事件・ミッション

ここでは発生する事件の概要や種類、また追跡に関して記述していく。0.9x世代と似てはいるが、相違点もあるのでそれを踏まえて記述して行く。



事件・ミッションの概要

1.0bで発生する事件の種類は、大きく分けて三つある。

  1. コールアウト(Call out)。緊急通報や他の警官の通報に基づき、無線指令で呼び出しを受ける事件。この記事では便宜的にミッションとも呼ぶ。
  2. ワールドイベント(World event)。街を移動中に他の警官が追跡を始めた事や、酩酊する歩行者を発見する事で始まる事件。
  3. 職務質問や車両停止指示時に被疑者が逃走、又は抵抗した時に起きるもの。この記事では便宜的に逃走事案と呼ぶ。

1のミッションは指令室から無線呼び出しを受け、受令することで始まる。指令内容は音声と、画面右上に表示されるチャットのようなテキストで確認できる。内容を確認して引き受ける場合はYを、拒否する場合はNを押す。事件はホームレスに関する苦情、麻薬取引、銃声を聞いたとの市民からの通報など様々。基本的に解決するまで終了することができない。詳細は後述するが、設定された間隔を置いて発生する。

2のワールドイベントは街中を移動している際に起きる。通常の(つまり犯罪者の方)GTA IVのプレイをしていると、警官が歩行者や他の車の追跡を始める事があるが、あれに警官として参加できるようになるもの。追跡されている被疑者の近くによると、画面左上にJoin Pursuit~というメッセージがでるので、その時にEを長押しすると追跡に参加できる。また追跡中に再びEを長押しすると、いつでも追跡から外れる事が可能。

3は逃走事案は職務質問や、交通取締りなどのために車両を停止指示した時などに起きるもの。それらの中には逃走をはじめる者、武器を取り出してこちらを攻撃してくる者がいるのだ。するとマップには被疑者が赤い光点で表示され、敵性を示す赤い矢印マーカーがつき、ターゲットマーカーも敵性を示す赤に変わる。


無線について

事件・ミッションを遊んでいく上でのポイントとして、無線の使用(Alt+E又は↓+X)がある。

コールアウトミッションにおいては、犯人を射殺したり逮捕した後に、無線を使用して指令室に連絡しなければならないことがあり、その場合は画面左下にシンボルマークが、左上にメッセージが出て連絡するよう促される。これで連絡すると自分の現在の状況についてアップデートがなされ、事件解決後に次のコールアウトミッション起こるようになる。

逃走事案においてはさらに重要。被疑者のマーカー類が赤の敵性シンボルが変わった後で無線を使用すると、被疑者が手配状態になり、マップ上には被疑者を中心に手配状態を示す赤青点滅円が表示される。すると仲間の警官が被疑者を見つけ次第追跡を始め、また航空隊の応援を要請することができる。逃走車両を追跡している場合は、自動的にロードブロックも設置される(AllowRoadblocksがTrueの場合)。ニコやルイスの時に悪さをすると手配状態になって警察が追いかけてくるが、ちょうどそれを逆側からやっているようなものであろう。

0.9x世代ではこのあたりは自動で行われているが、1.0ではあえて手動にして一手間増やすことで、よりリアリティを重視した作りになっているといえる。

左隅に、受話器にXのマークが出ている。
携帯の着信拒否と同じマークだが、これが「無線で報告しろ」というシンボル。
全てのミッションで出るわけではないが、幾つかのミッションでは解決後にこのマークが表示される。


コールアウトミッション

市民や他の警官からの通報(Call out)によって発生するもの。無線で受令し、指示に従って対応して行く。0.9x世代がある基本的なプレイ要素の一つである。

1.0のコールアウトの特徴

1.0の特徴として上げられるのが、事件発生地点や被疑者のマップ上での表示である。

0.9x世代であれば、被疑者(敵性PED)や向かうべき場所がマップ上にピンポイントで指示されていた。つまりそこへ行けば確実に被疑者に接触できたわけだ。1.0では必ずしもピンポイントで示されているわけではなく、マップ上に黄色い円で捜索範囲が指示され、臨場して被疑者を捜索しなければならないことがある。被疑者がマップ上の光点で正確に位置表示されるのは、自分や仲間の警官、あるいは応援ヘリの視界に入った時のみ。つまり最初に被疑者がどこにいるかを特定しなければならないわけだ。車で逃走する被疑者の事案であれば最初から赤い光点て指示されているが、これも自分や他の警官の視界に入っていなければ正確な場所は分からない。
一度見つけたとしても被疑者が警官の視界から外れてしまったり、或いは警官が倒されたりすると、「Suspect visual lost」(被疑者を見失った)という表示が出て正確な位置が分からなくなる。そしてその状態が続くとついには被疑者を取り逃がしてしまう。

被疑者を見失わないようにするためには、特に車で逃走する被疑者の場合はそうだが、ヘリを活用するのが有用な手段である。ヘリはCtrl+Nで呼ぶ事ができ、徒歩の警官やパトカーよりも広い視界を持つので、被疑者を見失いにくい。

また被疑者の位置を正確に把握できない状況では、取り逃がすだけでなく物陰から被疑者が表れることにも注意が必要。特に路上強盗などは入り組んだ路地の裏にいることも多く、そういった場所では被疑者は物陰から突然こちらを攻撃してくる。特殊部隊のFPS程のリアルさはないにせよ、近接での攻撃と対応ができるよう注意した方が良い。

これらは通常の犯罪者プレイをしている最中に自分が手配される状況を、警察側から見ているようなものと言えるだろうか。

車で逃走する被疑者の場合。
自分の視界には入っていないが、他の警官の視界に入っているので赤い光点で指示される(上)。
ポーズメニューから見られるマップにも、仲間の警官や捜索範囲が表示される(下)。


路上強盗(Mugger)の場合。
建物の間の路地が黄色い円で指示されていて、この範囲に被疑者がいるのだが、どこにいるかは分からない(上)。
路地を検索していると被疑者と遭遇、銃をこちらへ向けてきたので射撃で制圧した(下)。

コールアウトミッションの種類

1.0でもこれまでと同じように、数種類のコールアウトミッションが用意される。また後述するように、今回からはプラグインでミッションを使いすることが出来るようになった。

標準のコールアウトミッション
ホームレスに関する苦情
(Homeless people)
住民からホームレスに関する苦情。
該当地域を検索し、ホームレスを立ち退かせよ。
路上強盗
(Mugger)
市民から通報があり、路上強盗が発生している。
通報があった付近を捜索し、被疑者を検挙せよ。
尚、凶器を所持している可能性あり、検挙にあたっては受傷事故に注意されたし。
銃撃事案
(Shoot-out)
銃声がしたとの市民からの通報。
付近を捜索し、被疑者を検挙せよ。
車上からの銃撃
(Drive-by)
コード10-13。
ストリートギャングが車上から銃撃を行い逃走、パトカーが追跡している。
応援に向かえ。
被疑者は武装している、繰り返す、被疑者は武装している
麻薬取引
(Drug deal)
路上で麻薬取引が行われているとの通報。
被疑者は複数で、武装している恐れがある。
受傷事故に注意し検挙せよ。
飲酒運転
(Drunk driver)
飲酒運転の車が危険な走行をしているとの通報があった。
直ちに検挙せよ。


ワールドイベント

ワールドイベントはコールアウトとは異なり、街中で突発的に発生するもの。ワールドイベントには大きく分けて二種類ある。

一つは他の警官の追跡に参加するもの。GTA4では通行人や普通の車が警官やパトカーに追跡されることがあるが、あれに任意で参加できる。やり方は被疑者の近くでE長押し。するとマップに敵性の赤い光点と手配状態を示す円が表示されるので、被疑者を追跡し検挙する。また追跡中にE長押しをすると、何時でも追跡から離脱できる。
追跡に参加した後の事については、コールアウトの車で逃げる被疑者と同じ。見失ってしまうと逃げられる恐れもある。

二つ目は酩酊した歩行者。酩酊者は酒瓶を片手に持ち、フラフラしながら歩道や車道を歩き、他の交通を妨害している。周囲の人物にセリフのテキストが表示されるが、かなり迷惑がっているのが分かる。見過ごすか、逮捕するか、罰金だけ取るかは自分の裁量である。

他の警官が追跡している車両。近づくと左上にメッセージが出るので、E長押しで追跡開始(上)。
追跡に参加すると被疑者を示す赤い光点がでて、追跡に参加していることが分かる(下)。


逃走事案

逃走事案は職務質問や車両停止指示の時に発生するもの。相手が逃走を図るので、追いかけて捕まえる。逃走事案になると被疑者に敵性の各種赤シンボルがつく。
この時にAlt+E若しくはコントローラー↓+Xを押すと、被疑者を手配状態に出来る。手配状態は被疑者の周囲に赤と青に点滅する輪で囲まれる。すると仲間のパトカーや徒歩警官は自動的に追尾に参加し、場合によっては銃撃を行い被疑者の検挙に協力。先述のワールドイベントが「仲間の警官の追跡に参加する」のに対し、こちらは「自分の追跡に仲間が参加してくる」わけだ。


ロードブロック

セッティングの項目 でも説明したが、AI Roadblocksが許可されているとNPC警官は車両追跡時にロードブロックを設置する。ロードブロックはQAMからでも要請できるが、一定時間以上(?)の追跡で自動的に設置される。

ロードブロックが設置されるのは主だった道路の要所要所で、カービンライフルを所持したNPC警官が配置につく。そしてNPC警官に被疑者車両が近づくと、警官はライフルで銃撃を行う。


プラグインについて

詳しくはプラグインの概要の項目を参照

プラグインを追加することで、コールアウトミッションを追加することが出来る。プラグインと標準のミッションは特に区別されることはなく実行されていく。
最終更新:2016年09月13日 07:39
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