○アムステラ軍 『脱出艇』
シュゴォォオオオオオオーーーーーーーーーー!!
ー 脱出艇が基地へと向かう。
もう此処まで来れば安心なハズ。
ボギヂオが口を開く。
「ランゼくん、どうなっているかねぇ?」
ジョーゲンは答える。
「もう大分経ちます。おそらくは…。」
ボギヂオはうなだれる。
「そうか…。優秀な兵と空母を失ったか…。」
ジョーゲンは宥める。
「元気出してください。それでもこうして生きているんです。」
ボギヂオは上を向く。
「そうだね…。そうなんだよねぇ…。」
「よし!一丁“アレ”をするか!!」
そしてボギヂオはこう言い放つ。
「“裸で空を駆る男”!
ランゼ=クラケットの冥福を祈り!!」
「 コ マ ネ チ ッ ! ! 」
クイッ!(コマネチをして!!)
ランゼの冥福を祈った。
ー ランゼ=クラケット 男 年齢26 キーナ 女 年齢 24
その胸に秘めるモノ 『 愛 』
・・・ ・ ・ ・ ・ 『 死 亡 ッ ッ ! ! ! ! 』
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○クロガネの賛歌 第4.5章 “ギガント空中大激戦”
最 終 話 「 心 ば か り の “ 賛 歌 ” を … 」
バルルルルルルルルル ル ル ル ル ル ル ル ゥルルル ゥゥ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウーーーーーーー!!!
ヘリが飛んでいる。
QX団製多目的ヘリコプター・ドニゼッティGT-18である。
操者は一人。黒髪の女性だ。
QX団製多目的ヘリコプター・ドニゼッティGT-18である。
操者は一人。黒髪の女性だ。
艶やかな髪の持ち主であった。憂いた瞳を持つ女性であった。
ローブに身を包んでいる。露出の控えた服装をしているが、豊満なチチ(胸)と豊満なケツ(尻)を隠す事ができない豊満なバディ(肢体)。
ローブに身を包んでいる。露出の控えた服装をしているが、豊満なチチ(胸)と豊満なケツ(尻)を隠す事ができない豊満なバディ(肢体)。
だが、その女性は『奇妙』な事に・・・。
全身を『ミイラの如く包帯で覆い隠していた』。
ーその名は『 レ デ ィ ・ ミ ィ ラ 』
百文字の妻であり、レゼルヴェ国、全機械技術機関・最高顧問である。
バルバ ル バ ル バ ルバ バル バ ル ーーーー ー ー ー ッッ ッ ! !
「聞こえて?『百文字(ハンドレッド)??』」
レディは問いかける。
レディは問いかける。
「ワシは地獄耳でな。『レディ(・ミィラ)』」
体内に内蔵した通信機にて答える百文字。
体内に内蔵した通信機にて答える百文字。
「空母をハイジャックしたらしいわね、百文字(ハンドレッド)。」
「操作系統はアムステラの技術を流用した、
QX団の技術系統を知る私なら何とかなってよ、百文字(ハンドレッド)。」
「ハッチは既に開いているようね。出迎えお願いね、百文字(ハンドレッド)。」
レディは一人で話を進める。
百文字は…。
「うむ。」
と、太くも答えた。
バルバ ル バ ル ル ーーーー ッッ ッ ! !
ドニゼッティGT-18が赤飛に着艦する。
迎えるは百文字。ジ・ハンドレッドである。
レディがヘリから降りる。
「出迎えご苦労様、百文字(ハンドレッド)。」
百文字が応える。
「この空母の操縦を頼む。レディ。」
レディ。
「任せといて、百文字(ハンドレッド)。」
そうして、レディは空母を操縦した。
レゼルヴェ国へと向かう。
レゼルヴェ国へと向かう。
最中。百文字がこう口を開く。
「なぁ、レディ。」
レディは問う。
「なぁに、百文字(ハンドレッド)?」
百文字は言う。
「通路に“アムステラ星人”と思われる『二人の男女の死体』があるのだが…。」
「それは特異な体を持つ二人であった。恐らく貴重な実験体になるであろう…。」
「だからワシはその死体を“QX団時代”に技術提携を行っていた『オーストリア』に売ろうと思っておる。」
百文字は続ける。
「その者等は良き戦士であり…。良き夫婦であった。その死を手厚く葬りたいと思う程にな。」
「しかし、ワシ等の戦力は脆弱である。」
「本来、空母が近づいている事を知れば空軍を出さなければならぬ話だ。」
「だが、現実は地上機である“ギガント28号”に頼らなければならないのが実情である。」
百文字は淡々と続ける。
「そもそもの始まり・・・。」
「ワシ等二人は“ドクトル・ベイベーのQX団乗っ取り”を逃れ『レゼルヴェ国』を占拠した。」
「前々からQX団の支配下にと狙っていた国であれど、0からのスタートである。資金のやりくりは厳しいと言わざるを得ない。」
「そして、レゼルヴェ国に本拠地を移しざるを得なかったと言う事は、これまであったQX団の施設を失う事を意味する。」
「特にサイボーグ技術の問題が顕著(けんちょ)だ。ワシ一人の整備ならともかく、新たに“サイボーグ手術”を行う土台を作るのは難しいであろう。」
百文字はこう言い放つ。
「そうとなれば、死体はオーストリアに売り渡し、その見返りとして“軍資金”を得るのが得策と思うのだ。」
そしてこう呟く。
「・・・全く。酷い話ではあるがな。」
レディは答える。
「いいんじゃない?私達は『地下プロレス』『QX団』と“裏の社会”で随分酷い事をしてきた。」
「何時だって、殺した相手を、手厚く葬ってあげたいと思ってきた。」
「でも、殺した相手を無碍(むげ)にしてでも成し遂げたい事があった。」
「今だってそう。QX団を奪った“ドクトル・ベイベー”を許す事は出来ない。」
「・・・そうとなればよ。」
レディは言い放つ。
「安心して、百文字(ハンドレッド)。外道は貴方だけじゃあない。私も寄り添い突き進むわ。」
百文字は頷きながらこう言う。
「礼を言う。レディ。」
レディはさらっと答える。
「礼を言われる事の程じゃあないわ。百文字(ハンドレッド)。」
百文字。
「レディ…。」
レディ。
「百文字(ハンドレッド)…。」
百文字はレディの背中を抱く。
されるがままのレディに…。
百文字は…。唇を重ねた。
そうして二人はキスを交わすのだ。
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酷い話かも知れない。正義の味方では無いかも知れない。
しかし、同胞を奪った者。ドクトル・ベイベーを許す事は出来ない。
今は…。それだけが全てである。
心有るならば聞いてくれ。
外道達の行く道に、心ばかりの“賛歌”を…。
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- クロガネの賛歌 第4.5章“ギガント空中大激戦”