今日は都市伝説との戦いはない。久々に平凡な一日が送れると思ったら爺さんに連れ出された。
なんか「馴染みの店に連れて行ってやる」だとか。ハンバーグ屋の匂いしかしないが…行ってみよう…
なんか「馴染みの店に連れて行ってやる」だとか。ハンバーグ屋の匂いしかしないが…行ってみよう…
「『レストラン うわさの産物』…よくわからんネーミングセンスだな」「都市伝説にはぴったりの名前じゃろ?」
……その関連の場所なのか…なんでこんな近代的な店が馴染みなのか不思議ではあったがそういう訳かい。
……その関連の場所なのか…なんでこんな近代的な店が馴染みなのか不思議ではあったがそういう訳かい。
ギィイィ… レストランにはふさわしくない西洋の城のようなドアを開けると、いたって普通の店が広がっていた。
「おーぅい、来たぞー」「いらっしゃーい。…おぅ、ハンバーグの爺さん。それと…契約者さんか」
中にいたのはいたって普通のお兄さん。なんかこう…もっと牛頭人間とか出てくるのかと思っていた。
「で、なんじゃ?今回の用件は」「あぁ、それなんだが…今ちょっとあいつ外出てっからさ、もうちょっとあとで頼む」
他にもだれかいるってことか?じゃぁそいつが牛頭人間…?「なぜお主は牛頭人間ばかりに話が行く」
「ところで、今度店で新作のハンバーグ出そうと思っててさ…味見頼むわ」「……わしの採点は厳しいぞ…店長よ…」
おぉ、ハンバーグ爺さんの本領発揮か!?
「おーぅい、来たぞー」「いらっしゃーい。…おぅ、ハンバーグの爺さん。それと…契約者さんか」
中にいたのはいたって普通のお兄さん。なんかこう…もっと牛頭人間とか出てくるのかと思っていた。
「で、なんじゃ?今回の用件は」「あぁ、それなんだが…今ちょっとあいつ外出てっからさ、もうちょっとあとで頼む」
他にもだれかいるってことか?じゃぁそいつが牛頭人間…?「なぜお主は牛頭人間ばかりに話が行く」
「ところで、今度店で新作のハンバーグ出そうと思っててさ…味見頼むわ」「……わしの採点は厳しいぞ…店長よ…」
おぉ、ハンバーグ爺さんの本領発揮か!?
……
「……ひどいだろ……考えに考え抜いて作った『つくばぁぐ』なのに…7点て…」「いや普通のハンバーグだろjk」
店長自慢の『つくばぁぐ』なるものはいたって普通のハンバーグに変なロボットの焼印が押されているだけのハンバーグだった。
「…それになんじゃこの肉は!変な味がするぞ!」しかも俺にわかるくらい変な味がする。
店長自慢の『つくばぁぐ』なるものはいたって普通のハンバーグに変なロボットの焼印が押されているだけのハンバーグだった。
「…それになんじゃこの肉は!変な味がするぞ!」しかも俺にわかるくらい変な味がする。
「都市伝説的にミミズ肉使ってみました☆」
「おいそれ先に言えよ」「わしの零式ドロップバーグを食らいたいのか?頬が落ちるぞ」
「おっと、あいつが帰ってきたみたいだ」おいスルーすんなよ。爺さんちょっと落ち込んでんじゃねーか…
「…?帰ってきた?誰も店には入ってきてないじゃん」「いや、帰ってきてるよ。俺の契約したのが」
…契約?つまりこの店長も都市伝説の契約者ということか?
「おんや?なんで出てこんのじゃ?いつもならすぐに出てくるじゃろうに」「まぁ、人見知り激しいからね。今日は見ない顔がいる」
そういって俺を指さして、「こいつはあれだ、ハンバーグの爺さんの契約者だぞ。怖い人じゃないから出てきてくれ、『こっちゃん』」
「おっと、あいつが帰ってきたみたいだ」おいスルーすんなよ。爺さんちょっと落ち込んでんじゃねーか…
「…?帰ってきた?誰も店には入ってきてないじゃん」「いや、帰ってきてるよ。俺の契約したのが」
…契約?つまりこの店長も都市伝説の契約者ということか?
「おんや?なんで出てこんのじゃ?いつもならすぐに出てくるじゃろうに」「まぁ、人見知り激しいからね。今日は見ない顔がいる」
そういって俺を指さして、「こいつはあれだ、ハンバーグの爺さんの契約者だぞ。怖い人じゃないから出てきてくれ、『こっちゃん』」
「……だからその名で呼ぶな」
呼ばれて厨房から出てきたのは普通の女の子。…狐耳、半透明、浮いてて物をすり抜ける、という点以外は。
「…えっと…あなたは?」「……いわゆる『こっくりさん』の類…」
はぁ、こっくりさん。実体ってこんな子だったのか。正直怖い話のイメージしかないから予想もしてなかった。
「この子とは小学校からの付き合いでねぇ。会ったのは…小3くらいかね?」「……君が…未来を知りたいって言うから…」
「…えっと…あなたは?」「……いわゆる『こっくりさん』の類…」
はぁ、こっくりさん。実体ってこんな子だったのか。正直怖い話のイメージしかないから予想もしてなかった。
「この子とは小学校からの付き合いでねぇ。会ったのは…小3くらいかね?」「……君が…未来を知りたいって言うから…」
…店長とこっくりさんの馴れ初めを聞くこと30分…
「でまぁ、今はこうやって都市伝説の情報屋とレストランやりながら2人で暮らしてるってわけさ」「…はぁ」
「……不本意ながら…契約者とは一緒にいなければいけない…それが契約…」
「まぁそういう割には結構好きでいるように見えるがのぅ」「…そ、そんな訳ない。ミミズバーグでも食ってろ糞ジジイ」
「嫌々でもなんでもこんなかわいい娘が一緒にいてくれるならいいし。な、こっちゃん?」「か、かわいいとか言うな……あとその呼び方はするな…」
…なんだろう…店長がすごく憎たらしく感じる…こんないいツンデレ娘と契約しおって。ハンバーグぶち当ててやろうか。
「でまぁ、今はこうやって都市伝説の情報屋とレストランやりながら2人で暮らしてるってわけさ」「…はぁ」
「……不本意ながら…契約者とは一緒にいなければいけない…それが契約…」
「まぁそういう割には結構好きでいるように見えるがのぅ」「…そ、そんな訳ない。ミミズバーグでも食ってろ糞ジジイ」
「嫌々でもなんでもこんなかわいい娘が一緒にいてくれるならいいし。な、こっちゃん?」「か、かわいいとか言うな……あとその呼び方はするな…」
…なんだろう…店長がすごく憎たらしく感じる…こんないいツンデレ娘と契約しおって。ハンバーグぶち当ててやろうか。
「…そんなことより…今日は討伐依頼がある」「やっと本題かぇ。で、今回はどんな奴が暴れとるんじゃ?」
…また都市伝説と対決か。この前はダッシュ二ノ金を倒したばかりだってのに。
「今回はこいつ…『羊男』」
…また都市伝説と対決か。この前はダッシュ二ノ金を倒したばかりだってのに。
「今回はこいつ…『羊男』」
―――『羊男』。とある大学の研究室で作られた羊頭人間。電極板をつけたまま脱走。
雨の日になると高校の校庭に出没し電極から放電を行い危険。感電被害者多数。
雨の日になると高校の校庭に出没し電極から放電を行い危険。感電被害者多数。
「…今回は一段と危険だな」「ああ…危険じゃ。かさジジイや二ノ宮像の数倍はな」
改造人間の類なら怪力は当然だとして、放電能力はかなりヤバい。へたすりゃ死ぬ。
「…で、報酬は何じゃ?」「びっくり○ンキー食べ放題5回分、って所かな」
おい!報酬微妙にしょぼいだろ!そんなんに命懸けてたm「よし、乗った!」…マジかよorz
「これで1カ月は食費が浮くわい」「そんなに浮くの!?」家では俺の作ったハンバーグめちゃ食う癖に。そのせいで俺夜いつも腹ペコなんだぞ。
ついでに言っておくがハンバーグ爺さんと契約すると「自分の食べた物のエネルギーを消費してハンバーグを作る」という能力。
「羊男は雨の日に現れる……そして次の雨の日は…明後日」「よし、明後日じゃな」
「あぁ、それと今回のカギだ。『け』ってでてる」
あぁ、そうか。こっくりさんは未来予知とかそんな能力だったっけな。「け」な。覚えとこう。
改造人間の類なら怪力は当然だとして、放電能力はかなりヤバい。へたすりゃ死ぬ。
「…で、報酬は何じゃ?」「びっくり○ンキー食べ放題5回分、って所かな」
おい!報酬微妙にしょぼいだろ!そんなんに命懸けてたm「よし、乗った!」…マジかよorz
「これで1カ月は食費が浮くわい」「そんなに浮くの!?」家では俺の作ったハンバーグめちゃ食う癖に。そのせいで俺夜いつも腹ペコなんだぞ。
ついでに言っておくがハンバーグ爺さんと契約すると「自分の食べた物のエネルギーを消費してハンバーグを作る」という能力。
「羊男は雨の日に現れる……そして次の雨の日は…明後日」「よし、明後日じゃな」
「あぁ、それと今回のカギだ。『け』ってでてる」
あぁ、そうか。こっくりさんは未来予知とかそんな能力だったっけな。「け」な。覚えとこう。
さぁ、決戦は…雨の日の高校だ!
…しかしびっくりド○キー食うために命懸けて戦うとは…思ってなかったな…
……そういえばここレストランだったな。またいつか食いに来るか。
……そういえばここレストランだったな。またいつか食いに来るか。