走る
走る、走る、走る
人波に逆らうように、青年は走り続けていた
じゃらじゃらと、その全身に身につけたシルバーアクサセサリーが、音を立てる
彼の前方に…今、まさに、路地から手を伸ばそうとしている、「夢の国の黒服」の長い手が、見えて
走る、走る、走る
人波に逆らうように、青年は走り続けていた
じゃらじゃらと、その全身に身につけたシルバーアクサセサリーが、音を立てる
彼の前方に…今、まさに、路地から手を伸ばそうとしている、「夢の国の黒服」の長い手が、見えて
がしり
青年は、その腕を無造作に掴んだ
青年は、その腕を無造作に掴んだ
「----っ!!??」
じゅうううううう
青年の手に、「夢の国の黒服」は焼かれていく
ひらり、青年はそのまま路地に入り込み…「夢の国の黒服」の腕を掴んだまま、逆の手を相手の顔へとむけた
がしり、顔を鷲掴みにされ…「夢の国の黒服」は、高温で焼かれていき
…その存在は、静かに掻き消える
青年の手に、「夢の国の黒服」は焼かれていく
ひらり、青年はそのまま路地に入り込み…「夢の国の黒服」の腕を掴んだまま、逆の手を相手の顔へとむけた
がしり、顔を鷲掴みにされ…「夢の国の黒服」は、高温で焼かれていき
…その存在は、静かに掻き消える
「っけ……ったく、どれだけいやがるんだ…!」
もう、けっこうな数を焼いてきたはず
しかし、「夢の国の黒服」の数は一向に減っていないように思えた
一体一体がさほど強くないから、先日契約した「厨二病」による進化させた「日焼けマシンで人間ステーキ」の炎の力を使わないですんでいるだけ、マシとしようか
しかし、「夢の国の黒服」の数は一向に減っていないように思えた
一体一体がさほど強くないから、先日契約した「厨二病」による進化させた「日焼けマシンで人間ステーキ」の炎の力を使わないですんでいるだけ、マシとしようか
「夢の国」が侵攻を開始してから
青年は、ほぼ休み無く、街中を走り回っていた
休んでいる暇など、ない
一体でも多く、「夢の国」の戦力を削らなければ
青年は、ほぼ休み無く、街中を走り回っていた
休んでいる暇など、ない
一体でも多く、「夢の国」の戦力を削らなければ
「…あぁ、畜生」
毒づく
あの黒服は、Tさんとやらの手伝いをして、「夢の国」の中枢に殴り込みをかけるらしい
…そんな危険なことを、手伝わせやがって!!
しかし、あの黒服は元々、「夢の国」に因縁がある
もしかしたら、誘われなくても…自ら望んで、そちらを手伝った可能性があるが…
あの黒服は、Tさんとやらの手伝いをして、「夢の国」の中枢に殴り込みをかけるらしい
…そんな危険なことを、手伝わせやがって!!
しかし、あの黒服は元々、「夢の国」に因縁がある
もしかしたら、誘われなくても…自ら望んで、そちらを手伝った可能性があるが…
だとしても、気に食わない
父のように慕う黒服。彼の戦闘能力は、自分たちと契約し、力を増した状態でも…決して、高くはないのだ
元々、彼は戦闘向きではないのだから
父のように慕う黒服。彼の戦闘能力は、自分たちと契約し、力を増した状態でも…決して、高くはないのだ
元々、彼は戦闘向きではないのだから
…黒服たちに、付いていく事はできない
作戦を知らされていない自分がついていっても、邪魔になるだけだ
だから、青年はついていくのを堪える
ただ、黒服の無事を祈る事しかできない
作戦を知らされていない自分がついていっても、邪魔になるだけだ
だから、青年はついていくのを堪える
ただ、黒服の無事を祈る事しかできない
「Tさんだかなんだか知らねぇが…あいつに何かあったら、ただじゃおかねぇぞ…!」
毒づきながらも、彼は街中を走る
…あの黒服は、犠牲者が出ることをを望まないだろう
……だから、青年は「夢の国」の戦力を削ぐ
一人でも多く、犠牲者を減らす為に
街中を走り続け、目標を見つけ次第、排除する
…あの黒服は、犠牲者が出ることをを望まないだろう
……だから、青年は「夢の国」の戦力を削ぐ
一人でも多く、犠牲者を減らす為に
街中を走り続け、目標を見つけ次第、排除する
「さぁ、来やがれ、化け物共…!」
パレードでもなんでも、かかってきやがれ
みんな、俺が焼き尽くしてやる……!!
みんな、俺が焼き尽くしてやる……!!