「来たか」「…僕が逃げるとでも?」
久々の獲物。しかも向こうからコンタクトを取ってくるとは。
「しかしまぁなんでこんな体育館を選んだんだい?警備に見つかったらまずいんじゃないかい?」
「なぁに、広いほうが俺にとっては戦いやすいからな」
「なぁに、広いほうが俺にとっては戦いやすいからな」
僕にとっては、戦いにくい。ちょこまかと動かれると、僕の能力が使いづらいから。
でも、僕の能力が負けるはずはない。そういう確信があるからこそ、僕は彼の提示した場所へと赴いたのだ。
でも、僕の能力が負けるはずはない。そういう確信があるからこそ、僕は彼の提示した場所へと赴いたのだ。
「さ、無駄話もなんだからな。さっそくバトル開始といこうじゃないか」そう言って彼は僕へ向けて小さなクッションを投げた。
「……」慌てることもなく僕はいつもの道具をクッションに押し当てる。
その瞬間。僕、そして彼の前からクッションは姿を消した。
その瞬間。僕、そして彼の前からクッションは姿を消した。
僕の能力は『夢の国の人物の絵を描いた物は消される』という能力。
まぁ、都市伝説の部類かは微妙だが、僕が契約できている以上は都市伝説なのだろう。
まぁ、都市伝説の部類かは微妙だが、僕が契約できている以上は都市伝説なのだろう。
「君の能力も教えてよ。僕が教えるだけじゃフェアじゃないよ?」
「…そうだな。俺の都市伝説は『蠢く羽毛布団』って奴だ。まぁクッションとか座布団とかでもいいんだが…」
あぁ、羽毛布団は蛆虫がたくさんわいて動くってやつか。とすると、蛆虫をぼくにぶちまけるってのか。
「…ずいぶんとしょぼいんだね。そんなんじゃ僕の強大な『夢の国』には勝てないよ?」
「さぁ、それはどうだかね」「なんでそんなに余裕なの?君にこのスタンプを押しつけたら君も消されるんだよ?」
そういって僕は彼にネズミのスタンプを見せる。これを押されたモノはなんでも消える。
恐怖におののくかと思っていた彼の口からは、予想外の言葉が出た。
「…そうだな。俺の都市伝説は『蠢く羽毛布団』って奴だ。まぁクッションとか座布団とかでもいいんだが…」
あぁ、羽毛布団は蛆虫がたくさんわいて動くってやつか。とすると、蛆虫をぼくにぶちまけるってのか。
「…ずいぶんとしょぼいんだね。そんなんじゃ僕の強大な『夢の国』には勝てないよ?」
「さぁ、それはどうだかね」「なんでそんなに余裕なの?君にこのスタンプを押しつけたら君も消されるんだよ?」
そういって僕は彼にネズミのスタンプを見せる。これを押されたモノはなんでも消える。
恐怖におののくかと思っていた彼の口からは、予想外の言葉が出た。
「そっちも余裕ぶっこいてていいのか?そろそろ奴らが暴れだす頃だぜ」
「は?何言ってるの?君の能力はもう封じたも同z…?」ボトッ
僕の頭上から何かが落ちてきた。「…ゴキ○リ?」
僕の見たものは黒光りするアイツ。しかしなぜここに…?
僕の頭上から何かが落ちてきた。「…ゴキ○リ?」
僕の見たものは黒光りするアイツ。しかしなぜここに…?
「知らないか?『体育館の天井裏にはゴキブリがひしめいてる』っていう都市伝説」「!?」
聞いたこともない。マイナーな話なのだろうか。でもいま重要なのはそこじゃない。
「…まさか」
聞いたこともない。マイナーな話なのだろうか。でもいま重要なのはそこじゃない。
「…まさか」
…コイツ、複数の都市伝説と契約してやがる…!
気付いた時にはもう遅かった。
天井から降りそそぐ無数のG。普通の人が見たら気絶ものだろう。そしてそのGたちは俺の体にまとわりついてくる。
「くっ!こんな奴ら…!」ポンっ、ポンっ。
消せども消せども、Gの数は消えない。それどころが、どんどんと増えて、俺の体を覆い尽くそうとしている。
「…っ!てめぇ!卑怯だぞ!」
天井から降りそそぐ無数のG。普通の人が見たら気絶ものだろう。そしてそのGたちは俺の体にまとわりついてくる。
「くっ!こんな奴ら…!」ポンっ、ポンっ。
消せども消せども、Gの数は消えない。それどころが、どんどんと増えて、俺の体を覆い尽くそうとしている。
「…っ!てめぇ!卑怯だぞ!」
「教えたじゃねえか、一つ目は。お前だって一つだけだろ?」
っコイツ…!
「…だったら!」
僕は足でGたちを踏みつぶす。だが、潰しても、その状態で動き回り、僕の体にまとわりつく。
「…だったら!」
僕は足でGたちを踏みつぶす。だが、潰しても、その状態で動き回り、僕の体にまとわりつく。
「…なんで、何でなんだ!?何で潰しても死なないんだ!?」
「おいおい、無知って怖いな。『ゴキブリは死なない』って都市伝説、しらねぇか?」
「おいおい、無知って怖いな。『ゴキブリは死なない』って都市伝説、しらねぇか?」
…三つめ?…そんな、そんなのズルイ。
そう思いながら、抵抗をやめた僕の体はG達に飲み込まれていった。
「やっぱり、多重契約はきついな…」
こいつらと契約してから2週間。ずいぶんと戦い慣れしたもんだ。
前々から虫は好きだったものの、これだけの量のGはさすがに鳥肌が立つ。
「…ま、これもあいつのため、か…」
こいつらと契約してから2週間。ずいぶんと戦い慣れしたもんだ。
前々から虫は好きだったものの、これだけの量のGはさすがに鳥肌が立つ。
「…ま、これもあいつのため、か…」