上田明也の協奏曲ⅩⅠ~会い宴奇縁②~
廃ビルの中に入り込むとそこは立派な宴席になっていた。
適当な場所に座り込んで辺りを見回すと老若男女問わず様々な人間が来ているようだ。
当然、組織の黒服などもやってきており、組織に狙われている自分としてはかなり緊張を強いられていた。
「「組織」であろうが何であろうが、一つの大きな存在に共に立ち向かったからには、今は「味方」だ
これから、それがどうなろうが知った事ではない…ただ、今だけでも、互いに勝利を祝おうではないか?」
適当な場所に座り込んで辺りを見回すと老若男女問わず様々な人間が来ているようだ。
当然、組織の黒服などもやってきており、組織に狙われている自分としてはかなり緊張を強いられていた。
「「組織」であろうが何であろうが、一つの大きな存在に共に立ち向かったからには、今は「味方」だ
これから、それがどうなろうが知った事ではない…ただ、今だけでも、互いに勝利を祝おうではないか?」
くっかかかかかかかか!!と楽しげに将門は笑い、そう言った
恐らくは、これが宴の合図
「かんぱーい!!」
勝手に乾杯した。
我に返って辺りを見回す。
「しかしこれは……、思ったよりも来た物だな。」
「そうですねえ。人の多い場所はちょっと苦手です。」
「人付き合いは大事だぜ~。」
ドリンクを飲み終わるとそういって席を立つ。
「ああ、待ってくださいよぉ!マスター!」
何も言わなくてもメルはついてきた。
恐らくは、これが宴の合図
「かんぱーい!!」
勝手に乾杯した。
我に返って辺りを見回す。
「しかしこれは……、思ったよりも来た物だな。」
「そうですねえ。人の多い場所はちょっと苦手です。」
「人付き合いは大事だぜ~。」
ドリンクを飲み終わるとそういって席を立つ。
「ああ、待ってくださいよぉ!マスター!」
何も言わなくてもメルはついてきた。
一人、見覚えがある女性が居たので声をかけた。
「どうも、こんにちわお姫様。」
お姫様&騎士。
「貴方は……、呼ばれていたのですか?」
「ええ、貴方も見ていた通り俺も戦ってたので。」
「どうも、こんにちわお姫様。」
お姫様&騎士。
「貴方は……、呼ばれていたのですか?」
「ええ、貴方も見ていた通り俺も戦ってたので。」
騎士と契約している彼女。
同じ大学に入っていて、昔の俺の記憶を持っている人間。
場合によっては消さなくてはならないのだろうが……、今はそう言う気分でもない。
「そういえば……、一つ聞いても良いですか?」
「はい、どうぞ。」
次にお前は何故俺が人を殺したか聞く。
「なんで……、都市伝説を使って人殺しなんかをしたんですか?」
とでも口に出して言えば良かったかな。
「ハーメルンの笛吹きってね。知名度が無いんだ。
あいつも俺と出会ったときはほぼ消えかけていてね。
しかたなくやった……、とは言わないがあれが最良の方法だった。」
「でも今の貴方の眼は……空っぽじゃないですね。」
「ありがとう、まったくもってそこには同意だよ。俺はもう二度とあの頃には戻りたくないね。
そう、他人を犠牲にしたとしてもだ。」
同じ大学に入っていて、昔の俺の記憶を持っている人間。
場合によっては消さなくてはならないのだろうが……、今はそう言う気分でもない。
「そういえば……、一つ聞いても良いですか?」
「はい、どうぞ。」
次にお前は何故俺が人を殺したか聞く。
「なんで……、都市伝説を使って人殺しなんかをしたんですか?」
とでも口に出して言えば良かったかな。
「ハーメルンの笛吹きってね。知名度が無いんだ。
あいつも俺と出会ったときはほぼ消えかけていてね。
しかたなくやった……、とは言わないがあれが最良の方法だった。」
「でも今の貴方の眼は……空っぽじゃないですね。」
「ありがとう、まったくもってそこには同意だよ。俺はもう二度とあの頃には戻りたくないね。
そう、他人を犠牲にしたとしてもだ。」
天井を仰いでため息をつく。
自分が自分ではないような感覚。
周囲に嘘を吐いてヘラヘラと偽物の笑顔で日々をやり過ごす惨めな生活。
偽りの好意、偽りの人望、偽りの友人。
あんな日々に戻るくらいならば……。
自分が自分ではないような感覚。
周囲に嘘を吐いてヘラヘラと偽物の笑顔で日々をやり過ごす惨めな生活。
偽りの好意、偽りの人望、偽りの友人。
あんな日々に戻るくらいならば……。
「じゃあ……、大学での貴方は自分を偽っていたんですか?」
「そんなところかな?」
意外と鋭いな……、騎士以上にこいつのが危ないのかも解らない。
「そんなところかな?」
意外と鋭いな……、騎士以上にこいつのが危ないのかも解らない。
「マスター!こっちにオレンジジュース有りましたよー!
うわ!こっちにはゴキブリ料理!」
メルがオレンジジュースを見つけて喜ぶ。
あいつはああいう子供っぽい飲み物が一番好きなのだ。
ゴキブリ料理はスルーさせてもらおう。
うわ!こっちにはゴキブリ料理!」
メルがオレンジジュースを見つけて喜ぶ。
あいつはああいう子供っぽい飲み物が一番好きなのだ。
ゴキブリ料理はスルーさせてもらおう。
「家のお姫様が待っているようだ。失礼させて貰うぜ。」
正直さっきから騎士が怖かったりして。
「はい、それじゃあ。」
俺は他にも見知った顔が居ないか見回しながらメルの所に行った。
正直さっきから騎士が怖かったりして。
「はい、それじゃあ。」
俺は他にも見知った顔が居ないか見回しながらメルの所に行った。
*
「マスター、さっきの人は……?」
「ああ、昔同じ大学にいたんだよ。学部とかも全然違うんだけどね。」
「じゃあ不味いんじゃないですか?マスターの記憶を持ってる可能性もあるわけで……。」
「いや、大丈夫。大学ではすれ違う程度だったしさ。」
「なら良いんですけどねえ。」
そうやって話しながら歩いているとどこからか良い香りがしてきた。
ジュワー、っと美味しそうなおともする。秋刀魚を焼いていたのだ。
「ああ、昔同じ大学にいたんだよ。学部とかも全然違うんだけどね。」
「じゃあ不味いんじゃないですか?マスターの記憶を持ってる可能性もあるわけで……。」
「いや、大丈夫。大学ではすれ違う程度だったしさ。」
「なら良いんですけどねえ。」
そうやって話しながら歩いているとどこからか良い香りがしてきた。
ジュワー、っと美味しそうなおともする。秋刀魚を焼いていたのだ。
秋刀魚を焼いているお兄さんはチャラチャラした格好だが大分慣れた手つきだ。
おそらく旨いだろうなあ……。
――――――チャラチャラした格好?
おそらく旨いだろうなあ……。
――――――チャラチャラした格好?
「おお、秋刀魚だ!」
「魚キラ~イ!食べたくな~い!」
「馬鹿お前日本人なら秋刀魚を食べないで何を食べるというのだ!」
「私日本人じゃないです。」
「秋刀魚は目黒の物が一番美味しいんだぜ?」
「目黒は陸地です。」
「旬に食べないと損ってことだよ。そこのお兄さん、秋刀魚ちょうだ………あ゛あ゛!!」
相手も同じように驚く。
「ん?はいよー、……ってうわ!お前は何時かの連続殺人犯!」
そう、こいつは俺の作業の邪魔をしたチャラ男ではないか。
炎やら熱を操る能力だったのは今知ったぞ。
「魚キラ~イ!食べたくな~い!」
「馬鹿お前日本人なら秋刀魚を食べないで何を食べるというのだ!」
「私日本人じゃないです。」
「秋刀魚は目黒の物が一番美味しいんだぜ?」
「目黒は陸地です。」
「旬に食べないと損ってことだよ。そこのお兄さん、秋刀魚ちょうだ………あ゛あ゛!!」
相手も同じように驚く。
「ん?はいよー、……ってうわ!お前は何時かの連続殺人犯!」
そう、こいつは俺の作業の邪魔をしたチャラ男ではないか。
炎やら熱を操る能力だったのは今知ったぞ。
「まさか今から勝負とかは無しだよな!?」
「ていうかお前も呼ばれていたのかよ……。
当然と言えば当然かもしれねえけど、あの黒服には手を出すなよ?」
こいつ、やはり腐っているのか……?
男同士で薔薇の園なのか!?
「ああ、解ったよ。だから美味しい秋刀魚を焼いてくれ。」
「私は要りませんからね!」
「だから秋刀魚食えってヴァ!」
「やーです~。骨も面倒臭いし内蔵食べちゃうと苦いし……。」
プイッとそっぽを向く。
メルは意外と好き嫌いが激しい。
「ていうかお前も呼ばれていたのかよ……。
当然と言えば当然かもしれねえけど、あの黒服には手を出すなよ?」
こいつ、やはり腐っているのか……?
男同士で薔薇の園なのか!?
「ああ、解ったよ。だから美味しい秋刀魚を焼いてくれ。」
「私は要りませんからね!」
「だから秋刀魚食えってヴァ!」
「やーです~。骨も面倒臭いし内蔵食べちゃうと苦いし……。」
プイッとそっぽを向く。
メルは意外と好き嫌いが激しい。
「その子、秋刀魚苦手なのか?」
チャラ男が尋ねてきた。
「ああ、そうだよ。美味しいんだけどなあ……。」
「それならこれでどうだ?」
そう言いながらチャラ男は俺たちの目の前で器用に秋刀魚をほぐして見せた。
「これなら骨も苦い内臓もなくてその子も食べやすいだろう?」
「おお、ありがとうよ。しかし器用だな……。」
「これなら食べやすいです!ありがとうございます!」
お礼を言われたチャラ男(腐)は嬉しそうだった。
チャラ男が尋ねてきた。
「ああ、そうだよ。美味しいんだけどなあ……。」
「それならこれでどうだ?」
そう言いながらチャラ男は俺たちの目の前で器用に秋刀魚をほぐして見せた。
「これなら骨も苦い内臓もなくてその子も食べやすいだろう?」
「おお、ありがとうよ。しかし器用だな……。」
「これなら食べやすいです!ありがとうございます!」
お礼を言われたチャラ男(腐)は嬉しそうだった。
「どういたしまして。ああ、それと……。」
ニコニコ笑いながらメルの頭を撫でる。
「笛吹と呼んでくれ、聞いたと思うけどそいつはメルな。」
「笛吹、メルちゃん大切にしてやれよ。」
やっぱり俺にはちょっと無愛想な感じ。
「ああ、敵として出会ったのに親切にしてくれてありがとうよ。
あんた良い人だな、それじゃついでにこれ。」
連絡先(というかメアド)の書かれた紙を渡す。
後ろに人が割と居たので俺たちはさっさと秋刀魚の焼き場から離れた。
ニコニコ笑いながらメルの頭を撫でる。
「笛吹と呼んでくれ、聞いたと思うけどそいつはメルな。」
「笛吹、メルちゃん大切にしてやれよ。」
やっぱり俺にはちょっと無愛想な感じ。
「ああ、敵として出会ったのに親切にしてくれてありがとうよ。
あんた良い人だな、それじゃついでにこれ。」
連絡先(というかメアド)の書かれた紙を渡す。
後ろに人が割と居たので俺たちはさっさと秋刀魚の焼き場から離れた。
*
しばらく歩くとまた見覚えのある顔に出会った。
「ああ、また見知った顔。よお、お二人サン。」
俺と夢の国戦前に会ったことのある黒服とコーラ男。
そいつらに見守られている少年に見守られている少女。
「貴方ですか……。」
「笛吹き……。」
「よぉ、黒服サンとコーラ男。何時だかは世話になったよ。」
「また子供達を殺す気なら相手になるよ。
兄さんの学校の生徒だって巻き込まれるかもしれない。」
「待ってください。今回は宴会である以上彼だって戦闘は望んでいない筈です。」
「ああ、また見知った顔。よお、お二人サン。」
俺と夢の国戦前に会ったことのある黒服とコーラ男。
そいつらに見守られている少年に見守られている少女。
「貴方ですか……。」
「笛吹き……。」
「よぉ、黒服サンとコーラ男。何時だかは世話になったよ。」
「また子供達を殺す気なら相手になるよ。
兄さんの学校の生徒だって巻き込まれるかもしれない。」
「待ってください。今回は宴会である以上彼だって戦闘は望んでいない筈です。」
やはりコーラ男は話しづらいな……。
まあそれはお互い様なのかな?
「まあ今日はなんもする気無いから放っておいてくれや。
あとそこの黒服、これが俺の連絡先ね。」
先程のと同じ紙を渡しておく。
まあそれはお互い様なのかな?
「まあ今日はなんもする気無いから放っておいてくれや。
あとそこの黒服、これが俺の連絡先ね。」
先程のと同じ紙を渡しておく。
「は?」
「なんか有ったら連絡くれよ、それじゃあ。」
戸惑っている黒服と警戒をやめないコーラ男からそそくさと離れて狙いの場所へ向かった。
「なんか有ったら連絡くれよ、それじゃあ。」
戸惑っている黒服と警戒をやめないコーラ男からそそくさと離れて狙いの場所へ向かった。
*
「ここだね。」
「ここですね。」
宴席の一番上手。
平将門公の席。
「平将門公、ハーメルンの笛吹きの契約者、上田明也が参った。」
堂々と名乗りを上げて正面から押し入ろうとしてみる。
「ここですね。」
宴席の一番上手。
平将門公の席。
「平将門公、ハーメルンの笛吹きの契約者、上田明也が参った。」
堂々と名乗りを上げて正面から押し入ろうとしてみる。
「うー、笛吹きのお兄ちゃん。」
「よう、うー☆うー少年。」
見覚えのある顔も居たが将門の周囲の人間はやはり警戒しているようだった。
「あらぁ?宴の席で何かやらかすつもり?」
「あ、夏祭り会場で歌ってた人。」
「……あんたもしかして露骨に審査員受けを狙って三位に入ってた奴じゃなぁい?
嫌な男だとは思ってたけど……、ここで暴れるんなら容赦しないわ。」
「うむ、今回はちょっと別の要件だ。将門公と大人の男の話し合いをしに来た。
うー☆うー少年、今回の俺も不吉じゃないだろ?」
「うー……、お兄ちゃんの腰に差している物……、幸運の証だけどある意味不吉。」
「解った、じゃあこれは……。」
俺が村正を誰かに預かって貰おうとしたときだった。
「よう、うー☆うー少年。」
見覚えのある顔も居たが将門の周囲の人間はやはり警戒しているようだった。
「あらぁ?宴の席で何かやらかすつもり?」
「あ、夏祭り会場で歌ってた人。」
「……あんたもしかして露骨に審査員受けを狙って三位に入ってた奴じゃなぁい?
嫌な男だとは思ってたけど……、ここで暴れるんなら容赦しないわ。」
「うむ、今回はちょっと別の要件だ。将門公と大人の男の話し合いをしに来た。
うー☆うー少年、今回の俺も不吉じゃないだろ?」
「うー……、お兄ちゃんの腰に差している物……、幸運の証だけどある意味不吉。」
「解った、じゃあこれは……。」
俺が村正を誰かに預かって貰おうとしたときだった。
「どうしたのじゃ、お主ら。」
奥から美しい女性が出てきた。
おっしいなあ……、あと十数年分幼ければ行けた気がする。
「滝夜叉のお姉ちゃん、笛吹きの人が将門様に会いたいんだって。」
「ふむ……成る程のう、ではその腰と胸元の物騒な物は預からせてもらうぞ?」
おお、流石に拳銃も見抜かれたか。
「会わせるのですかぁ?」
キャリアウーマン風の女は不満のようだ。
奥から美しい女性が出てきた。
おっしいなあ……、あと十数年分幼ければ行けた気がする。
「滝夜叉のお姉ちゃん、笛吹きの人が将門様に会いたいんだって。」
「ふむ……成る程のう、ではその腰と胸元の物騒な物は預からせてもらうぞ?」
おお、流石に拳銃も見抜かれたか。
「会わせるのですかぁ?」
キャリアウーマン風の女は不満のようだ。
「父上もこの男と夢で話したと言っておったしのう……、まあ良かろう。
ただ礼儀として武器は預からねばなるまいて、笛吹きの、それでよかろう?」
「ああ、構わんよ。ただこの紙袋の本は布教用だから……。」
「何が入っておるのじゃ?そもそも布教用って……何かの宗教かえ?」
「武士の情けでござる……。
ある意味、御神体なので中身だけはご勘弁を……。
男同士でしか理解できない物とだけ……。」
頭を下げた。
流石にこのウー☆ウー少年の前でコミックLOとか倉橋の●みシリーズとかヘイバディとか広げるのは避けたかったのだ。
「………まあ良い、通れ。」
うゎーい、すごいジト目だよ~。
ただ礼儀として武器は預からねばなるまいて、笛吹きの、それでよかろう?」
「ああ、構わんよ。ただこの紙袋の本は布教用だから……。」
「何が入っておるのじゃ?そもそも布教用って……何かの宗教かえ?」
「武士の情けでござる……。
ある意味、御神体なので中身だけはご勘弁を……。
男同士でしか理解できない物とだけ……。」
頭を下げた。
流石にこのウー☆ウー少年の前でコミックLOとか倉橋の●みシリーズとかヘイバディとか広げるのは避けたかったのだ。
「………まあ良い、通れ。」
うゎーい、すごいジト目だよ~。
「ああ、それとそこのお嬢ちゃんは?」
キャリアウーマンが聞いてくる。
「俺の契約している都市伝説だ。名前はメル。」
「こんにちわです、メルと言います……」
知らない人が苦手らしく緊張している。
「念のためその子の身柄はこっちで預かるけどぉ、良いかしら?」
まあ当然だろう。武器より何より都市伝説が一番危ない訳だし。
キャリアウーマンが聞いてくる。
「俺の契約している都市伝説だ。名前はメル。」
「こんにちわです、メルと言います……」
知らない人が苦手らしく緊張している。
「念のためその子の身柄はこっちで預かるけどぉ、良いかしら?」
まあ当然だろう。武器より何より都市伝説が一番危ない訳だし。
「そうだな、男同士の話合いだし……。」
「えぇ?私一人で置き去りですかぁ!?怖いですよやめてください!!!」
ビクビクしている。
馴れない人には恐がりなところが可愛いなぁ……、思わず頬がゆるみそうになった。
「まぁ見ての通りそいつ一人だと何も出来ないから安心してくれ。
それじゃあ行ってくるよ。」
俺は紙袋一杯に二次ロリ三次ロリの素晴らしい御神体(コレクション)達をつめて将門公との決戦に向かったのである。
「えぇ?私一人で置き去りですかぁ!?怖いですよやめてください!!!」
ビクビクしている。
馴れない人には恐がりなところが可愛いなぁ……、思わず頬がゆるみそうになった。
「まぁ見ての通りそいつ一人だと何も出来ないから安心してくれ。
それじゃあ行ってくるよ。」
俺は紙袋一杯に二次ロリ三次ロリの素晴らしい御神体(コレクション)達をつめて将門公との決戦に向かったのである。
【上田明也の協奏曲ⅩⅠ~会い宴奇縁②~ fin】