うっかりとバイト先の先輩が変異型マッドガッサーのガスを浴びて美少女フィギュアになったりもしているが
が、彼はそんな事は特に気にせず、バイトをしていた
どうやら都市伝説ならば、時間経過で毒が浄化されて元に戻るらしいし、どうやら美少女フィギュア化したお陰でお客さんが増えているらしいし、きっと問題ないのだろう
少なくとも、店長は気にしていないみたいだし
が、彼はそんな事は特に気にせず、バイトをしていた
どうやら都市伝説ならば、時間経過で毒が浄化されて元に戻るらしいし、どうやら美少女フィギュア化したお陰でお客さんが増えているらしいし、きっと問題ないのだろう
少なくとも、店長は気にしていないみたいだし
「いらっしゃいませ、ご注文は?」
そう言う訳なので、彼はいつも通り、仕事に励んでいた
男性相手は美少女フィギュア化した先輩が接客しているが、女性相手は彼が接客している
…どう言う組み合わせなのだろうか?20代と思わしき日本人女性と、まるで西洋人形らしきヴェールを纏った少女と言う組み合わせに少し首をかしげながらも、注文をとって
男性相手は美少女フィギュア化した先輩が接客しているが、女性相手は彼が接客している
…どう言う組み合わせなのだろうか?20代と思わしき日本人女性と、まるで西洋人形らしきヴェールを纏った少女と言う組み合わせに少し首をかしげながらも、注文をとって
「………え?」
その際、女性の口から出た言葉に
彼は、一瞬仕事を忘れて、きょとん、と彼女を見つめてしまった
彼は、一瞬仕事を忘れて、きょとん、と彼女を見つめてしまった
「店長」
「ん、どうした?」
「ん、どうした?」
ひょこり
厨房を覗き込み、彼は店長に声をかける
厨房を覗き込み、彼は店長に声をかける
「店長の気まぐれ定食をお持ち帰りしたいって言う奇特なお客さんがいるんだけど。気まぐれ定食って、お持ち帰り可能だったっけ?」
……静かに
静かに、厨房が沈黙に包み込まれた
静かに、厨房が沈黙に包み込まれた
「…え…お持ち帰り……?………気まぐれ定食を?」
「うん」
「うん」
副店長の、信じられない、とでも言いたそうな疑問の言葉に、彼は頷く
彼とて、信じがたい事実である
が、この耳で聞いたのだから、間違いようがない
彼とて、信じがたい事実である
が、この耳で聞いたのだから、間違いようがない
「…えぇと、もしかして、初めてのお客様…?」
「ううん、何度か来た事があるお客さんだと思うけど」
「ううん、何度か来た事があるお客さんだと思うけど」
西洋人と思わしき少女の方に見覚えはないが、女性の方は辛うじて見覚えがあるようなないような…
だから、この店の「店長の気まぐれ定食」がどんなメニューであるか、わかっているはずである
…だと言うのに、持ち帰りを希望している
だからこそ、彼は驚いたのだ
だから、この店の「店長の気まぐれ定食」がどんなメニューであるか、わかっているはずである
…だと言うのに、持ち帰りを希望している
だからこそ、彼は驚いたのだ
「店長?どうします?」
美少女フィギュア化した二ノ宮金次郎像が、店長にそう尋ねる
すると
すると
「う~ん、今日の気まぐれ定食はいかずち重だから……味噌汁持ち帰らせる訳にもいかないからな。いかずち重だけなら、持ち帰り可能って応えておいてくれ」
「は~い………今日の気まぐれ定食、それだったんだ」
「は~い………今日の気まぐれ定食、それだったんだ」
…確かそれは、以前、通りすがりの人に試食させたら相手が気絶した代物だったような…
……まぁ、いいや
自分が食べる訳じゃないんだし
そう考えて、彼は客に持ち帰り可能である事を告げるべく、客席に戻っていったのだった
……まぁ、いいや
自分が食べる訳じゃないんだし
そう考えて、彼は客に持ち帰り可能である事を告げるべく、客席に戻っていったのだった
「いやぁ、良かったわ。持ち帰り可能で」
「肉ー」
「肉ー」
もぐもぐもぐ
美味しそうにハンバーグを食べているマリ・ヴェリテを前に、女性はほっと息を吐いていた
…に、しても、魔女の一撃の契約者も、何を考えているのだろう?
この店の…よりによって、「店長の気まぐれ定食」が必要だとは
戦いに使うかもしれない、とは言っていたけれど…
美味しそうにハンバーグを食べているマリ・ヴェリテを前に、女性はほっと息を吐いていた
…に、しても、魔女の一撃の契約者も、何を考えているのだろう?
この店の…よりによって、「店長の気まぐれ定食」が必要だとは
戦いに使うかもしれない、とは言っていたけれど…
「彼の使ってる格闘技って、どう言うものなのかしらね…ほんっと、わからないわ、彼。マっちゃんとかの方が、まだ理解しやすいわ」
「お代わりー」
「…って、マリ、どれだけ食べる気よ」
「お代わりー」
「…って、マリ、どれだけ食べる気よ」
これは、追加注文が必要か
キラキラ、期待の眼差しを向けている幼女姿のマリ・ヴェリテを前に、スパニッシュフライの契約者は、小さく苦笑して、店員を呼ぶのだった
キラキラ、期待の眼差しを向けている幼女姿のマリ・ヴェリテを前に、スパニッシュフライの契約者は、小さく苦笑して、店員を呼ぶのだった
続くかどうかは全て未定