【あらすじ】
な~にやってんだか……初の晴れ舞台前だってのに緊張感無いんだから。
ところで疑問なんだけど、祝賀会の詳しい話って要る? もう年明けちゃってるんだけど?
本当なら私の活躍の機会だったんだけど……ま、いきなり血生臭い話っていうのもアレなのかねぇ?
出番は決まってるから時が来るまで大人しく待ってましょうか。
ところで疑問なんだけど、祝賀会の詳しい話って要る? もう年明けちゃってるんだけど?
本当なら私の活躍の機会だったんだけど……ま、いきなり血生臭い話っていうのもアレなのかねぇ?
出番は決まってるから時が来るまで大人しく待ってましょうか。
それでは最後に一句。
『誰かしら 見てはいるから 程々に』
皆もドアロックや防音のチェックは忘れちゃダメだよ。フラメントでした。
パナーシェ・コロナの肩書には国教会より贈られた『名誉枢機卿』の他にも『総督』というものがある。
植民地惑星を統括する人物に与えられる号であり、その領土におけるアムステラの代表とも言える存在である。
パナーシェはコロナ公爵家唯一の継承者であり、コロナ家の領土全ての公的な所有者だ。
その為、名誉枢機卿のような完全に名前だけのものではなく、その呼び名には本来なら相応の実効力があると言える。
しかして、たかだが十代半ばの、政治にも疎い少女に扱いきれるような権限かというと、それは確実にNOだろう。
実際の所、各惑星の権力者が副総督として政治活動を行う為、コロナ公爵領の殆どの惑星は事実上自治区扱いであるのに等しい。
植民地惑星を統括する人物に与えられる号であり、その領土におけるアムステラの代表とも言える存在である。
パナーシェはコロナ公爵家唯一の継承者であり、コロナ家の領土全ての公的な所有者だ。
その為、名誉枢機卿のような完全に名前だけのものではなく、その呼び名には本来なら相応の実効力があると言える。
しかして、たかだが十代半ばの、政治にも疎い少女に扱いきれるような権限かというと、それは確実にNOだろう。
実際の所、各惑星の権力者が副総督として政治活動を行う為、コロナ公爵領の殆どの惑星は事実上自治区扱いであるのに等しい。
「お待ちしておりましたよ、姫様」
準備を終え外にやってきた3人を出迎えたのは、そんなコロナ公爵領に属する惑星の副総督……の息子。
「お久しぶりです、アレック様」
アレックと呼ばれた男はパナーシェに歩み寄り跪く。2mはあろうかという長身に、胸元が大きく肌蹴た特注の白い軍服。
服の裏地は真っ赤な生地が使用されており、襟元や裾の折り返しに鮮やかな彩を添えている、なんとも派手なものだ。
身体つきもガッシリとしている。銀髪と褐色の肌のコントラストが、服装と相まって彫刻のような肉体美を引き立てる。
服の裏地は真っ赤な生地が使用されており、襟元や裾の折り返しに鮮やかな彩を添えている、なんとも派手なものだ。
身体つきもガッシリとしている。銀髪と褐色の肌のコントラストが、服装と相まって彫刻のような肉体美を引き立てる。
「こちらこそ、避暑でカロガスに足を運ばれて以来ですね。また一段とお美しくなられて……」
アレックも挨拶を返すとにこやかな笑顔を向ける。白い歯が眩しい。
厳つく濃い顔つきだが、イケメンと呼ぶには十分だろう。一昔前の『伊達男』とでも言うべきだろうか。
格好付けではあるが、相応の気品と、それ以上に自らに対する自信の程が窺える、良い男の顔だ。
厳つく濃い顔つきだが、イケメンと呼ぶには十分だろう。一昔前の『伊達男』とでも言うべきだろうか。
格好付けではあるが、相応の気品と、それ以上に自らに対する自信の程が窺える、良い男の顔だ。
「ありがとうございます。でも、これは私ではなく、仕立て上げてくれたシャンディの腕前が良いだけのことです」
「……ところで、アレック様はそのような服装で寒くはないのでしょうか?」
「……ところで、アレック様はそのような服装で寒くはないのでしょうか?」
だが、華麗に決めて見せたところで、パナーシェの放った天然な疑問の前には形無しであった。
「殿下、まずは労いの言葉をおかけになるものでしょう?」
「……そうでした! コホン、遠路遥々とご苦労です、アレック・サザングラード大佐。表を上げてください」
「……そうでした! コホン、遠路遥々とご苦労です、アレック・サザングラード大佐。表を上げてください」
シャンディに突っ込まれて慌てて言い直すが、パナーシェもアレックも、どこかバツが悪そうだ。
ここでアレックの後ろに控えていた士官2人が前へ出る。口髭を蓄えた中年男性と、アレックと同じ、長身・銀髪・褐色肌の女性。
ここでアレックの後ろに控えていた士官2人が前へ出る。口髭を蓄えた中年男性と、アレックと同じ、長身・銀髪・褐色肌の女性。
「まったく……これが天下の"大騎士"様だと思うと我々も肩身が狭い」
「まあ、落ち着きましょうかミレナさん。連隊長殿もロボットではありませんから、偶にはこういうこともあるでしょう」
「まあ、落ち着きましょうかミレナさん。連隊長殿もロボットではありませんから、偶にはこういうこともあるでしょう」
髭の男性士官は顎に手を添えながら笑う。対する女性士官は主の失態に半ばあきれ気味な様子。
「そうそう、僕だって人間だからね。ミレナも余り強く言うのは止してくれよ。
それにしても……ん~、姫様も相変わらずなようで何より。その純朴さはどうか失わないでほしいものだね」
「はい、 ありがとうございます」
それにしても……ん~、姫様も相変わらずなようで何より。その純朴さはどうか失わないでほしいものだね」
「はい、 ありがとうございます」
さも軽薄なようにも見えるこの男こそ、コロナ領の惑星『カロガス』副総督、ジラルド・サザングラード侯爵の嫡子アレック。
アムステラ軍内において独立機動連隊『オース』を指揮する智勇を兼ね備えた武人であり、『大騎士(グランドナイト)』との
異名を持つ程に、武人・騎士として規範的な人物だと目されているのは、この姿から想像しがたいかもしれない。
アムステラ軍内において独立機動連隊『オース』を指揮する智勇を兼ね備えた武人であり、『大騎士(グランドナイト)』との
異名を持つ程に、武人・騎士として規範的な人物だと目されているのは、この姿から想像しがたいかもしれない。
「デュパル少佐にアローヨ少佐もご苦労様です」
「どうも」
「どうも」
シャンディはやや大げさな動きでスカートの裾を摘みながら一礼する。フラメントはいつも通り冷めた目のままの挨拶。
サウザント・デュパルとミレナ・アローヨ。この二人はアレックの副官であり、彼が長を務める部隊の副隊長。従える者の中でも最高戦力だろう。
サウザント・デュパルとミレナ・アローヨ。この二人はアレックの副官であり、彼が長を務める部隊の副隊長。従える者の中でも最高戦力だろう。
「ところで、もうひと方がお見えになってないようですが」
一通りの挨拶を終えた後、シャンディはふと見て感じた疑問を口にした。
オース連隊には副隊長が3名存在する。シャンディが口に出した『もうひと方』というのはその3人目だろう。
オース連隊には副隊長が3名存在する。シャンディが口に出した『もうひと方』というのはその3人目だろう。
「ゼロットの奴なら先に現場で待機しております。あのような礼儀知らずを殿下の御前に呼んでは、晒す恥も増えましょう」
「はははは、彼も気難しいですからねぇ。お目当ての子も別なようなので、お留守番を頼んでおいたのですよ」
「はははは、彼も気難しいですからねぇ。お目当ての子も別なようなので、お留守番を頼んでおいたのですよ」
横で話を聞いていたパナーシェはゼロットの名が出てくると心の中で「なるほど」と相槌を打った。
オース連隊はコロナ家との繋がりが深い。その為、特別にエクシードの武術・操兵術講師としてアレック達を招いた事が度々ある。
当然、盟主たるパナーシェやシャンディ達も殆どの隊員とは顔見知りなのだ。
ゼロットはセンゴク出身の血気盛んな剣士であり、素行に問題があれど、年少でありながら隊内において剣では敵無しの強者。
特に素直で剣に関心があったクルエルとは馬が合うのか、妹のように可愛がり、入れ込んでいるのはパナーシェもよく知っていた。
そして現在。フラメント以外の姉妹はそれぞれに別件任務を任されており、今回の護衛には不在である。
オース連隊はコロナ家との繋がりが深い。その為、特別にエクシードの武術・操兵術講師としてアレック達を招いた事が度々ある。
当然、盟主たるパナーシェやシャンディ達も殆どの隊員とは顔見知りなのだ。
ゼロットはセンゴク出身の血気盛んな剣士であり、素行に問題があれど、年少でありながら隊内において剣では敵無しの強者。
特に素直で剣に関心があったクルエルとは馬が合うのか、妹のように可愛がり、入れ込んでいるのはパナーシェもよく知っていた。
そして現在。フラメント以外の姉妹はそれぞれに別件任務を任されており、今回の護衛には不在である。
「それでも任務は忠実、向上心だって素晴らしい。人には向き不向きがあるから僕はそれでいいと思うけど。
……とにかく立ち話ばっかも何だ。そろそろ会場までお連れしましょうか。僕達はその為に来たのだから」
……とにかく立ち話ばっかも何だ。そろそろ会場までお連れしましょうか。僕達はその為に来たのだから」
ミレナの視線を躱しながらアレックは話を進める。
なんとなく普段の関係性も透けて見えるようなやり取りである。
なんとなく普段の関係性も透けて見えるようなやり取りである。
「ところで姫様。脚の調子はいかがかな?」
「ええと、補助があれば歩くのは大丈夫ですが……」
「ええと、補助があれば歩くのは大丈夫ですが……」
パナーシェが後遺症によって運動機能に障害を残しているのは御存知の通りだろう。
実際どの程度のものかと言えば、短距離を歩く程度ならできなくもないが、安全性を考えると介助が欲しくなる。そんな感じだ。
その為、普段は専用の機械(フロートチェア)に搭乗して移動することが殆ど。
流石にそれまで積み下ろしすることはできないので、ここからは自分の足で歩いてかなくてはならないのだが……
実際どの程度のものかと言えば、短距離を歩く程度ならできなくもないが、安全性を考えると介助が欲しくなる。そんな感じだ。
その為、普段は専用の機械(フロートチェア)に搭乗して移動することが殆ど。
流石にそれまで積み下ろしすることはできないので、ここからは自分の足で歩いてかなくてはならないのだが……
「では、そこから降りてもらうだけでよろしいですので。後は私めにお任せください」
何か案があるのか。アレックに言われるまま、たどたどしい足取りでパナーシェは立ち上がる。
多少のもたつきはあれど、立ち上がるだけなら自力でも何とかなるものだ。
とはいえやはり負担はかかる。痛みがある訳ではないが、うまく力が入らないので気を抜くと倒れてしまうかもしれない。
パナーシェは意識を集中させようとして、目を見開く。自然と目の前のアレックに目が移った。
多少のもたつきはあれど、立ち上がるだけなら自力でも何とかなるものだ。
とはいえやはり負担はかかる。痛みがある訳ではないが、うまく力が入らないので気を抜くと倒れてしまうかもしれない。
パナーシェは意識を集中させようとして、目を見開く。自然と目の前のアレックに目が移った。
……デカい。目の前の男との身長差を改めて実感して息をのんだ。
その差、実に50cm。頭頂が胸元にすら届いてない。これが同じ人間なのかとふらつく姿勢を維持しながら考える。
逞しい腕と脚、そしてちらと肌が見える腰と腹。全体像のイメージよりもずっとスリムで引き絞られている。
その差、実に50cm。頭頂が胸元にすら届いてない。これが同じ人間なのかとふらつく姿勢を維持しながら考える。
逞しい腕と脚、そしてちらと肌が見える腰と腹。全体像のイメージよりもずっとスリムで引き絞られている。
――じっと観察していると口によだれが溢れる感覚がした。
箱入りの箱入りたるパナーシェに男への免疫などあるはずがない。だからといって苦手だったりする訳でもない。
アレックのことを男性として特別意識している訳ではないが、直視すぎたのがいけなかったのか……
ゴツゴツしてるけど触ってみると意外と柔らかかったりするのだろうか……等と、皇女らしからぬ妄想が脳を包む。
アレックのことを男性として特別意識している訳ではないが、直視すぎたのがいけなかったのか……
ゴツゴツしてるけど触ってみると意外と柔らかかったりするのだろうか……等と、皇女らしからぬ妄想が脳を包む。
(いやいやいや! そうじゃない、そうじゃないから!)
これは好きとか嫌いではなく、年頃の女子らしい痴的……もとい知的好奇心である。流されてはいけないと振り切り踏みとどまった。
パナーシェは意外と男の子向けのヒーローカートゥーンが好みである。故に、彼女自身が気づいているかは定かではないが
いわゆる線の細い王子様タイプの男性より、こう男のフェロモンを匂わせる男性の方が好みなのかもしれない。
パナーシェは意外と男の子向けのヒーローカートゥーンが好みである。故に、彼女自身が気づいているかは定かではないが
いわゆる線の細い王子様タイプの男性より、こう男のフェロモンを匂わせる男性の方が好みなのかもしれない。
「姫様?」
「……はいっ!?」
「お身体に障るようでしたら申し訳なかった」
「……はいっ!?」
「お身体に障るようでしたら申し訳なかった」
気付いたら謝られてしまっていた。立ち上がるのが辛くてボーっとしていたように取られたのだろう。
実際には妄想が爆発的な速度で飛躍してしまっただけなのだが……
要らぬ気遣いをさせたくなかったパナーシェは咄嗟に口を出そうとしたが、それは遮られてしまう。
実際には妄想が爆発的な速度で飛躍してしまっただけなのだが……
要らぬ気遣いをさせたくなかったパナーシェは咄嗟に口を出そうとしたが、それは遮られてしまう。
「アレック様、これは別に……えっ? ……きゃあ!」
次の瞬間、パナーシェの細い身体は、ひょいとアレックによって抱えあげられてしまっていたのだ。
「レディのお手を煩わせる訳にはいきませんので。
びっくりされたかもしれませんが、これが僕なりの礼儀ってことで。アルハンブラ侯もご勘弁を」
びっくりされたかもしれませんが、これが僕なりの礼儀ってことで。アルハンブラ侯もご勘弁を」
慣れたようにウィンクをして見せるアレックだが、パナーシェの頭の中には入ってこなかった。
少しだけとはいえ、やましい妄想をした相手の不意打ち。勿論びっくりしたのもあるだろう。
だが、今抱えられている状態、これはいわゆる『お姫様抱っこ』。本物のお姫様にはお似合いかもしれないが、単純に恥ずかしい。
少しだけとはいえ、やましい妄想をした相手の不意打ち。勿論びっくりしたのもあるだろう。
だが、今抱えられている状態、これはいわゆる『お姫様抱っこ』。本物のお姫様にはお似合いかもしれないが、単純に恥ずかしい。
「このまま車までお連れしましょう。アルハンブラ侯もどうぞ。お付きの子はミレナと一緒に前方車に乗ってくれたまえ」
「ええ、よくってよ。フフッ、メイク直しも必要かしらね?」
「ええ、よくってよ。フフッ、メイク直しも必要かしらね?」
シャンディはクスクス笑っている。この顔は完全に面白がっている時のものだった。
「私は警備の準備あるんで殿下やシャンディとはお別れですねぇ。……殿下ぁ~? そんな豆鉄砲くらった顔してちゃ檀上で笑われちゃうよ?」
フラメントはわざとらしく両手で口元を覆う。仕草とは裏腹に嘲りを隠そうともしていない。
全く以ってその通りであるので、もはや本気で怒る気にもなってはいないが。
全く以ってその通りであるので、もはや本気で怒る気にもなってはいないが。
「もうっ! そこまで酷い顔はしてません! ……多分ですが。でも、フランも気を付けてね」
「心配無いです。私ってほら、デキる子なんで。
まあ、殿下は自分の事にだけ集中してください。惚気たいなら終わった後でもたっぷりできるんだから」
「心配無いです。私ってほら、デキる子なんで。
まあ、殿下は自分の事にだけ集中してください。惚気たいなら終わった後でもたっぷりできるんだから」
パナーシェの心配に手をひらひらとはためかせて答え、フラメントは前方の送迎車に乗りこんだ。
確かにそう言えるだけ優秀な子だとパナーシェは考える。口は悪いかもしれないが、いつも的確な所をついてくる。
素直さの欠片も無いが、あの子なりに発破をかけてくれると思うと、自然と悪くは感じなかった。
確かにそう言えるだけ優秀な子だとパナーシェは考える。口は悪いかもしれないが、いつも的確な所をついてくる。
素直さの欠片も無いが、あの子なりに発破をかけてくれると思うと、自然と悪くは感じなかった。
(でも、私とアレック様はそういう関係じゃありませんけど……)
「……? 姫様、何かおっしゃいましたか?」
「何でもありません! アレック様、シャンディ、私達も参りますわよ!
あ、でもゆっくりとお願いしますね。……思ったよりも高くて怖いのです」
「何でもありません! アレック様、シャンディ、私達も参りますわよ!
あ、でもゆっくりとお願いしますね。……思ったよりも高くて怖いのです」
ただ一つだけ言いたかった文句を小声で吐きだした後、パナーシェ達も送迎車へ乗り込み、会場へと向かうのだった。
【前方送迎車】
「………」
「………」
「……ミレナさんさぁ。『ロイヤルナイツ六魔神』って知ってます?」
「無論」
「その中の一人とミレナさんが偶にセットで話に挙がることがあるんですけど、何かあるんかなーって」
「………」
「そいつの名は恐らく『魔盾』のミューだろう。
私の本名は、ミュー=ミレナ・アローヨ。……つまり同名だ」
私の本名は、ミュー=ミレナ・アローヨ。……つまり同名だ」
「へぇ」
「あのようなチャランポランと間違われる事が多いのは不本意……
いや、実力は確かだと評価してるし、決して阿呆なだけでは無いのだが、どこか複雑な気分にはなる」
いや、実力は確かだと評価してるし、決して阿呆なだけでは無いのだが、どこか複雑な気分にはなる」
「なるほど~。……知ってましたけどね」
「………」
「……話す事が無ければ無理に話題を作らなくてもいいんだぞ?」
「まあ、これはいわゆる楽屋トークみたいなものですので。
そうそう、意外と長くなったようなので一旦ここで切るみたいだね。
続きは~……予告通り今週中に上げられればいいかな?」
そうそう、意外と長くなったようなので一旦ここで切るみたいだね。
続きは~……予告通り今週中に上げられればいいかな?」
「……どこに向かって話している」
「こちらの事ですのでお気になさらず」