------ひらりっ
人気のない路地に、突如現れた真っ赤なマント
それが開くと、少女が2人、少年一人が姿を現し…最後に、マントの主が姿を現す
人気のない路地に、突如現れた真っ赤なマント
それが開くと、少女が2人、少年一人が姿を現し…最後に、マントの主が姿を現す
「ふむ、ここからは歩いていった方が良さそうだな。目撃者が発生する意味で」
「ありがとー!」
「悪い、俺と花子さんまで移動させてもらって」
「あぅ!大丈夫なのですよ、花子さんは友達なのです。そして、お前は友達の契約者なのですよ」
「ありがとー!」
「悪い、俺と花子さんまで移動させてもらって」
「あぅ!大丈夫なのですよ、花子さんは友達なのです。そして、お前は友達の契約者なのですよ」
俺は、花子さんと赤マントと赤いはんてんと共に、将門なる人物の主催する宴に参加すべく、西区までやってきていた
親には、友達の家に行ってくるとごまかし、花子さんと共に公園のトイレで待ち合わせ、そこから赤マントの能力で移動
…この赤マントの能力、マントに入る限り、多人数の移動も可能らしい
まぁ、以前も、花子様の契約者と一緒に移動させられた事があるからちょっとはわかっていたが…
ここまでの遠距離移動も可能だったとは
すっげぇ便利な能力だ
親には、友達の家に行ってくるとごまかし、花子さんと共に公園のトイレで待ち合わせ、そこから赤マントの能力で移動
…この赤マントの能力、マントに入る限り、多人数の移動も可能らしい
まぁ、以前も、花子様の契約者と一緒に移動させられた事があるからちょっとはわかっていたが…
ここまでの遠距離移動も可能だったとは
すっげぇ便利な能力だ
「み、けーやくしゃ、あそこのビル、変なの」
「うん?……あぁ、あそこだけ灯りがついてるな…あそこか?」
「うん?……あぁ、あそこだけ灯りがついてるな…あそこか?」
ぽぅ、と
不自然に灯る、廃ビルの灯り
…目立たね?
あれ、目立たね?
大丈夫なのか、都市伝説の存在を隠す意味で
ってか、一般人がうっかり紛れ込んだらどうするんだ?
疑問に思いつつ、俺たちはそのビルへと向かって、歩き出したのだった
不自然に灯る、廃ビルの灯り
…目立たね?
あれ、目立たね?
大丈夫なのか、都市伝説の存在を隠す意味で
ってか、一般人がうっかり紛れ込んだらどうするんだ?
疑問に思いつつ、俺たちはそのビルへと向かって、歩き出したのだった