セリカ・シルフィル
登場作品:戦女神Ⅰ、戦女神Ⅱ、幻燐の姫将軍Ⅱ、戦女神ZERO、戦女神VERITA、天秤のLa DEA。、
封緘のグラセスタ(ゲスト出演)、冥色の隷姫(戦闘ユニットとしてのみ)、
創刻のアテリアル(戦闘ユニットとしてのみ)、珊海王の円環(戦闘ユニットとしてのみ)
解説
嵐神バリハルトに仕える、正義感溢れる若き神官戦士。
卓越した
飛燕剣と魔法の腕から将来を期待されており、しばしば勇者とも呼ばれるが、そう呼ばれる事を好んではいない。
スティンルーラ人の巫女であった母は出産後に亡くなっており、幼少期に
バリハルトの神官戦士だった父もとある任務の中で戦死してしまっている。
神官戦士となった理由は志半ばで散った父の後を継ぐ為。
優秀な戦士ではあるが、例え魔物であっても必要以上の殺生は好まない甘いところもある。
私的な部分ではずぼらであり、食べたら食べっぱなし、脱いだら脱ぎっぱなしで片付けは適当。
また物欲に乏しく、戦いに必要な物や生活に最低限必要なもの以外を買ったりする事はあまりない。
廃都ノヒアにおいて自身の運命を大きく変える事となる
サティアと出会い、人の世から争いを失くすという夢を持つ者同士という事もあって互いに惹かれ合い結ばれた。
ウツロノウツワの邪気によって
神殿が狂気に侵されていく中においても理性を失わずに
サティアを信じて守ろうとしたが、
カヤの策に嵌ってしまい、
サティアに疑いを持ってしまった隙を
性魔術で突かれて正気を失ってしまった。
その後、性儀式で女神官達から奪った精気と
ウツロノウツワの力で
神格を授けられ、また今後使い続ける事になるシルフィル(風の息子を意味する)の姓も与えられた。
神殿の命令に従って
勅封の斜宮にて
女神アストライアとしての力を解放した
サティアと戦う事となり、その戦いの中で正気こそ取り戻したものの、
その身体は既に
ウツロノウツワと切り離せない状態になってしまっていた。
ウツロノウツワの浄化が果たされ、
サティアの手で死ぬなら本望だと死を受け入れたが、一人の女としてセリカを愛していた彼女は自らの身体を彼に託して救い消滅した。
なおこの時に融合できなかった一部が切り捨てられた為に記憶の一部を失う事になった。
女神の身体を得た後は消えた
サティアの魂を探す目的や
姉の無事の確認、そして
古神が必ずしも敵ではない事を
神殿に伝える為に
マクルへの帰還を目指す事となった。
道中では
ハイシェラや
得体の知れないものに狙われる一方、
アビルース達の様な協力者にも恵まれたが、旅の中で
アビルースを失った事や
カヤと死に別れた事、
また彼女の最後の言葉で
サティアの魂が既に存在しないと誤解した事で絶望して心が折れ、
ハイシェラに身体を譲り渡してしまった。
五十数年後に
オメール山の遺跡で目覚めて身体の主導権を
ハイシェラから取り戻したが、失った精気を回復させる為と世を混乱させない為にそのままオメール山に封印される事となった。
百二十年後に
得体の知れないものの接近によって封印から目覚める事となり、何故この場で眠っていたのかさえ分らぬまま逃走の末に
トライスメイルへと辿り着いた。
トライスメイルにおいて
白銀公からある程度の情報を教えられたが、真実は自分自身で確かめるべしと諭され、
記憶を取り戻す為に諸国を巡る事を決意、
旅商人シャマーラの護衛として彼女と共に
トライスメイルを後にした。
旅の中で自分を
神殺しと知りながらも協力してくれる者、
神殺しの存在を危険視する者、神の力を狙う者、様々な者達との出会いと交流を経た事で失われていた記憶の多くを取り戻し、
それによって
神殺しとしての自分を受け入れた事から邪神となった
アイドスを殺す事を決意、神と戦う力を得る為と
ハイシェラとの決着をつける為に彼女と戦い勝利し、
全ての力を託して消滅しようとした
ハイシェラを諌め、自らの剣に封じる事で彼女の力を得る事とした。
ハイシェラとの決着後、自分を慕う
使い魔達や
ルナ=クリア達の協力を受けて
アイドスの討伐を果たしたが、
自身の内にあった
アイドスの因子諸共、その存在を完全消滅させた負荷に
人間の魂は耐え切れず、記憶と感情の大半を再び失って昏睡状態となった。
その後、
ルナ=クリアの癒やしによって意識は取り戻したが、失われた記憶や感情の大半は戻らなかった。
それでも心に残った
サティアと交わした生き続けるという約束を守る為、長き旅に身を投じていく事となった。
レウィニアに帰還した後は館で平穏な暮らしをしていたが、
水の巫女に依頼された
レウィニア国内に存在する封鎖地の調査を始まりとして、
古神七魔神との戦いに関与する事となった。
七魔神を追って中原諸国を奔走する中、
世界樹イラストリアスの戦いにおいて本性を表わした
ラプシィアに敗れてしまい、
辛うじて仲間達を逃がす事には成功したが、自身は
ラプシィアに捕らえられて幽閉されてしまった。
幽閉当初は生死に関わる程に力を失っていたが、
イオから
性魔術で精気を与えられた事で辛うじて命を繋ぎ、後に仲間達によって救出された。
しかし敗北および幽閉時に失った力は大きく、しばらくの間は館での養生を強いられる事となった。
その後、
ラヴィーヌとの契約や
レシェンテの
使徒化、
イオや
エンプレスの
神核を手に入れる事で力を取り戻し、
また決戦の場となった
ランジェリーの封鎖地にて失われていた過去の記憶も取り戻す事となり、
ラプシィアとの決着をつけた。
ラプシィアを倒した後は再び
レウィニアの屋敷に帰還し、
使徒達との平穏な暮らしに戻った。
失われていた過去の記憶を思い出した為か感情も取り戻しつつある様子。
雑感・考察
古神の肉体を持つ事や多くの戦闘経験により間違いなくシリーズ屈指の強キャラ。
ただし強敵との戦いなどによって力を使い果たし、弱体化している期間も多い。
シリーズのいつの時代が一番強いのかとしばしば話題になったりもするのだが、おそらくは
使徒が五人存在し、
イオから
神核を託されたりもしている戦女神Ⅱ終盤が一番強いと思われる。
クリアに必須のイベントでは無いが戦女神Ⅱで
ハイシェラとの戦いに勝利した場合、彼女から
アラケール戦時の力を超えていると評価される描写も存在する。
冥色や珊海では特にイベントが存在しない戦闘ユニットとしてのみの登場だが、この時代のこの場所を放浪している可能性は一応あるかもしれない。
習得スキル
シリーズ全体で見ると必殺技として
飛燕剣、魔術は電撃・吸収・召喚系を習得する事が多い。
戦女神Ⅰのみ習得する魔術の属性が多岐にわたり、後の作品で
神聖魔術に分類される魔術も習得する。
VERITAでは
サティア衣装限定で久々に治癒系が使用可能となった他、戦意系も使用できる。
これら普段は使えない事が多い系統の魔術に関しては今現在の設定上本当に使えるのかは謎。
必殺・飛燕
必殺・魔剣
支配力操作
英雄の結界 |
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隠密 |
|
雲隠れの隠密 |
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忍び歩き |
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神格の結界 |
|
戦士の結界 |
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その他必殺技
威圧の死悲鳴 |
戦女神VERITAで敵として登場した時に使用。 |
狂暴化 |
戦女神VERITAで敵として登場した時に使用。 |
牽制攻撃 |
戦女神VERITAで敵として登場した時に使用。 |
二段突き |
創刻で使用可能。 |
女神化 |
封緘で敵として登場した時に使用。 |
魔術・電撃
魔術・吸収
魔術・召喚、招聘
魔術・強化
魔術・治癒
魔術・火炎
魔術・冷却
魔術・地脈
魔術・神聖
魔術・暗黒
魔術・戦意
最終更新:2025年06月09日 21:04