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連載 - とある組織の構成員の憂鬱-39d

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 …黒服が、「夢の国」の元へ向かおうとした、その時
 携帯に、着信が入った
 誰かと思いきや……「首塚」とあまりかかわりあいたくないからと、この会場には来ていない、同僚からである
 どうしたのだろうか?
 会場の外へ移動し、電話を受け取る

「どうかなさいましたか?…………………え?「第三帝国」が?」

 …その名前に、彼は表情を険しくした
 「第三帝国」は、「組織」としても注意を払っている組織の一つだ
 日本での活動報告はあまり聞かれないが、南米や南極では活発に活動し、「薔薇十字団」などと衝突している事も多いという
 …その「第三帝国」が、何故、日本に…それも、この宴に参加している!?

「はい……はい、わかりました。将門公に、お話を通しておきます………あの方は、基本的に国内以外の組織に対して、何か嫌な思い出でもあるのかいい感情をもっていませんので……諦めてください。せめて、そのトラブルにこちらが巻き込まれないよう、祈るしかありません」

 悲観的な声を出した同僚に、電話でそう告げて
 黒服は、「夢の国」の元へ向かう前に、将門に今の話を伝えに行く事にした

 …間に合えばいいのだが
 そう、願いながら








「…悪いねぇ。ゆっくりさせられなくて」

 …電話を切った後、その黒服は苦笑した
 缶ビール片手に、携帯を見つめる

「いやね?俺だって、あんたを過労死させたくないんだけどさぁ……ぶっちゃけ、俺は「首塚」と接触したら死亡フラグまっしぐらな訳よ。かと言って、ゲデから「第三帝国」の使者が会場に入っちまったと報告されたら…「組織」としても「薔薇十字団」としても黙っておけないんだ、これが」

 だから、あの生真面目な黒服に、その存在を伝えた
 将門に気に入られている彼ならば、将門に直接、その存在を伝えられる

 …それで、「第三帝国」がどうなろうと知った事ではない
 「組織」の人間として、「薔薇十字団」の人間として
 …「首塚」が「第三帝国」に友好的になられては困る
 だから、接触させたくない
 ただ、それだけなのだ

「…ドクター、あんたみたいな美人な姉ちゃんは嫌いじゃあないが…こっちも、仕事なんでねぇ」

 ここにはいない彼女に対し、そう、苦笑しながら
 黒服Hは、もう何本目になるかわからぬ缶ビールを、また開けたのだった



 終わっておけ





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