三面鏡の少女 19
「第130回あたし会議ー」
「議題はあたし達とかほったらかしで宴会に行ったあたしの糾弾でーす」
「勝手に議題出さないで!?」
「たっぷり呑んだとかいいもん色々見たとか羨ましいぞー」
「あたし達にもアルコールの摂取とセクハラ対象の提供を要求するー」
「首塚のチャラいおにーさんのメイド姿見たいー」
「歌手のおねーさんのスカートめくりたーい」
「Dさんが酔っ払ってるところに絡みたーい」
「思い出させるなー!? 色々やらかして後悔しきりだってのにー! あとDさんには絡んでないっ、呑ませちゃったけど!」
三面鏡の鏡台をばんばん叩きながらのた打ち回る少女
「今回の議題はっ! 診療所のバイトおにーさんが行方不明だとか、学校の男子や先生が急にお休みが増えたとか、そこいらへん!」
「後者は新型インフルエンザでいーじゃん」
「実際それで休んでる人多いしねー」
「てかもう学級閉鎖通り越して学校閉鎖間近だしー」
「かく言うあたしのクラスもお休みでね」
「いやいや、なんか組織の方も結構バタバタしてるみたい。都市伝説絡みの事件な感じ!」
「でもお呼びが掛からないって事は数いるだけじゃ何もできない相手って事よね」
「下手に出ていくとまた怪我してHさんやドクターに迷惑掛けるよー?」
「むしろそれが狙い? Hさんやバイトさんに助けられたい?」
「そういう方向に話を持っていかなーい!?」
「でもあたし達としては彼氏とか欲しいでーす」
「隣の席の彼とか結構脈ありだと思いまーす」
「陸上部にいる彼、練習中でも通り掛るとこっち見てるよねー」
「いつも買い物にいくスーパーの若店長、なんか凄く優しいよねー」
「買い物帰りによく公園で遊んであげてる小学生の子、お姉ちゃんをお嫁さんにするって割とマジ顔で言ってるよねー」
「何これ、意外とモテモテ?」
「しかも年齢層が幅広いです、隊長!」
「終了! その話題は終了!」
「それでは宴会の件の糾弾を再開しまーす」
「それも無し!」
ぱたむと三面鏡を閉じて、溜息を吐きながらぺたんと座り込む少女
「あーもう、ホントにあたしの契約した都市伝説って使いでが無いなー」
今回の騒動に関しては何が起きてるのかすらまだ知らない
黒服Hも積極的な干渉はしないつもりらしく、その事からあまり関わらないようにとだけは伝えられていた
「うーん、契約コストが軽い別の都市伝説とも契約する事も視野に入れた方がいいかなー。鏡系でなんか良いの無いかなっと」
とりあえず図書館にでも行って勉強がてら都市伝説について調べようかと、ぱたぱたと身支度を整えて玄関に出る
「あら、お出掛けー?」
リビングの向こうにあるキッチンから、のんびりとした母親の声が聞こえてきた
「うん、図書館行ってくるー」
「ちゃんとマスクしていきなさいねー、インフルエンザとか拾ってこないようにねー」
「はーい」
玄関から一歩外へ出ると、秋の冷たい風が頬を撫でていく
「寒……コートとマフラー新調しようかな」
寒空の下、お気に入りではあったが着古したコートをまじまじと見詰めて考え込む
「図書館行く前にちょっと見に行こうっと……LOLIQLOとかデザイン好きなんだけど、子供服以外も出してくれないかなー」
「議題はあたし達とかほったらかしで宴会に行ったあたしの糾弾でーす」
「勝手に議題出さないで!?」
「たっぷり呑んだとかいいもん色々見たとか羨ましいぞー」
「あたし達にもアルコールの摂取とセクハラ対象の提供を要求するー」
「首塚のチャラいおにーさんのメイド姿見たいー」
「歌手のおねーさんのスカートめくりたーい」
「Dさんが酔っ払ってるところに絡みたーい」
「思い出させるなー!? 色々やらかして後悔しきりだってのにー! あとDさんには絡んでないっ、呑ませちゃったけど!」
三面鏡の鏡台をばんばん叩きながらのた打ち回る少女
「今回の議題はっ! 診療所のバイトおにーさんが行方不明だとか、学校の男子や先生が急にお休みが増えたとか、そこいらへん!」
「後者は新型インフルエンザでいーじゃん」
「実際それで休んでる人多いしねー」
「てかもう学級閉鎖通り越して学校閉鎖間近だしー」
「かく言うあたしのクラスもお休みでね」
「いやいや、なんか組織の方も結構バタバタしてるみたい。都市伝説絡みの事件な感じ!」
「でもお呼びが掛からないって事は数いるだけじゃ何もできない相手って事よね」
「下手に出ていくとまた怪我してHさんやドクターに迷惑掛けるよー?」
「むしろそれが狙い? Hさんやバイトさんに助けられたい?」
「そういう方向に話を持っていかなーい!?」
「でもあたし達としては彼氏とか欲しいでーす」
「隣の席の彼とか結構脈ありだと思いまーす」
「陸上部にいる彼、練習中でも通り掛るとこっち見てるよねー」
「いつも買い物にいくスーパーの若店長、なんか凄く優しいよねー」
「買い物帰りによく公園で遊んであげてる小学生の子、お姉ちゃんをお嫁さんにするって割とマジ顔で言ってるよねー」
「何これ、意外とモテモテ?」
「しかも年齢層が幅広いです、隊長!」
「終了! その話題は終了!」
「それでは宴会の件の糾弾を再開しまーす」
「それも無し!」
ぱたむと三面鏡を閉じて、溜息を吐きながらぺたんと座り込む少女
「あーもう、ホントにあたしの契約した都市伝説って使いでが無いなー」
今回の騒動に関しては何が起きてるのかすらまだ知らない
黒服Hも積極的な干渉はしないつもりらしく、その事からあまり関わらないようにとだけは伝えられていた
「うーん、契約コストが軽い別の都市伝説とも契約する事も視野に入れた方がいいかなー。鏡系でなんか良いの無いかなっと」
とりあえず図書館にでも行って勉強がてら都市伝説について調べようかと、ぱたぱたと身支度を整えて玄関に出る
「あら、お出掛けー?」
リビングの向こうにあるキッチンから、のんびりとした母親の声が聞こえてきた
「うん、図書館行ってくるー」
「ちゃんとマスクしていきなさいねー、インフルエンザとか拾ってこないようにねー」
「はーい」
玄関から一歩外へ出ると、秋の冷たい風が頬を撫でていく
「寒……コートとマフラー新調しようかな」
寒空の下、お気に入りではあったが着古したコートをまじまじと見詰めて考え込む
「図書館行く前にちょっと見に行こうっと……LOLIQLOとかデザイン好きなんだけど、子供服以外も出してくれないかなー」