「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - ハーメルンの笛吹き-11a

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

上田明也の協奏曲ⅩⅠ~会い宴奇縁①~


「へいマスター。」
「どうしたんだメル?」
町へ繋がる道を軽快に走り抜ける一台の白い車があった。
「本当に宴会に行くんですか?」
「行くに決まっている。これから戦う相手も共闘する相手も居るかもしれないしな。
 まさか宴席で戦闘が起きるとは考えづらいし遊びに行くくらい良いだろう。
 それに俺は酒が飲みたい。」
「マスター、人は何故酒を飲むのでしょうね。」
「酔う為だとよ。」
「何で酔おうと思うんですか?」
「酔うのが恥ずかしいことを忘れる為にだってさ。」
「ならば飲まなければ良いだけの話、ちがいますかね?」
「いやはや、まったくだ。でも俺はちょっと違うと思ってる。」
「と、言うと?」
「酒を飲むのは本当にシンプルなたった一つの理由。
 友人と踊る為さ。」
「ロシアの人みたいなこと言いますね。ところでマスター友達居るんですか?」
「昔から居なかったよ。仲良くしてくれる人は沢山いたがそれを友人とは呼ばない。」
誰も理解してくれない。
俺を理解する人間は誰も……。

「まあ酒はあの国の物が一番好きだよ、癖が無くて。」
「飲酒はアルコールだぜ!!とでも言うんですか?」
「お前は今まで飲んだ酒の量を覚えているか?」
「0、私は幼女ですわ。」
「そうだな、二十歳以上の幼女だものな。」

そんなことをしばらく喋っていると遠くに廃ビルが見えてきた。
どうやらあれらしい。

「もうそろそろ着くぜ。お土産はウォッカとコミックLOだ。潰れないように気をつけろよ。」
「あいよ、戦闘は本当にしないんですか?」
「今回の目的はたった一つ、将門公に幼女のすばらしさを伝えきることだ!」
「うわぁ………。」
「最初はいかにも優しげな好青年を装っていこう。
 正体に気づいた人々のがっかりした顔を見るのが大好きだ。」
「うわぁ………。そういえば誰かに狙われたらどうするんです?」
「………問題無い、真っ二つだ。契約者の直接操作を狙っても良いし。」
腰に差した蜻蛉切りを見せる。
白い車から降りた二人組は廃ビルの中に入り込んでいった。

【上田明也の協奏曲ⅩⅠ~会い宴奇縁①~】



タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
ウィキ募集バナー