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DuckDuckGo
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kemonowikii
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概要
DuckDuckGo(ダックダックゴー)**
とは、利用者のプライバシー保護を重視した検索エンジンおよびインターネット関連サービスである。
2008年にサービスを開始し、Googleなどの大手検索エンジンとは異なり、利用者ごとの検索履歴を追跡して広告用プロフィールを作成しないことを主要な特徴としている。
一般的なウェブ検索のほか、画像検索、動画検索、ニュース検索などにも対応している。
検索結果はDuckDuckGoのみが独自に収集した情報だけで構成されているわけではなく、複数の情報源を組み合わせている。
通常のウェブページへのリンクや画像についてはBing由来の結果が多く、これにDuckDuckBotによる独自クロール、独自インデックス、Wikipediaなど各種情報源から得られた情報を組み合わせて検索結果を生成している。
目次
DuckDuckGoとは
DuckDuckGoは、2008年9月25日に公開された検索エンジンである。
創業者はGabriel Weinbergであり、現在も独立企業として運営されている。
Googleやその他の大手企業に所有されている検索エンジンではなく、Duck Duck Go, Inc.が運営している。
当初は検索エンジンとして開始されたが、その後はウェブブラウザ、ブラウザ拡張機能、メール保護機能、AI関連機能などにもサービスを拡大している。
特徴
検索履歴を追跡しない
DuckDuckGo最大の特徴は、利用者ごとの検索履歴を追跡しないことである。
DuckDuckGo公式は「We don’t track you.」をプライバシーポリシーの基本方針として掲げている。
検索履歴をユーザー個人と関連付けて保存し、利用者ごとの検索プロフィールを構築する方式を採用していない。
また、DuckDuckGoと利用者の通信は暗号化される。
パーソナライズを抑えた検索
一般的な検索サービスでは、過去の検索履歴やユーザー情報などによって検索結果が変化する場合がある。
DuckDuckGoでは個人の検索履歴を利用した検索結果のパーソナライズを行わない。
そのため、利用者によって大きく検索結果が変化する「フィルターバブル」を抑えたい場合にも利用される。
検索結果の仕組み
DuckDuckGoは完全な独自インデックス型検索エンジンではなく、複数の情報源を組み合わせて検索結果を提供している。
公式によると、一般的なウェブページへのリンクや画像検索結果の多くはBingから取得している。
一方でDuckDuckGo独自のクローラーである「DuckDuckBot」も運用されており、独自インデックスも保持している。
また、Instant Answersと呼ばれる即時回答機能ではWikipediaなどの外部情報源も利用される。
概念的には、
Bing ───────┐
DuckDuckBot ──┤
独自インデックス ─┤
Wikipedia等 ───┤
↓
DuckDuckGo
↓
検索結果
DuckDuckBot ──┤
独自インデックス ─┤
Wikipedia等 ───┤
↓
DuckDuckGo
↓
検索結果
という構造になっている。
Bingとの関係
DuckDuckGoの検索結果、とくに通常のウェブ検索リンクや画像検索の多くはBingから取得されている。
そのため、Bing側でウェブページがインデックスされることで、DuckDuckGoの検索結果にも反映される場合がある。
DuckDuckGo自身も、通常検索結果の削除を希望する場合には、まずBing側へ削除申請する必要がある場合があると説明している。
ただしDuckDuckGoはMicrosoftやBingそのものではなく、独立した企業によって運営されている。
Googleとの違い
DuckDuckGoはGoogle検索の検索結果を直接利用していない。
DuckDuckGo公式も、Googleとの検索結果提供に関する提携関係はないと説明している。
一方でYouTubeなどGoogleが運営するサービス由来のコンテンツが、間接的な情報源を通じて検索結果に表示される場合はある。
Google検索では利用者ごとの検索履歴や各種情報を利用したパーソナライズが行われる場合がある。
DuckDuckGoは検索履歴を利用したユーザープロファイルを作成しないため、この点が大きな違いとなる。
画像検索
DuckDuckGoには画像検索機能が存在する。
画像検索結果の多くについてもBing由来の情報が使用されている。
Google画像検索とは検索インデックスやランキング、フィルタリング方式などが異なるため、同じキーワードでも表示される画像が大きく異なる場合がある。
Google画像検索では表示されない画像がDuckDuckGoでは表示される場合や、その逆も存在する。
そのため、一つの検索エンジンだけで目的の画像を発見できない場合に、別の画像検索エンジンとしてDuckDuckGoを利用する方法もある。
DuckDuckBot
DuckDuckBotとは、DuckDuckGoが運用しているウェブクローラーである。
ウェブ上の情報を収集し、DuckDuckGo独自の検索機能やインデックス構築などに利用される。
DuckDuckGoはBingなど外部情報源だけに完全依存しているわけではなく、独自クローラーと独自インデックスも利用している。
SearXNGとの違い
DuckDuckGoとSearXNGは、どちらもGoogle以外の検索手段として利用されることがある。
ただし仕組みは大きく異なる。
DuckDuckGoは一つの検索サービスとして運営されている。
一方、SearXNGは複数の検索エンジンから結果を取得して統合表示するメタ検索エンジンである。
DuckDuckGo
↓
検索結果
↓
検索結果
に対して、
DuckDuckGo ─┐
Bing ──────┤
Brave Search ─┤
その他 ─────┤
↓
SearXNG
↓
検索結果
Bing ──────┤
Brave Search ─┤
その他 ─────┤
↓
SearXNG
↓
検索結果
という違いがある。
SearXNGではDuckDuckGo自体を検索元の一つとして利用することもできる。
Brave Searchとの違い
Brave Searchは独自の検索インデックスを重視している検索エンジンである。
DuckDuckGoはBingなど複数の情報源を組み合わせる方式を採用しているため、検索結果の生成方法が異なる。
そのためDuckDuckGo、Brave Search、Bingなどを併用することで、一つの検索エンジンでは発見しにくいウェブページを探せる場合がある。
プライバシー
DuckDuckGoは検索履歴をユーザー個人と関連付けて保存しないことを主要な特徴としている。
外部の検索パートナーへ検索要求を送信する場合も、DuckDuckGoのサーバーを経由することで、利用者のIPアドレスなどの識別情報が検索パートナーへ直接送られないようにしている。
ただしDuckDuckGoを使用しただけで、インターネット上で完全な匿名状態になるわけではない。
検索結果から外部サイトへアクセスすれば、その外部サイトとの通信は通常通り発生する。
DuckDuckGoブラウザ
DuckDuckGoは検索エンジンだけでなく、独自のウェブブラウザも提供している。
Windows、macOS、iPhone、iPad、Androidなどで利用できる。
DuckDuckGoブラウザには検索機能だけでなく、広告トラッカーやCookieなどによる追跡を抑制する機能も組み込まれている。
そのため現在のDuckDuckGoは、単なる検索エンジンというより、プライバシー保護を中心としたインターネット利用環境全体を提供するサービスへ拡大している。
ローカル検索との違い
DuckDuckGoはローカルPCだけで検索処理を完結させる検索エンジンではない。
DuckDuckGoで検索すると、インターネットを通じてDuckDuckGoのサーバーへ検索要求が送信される。
そのため、
DuckDuckGo = オンライン検索エンジン
であり、
ローカル検索 = PC内部に保存されたデータや独自インデックスのみを検索
とは異なる。
ただしローカルLLMとDuckDuckGoを組み合わせることは可能である。
ローカルLLMとの組み合わせ
DuckDuckGoの検索結果をローカルLLMから利用することで、インターネット検索機能を備えたAI環境を構築できる。
概念的には、
利用者
↓
ローカルLLM
↓
DuckDuckGo
↓
Web検索
↓
検索結果
↓
ローカルLLM
↓
回答生成
↓
ローカルLLM
↓
DuckDuckGo
↓
Web検索
↓
検索結果
↓
ローカルLLM
↓
回答生成
となる。
LLMによる文章生成や推論処理をローカルPCで行い、最新情報の取得部分だけDuckDuckGoを利用する構成である。
また、SearXNGを介してDuckDuckGoを利用する構成も可能である。
利用者
↓
ローカルLLM
↓
SearXNG
↓
DuckDuckGo / Bing / Brave Searchなど
↓
検索結果
↓
ローカルLLM
↓
ローカルLLM
↓
SearXNG
↓
DuckDuckGo / Bing / Brave Searchなど
↓
検索結果
↓
ローカルLLM
この構成では複数の検索エンジンを一つの検索バックエンドとして扱える。
SEOとの関係
DuckDuckGoの通常検索結果の多くはBing由来である。
そのためウェブサイト運営者にとっては、Google Search ConsoleだけでなくBing側へのインデックス登録やSEO対策もDuckDuckGoへの掲載に関係する場合がある。
Bing検索に正常にインデックスされたページが、DuckDuckGoの通常検索結果へ反映される可能性もある。
一方でDuckDuckGo独自のインデックスやその他の情報源も使用されるため、DuckDuckGoの検索結果が完全にBingと一致するわけではない。









