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ポケモンバンク(Pokémon Bank)
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- 概要
- 『ポケットモンスター X・Y』
- 『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』
- 『ポケットモンスター サン・ムーン』
- 『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』
- 『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』
- 『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』
- バーチャルコンソール版『赤・緑・青・ピカチュウ』
- バーチャルコンソール版『金・銀・クリスタル』
- 基本情報
- どんなサービスだったのか
- ポケモンコレクションの整理
- 別バージョンへのポケモン移動
- 世代をまたいだポケモンの移動
- ソフト紛失時のポケモン保存
- 大量の育成済みポケモンの管理
- アズサ
- ポケモンボックスとの関係
- ポケムーバーとは
- 『ブラック』
- 『ホワイト』
- 『ブラック2』
- 『ホワイト2』
- VC版『赤』
- VC版『緑』
- VC版『青』
- VC版『ピカチュウ』
- VC版『金』
- VC版『銀』
- VC版『クリスタル』
- 第3世代からポケモンバンクまで
- X・Yとの関係
- サン・ムーンとの関係
- 第6世代から送られたポケモン
- ブラック・ホワイト世代から送られたポケモン
- VC版第1世代・第2世代から送られたポケモン
- サービス終了後、X・Yやサン・ムーンはどうなる?
- Pokémon HOMEとの関係
- ポケモンバンクからHOMEへの送り方
- 3DS本体がなくても移動できる場合
- 道具は送れない
- 過去作のリボンはどうなる?
- コンテストリボン
- バトルタワー系リボン
- XD産ポケモンのリボン
- ナショナルリボン
- アースリボン
- リボンマスターとポケモンバンク終了
- XD・コロシアム産
- GBA産
- DS産
- 古いイベント配布
- 多数のリボンを持つ個体
- 思い入れのある旅パ
- 改造ポケモンの扱い
- 「改造」と「合法データ」は同じ意味ではない
- バグポケモンの扱い
- 2023年の無料化
- ポケモンバンク
- ポケムーバー
- 2027年サービス終了
- 終了すると何が失われる?
- 昔のポケモンは消える?
- 終了前に確認しておきたいポケモン
- ポケモンバンク内に残っている個体
- X・Yの個体
- ORASの個体
- サン・ムーンの個体
- USUMの個体
- ブラック・ホワイト世代の個体
- VC版第1・第2世代の個体
- GBAから長年連れてきた個体
- XD・コロシアム産
- 古い配布ポケモン
- 色違い
- リボン多数所持個体
- 思い出の旅パ
- オフライン版ポケモンバンクは出るのか?
- 3DS本体やSDカードへポケモンを保存
- 複数ゲーム間のローカル倉庫として動作
- クラウド認証を不要にする
- バンクのオンラインボックスをローカル保存へ変更
- ポケムーバーとの通信方式を変更
- 新しい移行手段が登場する可能性
- 新しい移行専用アプリ
- HOME側から直接3DSを認識
- ローカル通信を利用した転送
- 将来の復刻版からHOMEへ直接対応
- ポケモンバンク終了の意味
- ポケモンバンク終了前のチェックリスト
- ポケモンバンク内のボックスを確認する
- X・Yに残したポケモンを確認する
- ORASに残したポケモンを確認する
- サン・ムーンに残したポケモンを確認する
- USUMに残したポケモンを確認する
- ポケムーバーから送る予定のBW・BW2個体を確認する
- VC版第1・第2世代の個体を確認する
- XD・コロシアム産を確認する
- 古い配布ポケモンを確認する
- リボン所持個体を確認する
- 色違い・思い出の旅パを確認する
- HOMEへ送る個体を決める
- HOMEプレミアムプランを準備する
- 2027年2月26日12:00より十分前に移動を完了する
- 注意
- 関連項目
概要
『ポケモンバンク(Pokémon Bank)』**とは、ニンテンドー3DS向けに配信された『ポケットモンスター』シリーズ用のオンラインストレージサービスである。
『ポケットモンスター X・Y』世代から導入され、対応するポケモンをインターネット上の専用ボックスへ預けたり、別の対応ソフトへ引き出したりできる。
最大の特徴は、単なる『X・Y』用倉庫ではなく、ポケムーバーなどを組み合わせることで過去世代のポケモンを新しい世代へ引き継ぐための「世代間の橋」として機能してきた点である。
最終的には、
『ポケットモンスター X・Y』
『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』
との直接連携に対応した。
さらにポケムーバーを利用することで、
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』
『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』
バーチャルコンソール版『赤・緑・青・ピカチュウ』
バーチャルコンソール版『金・銀・クリスタル』
からポケモンを送り込むことができた。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
また、第3世代以前から長期間ポケモンを引き継いできたプレイヤーにとっては、『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』などで入手した個体を現行世代へつなげる経路の一部でもある。
2026年8月13日、株式会社ポケモンと任天堂は2027年2月26日(金)12:00をもって『ポケモンバンク』のサービスを終了すると正式発表した。
同時に『ポケモンバンク』からPokémon HOMEへの「ひっこし」機能も終了する。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
これにより、約13年間にわたって旧世代と新世代を結んできた公式オンラインサービスは大きな節目を迎える。
基本情報
| 項目 | 内容 |
| 名称 | ポケモンバンク |
| 英語名 | Pokémon Bank |
| ジャンル | ユーティリティ |
| 対応機種 | ニンテンドー3DSシリーズ |
| プレイ人数 | 1人 |
| 通信 | インターネット |
| 配信開始日 | 2013年12月25日 |
| 発売 | 株式会社ポケモン |
| 販売 | 任天堂株式会社 |
| 制作 | 株式会社ゲームフリーク |
| 当初の年間利用料 | 500円(税込) |
| 保存可能数 | 最大3,000匹 |
| サービス無償化 | 2023年3月28日 |
| 新規ダウンロード終了 | 2023年3月28日 |
| サービス終了予定 | 2027年2月26日 12:00 |
| 関連ソフト | ポケムーバー、Pokémon HOME |
公式の商品情報では、配信開始日は2013年12月25日、対応機種はニンテンドー3DS、制作はゲームフリーク、年間利用料は500円(税込)とされている。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
どんなサービスだったのか
『ポケモンバンク』は、対応する3DS版『ポケットモンスター』とインターネット上の専用ストレージを接続するサービスである。
30匹収納可能なボックスを100個使用でき、最大3,000匹のポケモンを保存できる。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
ゲームカートリッジやダウンロード版のセーブデータとは別のオンライン領域へポケモンを保存するため、
ポケモンコレクションの整理
別バージョンへのポケモン移動
世代をまたいだポケモンの移動
ソフト紛失時のポケモン保存
大量の育成済みポケモンの管理
などに利用された。
後のアップデートでは、複数ソフトの図鑑データをまとめて確認できる「ポケモン図鑑」や、それぞれのソフトで捕まえたポケモン数などを確認できる「冒険の記録」も追加された。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
アズサ
『ポケモンバンク』の画面に登場する女性キャラクターはアズサである。
英語名はBrigette。
アズサは『ポケモンバンク』だけの新キャラクターではなく、ゲームキューブ用ソフト『ポケモンボックス ルビー&サファイア』にも登場していた人物である。
ホウエン地方のポケモン預かりシステム管理者マユミの姉にあたり、『ポケモンボックス ルビー&サファイア』では大量のポケモンを保管できるシステムを管理していた。
『ポケモンバンク』でも管理役として再登場し、設定上はポケモンバンクのシステム開発者でもある。(Bulbapedia)
そのため、
『ポケモンボックス ルビー&サファイア』
↓
『ポケモンバンク』
↓
『Pokémon HOME』
↓
『ポケモンバンク』
↓
『Pokémon HOME』
というシリーズの大規模ポケモン保管サービスの歴史を見るうえでも重要な人物である。
『Pokémon HOME』では管理役がグラン・オークへ交代している。
ポケモンボックスとの関係
『ポケモンバンク』以前にも、大量のポケモンを保存する目的のソフトとして『ポケモンボックス ルビー&サファイア』が存在した。
同作でもアズサが管理役を務めており、最大1,500匹を保存できる大規模なポケモン保管システムだった。(Bulbapedia)
『ポケモンバンク』では保存数が3,000匹へ増加し、さらにインターネット上に保存するクラウド型サービスへ発展した。
ポケムーバーとは
『ポケムーバー(Poké Transporter)』**は、旧世代のポケモンを『ポケモンバンク』へ送り込むための補助ソフト。
『ポケモンバンク』単体では直接接続できないソフトからポケモンを転送する役割を持つ。
対応ソフトは、
『ブラック』
『ホワイト』
『ブラック2』
『ホワイト2』
VC版『赤』
VC版『緑』
VC版『青』
VC版『ピカチュウ』
VC版『金』
VC版『銀』
VC版『クリスタル』
である。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
ポケムーバーから送ったポケモンは「転送ボックス」を経由してポケモンバンクへ移動する。
重要なのは一方通行であること。
一度ポケムーバーでポケモンバンクへ送ったポケモンは、元の『ブラック・ホワイト』などへ戻すことはできない。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
第3世代からポケモンバンクまで
『ポケモンバンク』は第3世代ゲームを直接読み込むことはできない。
例えば『ポケモンXD』で捕獲・リライブしたポケモンを現在まで連れて行く場合、歴代作品を経由する必要がある。
代表的な経路は、
『ポケモンコロシアム/XD』
↓
『ルビー・サファイア・エメラルド・ファイアレッド・リーフグリーン』
↓
『ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー』
↓
『ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』
↓
『ポケムーバー』
↓
『ポケモンバンク』
↓
『Pokémon HOME』
↓
『ルビー・サファイア・エメラルド・ファイアレッド・リーフグリーン』
↓
『ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー』
↓
『ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』
↓
『ポケムーバー』
↓
『ポケモンバンク』
↓
『Pokémon HOME』
となる。
これによって、2000年代前半のゲームキューブ・GBA時代に入手したポケモンを、世代を越えて現代の作品まで連れてくることができた。
X・Yとの関係
『ポケモンバンク』はもともと『ポケットモンスター X・Y』世代とともに登場したサービスである。
『X・Y』『オメガルビー・アルファサファイア』では、ポケモンバンクからポケモンを預けたり引き出したりできる。
しかし第7世代との互換性には重要な制約がある。
『X・Y』『ORAS』
↓
ポケモンバンク
↓
『サン・ムーン』『USUM』
↓
ポケモンバンク
↓
『サン・ムーン』『USUM』
という移動は可能だが、一度でも第7世代へ引き出したポケモンは『X・Y』『ORAS』へ戻せない。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
つまり第6世代から第7世代への移動は事実上の世代移行となる。
サン・ムーンとの関係
『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』もポケモンバンクに直接対応している。
第7世代では、
第6世代から送られたポケモン
ブラック・ホワイト世代から送られたポケモン
VC版第1世代・第2世代から送られたポケモン
などを受け取ることができる。
特にVC版『赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀・クリスタル』から送ったポケモンは、第6世代では引き出せず、第7世代のみで引き出せる。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
サービス終了後、X・Yやサン・ムーンはどうなる?
『ポケモンバンク』終了によって『X・Y』『サン・ムーン』そのものがプレイ不能になるわけではない。
3DSソフトの通常のオフライン部分は引き続き遊べる。
ただし2027年2月26日の終了後は、少なくとも公式発表上、
ポケモンバンクを利用したポケモン移動ができなくなる。
そのため、
『X・Y』
↓
バンク
↓
HOME
↓
バンク
↓
HOME
『サン・ムーン』
↓
バンク
↓
HOME
↓
バンク
↓
HOME
という公式移行経路も失われる。
特に第6世代・第7世代で大切な個体を保管しており、将来的にSwitch以降の作品でも使用したい場合は、終了前にHOMEへ移す必要がある。
一方、3DS側に残すことを選んだポケモンは、そのゲーム内で引き続き使用できる。
つまり2027年以降は、
3DS世界に残す
または
Pokémon HOME以降へ進ませる
または
Pokémon HOME以降へ進ませる
という判断が非常に重要になる。
Pokémon HOMEとの関係
2020年に登場したPokémon HOMEは、『ポケモンバンク』の後継に近い役割を持つクラウドサービス。
現在はポケモンバンクからHOMEへポケモンを移すことができる。
ただしこの移動も一方通行である。
HOME → ポケモンバンク
へ戻すことはできない。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
また、ポケモンバンクからHOMEへ移すにはHOMEのプレミアムプラン加入が必要である。Nintendo Switch Onlineへの加入は不要。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
ポケモンバンクからHOMEへの送り方
Nintendo Switch版HOMEを利用する場合は、おおまかに以下の手順となる。
- 『Pokémon HOME』を起動
- 「ひっこし」を選択
- 「ひっこしをはじめる」を選択
- 「じゅんびOK」を選択
- 3DSで『ポケモンバンク』を起動
- 「Pokémon HOMEへのひっこし」を選択
- 送りたいボックスを選択
- HOME側で「ひっこしパスワード」を表示
- そのパスワードをポケモンバンク側へ入力
- ひっこしを開始
公式ではSwitch版だけでなくスマートフォン版HOMEからも同様の操作を行える。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
一度HOMEへ移したポケモンはバンクへ戻せない。
3DS本体がなくても移動できる場合
条件を満たしていれば、3DS本体が手元になくてもHOME側からポケモンバンク内のポケモンをまとめて移す方法が用意されている。
使用していたニンテンドーネットワークIDが、Pokémon HOMEで使用するニンテンドーアカウントと適切に登録・連携されている必要がある。
この方法では、バンクに預けているすべてのポケモンがHOMEへ送られる。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
道具は送れない
ポケモンに道具を持たせたままバンクへ預けることはできない。
通常はポケモンだけが移動し、道具は元のゲーム側へ残される。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
これはポケムーバーを使用する場合も同様。
そのため、
「昔のゲーム限定の道具も一緒にHOMEへ保存する」
という使い方はできない。
過去作のリボンはどうなる?
ポケモンバンク終了で特に重要になるのが、リボンを集めてきたポケモンである。
第3世代以降、多くのリボン情報はポケモン自身のデータとして世代を越えて引き継がれてきた。
チャンプリボンなどのリーグ系リボンは後世代へ転送しても保持される。(Bulbapedia)
ただし、すべての古いリボンが昔とまったく同じ個別表示で残るわけではない。
コンテストリボン
第3世代・第4世代では、コンテストのランクや部門ごとに多数のリボンが存在した。
これらは第5世代までは個別に保持されるが、第6世代へ移動すると古いコンテスト系リボンがまとめられ、
おもいでコンテストリボン(Contest Memory Ribbon)
へ統合される。(Bulbapedia)
つまり、古いリボンの履歴が完全に消滅するわけではないものの、現行世代では「昔取得した複数のコンテストリボンをまとめて記録したリボン」として扱われる。
バトルタワー系リボン
第3・第4世代のバトルタワー系リボンも同様。
第5世代まではそれぞれ保持されるが、第6世代へ移した時点で、
おもいでバトルリボン(Battle Memory Ribbon)
へ統合される。(Bulbapedia)
第6世代以降に登場したバトルハウス、バトルツリーなどのリボンについては個別に保持される。
XD産ポケモンのリボン
『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD』産のポケモンには、現在では非常に珍しいリボンを付けられる。
代表的なものが、
ナショナルリボン
アースリボン
アースリボン
である。
ナショナルリボン
ナショナルリボンは、『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD』でダークポケモンをリライブした際に付与されるリボン。
後世代でも独立したリボンとして保持され、第9世代までデータが存在している。(Bulbapedia)
つまり、2000年代にXDで捕まえてリライブした個体を、
XD
↓
GBA
↓
DS
↓
BW
↓
ポケムーバー
↓
ポケモンバンク
↓
Pokémon HOME
↓
GBA
↓
DS
↓
BW
↓
ポケムーバー
↓
ポケモンバンク
↓
Pokémon HOME
と運んできた場合、そのナショナルリボンを現代まで残すことができる。
古参個体の出自を証明する非常に特徴的な情報である。
アースリボン
アースリボンは、『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD』の「バトル山」で100人抜きを達成することで獲得できるリボン。
こちらも後世代へ引き継がれ、第9世代にもデータが存在する。(Bulbapedia)
ナショナルリボンとアースリボンは古いコンテストリボンのようにメモリーリボンへ統合されず、独立したリボンとして残る。
そのためXD産のリボン個体は、ポケモンバンク終了前にHOMEへ移しておく価値が特に高い。
リボンマスターとポケモンバンク終了
長期間にわたって複数世代のリボンを集める遊び方は、海外を中心に「Ribbon Master」と呼ばれることがある。
この遊びでは、
第3世代
↓
第4世代
↓
第5世代
↓
第6世代
↓
第7世代
↓
HOME
↓
第8・第9世代
↓
第4世代
↓
第5世代
↓
第6世代
↓
第7世代
↓
HOME
↓
第8・第9世代
のように同じ個体を何世代にもわたって移動させる。
2027年のバンク終了によって、正規ルートで第5~7世代からHOMEへ移動できる期間には明確な期限が設定されたことになる。
特に、
XD・コロシアム産
GBA産
DS産
古いイベント配布
多数のリボンを持つ個体
思い入れのある旅パ
などを保存している場合は注意が必要。
改造ポケモンの扱い
公式では、不正な方法で作られたポケモンはポケモンバンク・ポケムーバーを使用して預けたり引き出したりできない場合があると案内している。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
また株式会社ポケモンは、不正改造データについて、ゲームやアプリの動作へ問題を引き起こす可能性があるとしており、交換などで他ユーザーに迷惑をかけたり運用上不適切と判断された利用者に対して制限などの対応を行う場合がある。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
したがって、
「バンクを通過できた=公式に正規個体として認定された」
とは考えない方がよい。
チェック機能は存在するが、すべての不正データを完全に判別できるという意味ではない。
「改造」と「合法データ」は同じ意味ではない
ポケモンコミュニティでは、
Legitimate
Legal
Legal
が区別されることがある。
Legitimateは通常プレイや公式配布など、本来意図された方法で実際に入手された個体。
Legalは、現在のデータだけを見た場合に「通常プレイで存在し得る値になっている個体」。
このため、第三者ツールで作成された個体でも、データだけ見れば通常入手可能な範囲に収まっている場合がある。
ただしこれはファンコミュニティ上のデータ分類であり、改造による作成が公式に許可されているという意味ではない。(Bulbapedia)
バグポケモンの扱い
MissingNo.など、本来ゲーム内で正式なポケモンとして設定されていないバグポケモンは注意が必要。
バグやデータ破損によって正常なポケモンデータとして扱えない場合、「Bad Egg」などの異常データとして扱われる場合もある。
Bad Eggはチェックサムの不一致などによって発生し、データ破損だけでなく外部改変によって発生する場合もある。(Bulbapedia)
こうした異常データを無理に世代間移動させることは推奨されない。
2023年の無料化
ポケモンバンクは当初、年間500円(税込)の有料サービスだった。
ニンテンドー3DSのニンテンドーeショップ終了に伴い、2023年3月28日から利用料が無料となった。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
同時に、
ポケモンバンク
ポケムーバー
の新規ダウンロードも終了した。
そのため現在は、eショップ終了以前にソフトをダウンロードしていたユーザーのみ利用可能となっている。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
2027年サービス終了
2026年8月13日、公式サイトでサービス終了日が正式発表された。
2027年2月26日(金)12:00
をもってポケモンバンクはサービス終了となる。
さらに重要なのが、
ポケモンバンク → Pokémon HOME
のひっこし機能も同じ日時で終了すること。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
公式はバンク内のポケモンを引き継ぎたいユーザーに対し、終了前にHOMEへ送り出すよう案内している。
終了すると何が失われる?
大きな影響は、古いポケモン作品から現行世代へ続いていた公式転送経路が途切れることである。
現在までの代表的な経路は、
第3世代
↓
第4世代
↓
第5世代
↓
ポケムーバー
↓
ポケモンバンク
↓
Pokémon HOME
↓
第4世代
↓
第5世代
↓
ポケムーバー
↓
ポケモンバンク
↓
Pokémon HOME
となっている。
ポケモンバンクが終了すると、少なくとも現在発表されている公式仕様では、
第5~第7世代からPokémon HOMEへ移す公式の橋がなくなる。
その結果、GBA・ゲームキューブ・DS・3DS時代から長期間引き継がれてきたポケモンを、新しいゲームへ移せなくなる。
昔のポケモンは消える?
3DSソフト内に保存しているポケモンがサービス終了によって自動的に消えるわけではない。
例えば『X・Y』のボックスにいるポケモンは、そのセーブデータ内に残る。
問題になるのはオンライン上のポケモンバンクに預けっぱなしのポケモン。
公式は「引き継ぎたい場合は終了前にPokémon HOMEへ送り出してください」と案内している。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
そのため、大切な個体をバンクだけに置いたまま終了日を迎えるのは避けた方がよい。
終了前に確認しておきたいポケモン
特に確認しておきたいのは、
ポケモンバンク内に残っている個体
X・Yの個体
ORASの個体
サン・ムーンの個体
USUMの個体
ブラック・ホワイト世代の個体
VC版第1・第2世代の個体
GBAから長年連れてきた個体
XD・コロシアム産
古い配布ポケモン
色違い
リボン多数所持個体
思い出の旅パ
など。
現行世代へ残したい個体については、期限までにHOMEへの移動を検討したい。
オフライン版ポケモンバンクは出るのか?
ここからは公式発表ではなく予測。
2026年8月現在、任天堂・株式会社ポケモンから「オフライン版ポケモンバンクを提供する」という発表は確認されていない。
現在のポケモンバンクは公式説明でも、
「インターネット上の自分専用のボックス」
を使用するクラウド型サービスである。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
そのため単純にサーバーを停止しても、現在と同じ仕組みをオフラインで維持することはできない。
仮にオフライン版を実現するなら、
3DS本体やSDカードへポケモンを保存
複数ゲーム間のローカル倉庫として動作
クラウド認証を不要にする
バンクのオンラインボックスをローカル保存へ変更
ポケムーバーとの通信方式を変更
など、かなり大きな仕様変更が必要になると考えられる。
したがって、現在のポケモンバンクをそのままオフライン化する可能性は高いとは言いにくい。
一方で、歴代ポケモンの保存という文化的価値を考えると、
「3DS世代までのポケモンを本体内で整理するだけの最終アップデート」
のような仕組みを望む声が出ることは十分考えられる。
ただしこれはあくまで要望・予測であり、現時点では公式情報ではない。
新しい移行手段が登場する可能性
もう一つ考えられるのが、ポケモンバンクそのものを残すのではなく、別方式による旧世代救済。
例えば理論上は、
新しい移行専用アプリ
HOME側から直接3DSを認識
ローカル通信を利用した転送
将来の復刻版からHOMEへ直接対応
などの方式も考えられる。
しかし2026年8月現在、公式が発表している内容は、
2027年2月26日でポケモンバンクとHOMEへのひっこしを終了する
というものだけである。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
したがって「そのうち別の救済方法が来るだろう」と考えてポケモンを放置するのは危険。
ポケモンバンク終了の意味
ポケモンバンクは単なるオンライン倉庫ではなかった。
20年以上前のゲームで捕まえたポケモンを、
ゲームキューブ
↓
GBA
↓
DS
↓
3DS
↓
Nintendo Switch
↓
GBA
↓
DS
↓
3DS
↓
Nintendo Switch
と世代を越えて連れていくための重要な中継地点だった。
例えば『ポケモンXD』でリライブしたポケモンについたナショナルリボンは、第9世代までデータとして残る。(Bulbapedia)
つまり1匹のポケモンのデータそのものが、2000年代から2020年代まで続くプレイヤーのゲーム履歴になる。
ポケモンバンク終了は、その長大な移動経路の一部が公式に閉鎖される出来事でもある。
ポケモンバンク終了前のチェックリスト
ポケモンバンク内のボックスを確認する
X・Yに残したポケモンを確認する
ORASに残したポケモンを確認する
サン・ムーンに残したポケモンを確認する
USUMに残したポケモンを確認する
ポケムーバーから送る予定のBW・BW2個体を確認する
VC版第1・第2世代の個体を確認する
XD・コロシアム産を確認する
古い配布ポケモンを確認する
リボン所持個体を確認する
色違い・思い出の旅パを確認する
HOMEへ送る個体を決める
HOMEプレミアムプランを準備する
2027年2月26日12:00より十分前に移動を完了する
注意
『Pokémon HOME』へ送ったポケモンを『ポケモンバンク』へ戻すことはできない。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
第6世代から第7世代へ移したポケモンも、第6世代へ戻せない。(ポケットモンスターオフィシャルサイト)
そのため、古いゲーム内にもポケモンを残して遊びたい場合は、どの個体を移すか慎重に判断する必要がある。









