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連載 - 人肉料理店とその契約者-01

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人肉料理店とその契約者 01


 秋も深まりそろそろ紅葉も始まろうかとゆー頃、二人は繁華街を歩いて行く。
一人は中学生位の男の子、もう一人は二十代後半の男性。親子と言うには歳が近く、兄弟にしては顔も似ていない。
そんな二人が向かう先は近所のスーパーである

「とりあえず一週間間分位買っときゃいーかな?」

「あぁ、それだけあれば十分だろう」

「因みお菓子は…」

「一日二つまでな?」

「…もうひとt「ダメ」……ケチー……」

……前言撤回端から見れば親子である

買い物が終わり引越したばかりの我が家に帰る途中、二人同時に立ち止まる。

「気付いた?」

「ふむ、向こうはやる気満々のようだね?」

「……よし逃げよう!」

「今日の獲物は何だろうね?」

「人の話しを聞け!!」

「いやいやむこうから噛み付いてきたんだよ?そんな輩を放っておけば、いずれ一般人にも襲い掛かる可能性がある。今ここで食材nゴホッゴホッ退治しておいた方がいいだろう?」

「今食材っていったよなお前!?」

「ささいな事を気にするな、少年」

「全っっっ然ささいじゃねーよ!?お前こないだオレに何食わせたか忘れたとは言わせねーかんな!?」

「ただの犬の肉だろう?なにか問題でも?」

「「ただの」じゃねーよ!!人面犬の肉なんざ食わせやがって!!」

「まずかったか?」

「イヤ確かに前韓国行ったときに食った犬鍋よかはうまかったけど……ってそーじゃねえぇぇーーー!!!変なモン食わせんなっつー話だ!!」

「好き嫌いはいけないよ?」
「そーゆー話しでもねえぇぇーーーっ!!」ハァッハァッ

ダメだ……コイツと話してると戦う前に体力が尽きる……

「とにかくっ!!今は目の前のあれをなんとかするぞっ!!」

「おや?逃げるのでは?」

「テメェがボケたことぬかしてるからタイミング逃したんだろーがっ!!」

「……ところで少年?」

「なんだよ?」

「戦う前からそんなに叫んでは体がもたないのでは?」

「だれのせいだっ!!」バキャァァッ「ぐっふぇ」

……コイツ、イツカカイタイシテヤル……

ボケはほっといて早くあれをなんとかしないと……
意識を切り替えさっきから殺気ムンムンでこっちを見ている男に注目する
外見は普通のおっさんだが纏ってる雰囲気がまともじゃない。なにより表情が先程から微動だにしない。

「っつーか一時停止ボタンでも押したみてーだな?ぴくりともしねーぞ?」

「少年」

もう復活しやがったか…「今度はなんだよ?今テメーに付き合ってるヒマは「奴の右手、壁にめりこんでないか?」……へ?」

その瞬間、オレの傍らの壁から誰かの手が飛び出して来た!!

誰か手がオレの腕を掴む。そしてそのまま壁の中に引きずり込みに入る。

「うっわやめれはなせばか!?」

「はっはっは、少年?焦りのあまり平仮名になってるぞ?」

「知るかあほんだらぁ!!」んなこと言ってる間に腕は半ばまで壁に飲み込まれていた

「オーナー!さっさとなんか出せ!!」

「はいはい、じゃあ今回はこれね」

なにもない空間に手をのばしたオーナーの手元に巨大な包丁が現れる!!

間髪入れずに現れた包丁を受け取ると「だらあァァッ」壁の中目がけてブチ込こんだ

「ギシャアアァァアアオ!」

「くっそあせったまじやべぇ!」

「少年?また平仮名になっているよ?とゆうよりよく当てられたね?」

「勘だっ!んなことよりさっさと片付けんぞ!」

今だに痛みに悶えている壁男(仮)に向かい走り出す。

「喰らえゴルァアァァ!!」

契約した時に得た知識を使い、間接の間に刃を滑り込ませると、そのまま一気に断ち切る。

「ギゥッ!?ゲシャアァァァ!?」

慌てて壁の中に逃げようとする壁男(仮)

「逃 が す か !!」

肉を、筋を、骨を。一切の無駄なく解体していく。
まるで決められた作業をこなすかのように。
十数秒の後、そこには食材と化した壁男(仮)の姿があった。

「いや食わねーけどな?」

「好き嫌いはいけないよ?」

「だからそーゆー話じゃねぇ!……っつーかタッパーに入れようとすんなっ!どっからだしたそのタッパー!?」

能力でだしたタッパーに元壁男(仮)を詰めようとするオーナーを全力でとめる少年であった。




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