○3ヶ月後 惑星ビルーモ とある倉庫
「ォヒン♪ゥヒン♪ェッヒッヒッヒン♪♪」
ビルーモ星人である。
肌の色が紫で、金髪。太い眉毛とたらこ唇をしている。
上はYシャツを着ているが、下は履いてない。
肌の色が紫で、金髪。太い眉毛とたらこ唇をしている。
上はYシャツを着ているが、下は履いてない。
フ○チンと言うヤツだ。
股間のソレは雄々しくも反り返っている。
「俺ってさぁ。“ロリコン”だと思うんだよねぇ。」
「そんな性癖、中々認められるモノじゃあないよなぁ。」
「でも、この星には『奴隷』が居る。『慰み者』にしちゃって良いって訳よ。」
ッ
ッ
「 そ れ っ て す ん ご く 素 敵 な 事 じ ゃ な ぁ ー い ! ! 」
ビ ク ン !
ビ ク ン ! !
ビルーモ星人は、股間のソレをビクンビクンさせる。
そして、ビルーモ星人はこう言う。
「おい、ジジイ。そのロリっ娘を、俺によこしな。」
「ジジイには興味はねぇ。『惑星オオウ』にでも行けよ。」
ロリっ娘と呼ばれる、我々で言うトコロの、
地球人の姿をした少女は、ジジイと呼ばれる男にすがりつく。
地球人の姿をした少女は、ジジイと呼ばれる男にすがりつく。
「タケダのじっさまぁ~!」
タケダのじっさまはこう言う。
「確かにわし等の歴史は奴隷の歴史じゃ。」
「先住民たるビルーモ星人とは種族が違う故、
交尾をしても子を為せない事から、
多くの女達がお前達の慰み者になってきたべ。」
だ
が
「今のわし等には惑星オオウがあるんじゃ!!」
「長らく離れていたわし等の同胞が治める星じゃ!!」
「何としてもここを切り抜けるべ!そしてオオウへとたどり着いて見せらぁ!!」
ジ
ャ
キ
ィ
!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
タケダのじっさまは『ムラタ銃』を構える。
「祖先伝来の『ムラタ銃』だべ!」
「その頭を“パァン”と小気味よく、
爆(は)ぜさせたくなくばぁ、ここから去(い)ね!!」
そ
の
時
で
あ
っ
た
!
ダ キ ュ ゥ ー ン ! !
ビルーモ星人が声高らかにこう言う!!
「 速 駆 手 候 ( ハ ヤ ク テ ソ ウ ロ ウ )ゥ ー ン ♪ 」
- 速駆手候(ハヤ ク テ ソウロウ)
アムステラ製・改造拳銃っ!
恐ろしい程、引き金が軽いっ!!
恐ろしい程、引き金が軽いっ!!
ビルーモ星人はこの速駆手候でもって、タケダのじっさまを撃ったのだ!!
故
に
!
タケダのじっさま…!
「ぐぅ…!!」
タケダのじっさまは膝をつく。
ビルーモ星人は上機嫌に!!
「エヘ♪エヘヘ♪さぁ、ロリっ娘ちゃぁああああ~~ん♪」
「俺と!俺と!! れっつ ぬぷぬぷぬぷ ぅ~ ん ! ! ! 」
ッ
ッ
それがビルーモ星人の最後の言葉となった!!
ッ
ッ
タ ” ァ ” ァ ” ァ ” ァ ” ァ ” ン ”
ビルーモ星人は…!!
ドッサァァア~~~~~~~~~~!!!
声も挙げられず倒れて死んだ。
眉間(みけん)を撃ち抜かれ即死であった。
タケダのじっさまはこう言う。
「見えねぇとでも思っだんか?」
「おめさの銃弾(たま)は大外れべ。」
「それを当たったかのように、膝着いたんだべよ。」
「男根勃起させたまま、マトモな狙いがつけられると思っだんか?」
そしてこう言う。
「わし等はオオウへ行く。」
「オオウにはわし等と共存していた犬達の子孫が居る。」
「それが…。それが、わし等の生きる道(みぢ)。」
「さ、行くべ。」
少女は。
「うんだぁ、タケダのじっさま♪」
とニコヤカに答えた。
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○クロガネの賛歌 第7章 “死闘!惑星オオウ”
最 終 話 「 オ オ ウ の 再 興 ! そ し て 、 ド ク ト ル ・ ベ イ ベ ー ! ! 」
「ここはこの私に任せては貰えませぬか?」
「オオウの再興!必ずや成し遂げてみせましょう!!」
『QueenX(クイーンエックス)』はそう言った。
そう。そんな彼女が、最初に頼ったのは『クラケット家』であった。
地球で『アフリカ南部の司令官』を務めるは『ボギヂオ=クラケット大佐』。
そこでの補佐をする為に作られたのが、Queen率いる『QX団』である。
地球で『アフリカ南部の司令官』を務めるは『ボギヂオ=クラケット大佐』。
そこでの補佐をする為に作られたのが、Queen率いる『QX団』である。
元々『ドクトル・ベイベー』との太いパイプがあった『クラケット家』だ。
彼女が何かを為そうとするのなら、まず頼るのは『クラケット家』になるからだ。
彼女が何かを為そうとするのなら、まず頼るのは『クラケット家』になるからだ。
『クラケット家』は、始めは決して協力的では無かったが『オオウの祭壇』が持つ『バイオテクノロジー』を、
『ボギヂオ大佐』が名声を得る事になった件で縁のあった『闇夜八行衆(アンノーセス)』に渡しても良いと交渉をすると、
態度を一変させた。
『ボギヂオ大佐』が名声を得る事になった件で縁のあった『闇夜八行衆(アンノーセス)』に渡しても良いと交渉をすると、
態度を一変させた。
『クラケット家』は骨の髄まで味わっていたのだから。『闇夜八行衆』の有能さを。
その有能さ、戦果を、闇の武闘集団故、表向きは『他者』が受け取る事が多い事を。
その有能さ、戦果を、闇の武闘集団故、表向きは『他者』が受け取る事が多い事を。
ここで『オオウの祭壇』が持つ『バイオテクノロジー』を、『闇夜八行衆』の『科学班』に渡せば、
いずれその研究成果を『クラケット家』が受け取るように交渉を持って行くのは決して難しい事ではなかった。
いずれその研究成果を『クラケット家』が受け取るように交渉を持って行くのは決して難しい事ではなかった。
こ
れ
で
『クラケット家』は、かつてオオウの王であったベン王の息子…。
『ケン・グレーデン』の後ろ盾になる事を約束した。
『ケン・グレーデン』の後ろ盾になる事を約束した。
『クラケット家』にとってオオウは『汚名』を着る事になった因縁の星であったが、
『ボギヂオ大佐』を始め『闇夜八行衆』の力で名声を得る事が出来た『クラケット家』にとって、
過去は大して問題では無かった。むしろ、過去を乗り越え、正当なる『オオウの継承者』である、
『ケン・グレーデン』を支えるその姿こそが、今ある名声になる事を知っていたのだから。
『ボギヂオ大佐』を始め『闇夜八行衆』の力で名声を得る事が出来た『クラケット家』にとって、
過去は大して問題では無かった。むしろ、過去を乗り越え、正当なる『オオウの継承者』である、
『ケン・グレーデン』を支えるその姿こそが、今ある名声になる事を知っていたのだから。
資源が発掘され尽くし、貧民星となった惑星オオウの統治者は言わば『閑職(かんしょく)』。
特に難しい事無く『ケン・グレーデン』はオオウの統治者となった。
特に難しい事無く『ケン・グレーデン』はオオウの統治者となった。
こ
う
し
て
オオウ星人はまず『星を取り戻した』。
オオウ星人が次に行った事は『資金繰り』であった。
枯渇(こかつ)した『レアメタル・スターシルバー』を、
どうにかする事にあった。
枯渇(こかつ)した『レアメタル・スターシルバー』を、
どうにかする事にあった。
○レアメタル・スターシルバー
惑星オオウ等で採掘される、希少で強固な美しい金属。
摩耗に強く摩擦音もほぼ起こらない特性を持つ為、機械の駆動部、
特に脱出艇などの静音性が求められるものに適している。
摩耗に強く摩擦音もほぼ起こらない特性を持つ為、機械の駆動部、
特に脱出艇などの静音性が求められるものに適している。
しかし、それ以外の機械部品として利用するには高価過ぎる為、
実際には摩耗に強く美しいと言う特性から、美術品の素材として重宝されている。
実際には摩耗に強く美しいと言う特性から、美術品の素材として重宝されている。
数多の芸術家にとってスターシルバーで作品を作れる事は『最高の栄誉』に等しく、
その美術品を所有できるという事は、それだけ格調高い美術館、貴族、王族の印ともなる。
その美術品を所有できるという事は、それだけ格調高い美術館、貴族、王族の印ともなる。
また、ガソリンを循環させる事により『NERVE(ナーヴ=神経)』に近い性質を持つ為、
疑似生体部位として使用し、サイボーグ化させる事も可能ではある。
しかし、この事実に知る者は全宇宙広しとし言えど数える程しか存在しない。
疑似生体部位として使用し、サイボーグ化させる事も可能ではある。
しかし、この事実に知る者は全宇宙広しとし言えど数える程しか存在しない。
そんな希少かつ効能高い『スターシルバー』であるが…。
実を言うと、この『スターシルバー』。惑星オオウの滅亡した先住民たる、
『ヂリ星人』が30m大の巨大生物『ジャリューキ』が何時までも暮らせるように、
『オオウの祭壇』使われている建材こそが、この『スターシルバー』であるのだ。
実を言うと、この『スターシルバー』。惑星オオウの滅亡した先住民たる、
『ヂリ星人』が30m大の巨大生物『ジャリューキ』が何時までも暮らせるように、
『オオウの祭壇』使われている建材こそが、この『スターシルバー』であるのだ。
だからジャリューキはこう言う。
「オオウの祭壇の建材を換えるとしよう。」
「オオウの祭壇が持つ科学力を持ってすれば、
他の金属とスターシルバーを取り換える工事を行う事も不可能ではない。」
「そして、スターシルバーを売り払い、オオウ再興の資金にして欲しい。」
Queenはこう付け加える。
「これで、何かをする為の資金が得る事が出来るでしょう。」
「では、何をするか?私は『闘犬の放送とギャンブル化』をするのが良いと思います。」
○闘犬
犬と犬が戦うブラッド・スポーツ(動物に暴力をふるう、あるいは動物同士を戦わせて楽しむスポーツ)の一種。
中世では、「犬くい」とも、「犬合わせ」とも呼称(表記)されていた。
犬と犬が戦うブラッド・スポーツ(動物に暴力をふるう、あるいは動物同士を戦わせて楽しむスポーツ)の一種。
中世では、「犬くい」とも、「犬合わせ」とも呼称(表記)されていた。
犬型の獣人かつ、四足歩行形態の戦闘形態を持つ、オオウ星人の間でもまた『闘犬』は行われていた。
闘犬と言う1事情だけ見れば、人間との関わり合いは蜜月の関係にあり、
人間はトレーナーとしてオオウ星人に接し、オオウ星人もまたそれを良しとしていた。
人間はトレーナーとしてオオウ星人に接し、オオウ星人もまたそれを良しとしていた。
Queenは続ける。
「オオウ星人は、通常の二足歩行に加え、戦闘体形である四足歩行形態を持っています。」
「簡単に変形が出来るその特性は、他のアムステラの者から見たら恐怖の対象になるモノかも知れません。」
「しかし、事に『闘犬』が行われていた『シコク』では、そうではありませんでした。」
「皆、強きオオウ星人に熱狂をし、偏見の目で見る事は無かったのです。」
そしてQueenはこう言う。
「だから『闘犬』を売りに出すべきです!その熱き闘いに加え、ギャンブルの要素が加われば、より人々は熱狂するでしょう!!」
「これぞ、オオウが財を成す術(すべ)となるでしょう!!ミスター・ケン!どうぞ、ご判断を!!」
その提案にケンは承諾をする。
そうして、惑星オオウは巨額の財を成す事となった。
この後オオウは、惑星ビルーモから、かつての同胞であった人間達を解放する運動に当たった。
この運動がこれまた当たる。ギャンブルで財を成した星が、何と文明的な理由で解放運動を行うのだと。
この運動がこれまた当たる。ギャンブルで財を成した星が、何と文明的な理由で解放運動を行うのだと。
元々、星として発言力の低い、惑星ビルーモである。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのオオウの介入にNOと言えず、人間達を解放する事になる。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのオオウの介入にNOと言えず、人間達を解放する事になる。
約1万年振りに離れていた同胞が再会する事になり…。
皆、歓喜に溢れた。
その中に二人に…。
「タケダのじっさま!此処がオオウ!オオウなんだな!!」
「ああ、オオウだぁ!これからわし等の人生が始まるんじゃ!!」
例の老人と少女も加わっていた事もここに記す。
そして…。
『 ユ リ ウ ス = ア ム ス テ ラ 』
○アムステラ本星 謁見の間
QueenXはその場に居た。
それは荘厳な空間(部屋)。
高そうな絨毯(じゅうたん)。
高そうな照明(シャンデリア)。
高そうな絵画(アート)。
その全てが『荘厳』である事を物語り・・・。
その主が『荘厳』である事を物語っている。
だがその何よりも……。
この空間全てに『必然である事』と……。
この空間全てを『従属させている事』を……。
勅命し続ける『 圧倒的なその存在 』。
その部屋の主である…。
アムステラが宰相(さいしょう)。
“ユリウス=アムステラ”はこう言う。
「ドクトル・ベイベーの命(めい)における貴殿の行動…。」
「見事であったな。QueenX…。」
荘厳。
それは重々しく。
それは威厳があり。
何よりも『気高い事』。
空気(気体)が、ひれ伏せと命じている。
あのお方の居る空間は、纏わりつく『空気(気体)』すら『荘厳』だ。
重くて。威厳があって……。
何よりも『気高い。』
Queenは『空気(気体)』で思い知ったのだ。
スゥ……ッ(Queenを膝をつき。)
ザ……ッッ(そして、ひれ伏し。)
こう言う。
「貴方様の為に、惑星オオウを。」
「貴方様の為に、レアメタル・スターシルバーを。」
「貴方様の為に、オオウの祭壇が持つ科学力を。」
「“国力”として、お捧げ致しました。」
シィ……ン(静寂が訪れる。)
永遠とも思える『静寂の時』。
何時まで続くのかと思える『沈黙の瞬間』。
それは重々しい『ひと時』である。
それは威厳に覆い包まれた『刻々』である。
そして何よりも、『 気高きは、悠久(ゆうきゅう)たる時の流れ 』である。
時が流れるその様すらも……。
あのお方の為に、あるかのよう……っ。
ユリウス=アムステラは口を開く。
「見事だ。」
見事。
見事。
見事。
お褒めつかまつった。
それだけで訪れる…!
至 福 ッ !
そしてQueenはこう願う。
「願わくば、ドクトル・ベイベーの釈放を。」
王者(ユリウス)は答える。
「良いだろう。」
「だが、命令に反したと言う罪は償ってもらう。」
「行動は今まで通りで構わぬが、
生殺与奪の件は『ベセルク・D・ドヴォルス』に握ってもらう。」
○ベセルク・D・ドヴォルス
アムステラ監獄管理者にして死刑執行者にして、特殊強襲暗部“闇夜八行衆”の司令官。
元は軍人であったが作戦中の事故により、両目の光を失い前線から退き、今に至る。
凶悪な犯罪者達を恐れさせる程の、圧倒的な威圧感と威厳を放っている。
元は軍人であったが作戦中の事故により、両目の光を失い前線から退き、今に至る。
凶悪な犯罪者達を恐れさせる程の、圧倒的な威圧感と威厳を放っている。
趣味はクラシックを聴きながら好きなワインを独りで楽しむ事である。
Queenは承(うけたまわ)る。
「承知致しました。」
「今後、ドクトル・ベイベーは闇夜八行衆の亜流の扱いになるのですね。」
王者(ユリウス)はこう言う。
「そうなるな。」
そして一呼吸置き…。
「では下がれ。用件はもう済んだ筈(はず)だ。」
Queenは再びひれ伏しこう言う。
「ははァッ。」
・
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こうして…。ドクトル・ベイベーはアムステラの牢獄から釈放された。
その首には爆弾を伴った首輪が巻かれた。また命令を破り本星に戻るような事があれば、
ベセルクが起爆スイッチを押す事となる。
そして、ベイベー。
更にはQueenは戦う事となるだろう!
かつてのQX団の誇りを胸に戦う勇士!!
『 耐 撃 の 百 文 字 』と ! !
“ ア フ リ カ 南 部 大 決 戦 ”の 開 幕 で あ る ッ ! !
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- クロガネの賛歌 第7章“死闘!惑星オオウ”