以下の内容は、この記事を書いている時点で最新版である1.0bに準拠したものである。
必要動作環境
準備
全ての人に必須の手順は以下の三つ。
- ゲーム本体のバージョンを必要環境に合わせておく。
- .NET Framework4.5、visual C++2010及び2012を予めインストールしておく。
0.9x世代のLCPDFRをすでに導入している人は上記に加えて、既存のLCPDFRに関する全てのファイル・フォルダをアンインストールする。該当するのは以下のものである。
- Grand Theft Auto IV or EFLC
- script
- LCPDFRフォルダ
- FirstResponse.ini
- FirstResponse.net.dll
- LCPDFR.log
LCPDFRのインストール
インストール方法は二つ。
- インストラーを使った自動インストール
- マニュアルインストール
1の扱い方は普通のインストーラーと同じ。インストーラーをダウンロードし、設定を選んでインストールを開始すると、必要なファイルがGTA IVやEFLCのフォルダの中にコピーされる。
2は、LCPDFRで使うフォルダやファイルがそのまま入ったものをダウンロードし、それをメインフォルダの中にコピーする。メインフォルダ以下のフォルダは階層に分かれて格納されているので、フォルダの統合を使えば簡単にコピー可能。
但しASIローダーだけはフォルダをそのままコピーするのではなく、中に入っているdsound.dll若しくはxlive.dllのいずれかを選択し、メインフォルダにコピーする。
インストールの注意点
インストール自体は難しくは無いが、いくつかの注意点がある。
1:ASIローダーは二者択一
LCPDFRにはdsound.dllとXlive.dllの二つのASIローダーが同梱されているが、両方入れてはいけない。かならず何れか一つを選んでインストールしよう。
インストーラーの場合。
DSOUNDとXLIVELESSの何れかにチェックを入れる。
(クリックで拡大)
2:インストール先もGTA IV又はEFLCの二者択一
GTA IVと、DLCではなく別売りのEFLCを単品購入した人の場合。0.95までは両方にインストールしても何の問題も無かったが、今回は両方にインストールするとクラッシュなどの不具合が発生する。特にマニュアルインストールだとフォルダとファイルをコピーするだけなので、何の問題も無いように思われるが、インストールするときは何れか片方にしよう。
アンインストール
メインフォルダの中には言っているuninst.exeをダブルクリックすれば、導入したファイルが全てアンインストールされる。
セッティング
LCPDFRフォルダの中にあるLCPDFR.iniを直接編集するか、或いはLCPDFR Diagnostics Tool.exeを起動して入力する事で、LCPDFRのプレイ設定を変更することができる。インストーラーの場合、インストール終了後に「ダイアグノスティックツールを起動する」というチェックボックスが現れるので、起動する場合はチェックを入れてFinishと自動的に起動し初期設定に入る。
ツールのセッティング項目は以下のとおり。入力内容を反映するためには、「Apply」や「Link」のボタンをクリックする。
一般設定 (General Settings)
項目 |
設定 (チェックや数値の入力によって・・・) |
Enable callouts |
無線指令が行われる |
Enable hardcore mode |
ハードコアモードになる |
Enable All Text mode |
無線指令の時に音声がなく、テキストのみで進行 |
Render holstered taser on player |
携帯するテーザーがガンベルトに表示される |
No camera focus on world events |
ワールドイベント発生時の、被疑者へのフォーカスがない |
Disable random police chatter |
? |
Skip transporter cutscene |
被疑者を警察署に連行した時に、被疑者を降ろすデモシーンが無くなる |
Preload all models |
ゲーム開始時に、LCPDFRが使うモデルを予め全て読み込む |
Abraxa's police HQ installed |
vdh Police station
がインストール済み (LCPDFRの方でそれを認識) |
Disable AI Roadblocks |
車両追尾時に、NPC警官のロードブロックが行われない |
Force annihilator helicopter backup |
航空隊の応援を要請すると、Annihilatorが飛んできて被疑者を攻撃する |
Update crime statistics |
プレイ中、LCPDFRの犯罪統計情報にデータを自動送信する |
Limit of cop cars in pursuit |
車両追尾に加わるNPCパトカーの最大値 |
Limit of cops on foot in pursuit |
徒歩での追尾時に、応援に加わるNPC警官の最大値 |
Language |
言語選択 (通常はアメリカ英語のみ) |
高度な設定 (Advanced settings)
項目 |
設定 |
Callout multiplier |
無線指令の乗数設定 |
Maximum seconds before new callout |
次の無線指令が入るまでの最長間隔(単位は秒) |
Minimum seconds before new callout |
同じく最短時間 |
Ambient scenarios multiplier |
この数値を大きくすると、よりリアルなイベント発生になる (意味が正確に分からない) |
Maximum number of ambient scenario |
同時に発生するイベントの最大数 数字を大きくすると、それだけの数のイベントが同時に起こりうる |
Department Name |
警察機関の名称 |
Department Short Name |
上記の略称 |
アカウント設定 (Account settings)
※現在は入力しても同調できない模様
項目 |
説明 |
Username |
LCPDFRに登録したユーザー名 |
Password |
同じく登録パスワード |
この項目は入力しなくてもプレイに支障はないが、入力しておくことで自分のプレイ実績が記録され、逮捕人数や違反切符の数がLCPDFR公式の犯罪統計に記録される。尚、他の項目はLCPDFR.iniを直接編集することも可能だが、アカウント情報はコード化されて.iniに記述されるので、いきなり直接編集する事はできない。最初はこのDiagnosticsツールからアカウントを入力しよう。それをコピーして別に保存しておくのは可能である。
最終更新:2016年09月13日 07:45