「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - とある組織の構成員の憂鬱-39j

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匿名ユーザー

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 ーーーっふ、と、意識が暗闇から引きずり上げられる
 意識を取り戻した彼が、まずした事は

「…申し訳ありませんでした」
「え!?」
「何故いきなり土下座!?」

 …目の前にいた青年と少女に対する謝罪と、土下座だった



「…「三面鏡のあわせ鏡」の契約者である少女に、果実酒を摂取させられた直後からの記憶がありません。恐らく、私は酔ってしまっていたかと」
「……まぁ、酔っていた、わね」

 つつ、と気まずそうに視線をそらす少女
 …あぁ、やはりそうか
 彼は、軽く頭痛を覚えた

「…私は、酔っている間の記憶が一切残っておりませんが…十中八九、お2人に迷惑をかけてしまったと思われます」
「あ、いや、その」

 …青年のほうも、気まずそうに視線を合わせてこない
 一体、自分は2人にどんな迷惑をかけてしまったというのか
 人間だった頃、友人たちと飲んだ時も、自分には酔っていた最中の記憶は一切残っておらず、しばらく友人たちは気まずそうに、ややギクシャクとしていたし
 黒服となって以降、一度だけ酔った事があるが…その時も、現場に居合わせた上司同僚、全てがその時何があったのか、語ろうとしなかった
 一体、酔っている間に、自分は人さまにどんな迷惑をかけてしまっているのか 
 考えただけで、頭の痛い問題だ

「……その。私はお2人に、何かしてしまったでしょうか」

 ぴくりっ
 少女と青年の体が、小さく反応した
 …やはり、この2人に何かしてしまった訳か
 全く、この2人と契約した存在である自分が、二人に迷惑をかけてしまうだなんて

「…本当に、申し訳ありませんでした」
「い、いや、そんなに謝るなよ」
「そ、そうよ。な、何も問題はなかったわ」

 頭を下げる黒服に対し、青年も少女も慌ててそう言ってくる
 …頭を下げているが故に、黒服には、二人の頬がほんのり赤く染まっている様子は見えない

「っと、とりあえず、酔いはもう醒めたんでしょ?」
「はい、おかげさまで…「ユニコーンの角の粉末」を、摂取させてくださったのですね?」
「う、うん、まぁ、そうだぞ」

 気絶していた自分に、飲ませてくれたのか
 大変だったろうに……まったく、自分はどこまで2人に迷惑をかけてしまっているのか
 黒服は、申し訳ない気持ちで一杯になりなりながら、二人に謝罪し続けるのだった







 終われ






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