「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - はないちもんめ-55c

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だれでも歓迎! 編集
「コロッケー」
少女が黒尽くめの男を連れてコロッケ屋目掛けて走る
目的のコロッケを買う為に・・・
しかし
店主「悪いけど、売り切れだよ」
マリ「・・・・・・・!?」
がーんっ
そう聞えそうな程に驚愕する少女・・・『マリ・ヴェリテのベート』
マッド「あっちゃー、売り切れか」
店主「今しがた来たお客さんが全部買って行っちゃってね・・・そうそう、あの人が」
店主が指差した先を見ると、マリ・ヴェリテと対して変わらない歳の子供を連れた中年がいた
中年も子供も大きな袋を抱えている
マリ「・・・」
マッド「あ、こら!!」
少女は中年向かって走り中年たちの前に立ちはだかった

中年「ん?」
目の前には一人の幼女・・・多分年は今俺の隣にいるコイツと大して変わらない歳だろう・・・
マリ「コロッケー」
少女の視線は、完全にこっちの抱えてる袋・・・大量のコロッケが入ったそれに注がれている
中年「何だ?コロッケ欲しいのか?」
尋ねると少女はコクリと頷く
中年「(コイツは嫌がりそうだが、一つ暗いならいいか・・・)ほらよ」
袋からコロッケを一つ取り出し、少女に差し出そうとして
がしりっ
と隣に居た子供に腕をつかまれた
中年「こら、こんだけあるんだから一つ位「違う」ん?」
子供「この子、『都市伝説』」
中年「なに?!」
再び少女の方へ視線をやると、すでにそこに少女の姿は無く
マリ「くれないのー?」
背後から声をかけられた

中年「っ!?」
少女の拳が振り上げられ
俺の顔目掛けて振り下ろされる!!
ゴキリッ
俺の首が折れる


子供「おじさん!!」
マッド「マリ!!」
向こうから、恐らくこの少女、マリと言うのか・・・を呼ぶ男の声・・・仲間がいたのか
中年「チッ!!」
右手で頭を掴み無理矢理元の位置に戻す
中年「俺じゃなかったら死んでたぞ!?」
マッド「なぁ?!」
男が驚いた様に声を上げる
まぁ、明らかに首折れた人間が普通に起き上がったんだから、仕方な・・・コイツ『マッドガッサー』か・・・
子供「オジサン・・・」
中年「あぁ・・・」
先に仕掛けてきたのはあっちだ・・・やられたらやり返す


マ中年「良いぞ」
俺が許可すると同時に子供が消え、少女が後方に大きく転がり跳ぶ
ッド「え?!」
マッドガッサーが振り返った先には、子供に腕を噛み付かれ押し倒されてる少女の姿

マリ「いたいー」
子供「いただきます・・・」

マッド「いただきますって・・・性的な意味で?!」
何やら興奮した様子のマッドガッサー
こいつ変態か?
中年「違う、あいつが契約したのは『一年制になったら』・・・要は人食いの都市伝説、よってあのいただきますは、食事的な意味の方だ」
マッド「ほへぇ・・・ってマリー!!!」
食事的な意味でと聞いてそのヤバさに気付いたのか、マッドガッサーが少女の方へ駆け出すがそうはさせない

中年「来い」
そして俺の周りに現れるのは、武装したゾンビ兵『死人部隊』
マッド「ゲェッー?!」
中年「アイツを追って倒せ」
その言葉で、死人部隊が走り

出さなかった


中年「・・・お前等?」
死人「いや、だってアレ『マッドガッサー』でしょう?毒ガスでしょう?」
死人「毒ガス食らったら死んじゃうじゃないですかー」
死人「さすがに毒ガスで死ぬのは嫌だなー苦しそうだし」
こ、コイツら・・・
中年「お前等元々死んでるだろうが!!」
=毒ガスじゃ死なない
死人「おおぅ」
死人「言われてみれば」
中年「判ったらさっさと行け!!!」
死人「「「Sir,Yes sir!!」」」
やっと死人たちが駆け出す
しかし、その頃には『一年制になったら』を何とか押し返した少女と共にマッドガッサーは遥か彼方にいた
子供「むー」
中年「逃がしたのか?」
子供「獣臭かった・・・」
成る程、あの子供、獣系の都市伝説だったのか
中年「まぁ、後は死人共が何とかするだろう・・・帰るぞ」
子供「うん」
そして俺たちは帰路につき、夜にはあのマッドガッサーの事等忘れかけていた・・・
夜までは


夜 とある廃工場
子供「メシウマ」
バリバリと『一年制になったら』が齧っているのはそこら辺に居たホームレスの方
リーマンショック以降ここら辺も失業者とか増えたからな・・・
等と考えていると、廃工場の戸をドンドンと叩く音
中年「何だ?」
敵の襲撃・・・ではないだろう
首塚の誰かか?
等と考えながら戸を開けると・・・
「うわぁぁぁぁんっ!!」
中年「ぐほぉ!?」
腹に突撃してくる何か
敵か!?
子供「おじさん!?」
中年「来い!!」
次の瞬間、俺に突撃してきた何かを無数の銃口が取り囲む
「ちょッ!?タンマ、ストーップストーップ!!」
中年「は?」

少し冷静になって、俺の上に跨ってる何かを見る
くたびれた軍服
明らかに色の悪い肌
でかくは無いがそこそこの胸・・・ん?
中年「お前・・・まさか」
「そうです!死人の一人です!!」
さっき、マッドガッサーを追わせた筈の死人?
中年「お前、女だったか?」
死人「違う!!マッドガッサーのガス吸ったらこうなったの!!!」
何?そういう効果のガス?
中年「そういやこの前女体化マッドガッサーとか聞いたような・・・」
死人「多分ソレですよ!」
そりゃまた厄介だな・・・
中年「あ、そういや後の二人は?」
確か三人出したはずだ
死人「えっと、その・・・・・・他の二人もガス食らって女になっちゃって・・・」
中年「それで?」
死人「あの幼女が変身した狼にバラバラにされて、やられちゃいました・・・」
中年「そうか・・・」


二人欠けたか・・・あの青年と戦うまではできる限り欠員は避けたかったんだが・・・
中年「まぁ、お前だけでも帰って来れて良かった、ご苦労だったな」
仕留める事はできなかったが、相手の能力がわかれば対処法はある
中年「さて、ところでお前元に戻れるのか?それ以前に身体への影響は?」
女死人「戻れるかはわかりませんけど、とりあえず体力腕力ガタ落ちですね・・・」
中年「戦闘には使えんか・・・」
死人「あ、でも俺等大歓迎ですよ」
女死人「へ?」
死人「いや、今までムサいのしかいなかったし」
死人「女一人くらい居たほうがテンション挙がりますし」
女死人「待て!俺一応男だぞ?!」
死人「関係ないさー!!」
死人「ヒャッホウ!!」
死人共が女体化した奴の腕を掴んで引っ張っていく
女死人「ちょッ!?待て!!ストップ!契約者助けて!!」
中年「あー、その、なんだ・・・」
俺の言葉に死人共が止まる
女死人だけ、僅かに希望の眼差しをこっちに向けてる
中年「子供もいるから、程ほどにな」
女死人「ちょっとー!!?」
死人「「「「イィヤッホゥ―!!」」」」
ズルズルと引き摺られていく女死人を尻目に、今度どうするかな
と、頭を悩ます俺であった・・・

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