「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 首塚-28d

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「…………」

 ぴたり
 少年は、何かを感じたように、足を止めた

 静かに、空を見上げる

「…忠告したのに……馬鹿な奴」

 ぼそり、呟いた声はどこまでも冷酷で
 とても、少年の外見には、似合わない
 まるで、何百年も生き続けた魔女か仙人じみた響きが篭る

 そんな少年を狙い、奇形たちが襲い掛かり…

「……無駄だって、言ってるじゃない」

 …巨大な、髑髏が
 再び現れ、奇形たちを飲み込む
 ぐしゃり、ぐしゃり
 租借する音が、少年の背後から、響いた

 しかし、今度は前方から、「夢の国の黒服」が襲い掛かり…

「………きひひひっ」

 ぱり、と
 少年は、お菓子の蓋を開ける

 その直後
 少年の目前に、巨大な蝦蟇が現れ
 その大口で…「夢の国の黒服」を、飲み込んでしまった
 ごくり、喉を鳴らし
 げごぉっ、と低い声で鳴く

「無駄、無駄なんだよ。駄目駄目、全然駄目。広い範囲に展開しすぎてる。欲張りすぎだよ「夢の国」……きっひひひひひひひひひひひひひ」

 もぐもぐ
 少年は、無気味に笑いながらお菓子を食べ続ける
 もぐもぐもぐもぐ…

「…うーーー!?のっぺらぼーコアラーー!!??」

 ガビビビビン!!
 イラストがプリントされていないお菓子を一個発見し、ショックを受ける
 …髑髏も蝦蟇も、それと同時に消えていて
 うーうー、プリントしそこなわれたお菓子を前に、少年は納得行かない声をあげているのだった



 終




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