アスモデウス
登場作品:神採りアルケミーマイスター
解説
ユイドラ鉱脈に深層に潜む、凄まじい力を秘めた巨大な
魔神。
ソロモン七十二柱の一柱である
堕天使で、元の位階は熾天使。
七大罪の一つである色欲の大罪を司り、臭気だけで相手を色欲に狂わせてしまう。
長き時を生きている事もあり、幾何学・算術・天文学・工芸・力学をはじめ様々な知識を持っている。
多様な種族の者達を力ではなく人望で纏め、その仲間達と共に自身を倒した
ウィルを気に入り、
友好の証として自分を一時的に呼び出す事が可能な影詠の腕輪を授け、また彼の希望に従って古の知識である科学について教授する事となった。
一方その裏では色欲の象徴たる蠍の毒素を用いて
ウィルを情欲に狂わせよう企んでいたが、
エリザスレインと
メロディアーナによって事が発覚、
ウィル達と再び敵対する事となった。
かつて
天使であった頃、闇が存在してこそ光はより輝く事に気付き、その考えに基づいて自らの意志で堕天して光と相対する闇の存在となっており、
また堕天する時には
主から決して全力を出さぬ事、そして最後には必ず敗北する事を命じられてもいる。
長き時を経た今でも当時の覚悟を失ってはおらず、その誓いを守って
ウィル達との戦いに再度敗れた。
ウィルを気に入って惚れこんでいた事自体は嘘では無かったようであり、自分の生き方に敬意を払ってくれた彼に応え、今度は本当に力となる事を約束した。
また
ウィルを色欲に狂わせて操ろうとした裏には、彼を
ユイドラの地下深くに眠る
堕天使達の傀儡の主とし、
百年後に彼等が目覚めても、あくまでも人が率いているという構図にする事で
現神の介入を防ぐ狙いがあった。
結果としてはそれに気付いた
ウィルの協力を受けて
堕天使達を駆逐し、神々の介入という滅亡の運命を変える事も果たした。
雑感・考察
EXイベントにのみ登場するキャラなのでクリアするだけなら戦う必要は無い。
全力を出せれば相当強いと思われるが、
唯一神と交わした誓約から全力を出す事は無いという最強議論をする時に扱いに微妙に困る人。
また後の
ウァピュラの設定を考えると
ウィルに教授した科学知識は
現神の介入を招かない程度のものだったと思われる。
堕天使問題をどうにか解決して
現神の介入を避けようとしていた彼女が
現神に禁じられているレベルの知識を不用意にバラ撒くとは考え難い為。
ゲーム上ではレベルアップする事で「ソロモンの大罪魔神」、「大いなる色欲」、「理を覆す者」の称号を獲得可能。
百千で
魔神オセが自分よりも強い
ソロモン魔神の一人としてあげている「そこに居るだけで、周辺地域の生物を色香で狂わせるの」とは、おそらくアスモデウスの事だと思われる。
「近くにいる気配がする色魔」とも語られており、明確に名指しで関係性が語られてはいないが
色欲現象というおそらくアスモデウスの力の影響と思われる現象が作中で発生している。
最終更新:2024年11月07日 11:57