イオ
登場作品:戦女神Ⅱ
解説
古神七魔神の一柱である、黄墟のイオと呼ばれる女神。
三神戦争時に
現神との覇権争いに敗れた月女神の末裔であり、その凄惨な時代を記憶する数少ない存在。
姉妹関係にある
リューシオンとは仲も良かったのだが、
古神の血を引く為に彼女と敵対する事になってしまった。
七魔神戦争において
現神と戦ったのは本心では無かったらしく、特に妹の
リューシオンと敵対した事を深く後悔している。
現神に敗れて西部封鎖地に封印されていたが、
ランジェリーによって解放された。
死者を蘇らせる力を持ち、その力で
メルキア帝国の
帝都インヴィティアに残念(未練)のある死者達を蘇らせて混乱させた。
また望まれず
不死者と化した者達を救済する闇の月を出現させる力も有しており、
メルキア帝国と
エディカーヌ帝国の戦いでは
エディカーヌ側が呼び出した
不死者達をその力で消し去った。
死者には安らかな眠りを与えるべきと考えているが、同時に生者と死者が共にいる世界を求めてもおり、矛盾する二つの行動を繰り返す二重人格者の様な状態にある。
その為か敵でありながらも時に
セリカ達を助けるような不可解な行動を見せる事もあった。
終わらぬ戦いに疲れて安らぎを求めており、最期は
セリカに
神核を託して消滅する事を選択し、消滅間際に妹である
リューシオンとの再会を果たして安らかにその生涯を終えた。
ラプシィアの正体に関しては気付いている素振りを見せたが、
セリカには多くを語らなかった。
雑感・考察
古神七魔神の中で唯一直接戦う機会が無い。
性格的に戦闘が得意なタイプでは無さそうだが、それでも本物の神様なので本気で戦ったら多分結構強いと思われる。
最終更新:2019年05月16日 01:57