭く。
こなた達が後ろで寝息をたて始めた。
マジ子供だな。だがそれが。
左右のこなたの頭を撫でながら、息も絶え絶えな妹に声をかける。
ただ圧し掛かられただけでは、こうはならないだろう。
相手が悪かった。
「こ、こなちゃんで死ねるなら……本望だよ」
まずいわ、出血がひどい……鼻からの。
ティッシュを数枚掴み取って、つかさの鼻の周りを拭く。
こなた達が後ろで寝息をたて始めた。
マジ子供だな。だがそれが。
「立てる?」
「だ、大丈夫」
よろよろふらふらしていて、とても大丈夫には見えないんだけど……
肩を貸してあげて、一階へと降りていく。
「ごめんねお姉ちゃん」
「いや、いいけどさ。なんであんなことになってたのよ」
「こなちゃんがかわいいからかな」
答えでもなんでもないけどな。
「だ、大丈夫」
よろよろふらふらしていて、とても大丈夫には見えないんだけど……
肩を貸してあげて、一階へと降りていく。
「ごめんねお姉ちゃん」
「いや、いいけどさ。なんであんなことになってたのよ」
「こなちゃんがかわいいからかな」
答えでもなんでもないけどな。
リビングを覗くと、既にこなたが5人くらいいて、いのり姉さんに弄くられていた。
「いのりさん、この服恥ずかしいよぉ」
「似合ってるわよこなたちゃん♪ 今度はこっちのピ○チュウのやつ着てみよっか♪」
着せ替えこなたを楽しむいのり姉さん。
もう周りが見えていない。
そのすぐ脇では、メイド服やらナース服やら着せられたこなたが、お互いのほっぺたをつんつんして遊んでいた。
なんだその遊びは。私達を殺す気なのか?
時既に遅し。隣では『はぐわっ!!』という叫び声と共に、尊い妹の命が天に召されていった。
取り敢えずそのまま寝ててくれ。いろいろめんどくさいから。
スク水と眼鏡とネコミミ尻尾を取り出し始めた、いのり姉さんを不安に思いながら
お母さんがいるであろう台所へと向かった。
「いのりさん、この服恥ずかしいよぉ」
「似合ってるわよこなたちゃん♪ 今度はこっちのピ○チュウのやつ着てみよっか♪」
着せ替えこなたを楽しむいのり姉さん。
もう周りが見えていない。
そのすぐ脇では、メイド服やらナース服やら着せられたこなたが、お互いのほっぺたをつんつんして遊んでいた。
なんだその遊びは。私達を殺す気なのか?
時既に遅し。隣では『はぐわっ!!』という叫び声と共に、尊い妹の命が天に召されていった。
取り敢えずそのまま寝ててくれ。いろいろめんどくさいから。
スク水と眼鏡とネコミミ尻尾を取り出し始めた、いのり姉さんを不安に思いながら
お母さんがいるであろう台所へと向かった。
「お母さん」
「あら、かがみどうかした?」
「あ、かがむぃ」
皿洗いしていた手を止めて、こちらを見るお母さん。
その隣には、皿洗いを手伝っていたのだろうこなたが一人。
「あら、かがみどうかした?」
「あ、かがむぃ」
皿洗いしていた手を止めて、こちらを見るお母さん。
その隣には、皿洗いを手伝っていたのだろうこなたが一人。
この子は、こなたとこなたんを連れて来た翌日。
目を覚ました時に、私とこなたんの間ですやすやと寝っていたこなた。
性格は、照れ屋で人見知りが激しくて甘えん坊。
舌足らずで、すぐに赤くなってしまうという、とてもこなたとは思えない子だ。
そしてその日の朝、家族全員に挨拶をした時に
目を覚ました時に、私とこなたんの間ですやすやと寝っていたこなた。
性格は、照れ屋で人見知りが激しくて甘えん坊。
舌足らずで、すぐに赤くなってしまうという、とてもこなたとは思えない子だ。
そしてその日の朝、家族全員に挨拶をした時に
『おはようございまひゅ。いじゅみこなたでれぅ(赤くなりながらもじもじ)』
をぶっ放し、上の2人の姉と、つかさとお母さんとお父さんにいきなりとどめをさしたのもこの子。
『はっはっは、人間どもよ逃げ惑うがいい!!』
『待て~ぃ!!』
『むむ!? 誰だ!!』
『くらえ必殺!!』
『待て~ぃ!!』
『むむ!? 誰だ!!』
『くらえ必殺!!』
みたいな状況だっただろう、ヒーロー的に言えば。
とんだ最終兵器だ。私は鍛え抜かれた理性で、襲う程度に踏みとどまった。
踏みとどまってないって? はっはっは、そんなバナナ。
とんだ最終兵器だ。私は鍛え抜かれた理性で、襲う程度に踏みとどまった。
踏みとどまってないって? はっはっは、そんなバナナ。
もちろんその後、このこなたを誰が面倒見るのかで、もめにもめたのだが
喧嘩両成敗というか、漁夫の利というか……
『ケンカの原因はお母さんが預かります』と、お母さんが面倒をみることになった。
お母さんがやさしいせいか、このこなた……私の中では『こなたちゃん』と呼んでいるんだけど
そのこなたちゃんは、お母さんに一番懐いている。
喧嘩両成敗というか、漁夫の利というか……
『ケンカの原因はお母さんが預かります』と、お母さんが面倒をみることになった。
お母さんがやさしいせいか、このこなた……私の中では『こなたちゃん』と呼んでいるんだけど
そのこなたちゃんは、お母さんに一番懐いている。
正直羨ましい。ものすごく。
いっつも後ろをてこてこついていく姿は、私たちの母性本能を悉く擽る。
3回ぐらい、いのり姉さんに拉致られてたのを目撃している。
そしてしばらくして、疲れたように部屋から出てくるんだ。
いったい何をされているのか気になるな。
いっつも後ろをてこてこついていく姿は、私たちの母性本能を悉く擽る。
3回ぐらい、いのり姉さんに拉致られてたのを目撃している。
そしてしばらくして、疲れたように部屋から出てくるんだ。
いったい何をされているのか気になるな。
その日以来だ。
日が経つにつれて、次々とこなたが増えていく。
ツンデレこなた、純情こなた、ドジっ子こなた、眼鏡っ子インテリこなた、ネコミミこなた、メルヘンこなた
その他もろもろ、そして全部可愛い。全てが私にドストライクだ。
日が経つにつれて、次々とこなたが増えていく。
ツンデレこなた、純情こなた、ドジっ子こなた、眼鏡っ子インテリこなた、ネコミミこなた、メルヘンこなた
その他もろもろ、そして全部可愛い。全てが私にドストライクだ。
「かがみ、どうかしたの?」
「あのさお母さん、今うちにこなた何人いる?」
取り敢えず今一番気になることを聞いてみた。
「えーとそうねぇ……15人かしら」
15人……
つかさの部屋に7人で、いのり姉さんのところに5人。
それで、ここに一人で、たぶんまつり姉さんのところに2人いたはずだから……やっぱり。
「お母さん、また増えてる」
「え?」
「またこなた増えてるみたい」
どうりで部屋にいたのが、いままで見かけたことのないこなただと思ったわよ。
なんというか、いつも以上に飄々な感じがしたのよね。
「あのさお母さん、今うちにこなた何人いる?」
取り敢えず今一番気になることを聞いてみた。
「えーとそうねぇ……15人かしら」
15人……
つかさの部屋に7人で、いのり姉さんのところに5人。
それで、ここに一人で、たぶんまつり姉さんのところに2人いたはずだから……やっぱり。
「お母さん、また増えてる」
「え?」
「またこなた増えてるみたい」
どうりで部屋にいたのが、いままで見かけたことのないこなただと思ったわよ。
なんというか、いつも以上に飄々な感じがしたのよね。
「そお、じゃあまた誰が面倒見るか決めなくちゃね」
いきなりそこに飛ぶんだ。
まぁ私も慣れてきたけどさ。
いきなりそこに飛ぶんだ。
まぁ私も慣れてきたけどさ。
ちなみに今は、私が3人、つかさが4人、いのり姉さんが5人、まつり姉さんが2人、お母さんが1人だ。お父さんは自重している。
今回は私がゲットしないきゃ。
そんなことを考えていると、来客が来たのだろうか、家中に呼び鈴が響いた。
「はいはーい、いま出まーす」
お母さんが手を拭いて玄関へと小走りに駆けていった。
その後も、こなたちゃんは一所懸命にお皿を洗ってゆく。
あぁ……この子マジ可愛いなぁ。
今回は私がゲットしないきゃ。
そんなことを考えていると、来客が来たのだろうか、家中に呼び鈴が響いた。
「はいはーい、いま出まーす」
お母さんが手を拭いて玄関へと小走りに駆けていった。
その後も、こなたちゃんは一所懸命にお皿を洗ってゆく。
あぁ……この子マジ可愛いなぁ。
「かがみつかさ、お友達よぉー」
友達? あ、そうだ呼んであったんだっけ。
私はこなたちゃんをもう一度一瞥してから、玄関へと向かった。
いつの間にか復活したつかさが私に続く。
友達? あ、そうだ呼んであったんだっけ。
私はこなたちゃんをもう一度一瞥してから、玄関へと向かった。
いつの間にか復活したつかさが私に続く。
「よぉ柊」
「こんにちは柊ちゃん」
にこにこ顔の日下部と峰岸が立っていた。
そしてその隣には……
「「かがみ、つかさこんちゃー」」
「お~っす、かがみ、つかさ!!」
「……」
こなたが4人。
第一印象だと、日下部の左右にいるのが、元気なこなたとボーイッシュなこなた(髪が肩くらいの長さに切ってある)
峰岸と手を繋いでいるのが、お茶目なこなたとクールなこなた……ってなところかしら。
実は前に日下部と峰岸にも、1人づつこなたを預かっていてもらってたんだけど
どうやら増えてしまったみたいだ。
「こんにちは柊ちゃん」
にこにこ顔の日下部と峰岸が立っていた。
そしてその隣には……
「「かがみ、つかさこんちゃー」」
「お~っす、かがみ、つかさ!!」
「……」
こなたが4人。
第一印象だと、日下部の左右にいるのが、元気なこなたとボーイッシュなこなた(髪が肩くらいの長さに切ってある)
峰岸と手を繋いでいるのが、お茶目なこなたとクールなこなた……ってなところかしら。
実は前に日下部と峰岸にも、1人づつこなたを預かっていてもらってたんだけど
どうやら増えてしまったみたいだ。
「増えちゃったんだ……」
「まぁな~、世話するのが大変なんだよなぁ……」
「ははは……取り敢えず、みんな上がってよ」
「そうさせてもらう~」
「みなさんこんにちは」
遮るかのようなタイミングで、新たな人物が……
「まぁな~、世話するのが大変なんだよなぁ……」
「ははは……取り敢えず、みんな上がってよ」
「そうさせてもらう~」
「みなさんこんにちは」
遮るかのようなタイミングで、新たな人物が……
「出たな……じゃなかった、いらっしゃいみゆき」
5人のこなたを引き連れたみゆきが現れた。
5倍になってるし……
わざとか? わざと増やしたのか?
というか意図的に増やせるものなのか?
5人のこなたを引き連れたみゆきが現れた。
5倍になってるし……
わざとか? わざと増やしたのか?
というか意図的に増やせるものなのか?
「ってか流石にそろそろどうにかできないのかしら」
リビングについた私たちは、こなたんずの今後について話し始めた。
ちなみに今この家には、こなたが25人いる。
カオス。
「まだ増えそうじゃね?」
「うん。でも、みさちゃんの家も私の家も、これ以上増えちゃうと流石に養いきれないんだけど……」
そりゃあそうよね。
ってかうちで養いきれてることが不思議なんですが。
「もういっそのこと、泉家に全員返したらどうだ?」
そんなことしたらおじさん死ぬわね。
いろんな意味で。
リビングについた私たちは、こなたんずの今後について話し始めた。
ちなみに今この家には、こなたが25人いる。
カオス。
「まだ増えそうじゃね?」
「うん。でも、みさちゃんの家も私の家も、これ以上増えちゃうと流石に養いきれないんだけど……」
そりゃあそうよね。
ってかうちで養いきれてることが不思議なんですが。
「もういっそのこと、泉家に全員返したらどうだ?」
そんなことしたらおじさん死ぬわね。
いろんな意味で。
「そういえば柊ぃ、ちびっ子って今全部で何人いるんだ? 他の人に預けたのも含めて」
「えっと、ここに25人で、おじさんのところに2人、みなみちゃんの家に4人、パトリシアさん家に1人
こなたのバイト先の子(長門)のところに1人、田村さん家に1人……黒井先生のところに2人、だったかしら」
「じゃあ今頃倍には増えてるよな」
ありえるわね……
軽く50人か……末恐ろしい。
「えっと、ここに25人で、おじさんのところに2人、みなみちゃんの家に4人、パトリシアさん家に1人
こなたのバイト先の子(長門)のところに1人、田村さん家に1人……黒井先生のところに2人、だったかしら」
「じゃあ今頃倍には増えてるよな」
ありえるわね……
軽く50人か……末恐ろしい。
台所からやってきたこなたが、飲み物を注ぎ始めた。
「べ、別にみんなのために持ってきたわけじゃないからね?」
そう言い放ち、元の場所に戻ってゆくツンデレこなた。
……私っていつもあんな感じなのか?
「べ、別にみんなのために持ってきたわけじゃないからね?」
そう言い放ち、元の場所に戻ってゆくツンデレこなた。
……私っていつもあんな感じなのか?
「なんか違和感あるな、あのちびっ子。柊みたいだ」
やっぱりそうなのか。
「……ユニーク」
突然、今まで峰岸の隣で黙っていたクールこなたがそう言った。
そんなクールこなたをいとおしそうに抱きしめる峰岸。
されるがままのクールこなた……なんかいい組み合わせだ。
頬が垂れる。
やっぱりそうなのか。
「……ユニーク」
突然、今まで峰岸の隣で黙っていたクールこなたがそう言った。
そんなクールこなたをいとおしそうに抱きしめる峰岸。
されるがままのクールこなた……なんかいい組み合わせだ。
頬が垂れる。
「私が全員預かりましょうか?」
鼻血で大変なことになっているみゆきが、血涙でも大変なことになりながら言った。
無理もない、周りにこなたが10人近くまとわりついているんだし。
「それはだめだろ。ずるい」
日下部には賛成せざるを得ない。
というか、みゆきが心配だという理由もある。
干乾びるだろ絶対。
鼻血で大変なことになっているみゆきが、血涙でも大変なことになりながら言った。
無理もない、周りにこなたが10人近くまとわりついているんだし。
「それはだめだろ。ずるい」
日下部には賛成せざるを得ない。
というか、みゆきが心配だという理由もある。
干乾びるだろ絶対。
「なぁ柊、私あのちびっ子つれて帰りたいんだけど」
そう言って日下部は、眼鏡っ子インテリこなたを指差した。
あれは私が世話することになっている子だ。
「じゃあその子と交換でいいわよ、1日くらいなら」
私が指差したのはボーイッシュこなた。
ここまでくるのに疲れたのか、日下部の膝枕ですやすや寝息をたてている。
「ぬぅ……仕方ないな、1日だけなら……この子結構気に入ってるんだよな」
さらさらとした髪を撫でる日下部。
その瞳はなぜか恋する乙女のものだった。
そう言って日下部は、眼鏡っ子インテリこなたを指差した。
あれは私が世話することになっている子だ。
「じゃあその子と交換でいいわよ、1日くらいなら」
私が指差したのはボーイッシュこなた。
ここまでくるのに疲れたのか、日下部の膝枕ですやすや寝息をたてている。
「ぬぅ……仕方ないな、1日だけなら……この子結構気に入ってるんだよな」
さらさらとした髪を撫でる日下部。
その瞳はなぜか恋する乙女のものだった。
「そういえばみゆき、あんたの連れて来たこなたの服がおかしいんだけど」
「羨ましいですか?」
「違ぇーよ」
みゆきの連れて来たこなたは、ゴスロリやらスク水やらブルマやらで大変なことになっている。
その格好のまま絡み合って遊んでいるもんだから、私涙目。
「おかしをもってきましゅた」
「「「ぶぅうぅううぅううう!!」」」
三者三様に、口に含んだ飲み物を噴出す日下部達。
でもなぜか全部私の顔にかかる。私は明らかに狙われている。
エプロン姿のこなたちゃんがクッキーをおぼんに乗せてやってきた。
それをテーブルに置き、3回ぐらいこけながらもにこにこ顔で、お母さんのところに戻っていった。
「羨ましいですか?」
「違ぇーよ」
みゆきの連れて来たこなたは、ゴスロリやらスク水やらブルマやらで大変なことになっている。
その格好のまま絡み合って遊んでいるもんだから、私涙目。
「おかしをもってきましゅた」
「「「ぶぅうぅううぅううう!!」」」
三者三様に、口に含んだ飲み物を噴出す日下部達。
でもなぜか全部私の顔にかかる。私は明らかに狙われている。
エプロン姿のこなたちゃんがクッキーをおぼんに乗せてやってきた。
それをテーブルに置き、3回ぐらいこけながらもにこにこ顔で、お母さんのところに戻っていった。
「柊ぃいいぃぃいぃいいい!!」
ものすごい勢いで私の肩に掴みかかってきた日下部。
ガクガクと揺さぶってくるものだから、気持ちが悪くなってしまった。
「今のちびっ子なんだよ!!」
「こなただけど」
「そんなのは分かってるっての!!」
なんで私が怒られてるんだろう。
みゆきの方に視線を移すが、いつの間にかいなくなっていた。
見ると、部屋の端っこの方で、大きな虫篭と虫取り網を取り出していた。
ものすごい勢いで私の肩に掴みかかってきた日下部。
ガクガクと揺さぶってくるものだから、気持ちが悪くなってしまった。
「今のちびっ子なんだよ!!」
「こなただけど」
「そんなのは分かってるっての!!」
なんで私が怒られてるんだろう。
みゆきの方に視線を移すが、いつの間にかいなくなっていた。
見ると、部屋の端っこの方で、大きな虫篭と虫取り網を取り出していた。
「待てや」
「いやん」
急いで近づきそれを取り上げた。
「みゆき……あんたねぇ」
「ダメですか?」
「当たり前でしょうが。あんたはソファーにでも座って大人しくしてなさい」
「なんでソファーなんですかぁ!!」
なんでそこにキレるんだ。意味分からんわ。
取り敢えず収拾がつかなくなってきたので
こなたの家に行くたび、少しづつ溜めてきていたこなたの下着をばら撒いた。
みゆきはもろに顔面にくらってしまったようで、眼鏡を四方八方に吹き飛ばしながらフリーズした。
峰岸はちゃっかり鞄にしまっているので、あとでこっそり取り返しておこう。
日下部はパンツをかぶって、窓を突き破り外に出た。
ここは私の家。
「いやん」
急いで近づきそれを取り上げた。
「みゆき……あんたねぇ」
「ダメですか?」
「当たり前でしょうが。あんたはソファーにでも座って大人しくしてなさい」
「なんでソファーなんですかぁ!!」
なんでそこにキレるんだ。意味分からんわ。
取り敢えず収拾がつかなくなってきたので
こなたの家に行くたび、少しづつ溜めてきていたこなたの下着をばら撒いた。
みゆきはもろに顔面にくらってしまったようで、眼鏡を四方八方に吹き飛ばしながらフリーズした。
峰岸はちゃっかり鞄にしまっているので、あとでこっそり取り返しておこう。
日下部はパンツをかぶって、窓を突き破り外に出た。
ここは私の家。
「……ん? あ、おはようお姉ちゃぶふぉあ!!」
ようやく目を覚ましたつかさだったが、顔にこなたのパンツがくっついていることに気づき、またもや失神した。
難儀な子だ。
ようやく目を覚ましたつかさだったが、顔にこなたのパンツがくっついていることに気づき、またもや失神した。
難儀な子だ。
「ねぇかがみ、こなたちゃんどこにいるか知らない?」
いのり姉さんが、惨状を見つつもスルーしながら私のところに近づいてきた。
その手には、どこから仕入れてきたのだろうか、割烹着と畚褌とセパレーツ(水着)を抱えている。どんな組み合わせだ。
「そこら中にいるでしょ」
「そうじゃなくて、ブラジル水着を着てるんだけど」
何を着せてるんだあんたは。
丁度そこへ、まつり姉さんがドアラのきぐるみを持って現れた。なんでドアラ。
「ブラジル水着のこなたちゃんなら、ついさっきコンビニ行ってくるって出かけてったけど」
なんてこったい。
それはまずいだろ。間違いなく襲われ……変質者だと思われるわよ。
「私ちょっと、こなたちゃん連れ戻してくる」
流石にまずいと思ったのか、大急ぎで部屋から出て行くいのり姉さん。
取り敢えず手に持ってるものは置いていった方がいいと思った。
その後をドアラの格好をしたまつり姉さんが追いかけた。
いのり姉さんが、惨状を見つつもスルーしながら私のところに近づいてきた。
その手には、どこから仕入れてきたのだろうか、割烹着と畚褌とセパレーツ(水着)を抱えている。どんな組み合わせだ。
「そこら中にいるでしょ」
「そうじゃなくて、ブラジル水着を着てるんだけど」
何を着せてるんだあんたは。
丁度そこへ、まつり姉さんがドアラのきぐるみを持って現れた。なんでドアラ。
「ブラジル水着のこなたちゃんなら、ついさっきコンビニ行ってくるって出かけてったけど」
なんてこったい。
それはまずいだろ。間違いなく襲われ……変質者だと思われるわよ。
「私ちょっと、こなたちゃん連れ戻してくる」
流石にまずいと思ったのか、大急ぎで部屋から出て行くいのり姉さん。
取り敢えず手に持ってるものは置いていった方がいいと思った。
その後をドアラの格好をしたまつり姉さんが追いかけた。
私 は 何 も 言 わ な か っ た 。
「お邪魔します」
今度はなんだ……
いつの間にか家に上がっていた人物が、私の前に立っていた。
この子、こなたのバイト先の長門さん(仮)じゃないの。
「えっと……どうかした?」
「……」
私の疑問には耳を貸さずに、キョロキョロと室内を見回す長門(仮)。
ふと、ある一点を見て動きを止める。
その視線の先では、ネコミミこなたがほっぺをくしくししていた。
死にかけた。5回くらい。
「この子……借りる」
そう言い、ネコミミこなたを抱え、窓を突き破って外に飛び出した。
ここは私の家。
今度はなんだ……
いつの間にか家に上がっていた人物が、私の前に立っていた。
この子、こなたのバイト先の長門さん(仮)じゃないの。
「えっと……どうかした?」
「……」
私の疑問には耳を貸さずに、キョロキョロと室内を見回す長門(仮)。
ふと、ある一点を見て動きを止める。
その視線の先では、ネコミミこなたがほっぺをくしくししていた。
死にかけた。5回くらい。
「この子……借りる」
そう言い、ネコミミこなたを抱え、窓を突き破って外に飛び出した。
ここは私の家。
「何だったのかしら、あの子……」
何だったなんて考えるのは野暮だろう。
淡々としている子だったけれど、あの子の頬が紅潮していたのを、私は見逃さなかった。
ウィルスに感染している。特効薬はない。
何だったなんて考えるのは野暮だろう。
淡々としている子だったけれど、あの子の頬が紅潮していたのを、私は見逃さなかった。
ウィルスに感染している。特効薬はない。
「……あれ?」
今になって大変なことに気がついた。
こなたが半数にまで減少している。
なんで?
「目を放した隙に、外に行ってしまったようですね」
お帰りみゆき。
「外って……それはかなりまずいわね……」
あんなにかわいい生き物が街中にたくさんいたら、発狂モノだわ。
こなたウィルス蔓延で、街中アポカリプス、バイオでハザードなやつらの完成よ。
なんとしても阻止しなきゃ。
私のために!!
……おっと全力で間違ったわ。
こなたのために!!
今になって大変なことに気がついた。
こなたが半数にまで減少している。
なんで?
「目を放した隙に、外に行ってしまったようですね」
お帰りみゆき。
「外って……それはかなりまずいわね……」
あんなにかわいい生き物が街中にたくさんいたら、発狂モノだわ。
こなたウィルス蔓延で、街中アポカリプス、バイオでハザードなやつらの完成よ。
なんとしても阻止しなきゃ。
私のために!!
……おっと全力で間違ったわ。
こなたのために!!
「かがみさん、ここの泉さん達は私が遊んだりしながらなんとかしておきますので、他の泉さんをお願いします」
「分かったわ、頼んだわよ!!」
『念のため』にカメラと、手のひら愛情サイズを持って出かけることにした。
これで私のコレクションを増やすんだぁ♪
おっと、年甲斐もなくはしゃいでしまったわ。
取り敢えずここはみゆきに任せ……ってんなわけあるか!!
あぶな、危うく騙されるところだったわ。
『遊んだりしながら』ってなんだよ。ただこなたとのほほん遊んでいたいだけじゃないか。
私は無理やりみゆきの腕を掴み、眠ったままのつかさの背中に大量の氷を入れて外へと飛び出した。
「分かったわ、頼んだわよ!!」
『念のため』にカメラと、手のひら愛情サイズを持って出かけることにした。
これで私のコレクションを増やすんだぁ♪
おっと、年甲斐もなくはしゃいでしまったわ。
取り敢えずここはみゆきに任せ……ってんなわけあるか!!
あぶな、危うく騙されるところだったわ。
『遊んだりしながら』ってなんだよ。ただこなたとのほほん遊んでいたいだけじゃないか。
私は無理やりみゆきの腕を掴み、眠ったままのつかさの背中に大量の氷を入れて外へと飛び出した。
「手分けして探した方がいいわね」
外に出ると、既に犠牲者が出ていた。
中年くらいの男性が地面にうずくまり、痙攣しながら『ドアラ……ドアラァアァアアァアァァアアア!!』とか叫んでいる。
ただのドラゴンズファンだった。
外に出ると、既に犠牲者が出ていた。
中年くらいの男性が地面にうずくまり、痙攣しながら『ドアラ……ドアラァアァアアァアァァアアア!!』とか叫んでいる。
ただのドラゴンズファンだった。
そ し て 原 因 は ま つ り 姉 さ ん 。
「私も手伝うよお姉ちゃん!!」
つかさが地面をのたうちまわりながらこっちに来た。怖くて泣きそうになった。
たぶん背中に入れた氷のせいだろうけど。
「3人バラバラになって行きましょう」
「そうね」
「バラバラになって逝く? ……私まだ死にたくないよ」
つかさの天然はスルーして、あることを考えていた。
みゆきは1人で大丈夫なのだろうか……
鼻血とか吐血とか血涙とか……全部血だな。
不意に、みゆきがこちらを見ているのに気がついた。
その表情は今までにないほどに真剣で、自信に溢れていた。
「大丈夫です。任せてください」
「みゆき……」
その力強い瞳に、私は……
つかさが地面をのたうちまわりながらこっちに来た。怖くて泣きそうになった。
たぶん背中に入れた氷のせいだろうけど。
「3人バラバラになって行きましょう」
「そうね」
「バラバラになって逝く? ……私まだ死にたくないよ」
つかさの天然はスルーして、あることを考えていた。
みゆきは1人で大丈夫なのだろうか……
鼻血とか吐血とか血涙とか……全部血だな。
不意に、みゆきがこちらを見ているのに気がついた。
その表情は今までにないほどに真剣で、自信に溢れていた。
「大丈夫です。任せてください」
「みゆき……」
その力強い瞳に、私は……
「ゆきちゃん、鼻血」
……鼻血が出てなかったら任せてただろう。
つかさに無理やりみゆきを託しながら、私は駆け出した。
不安を抱えながら家を飛び出した私だったが、結構簡単にこなたを見つけることができた。
通り道に目印(被害者)がうずくまっているからだろう。
こなたがどこを通ったのか一目瞭然だった。
こなたを見つけては家に帰るように言い聞かせる、を繰り返してなんとか7人のこなたを帰宅させることに成功した。
お母さんから連絡があったから、帰ったことは間違いないだろう。
「この分なら、意外と早く全員みつけられるかも」
途中、あるセレクトショップに、着せ替えるいのり姉さんと着せ替えられるこなたがいたような気がしたけれど
錯覚だったのかしら……
通り道に目印(被害者)がうずくまっているからだろう。
こなたがどこを通ったのか一目瞭然だった。
こなたを見つけては家に帰るように言い聞かせる、を繰り返してなんとか7人のこなたを帰宅させることに成功した。
お母さんから連絡があったから、帰ったことは間違いないだろう。
「この分なら、意外と早く全員みつけられるかも」
途中、あるセレクトショップに、着せ替えるいのり姉さんと着せ替えられるこなたがいたような気がしたけれど
錯覚だったのかしら……
隣 に ま つ り 姉 さ ん も い た と 思 う 。
「っと、発見」
クレープを買おうとしているのだろう、クレープ専門店の前に並んでいるピカチュウこなたを発見した。
だけど、店員のお姉さんが悶絶していて買えないようで、しょんぼりしている。
しかもその切ない顔のまま私を見るもんだから、本気で死にそうになった。
「かがみぃ、くれーぷ食べたいよぉ」
「こ、ここで待っててね?」
限界ギリギリの体を引きずりながら、なんとか復活したお姉さんからクレープを2つ購入した。
そのあとお姉さんと、少しの間熱いトーク(こなたについて)を繰り広げた。
クレープを買おうとしているのだろう、クレープ専門店の前に並んでいるピカチュウこなたを発見した。
だけど、店員のお姉さんが悶絶していて買えないようで、しょんぼりしている。
しかもその切ない顔のまま私を見るもんだから、本気で死にそうになった。
「かがみぃ、くれーぷ食べたいよぉ」
「こ、ここで待っててね?」
限界ギリギリの体を引きずりながら、なんとか復活したお姉さんからクレープを2つ購入した。
そのあとお姉さんと、少しの間熱いトーク(こなたについて)を繰り広げた。
一旦休憩の意味も兼ねて、公園のベンチに座り2人でクレープに噛り付く。
散歩中だったのだろうおばあさんがこなたを見た時に、入れ歯がこっちに飛んできた。
年齢も関係ないのか。
入れ歯を探すおばあさんを微笑ましく思いながら、こなたを見る。
笑顔でクレープをはもはもしている。
「こなた、おいしい?」
「うむ、おいしいよ♪」
鼻先にクリームを付けながら、向日葵のような笑顔をするこなた。
く、おぉおぉぉおおぉおおお……今のはやばかった。
「これ食べ終わったら、ちゃ、ちゃんと家に帰るのよ?」
「はぁ~い」
またはもはもを再開するこなた。
うわぁ、かわいいよぉ……
「かがみ、これ食べたいの?」
「……え!?」
私が見つめていたのがクレープだと勘違いしたのだろうか。
こなたが自分のクレープを私に差し出してきた。
散歩中だったのだろうおばあさんがこなたを見た時に、入れ歯がこっちに飛んできた。
年齢も関係ないのか。
入れ歯を探すおばあさんを微笑ましく思いながら、こなたを見る。
笑顔でクレープをはもはもしている。
「こなた、おいしい?」
「うむ、おいしいよ♪」
鼻先にクリームを付けながら、向日葵のような笑顔をするこなた。
く、おぉおぉぉおおぉおおお……今のはやばかった。
「これ食べ終わったら、ちゃ、ちゃんと家に帰るのよ?」
「はぁ~い」
またはもはもを再開するこなた。
うわぁ、かわいいよぉ……
「かがみ、これ食べたいの?」
「……え!?」
私が見つめていたのがクレープだと勘違いしたのだろうか。
こなたが自分のクレープを私に差し出してきた。
「あ~ん♪」
「えと、いや、あの……」
「ほらほら、あ~ん♪」
「……あ、あ~ん」
断る理由もなかったし、相手がこなたなので、私はそれを受け入れた。
口の中に、クリームの甘さとオレンジのすっぱさが広がる。
「おいしい、かがみ?」
「う、うん」
「そかそかよかたよ……あ」
なぜかかたことでそう言ったこなたが、私の目線の少し下を見て固まった。
「こなた? ……っ!?」
「んっ」
次の瞬間、こなたが私の口元に唇をつけた後、ゆっくりと舌で舐めあげてきた。
全身が、スタンガンでも当てられたかのように痺れる。
「クリームついてたよ。えへへ、かがみ味だね♪」
「えと、いや、あの……」
「ほらほら、あ~ん♪」
「……あ、あ~ん」
断る理由もなかったし、相手がこなたなので、私はそれを受け入れた。
口の中に、クリームの甘さとオレンジのすっぱさが広がる。
「おいしい、かがみ?」
「う、うん」
「そかそかよかたよ……あ」
なぜかかたことでそう言ったこなたが、私の目線の少し下を見て固まった。
「こなた? ……っ!?」
「んっ」
次の瞬間、こなたが私の口元に唇をつけた後、ゆっくりと舌で舐めあげてきた。
全身が、スタンガンでも当てられたかのように痺れる。
「クリームついてたよ。えへへ、かがみ味だね♪」
リミッター解除。
「……」
「かがみ?」
「私のもあげるわね、こなた」
「え? う、うん」
微妙にきょとんとしているこなたを尻目に、私は少し多めにクレープを齧る。
クレープを倒れないように立てかけ、口に含んだまま、こなたの方へと向き直った。
「かが……んぅ!?」
そしてこなたの顔を引き寄せて、唇を重ねた。
空気が漏れないほどに深く密着させて、クレープを口移しした。
こなたは健気にも、それを受け入れて少しずつ噛み砕いてゆく。
その間に私は、こなたの歯茎を焦らすようになぞってゆく。
こなたは小刻みに震えていた。
小さくコクンコクンと何かを飲み込む音が聞こえる。
ほとんどがクレープだと思うけど、たぶん私の唾液も混ざってるはずだ。
「んふぁ……ごふぃふぉうはま」
こなたはクレープを食べ終わったみたいだけれど、私はまだ唇を離さない。
それどころか、もっと深く口付けて、こなたの舌を絡め取った。
「んっぷ!? あむ……んちゅ……ふぁ……ん」
こなたの舌は、甘かった。きっといろんな意味でなんだろう。
いつの間にか私の背中に回されていた手に、力が入る。
微妙に開いた隙間から、混ざり合った2人の唾液が零れ落ちた。
少し動きが弱くなってきたこなたの舌を、強く吸い込んで私の口内に誘いこむ。
軽く歯で噛み逃げられないようにしながら、その可愛らしい舌を全方向から攻めた。
何か叫んでいるようだけど、口が塞がっている状態なので、声は2人の口内で曇って消えてしまう。
思いっきりこなたの口内を堪能した後、私はこなたからゆっくりと離れた。
2人の間で生まれた銀色の糸が伸び、こなたがブルッと震えたことを合図にプツンと切れた。
「ご馳走様こなた」
「んぁ……か、がみ」
取り敢えず満足した。
冷静になってくると、今やってしまったことに焦りが生じるのだが
気のせいにしておく。
キス? ナニソレオイシイノ?
……あ、おいしいか。
「かがみ?」
「私のもあげるわね、こなた」
「え? う、うん」
微妙にきょとんとしているこなたを尻目に、私は少し多めにクレープを齧る。
クレープを倒れないように立てかけ、口に含んだまま、こなたの方へと向き直った。
「かが……んぅ!?」
そしてこなたの顔を引き寄せて、唇を重ねた。
空気が漏れないほどに深く密着させて、クレープを口移しした。
こなたは健気にも、それを受け入れて少しずつ噛み砕いてゆく。
その間に私は、こなたの歯茎を焦らすようになぞってゆく。
こなたは小刻みに震えていた。
小さくコクンコクンと何かを飲み込む音が聞こえる。
ほとんどがクレープだと思うけど、たぶん私の唾液も混ざってるはずだ。
「んふぁ……ごふぃふぉうはま」
こなたはクレープを食べ終わったみたいだけれど、私はまだ唇を離さない。
それどころか、もっと深く口付けて、こなたの舌を絡め取った。
「んっぷ!? あむ……んちゅ……ふぁ……ん」
こなたの舌は、甘かった。きっといろんな意味でなんだろう。
いつの間にか私の背中に回されていた手に、力が入る。
微妙に開いた隙間から、混ざり合った2人の唾液が零れ落ちた。
少し動きが弱くなってきたこなたの舌を、強く吸い込んで私の口内に誘いこむ。
軽く歯で噛み逃げられないようにしながら、その可愛らしい舌を全方向から攻めた。
何か叫んでいるようだけど、口が塞がっている状態なので、声は2人の口内で曇って消えてしまう。
思いっきりこなたの口内を堪能した後、私はこなたからゆっくりと離れた。
2人の間で生まれた銀色の糸が伸び、こなたがブルッと震えたことを合図にプツンと切れた。
「ご馳走様こなた」
「んぁ……か、がみ」
取り敢えず満足した。
冷静になってくると、今やってしまったことに焦りが生じるのだが
気のせいにしておく。
キス? ナニソレオイシイノ?
……あ、おいしいか。
「落ち着いた? こなた」
「う、うん……」
呼吸が安定してきたところで、こなたに声をかける。
でも、まだ顔は赤いままだ。
マッタク、イッタイダレガコンナコトヲ。
なんてことを考えていると、突然地面が揺れだした。
「ふぇえ!?」
「な、何!? 何なの!?」
コンクリートを削り取るような凄まじい騒音と共に、大きな影が公園の向こう側から現われた。
「う、うん……」
呼吸が安定してきたところで、こなたに声をかける。
でも、まだ顔は赤いままだ。
マッタク、イッタイダレガコンナコトヲ。
なんてことを考えていると、突然地面が揺れだした。
「ふぇえ!?」
「な、何!? 何なの!?」
コンクリートを削り取るような凄まじい騒音と共に、大きな影が公園の向こう側から現われた。
「やっほ~こなたぁ~♪」
「ゆい姉さん!?」
大きな車両に乗った成実さんが、諸手をあげながらこちらに向かってきた。
ちょ、あぶな。
「成実さん、どうしてこんなところに?」
「なんか大変なことになってるって、ゆたか聞いたんだよねぇ~」
ゆたかちゃんあの場面にいなかったんですが。
「私も他のこなた探すの手伝って上げるよ。ゆい姉さんに任せなさい!!」
そう言いながら、ランク大の胸を張る成実さん。
羨ましい。
「車があれば、みんなよりも遠くまで見にいけるしね」
最近の車は、妙に分厚い装甲だったりキャタピラとか砲台とか付いてたりするのか。
すごいわね。
「ゆい姉さん!?」
大きな車両に乗った成実さんが、諸手をあげながらこちらに向かってきた。
ちょ、あぶな。
「成実さん、どうしてこんなところに?」
「なんか大変なことになってるって、ゆたか聞いたんだよねぇ~」
ゆたかちゃんあの場面にいなかったんですが。
「私も他のこなた探すの手伝って上げるよ。ゆい姉さんに任せなさい!!」
そう言いながら、ランク大の胸を張る成実さん。
羨ましい。
「車があれば、みんなよりも遠くまで見にいけるしね」
最近の車は、妙に分厚い装甲だったりキャタピラとか砲台とか付いてたりするのか。
すごいわね。
「あ、こなた発見~♪ ……はっ!! なんだあの男は!!」
丁度公園の反対側を、眼鏡っ子インテリこなたが歩いていた。
その少し離れた位置に男性が1人。
「強姦ね!? 私の可愛いこなたに、あんなことやこんなことをしようとしてるんだね!?」
待ってください成実さん。
杖突いてふらふら危なっかしく歩く干し柿みたいなおじいちゃんが、強姦なんてできるわけないですよ。
って言ったのだけれど、成実さんの乗る車体から聞こえるなんだか危ない音のせいで、私の声は届かなかった。
「今こそ警察官の責務を果たす時だわ……やっちゃえきよたかさん!!
私の大事なこなたに近づく強姦を……遥か彼方に吹き飛ばすのだぁ!!」
町を破壊するのは、警察官の責務じゃないと思います。
少し高い段差に片足を乗せて、かっこよく遠くを指差す成実さん。
車内から『任せろゆい!!』とか聞こえる。
旦那さんもそこにいるんですか……
というか運転できるんですか……
丁度公園の反対側を、眼鏡っ子インテリこなたが歩いていた。
その少し離れた位置に男性が1人。
「強姦ね!? 私の可愛いこなたに、あんなことやこんなことをしようとしてるんだね!?」
待ってください成実さん。
杖突いてふらふら危なっかしく歩く干し柿みたいなおじいちゃんが、強姦なんてできるわけないですよ。
って言ったのだけれど、成実さんの乗る車体から聞こえるなんだか危ない音のせいで、私の声は届かなかった。
「今こそ警察官の責務を果たす時だわ……やっちゃえきよたかさん!!
私の大事なこなたに近づく強姦を……遥か彼方に吹き飛ばすのだぁ!!」
町を破壊するのは、警察官の責務じゃないと思います。
少し高い段差に片足を乗せて、かっこよく遠くを指差す成実さん。
車内から『任せろゆい!!』とか聞こえる。
旦那さんもそこにいるんですか……
というか運転できるんですか……
ガチャガチャガチャと車体の上部が回転し、砲台の先がおじいちゃんの方へと向けられる。
流石に私には止められそうにない。
……あれ?
あの距離でこなたは大丈夫なのだろうか。
こちらに気づいたのだろう眼鏡っ子インテリこなたが、顔面蒼白で固まった。
流石に私には止められそうにない。
……あれ?
あの距離でこなたは大丈夫なのだろうか。
こちらに気づいたのだろう眼鏡っ子インテリこなたが、顔面蒼白で固まった。
「 成 実 ラ ブ フ ァ イ ヤ ー ! ! 」
なんとも恥ずかしいネーミングと共に、車体にくくりつけられた筒の先から、力の塊が放たれた。
発射した時の衝撃で私とこなたが尻餅をつく。
その刹那、遠くで爆発音。原因は言うまでもない。
そこいらの家の窓ガラスは、ほとんど砕け散ってしまった。
「どーだ強姦め!!」
こなたが心配だ。
ちなみにおじいちゃんは、爆発の衝撃で空高くに飛ばされたが、着地した時の衝撃で背骨がまっすぐになったようで
元気にスキップしながら去っていった。
発射した時の衝撃で私とこなたが尻餅をつく。
その刹那、遠くで爆発音。原因は言うまでもない。
そこいらの家の窓ガラスは、ほとんど砕け散ってしまった。
「どーだ強姦め!!」
こなたが心配だ。
ちなみにおじいちゃんは、爆発の衝撃で空高くに飛ばされたが、着地した時の衝撃で背骨がまっすぐになったようで
元気にスキップしながら去っていった。
急いでこなたに駆け寄る私たち。
そこには、ほぼ裸のインテリこなたが痙攣して倒れていた。
「嗚呼こなた、こんなあられもない姿に……危ない鼻血が」
「こ、これは……ゆい姉さんのせいじゃ……ない、ですか」
息も絶え絶えにそういうこなたは、可愛い顔で成実さんを睨みつけている。
「そんな!! こなたが体で私にお礼を!? お姉さんびっくりだ!!」
「ち、違……」
軽々とこなたを抱き上げる成実さん。鼻息が荒い。
逃れようと試みているが、怪我のせいかこなたは降りることができない。
「きーよたーかさーん!!」
成実さんが高らかに夫の名前を呼ぶと
上空からヘリコプターが降りてきた。
いつの間にかその操縦席には、当たり前のように旦那さんが乗っている。
それも操縦できるんですか。
あの人何者。
下ろされた梯子に成実さんが乗ると、再びヘリは上空へと飛び立っていった。
そこには、ほぼ裸のインテリこなたが痙攣して倒れていた。
「嗚呼こなた、こんなあられもない姿に……危ない鼻血が」
「こ、これは……ゆい姉さんのせいじゃ……ない、ですか」
息も絶え絶えにそういうこなたは、可愛い顔で成実さんを睨みつけている。
「そんな!! こなたが体で私にお礼を!? お姉さんびっくりだ!!」
「ち、違……」
軽々とこなたを抱き上げる成実さん。鼻息が荒い。
逃れようと試みているが、怪我のせいかこなたは降りることができない。
「きーよたーかさーん!!」
成実さんが高らかに夫の名前を呼ぶと
上空からヘリコプターが降りてきた。
いつの間にかその操縦席には、当たり前のように旦那さんが乗っている。
それも操縦できるんですか。
あの人何者。
下ろされた梯子に成実さんが乗ると、再びヘリは上空へと飛び立っていった。
「さぁこなた!! 今日はきよたかさんと3人で愛し合おうねぇ♪」
「ちょ、ま……かがみさーん、助けてぇーーー!!」
ごめんこなた……物理的に届かないことにはどうしようもないのよ。というか成実さんなら大丈夫そうな気がしてしまってるのよね。
日下部には後で謝っておくか……今日一日、インテリこなたをお願いします、成実さん。
私と隣のピカチュウこなたは、手を合わせて見送った。
「ちょ、ま……かがみさーん、助けてぇーーー!!」
ごめんこなた……物理的に届かないことにはどうしようもないのよ。というか成実さんなら大丈夫そうな気がしてしまってるのよね。
日下部には後で謝っておくか……今日一日、インテリこなたをお願いします、成実さん。
私と隣のピカチュウこなたは、手を合わせて見送った。
「あと一人ね」
なんかいろいろ大変だったけど、まだ帰宅してないのはあと1人だ。
しかもその子は、あのこなたちゃん。
いい子すぎるから心配だわ。
「……あれ? いた」
適当に歩いていただけなんだけど、向こうから歩いてくるこなたちゃんに出くわした。
「あれ? かがみ?」
「こなた、こんなところで何やってるのよ?」
そう発言したところで、こなたちゃんの両手にさげられたビニールの袋が目に入った。
もしかして……
「え? 夕飯の買い物だけど……かがむぃ、なんか疲れてる?」
買い物……
なんて普通でいい子なんだ……
というかそれならなんでこんなに粉骨砕身してるんだろうか……
なんかいろいろ大変だったけど、まだ帰宅してないのはあと1人だ。
しかもその子は、あのこなたちゃん。
いい子すぎるから心配だわ。
「……あれ? いた」
適当に歩いていただけなんだけど、向こうから歩いてくるこなたちゃんに出くわした。
「あれ? かがみ?」
「こなた、こんなところで何やってるのよ?」
そう発言したところで、こなたちゃんの両手にさげられたビニールの袋が目に入った。
もしかして……
「え? 夕飯の買い物だけど……かがむぃ、なんか疲れてる?」
買い物……
なんて普通でいい子なんだ……
というかそれならなんでこんなに粉骨砕身してるんだろうか……
……あ、そっか。
私は、こなたちゃんの左手に持たれているビニール袋を、ちょっと強めに持ち上げた。
「あ」
「片方もつわよ、こなた」
「……でも」
「ほら、行こ?」
「……うん」
「あ」
「片方もつわよ、こなた」
「……でも」
「ほら、行こ?」
「……うん」
夕日に照らされた道を、2人で歩く。
2つの影が、くっついたり離れたり、ゆらゆらと揺れていた。
人もまばらなこの道は、少し坂道になっていて、自転車で買出しに来る日、上る時にいつも少しだけ苦労していた。
だけど、結構気に入ってる道だったり。
「……」
「……こなた?」
こなたちゃんはさっきから、下を向いたまま何も話さない
「迷惑じゃ……ないかな」
そう呟いたこなたちゃんの表情は、俯いているせいか、光の加減のせいか、窺い知ることができない。
「ううん、だって私が持つって言ったんだし」
「そうじゃなくて……私が……いっぱいに増えちゃったこと」
あ……そうか、やっぱり気にしちゃうわよね。
特に、やさしいこの子なら……
「だって、こういうふうにたくさん食べ物買ってきても、すぐになくなっちゃうし。
寝るときだって、みんにゃ狭い思いしてるし……お金とかすごく大変だって分かるし」
「大丈夫だって、今だってなんとかなってるんだし、お金だって、他のこなたがちゃんとバイトで稼いでくれてるじゃない」
「でも」
この子、ちゃんと考えてくれてるんだ。本当に優しいのね。
私は、こなたちゃんの頭に手を置いて、優しく撫でた。
「かがむぃ?」
「そういう細かいことはどうだっていいの。みんながこれでいいって言ってるんだからいいのよ」
「でも」
「あーもう、でもじゃない!! 私もつかさも、いのり姉さんもまつり姉さんもお父さんもお母さんも……
今みんなでいられることが、一番の幸せだって本当に思ってる。ここにいてくれるだけでいいんだって」
「かがみ……」
「仕方なく居座らせてるんじゃないの。一緒にいてほしいから、一緒にいるんだよ」
うわ、恥ずかし……今私絶対顔赤いよ……
「だから……これからも……ね?」
「……ありがと、かがみ」
そう言ったこなたちゃんの顔は、困っているような、泣いているような……それでいて幸せそうな顔をしていた。
「ふふ……ほら、皆待ってるわよ!! 早く帰りましょ♪」
「……うん!!」
こなたちゃんの手を掴んで、坂道を一気に駆け上がる。
今日は、いつもの比じゃないくらい疲れたけれど……
こんな笑顔が見れたんだから……がんばってよかったかな。
2つの影が、くっついたり離れたり、ゆらゆらと揺れていた。
人もまばらなこの道は、少し坂道になっていて、自転車で買出しに来る日、上る時にいつも少しだけ苦労していた。
だけど、結構気に入ってる道だったり。
「……」
「……こなた?」
こなたちゃんはさっきから、下を向いたまま何も話さない
「迷惑じゃ……ないかな」
そう呟いたこなたちゃんの表情は、俯いているせいか、光の加減のせいか、窺い知ることができない。
「ううん、だって私が持つって言ったんだし」
「そうじゃなくて……私が……いっぱいに増えちゃったこと」
あ……そうか、やっぱり気にしちゃうわよね。
特に、やさしいこの子なら……
「だって、こういうふうにたくさん食べ物買ってきても、すぐになくなっちゃうし。
寝るときだって、みんにゃ狭い思いしてるし……お金とかすごく大変だって分かるし」
「大丈夫だって、今だってなんとかなってるんだし、お金だって、他のこなたがちゃんとバイトで稼いでくれてるじゃない」
「でも」
この子、ちゃんと考えてくれてるんだ。本当に優しいのね。
私は、こなたちゃんの頭に手を置いて、優しく撫でた。
「かがむぃ?」
「そういう細かいことはどうだっていいの。みんながこれでいいって言ってるんだからいいのよ」
「でも」
「あーもう、でもじゃない!! 私もつかさも、いのり姉さんもまつり姉さんもお父さんもお母さんも……
今みんなでいられることが、一番の幸せだって本当に思ってる。ここにいてくれるだけでいいんだって」
「かがみ……」
「仕方なく居座らせてるんじゃないの。一緒にいてほしいから、一緒にいるんだよ」
うわ、恥ずかし……今私絶対顔赤いよ……
「だから……これからも……ね?」
「……ありがと、かがみ」
そう言ったこなたちゃんの顔は、困っているような、泣いているような……それでいて幸せそうな顔をしていた。
「ふふ……ほら、皆待ってるわよ!! 早く帰りましょ♪」
「……うん!!」
こなたちゃんの手を掴んで、坂道を一気に駆け上がる。
今日は、いつもの比じゃないくらい疲れたけれど……
こんな笑顔が見れたんだから……がんばってよかったかな。
最近壊れてばかりの私なのに、このときばかりはなぜか、心が穏やかだった。
暖かくて、満たされていて、包み込まれている感じ。
頭の隅っこに追いやられていた……私の最初の気持ちを、思い出せたみたい。
暖かくて、満たされていて、包み込まれている感じ。
頭の隅っこに追いやられていた……私の最初の気持ちを、思い出せたみたい。
この笑顔が、本当に好きなんだって。
【 fin 】
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- GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-04-19 03:05:06)
- 今更だけど続編欲しいw -- 名無しさん (2022-11-25 23:50:20)
- 後世に語り継べし神ss -- クールこなたちゃんを貰います (2022-06-10 05:53:49)
- あれだけ暴走して、最後いい雰囲気で終わるとは…面白かったです -- FOAF (2012-08-25 17:17:25)
- このあと↓コイツらの↓血を血で洗うこなた争奪戦が…
さらに、100人単位に増殖したこなたんずの輸出を世界各国のオタクと腐女子が要求。
主要国同士による争いが飛び火し、第一次こなたんず世界大戦が勃発… -- 名無しさん (2011-04-29 00:24:57) - 10人ぐらいください。 -- 名無しさん (2010-02-11 22:32:23)
- こなちゃん一人ください! -- 名無しさん (2010-01-12 10:02:39)
- こなたと一緒に年を越したい。一人預からせてください。 -- 名無しさん (2009-12-30 20:29:29)
- ・・・オリジナルはどこ行っちゃったんだろ・・・ -- 名無しさん (2009-01-15 19:09:43)
- むしろかがみん増えて欲しいのは俺だけじゃないはず!
-- 名無しさん (2008-11-26 19:52:48) - ネコミミこなたは俺のものだぁ〜〜〜(絶叫)
読者も壊す作者殿の力は異常 -- 名無しさん (2008-08-18 14:04:50) - こんだけ強烈な『はぅ〜お持ち帰り〜』を初めて見た。つーか萌え死ねばいいのか笑い死ねばいいのかわからんw -- 名無しさん (2008-08-17 23:57:55)
- 噂に名高い「こな☆フェチ」、堪能させていただきました。
何と言う破壊力w 危うく鼻血出してぶっ倒れるところでしたw -- 名無しさん (2008-07-21 07:26:32) - なるほど、ただおさんは自重してるんじゃなくて自重させられているのかw -- 名無しさん (2008-06-07 00:20:23)
- いや、たぶんただおさんは争奪戦に負けただけだろうw -- 名無しさん (2008-06-06 01:39:43)
- ちょwww↓の皆こなた欲しがりすぎだwwwただおさんを見習えwww -- 名無しさん (2008-06-05 22:03:58)
- こなたが古泉だったら…
古 マッガーレ
古 アッーアッー
古 キキキキョンターン
古 ブヒヒッ(ブリ
古 ウンコオオオオオ!!
長 お目が高い
オメガは高いブヒヒッ
古 ブヒヒ(ブリ
古 ナガトオオオオオ!!
アッー -- 名無しさん (2008-06-05 07:36:36) - こなた一人送ってください!
できればツンデレこなたを…
だめならネコミミで… -- 名無しさん (2008-06-02 22:42:01) - いや…耐性ついたと思ってたんだけどね…参りましたこれには
勝てません。萌え死にするとこだった!!…
後、こなちゃんください。特にエプロン姿の!! -- 名無しさん (2008-05-29 22:07:21) - 久々に腹筋崩壊するほど笑わせてもらいました…
耐性が付いて来たとはいえ、少々の耐性では止めきれなかったらしい・・・
恐るべし、こなた・・・
追記
こなた一人送ってください -- 名無しさん (2008-05-26 15:56:29) - 誰かこなたハザード作ってくれwww -- 名無しさん (2008-04-21 22:35:31)
- もう無理だ言わせてもらおう……
こなたちゃんください
着払いでお願いします
ってかまつり姉さんのせいで腹筋が死んだwwwwwwwww -- 名無しさん (2008-04-08 20:31:11) - な、なんだこの作品は……
最強すぎるだろ……
いい具合に腹筋を鍛えさせもらったよw
GJ!!!!!!!!! -- 名無しさん (2008-03-29 17:59:20) - 長門と長門の連れのこなたをおんもちかえりぃ!!!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2008-03-29 15:01:49)
- み な ぎ っ て き た ぁ ぁ ぁ ぁwww -- 名無しさん (2008-02-11 13:03:02)
- 人類こなた計画
ふっ・・・問題ない -- 名無しさん (2008-02-10 06:19:28) - やべええwww こなたんずの破壊力は異常すぎるwww
それにしても最後のシーンがオリジナルじゃないこなたが言うとはwww
オリジナルなにしてるwww -- 名無しさん (2008-02-10 01:16:14) - イヤー もう・・・無理・・どれかください
でないと・・・うぉぉぉぉぉぉ!!
(大量出けーつ) -- 名無しさん (2008-02-07 22:14:05) - やべぇ・・・こなたんずかわいすぎるんだぜ・・・
取り敢えず俺はクールこなたが欲しい
だめならインテリ眼鏡っ子こなたでm(ry -- 名無しさん (2008-01-31 00:01:05) - こんなバイオハザード(むしろコナタハザード)なら
一度体験してみたいwwww -- 名無しさん (2008-01-23 17:43:14) - うちにも一人こなたが欲しいぜw -- 名無しさん (2008-01-02 23:29:24)
- 俺にも一匹クレw
-- 名無しさん (2007-12-30 06:34:17) - うはwww
みwなwぎwっwてwきwたw -- 名無しさん (2007-12-29 18:20:04) - バイオハザード吹いたwwwwww -- 名無しさん (2007-10-23 22:41:24)
- まぁ、壊れることも好きってコトの延長みたいなもんだから、
最初から根本的な、かがみの気持ちは変わってないんだよね?
てか、こんだけ増えて性格も多種多様なら、もうこなたじゃねぇw
だがそれがいい!!w -- 名無しさん (2007-10-23 18:00:23) - このシリーズは毎度毎度いいぐあいに
オレを萌え殺してくれますねwwwwwwwww -- 将来ニートになるかも (2007-10-21 22:36:09) - 途中で暴走したのに最後に綺麗に締めるかがみ萌え:D -- 名無しさん (2007-10-17 19:50:49)
- ちょwwおじいちゃん自重www -- namu (2007-10-17 15:41:39)
- 全俺が泣いた -- なのは (2007-10-17 11:47:14)