ポドロモス・ベルガメリ
登場作品:封緘のグラセスタ
解説
迎撃王サロの右腕として国内外に大きな影響力を持つ大物貴族。
貴族の中でも位の高い者しか所属できない迎撃院の筆頭でもあり、
サロ王に対する忠誠心も厚い、
迎撃都市グラセスタの重鎮。
代々豪商の血筋だが、街防衛の司令塔に就いたり、闘技場での戦いでも優秀な成績を収めるなど、武人としても優れた経歴を持つ。
魔物の討伐作戦では王の名代として危険な最前線で兵達に的確な指示を出したり、
激戦を生き残った者には多額の報酬を約束する事で士気を向上させるなど指揮官としても有能。
しかし
隷士や
抜闘士を見下し、相手の身分によって言動が激変するなど性格的には問題もあり、
読みが外れて
フルーレティに重要施設を破壊される失態を犯した時には
ジェダルに
魔族と通じた冤罪を被せて責任を取らせようとした。
その一件もあってか
ジェダルとの関係はあまり良いとは言えず、半ば嫌がらせの様な形で
黒の坑内の区画封鎖を指示し、彼等の探索の妨害をしたりもした。
私生活ではお気に入りの娼婦である
アルテライラを振り向かせようと様々な贈り物をしているようだが、上手くいってはいない。
サロ王からの信頼は厚く、彼自身からその身が
燐使に変質している事を教えられており、死の間際にもこれまでの忠節を認められている。
王位を賭けての決闘に勝利した
ジェダルが第二十八代国王となった後は
前王の遺言もあって彼を献身的に支える事となり、
黒の坑の最前線で戦う為に不在がちな
ジェダルに代わって政務や軍の指揮、
燐使の研究を一手に引き受けた。
レギとの決戦時には
グラセスタを襲撃する
燐使達の迎撃を担当し、
抜闘士や
藍鷹騎士団と共に街を守り抜いた。
雑感・考察
最終更新:2019年11月11日 03:02