ラプシィア・ルン
登場作品:戦女神Ⅱ、戦女神ZERO、戦女神VERITA
解説
アストライアが自らの身体を
セリカに託した時に残された、記憶や力の一部。
生まれたばかりの頃は存在が安定していなかった為か、不定形生物の様な姿だった。
アイドスの邪気の影響も受けており、
セリカを追い求めて各地を徘徊した果てに
狭間の宮殿で彼等に遭遇し、精神攻撃を仕掛けたが自らの弱さを振り切った
セリカ達によって返り討ちにされた。
だが完全には消滅しておらず、いつの日か再び一つになる事を誓いながら
神の墓場へと消えていった。
数百年の後、
ザハーニウの
神の墓場への転移に乗じて
セリカと
ルナ=クリアを神の墓場へと引きずり込んだ。
立場上本来は許されるはずもない
セリカへの愛で悩む
クリアの心を揺さぶり、彼女を利用する事で
セリカとの同化を狙ったが、
予想よりも早くに元の世界からの救援があり、またその時の戦いにおいて
クリアが死亡してしまった為に目的は果たせなかった。
しかしその混乱の中で
神の墓場からの脱出を果たし、一旦は
セリカの前から姿を消した。
その後、正確な時期は不明だが
人間族と変わらぬ姿となり、また強大な魔力で
哭璃生物を召喚して使役する事も可能となった。
中原諸国に封印されていた
古神七魔神達の封印を解いて表向きは彼女達に従う振りをしつつ、
セリカと一つになるという目的を果たす為に行動を開始した。
古神七魔神の中でも特に
ランジェリーに対しては慕っているかの様な素振りを見せ、彼女から深く信頼されて愛されもしたが、
基本的には
セリカ以外に興味は無く、あくまで目的を果たす為の手駒としか考えていなかった。
世界樹イラストリアスでの戦いにおいて遂にその本性を明らかにし、圧倒的な力で
セリカや
レシェンテを倒し、
レアと
レシェンテの
神核を奪おうとしたが、
レアの自爆による妨害によって
レシェンテや
セリカの仲間達は取り逃す事となった。
しかし
レアの
神核と力を失った
セリカを手に入れる事には成功し、捕らえた彼を
忘焔の山に幽閉した。
また更に
エクリア(あるいは
シュリ)を攫って凌辱する事で彼女を孕ませたが、その後は生まれた子供を奪い取った以外は
セリカやその仲間達の行動を特に妨害はせず、
ランジェリーが封印されていた中央封鎖地にて
セリカ達を待ち構えた。
セリカ達との決戦に敗れた
ランジェリーからは誇りも何もかも捨てて共に逃げる事を望まれたが、本性を表して裏切った自分をそれでも愛する彼女を凌辱し、その心を踏み躙って
神核を奪い盗った。
最後は
セリカと一つになる為に
エクリア(あるいは
シュリ)との子供や
ランジェリー及び
レアの
神核を用いる事で
二つの回廊の終わりと同様の現象を引き起こし、
全てを融合させる事で目的を果たそうとしたが、
セリカ達との戦いに敗れて消滅した。
雑感・考察
姿が安定した正確な経緯は不明だが、戦女神VERITAの闇ルートで語られた話からすると
忘焔の山周辺の
ナーガ族を生贄にした可能性がある。
その闇ルートでは念願叶って
セリカとの融合を果たして消滅する。
戦女神Ⅱにおいて
エクリアと
シュリのどちらを攫って凌辱するのが正史となるのかは不明だが、どちらの場合でも話の大筋は変わらない。
最終更新:2024年06月15日 02:35