(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:FAKE TYPE.
予想レベル:10
予想レベル:10
地声最低音:mid1E(この時代はひめいを奏ですくいを求めていたの など)
地声最高音:hiA(突発的な泡沫なんて言わせない など超頻出)
裏声最高音:hiA(もう戻れないの)
地声最高音:hiA(突発的な泡沫なんて言わせない など超頻出)
裏声最高音:hiA(もう戻れないの)
予想歌唱範囲:2番サビ後半 〜 最後まで(突発的な泡沫なんて 〜 Hear my true voice)
Ado氏が歌唱するウタカタララバイの作詞作曲を担当したFAKE TYPE.のセルフカバーバージョン。Ado氏のものは既に鬼レンチャンにも登場しており、歌唱範囲が確定していることから本曲もそれに準じて予想する。
超高速メロディの中、まず出だしから地声hiAが連発し、大半の男性はここで脱落するだろう。音程自体は一直線であるため、出だしの低音以外を裏声で押し通せばここは突破できるかもしれない。しかし問題はその後だ。
hiA連発ゾーンを突破すればキー的な苦しさは減るが、その代わり音程がかなり難しくなる。最低音から跳躍するメロディが高速で何度も訪れ、不規則な階段へと移っていく。「邪魔しないでお願い」などの細かい音程にも注意が必要だ。裏声hiAもこのパートで登場するがもはや特筆するほどでもないだろう。
その後は番組内でも「鬼ムズゾーン」「激ムズ高低」と記されていた地獄のような音程がやってくる。ここでも地声hiAが連発するため到底歌えたものではない。1オクターブの往復が続くため一瞬の狂いが命取りとなる。
それさえ突破してもまだ安心できず、ラストまで地声hiAを交えた乱高下が続く。最後の最後で取りこぼして失敗・・・といったことが無いように。体力の消耗も尋常ではないため、息継ぎのタイミングなどをしっかり決め、速い曲調に惑わされないようにしよう。そもそも恐ろしいほどの言葉詰めがされているためリズムキープにも注意。
ここまで書いてきた通り常軌を逸した難易度を保有している本曲だが、唯一救いなのはhiAを上回る超高音が登場しないことだろうか。無論hiAがひたすら連発するため「hiAまでしか出せません」という人は歌えないと思われるが、音程を捉える能力、あるいは裏声の発声に著しく長けた挑戦者ならクリアできるかもしれない。